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【楽天ブックスならいつでも送料無料】ゴーストワールド [ ソーラ・バーチ ]価格:1,749円(税込、送料込)我が心の一本、ゴーストワールドをDVDで再鑑賞。初めて見たのはもう12年も前のことになるのか・・・。今まで、別の映画の感想と合わせてゴーストワールドネタを披露したことはありますが(こちら)、久々に鑑賞したので、あらためて感想をアップしたいと思います。 まず、イーニドが観ているテレビから流れる音楽にノックダウン。なんだこれ?!(最初に観た時、この音楽のことは綺麗さっぱり忘れていたようなんですが・・・) ダンスホールのような場所で、仮面を付けた男女がケイレンしたような振り付けで踊り狂っています。そして♪ジャンペーチャンフー♪というオッサンのボーカル・・・これ何語?!タイ語?マレー語?(調べた所インドの音楽なのでヒンドゥー語か?)この得体の知れなさが、なーんかオ・シャ・レ!!ってことで、一気にゴーストワールドの世界へ引き込まれます。 アメリカの小さな街に住む高校卒業したての女の子、イーニド(ソーラ・バーチ)とレベッカ(スカーレット・ヨハンソン。この頃はまさかその後にハリウッドのセックスシンボルになるとは思ってなかったな)の青春を綴ったお話。「青春」って一言で言うけど・・・キラキラしたり、ちょっぴり挫折したり、初めて異性と付き合ったり、会いたくて震えたり、フラレて泣いたり、とかそんなコマーシャルフィルムみたいな青春なんて、みんなみんなフィクションなんだ!真の青春とは・・・「ダメに生きる」(日本公開時のキャッチコピー)コレに尽きるのである。スポーツマンやチアリーダーでもないが、ナードというわけでもない、少し尖ったアウトサイダー的なキャラクターの女子二人組。それがイーニドとレベッカ。イーニドの方が古着やパンクっぽい格好をしていて下北テイストだけど。髪をグリーンに染めたりして自己表現を計るイーニドに比べて、特徴的な格好をしていないレベッカの方が、実はずっと冷めてるのかもしれないな~。割とすぐにスタバ的なところで働き始めたし。この白けたムードをまた当時15歳のスカヨハがリアルに表現しているのだ。 この映画が好きな人は、ほとんどイーニドに若き自分を見ていると思うのですが、私もその一人です・・・。世の中(メインストリームにある人やモノ)に対して「あーあ、ほんとバッカみたい!」と上から目線で思っていたり、「私は人とは違う、ちょっと特別な人だし~」などと透かしっ屁のような自意識をそこはかとなく漂わせていたり。ネットスラングで中二病ってのがありますが、それと似たようなものを感じます(サブカル系の発症部分参照)。まあね、思春期によくあることだよね・・・と思うも、私が中二病を発症していたのは19~22歳の大学生のとき!!!年取ってからの発症の方が重い症状を持つ、みたいなね・・・大きくなってからの水疱瘡は大変だって言うけど、中二病もそれと同じでした(笑)ちょうど中二病発症中に観たので、「あれ?私ってイーニドじゃん・・・?」って思ってしまったのですよ。特にイーニドが、ブシェミに「私の夢はね・・・誰にも何も言わずに、どこか遠くに突然行ってしまうこと。 ざまあみろじゃない?」って言う所は、当時の自分と同じことを考えている人がいるんだ!!!って衝撃的でした。その後、「ブスは街を出なさい、ブスは街を出るのよっ!」っていうおすぎさんの解説を聞いて少し凹みましたが・・・。でもソーラ・バーチは少しぷっくりしてるけど、透明感があって可愛いですよね。イーニドのファッションも昔を思い出す。下北の古着屋で見つけたアメリカ~ンなプリントのTシャツに、昭和40年代風、化繊オバチャンワンピース、ビビッドなオレンジ色の合皮のバッグ・・・ファッションもそういう古着が好きでしたね。お金がないってのもあったけど、高くてオシャレな服よりも、自分のセンスで時間をかけて選んだヴィンテージが、カコイイ!みたいな(爆)。ソーラ・バーチだからポップなビジュアルになってるけど、当時の私がそんな格好して中二病だから、そりゃーモテないわなーーーって今だからこそ痛感するのだった。ということで、映画の感想なんだかイタい過去告白なんだか不明ですが、この映画が大好きな私なのでした。残りは箇条書きで・・・。・ ブシェミが、パブリックイメージそのままの男を熱演。見た目キモイ、レコード収集が趣味のオタク、新聞の出会い欄に広告だしちゃうという、「うわ~・・・」って言うね。しかし、イーニドを通して彼を見てみると、だんだんと良く見えて来るから不思議なのだ。ブシェミ自身が本当はカッコイイ人なんでしょうね~。お母さんと一緒にセラピー受けに行ってたってシーンがあったけど、実は壊れていた人だったってことなのかな?よくわからなかったけど。・ブラッド・レンフロかわいい・・・。役は普通の高校生だったけど。まさかあんなに早く逝ってしまうとは・・・。実は私、生でブラッド・レンフロ見たことあるのです。アルタ前で待ち合わせをしていたら「笑っていいとも」に映画の宣伝で出演してレンフロちゃんが、黒服のボディーガードに囲まれて出て来た所を目撃。帝国ホテルの黒塗りの車に乗って消えて行きました。なんか「少年だけど、ハリウッドスターなんだなあ・・・」って感じでした。・コンビニにやってくるヌンチャク男とギリシャ系店長のケンカのシーンが面白い。けどクドイ。けど面白いって言う・・・。「おれっち残業なのよ」みたいな喋り方してる字幕も受けたし、「ここはクラブメッドじゃねーぞ!」という店長も受けた。 ・なぜか、いつも道に落ちているジーンズが気になった。・街を出て行く決心をしたイーニドの後ろに映っている、キャップを被ったおじさんがイイ。テイクアウトのハンバーガーを食べているのだ。・キャピっとした(?)高校の友人のウザったさがイイ。「ファンキー!」を受けて「黒人かっての」というイーニドの突っ込みが冴える。・元ヒッピーみたいな美術教師の服が、結構好みかもしれない・・・。私がオバサンになったらあんなテイストの服を着るのかも、と思ったのだった。イーニド→美術教師のオバサンって感じ、あり得る!!
2012.04.30
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大好きだったBS朝日のアジアを回る紀行番組「アジア神秘紀行」が終了してしまった・・・(現在は再放送中)。自然や遺跡だけじゃなく、さりげに高級ホテルやお買い物スポットも紹介されていて、雑誌のクレアトラベラーがテレビ番組になったような雰囲気の番組でした。番組を観ている間の1時間は、まるで自分が実際にその地をぶらぶらしているような感覚を味わっていました。ナレーターの貫地谷しほりさんの声も、番組の雰囲気にぴったりあっていて、とても心地良かったのです。そして何よりバックミュージックが素晴らしかった・・・。番組のオープニングでアンコールワットの朝日が登るカットがあるのですが、そのカットとテーマ曲が心に焼き付いてしまい、実際にアンコールワットを見に行った時は「♪タラ、タララ~ン♪」とテーマ曲(Start on a Beautiful Journey)を口ずさんでいたほどです。その他にも、神秘的なスポット紹介のときに流れる何とも言えずアンビエントな雰囲気の曲(Wondering Life)や、活気あるストリート紹介のときのお散歩っぽい曲(Lotus Street)、高級リゾートホテル紹介のときの優雅で落ち着いた曲(Afternoon Mood)もぜーんぶ入ってます。ああ~幸せ☆(視聴はこちらから可能です)作曲は浅川真洋さんと言う方で、ベテランコンポーザーのおじさまなのかな~と思って調べたら、私よりもお若い方(しかもイケメン)で驚きました。セルフライナーノーツで、「アジアっぽい音楽を目指すのではなく、アジアを旅している途中の様々なシーンで、こんな音楽が聴こえて来たら素敵なんじゃないか」という発想が基になっていると書いてありました。「21世紀のアジアを旅する、すべての人のためのサウンドトラック」というコンセプトなんだそう。なるほど・・・。そう、確かにどっぷり「アジア~」って感じはなくって、なんか軽くて爽やかな感じなんですよね。伝統と言うよりは、希望に溢れた未来のアジアってイメージでしょうか。とにかく、これらの素晴らしい楽曲を手元におけて好きなときに聴けるというのが嬉しいです。旅の妄想イメトレ期(雑誌やガイドブックを見てニヤニヤ)、旅の計画期(行きたいスポットの絞り込み、持って行く服のコーディネーション)、旅の実行中(観光地や遺跡の前に立った時、移動中やホテルで)、旅の思い出噛み締め期(旅ブログ執筆、写真の整理)、すべてのフェーズで楽しめることでしょう。
2012.04.28
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※導入部のネタバレあり。 ロマン・ポランスキー監督の、英国文芸大作。これも「つぐない」と同じ味わいで、怖い・・・。何故かって言うと、「ほんのちょっとしたこと」で人生がガラっと狂ってしまう話だからだ。もし、牧師さんがテスのお父さんに「調べてみたら、あなたの家系は名門だったんですよ」と言わなければ・・・。もし、テスの告白の手紙がカーペットの下に入り込んでしまわなければ・・・。あああ!!!!と思わず頭を抱えて悶えてしまいます。英国文芸大作ってこういう「うっかり」とか「ちょっとした」ことで大変なことになっちゃうパターン多いような。ここであらすじをちょっと書くと、貧乏な家出身の美少女テス(ナスターシャ・キンスキー)が、両親に言われて「遠縁」であるお金持ちの家に奉公に行くことに。テスは可愛いので、そこの坊ちゃん(といってもオッサンに片足突っ込んでる感じ)に求愛されついに愛人になってしまう。貧乏な家出身(テスの小さな弟や妹がうじゃうじゃいる!)なんだから、これは願ってもないフックアップ!早く坊ちゃんの子種を孕んじまった方が良いのでは?と意地汚く考えてしまうんですが・・・。テスは本当に坊ちゃんが嫌いだったのですね。数週間で我慢出来なくなって実家に帰るテス。孕んじまった方が、と言ったけど本当に孕んでいたテスは子供を産みますが、赤ちゃんはすぐに死んでしまいます。また意地汚い私は、なんで金持ち一家にたからないんだよー?って思ったけど・・・。その後、紆余曲折あり奉公に出た牧場でエンジェルという男の子と出会い、運命の恋に落ちるが、テスは忌まわしい過去を彼に告げるか悩むのであった・・・。想像するに、19世紀後半のイギリスの田舎だから、婚前交渉とかエロネタとか結構厳しいものがあったのだろうな。現在の基準で考えてみてもテスの「過去」ってそれなりの「過去」でもあるし・・・可哀相なテス!しかし、テスは美し過ぎたのだ。だって、ダンスや野良仕事をしているもさっとした農婦たちの中で、一人だけ異様に美人。こういう運命を連れて来たのは彼女の美貌なのかもしれない・・・とも思う。若きナスターシャ・キンスキーは、角度によってはチェコ人スーパーモデルのハナ・ソークポヴァにも似ているなあ(ちなみにナスターシャはポーランド系)。エンジェル役のピーター・ファースがそんなにイケメンでもなく、普通のいい人風なのがまたいいね。道に巨大な水たまりがあって、教会へ行くためにおしゃれしたテスと牧場の同僚女子(デブ一人、ブサイク二人)が「渡れないわ~」ってなってるところに、野良着のエンジェルがやって来るんですよ。一人ずつお姫様だっこで向こう岸まで運んでやるんです。テスの番になり、遠慮するテスに「君を運びたいから三人も運んだんだ」と言うエンジェル。もーやーだー!!!萌え、萌え~!!!と床をゴロゴロ転がる私なのであった(笑)。これで一気に燃え上がる若い二人の恋。手に手を取り合って緑の牧場を走ったり、リンゴを木から取って食べたり、いいよなあ。都会のデートでは全く味わうことのできない、この爽やかさ!!!とまあ、想像通りこれが幸せの頂点で、あとは過酷過ぎる運命が待っていたのだった・・・。エンジェルの気持ちもわからないでもない。しかし、しかし・・・。と人生の不条理を噛み締めるのだった。あと、最初に「シャロン・テートへ」とポランスキー監督の亡き妻(69年にカルト集団に惨殺された)への献呈があるのが切なかったです。余談:「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピント主演で、インドに舞台を置き換えたインド版テス「トリシュナ」があるそうなんですが、そちらも観てみたいです。
2012.04.28
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Part1の感想はこちらPart1, Part2ともに、やっつけたー!(史江とマツコのやっつけ晩ご飯風に)観る前は2部作かよ、めんどくせー(舌打ち)と思っていたけど、全然面白かったジャック・メスリーヌ。フランスでは大ヒットしたというのも納得です。Part2も強盗のお仕事、脱獄、情婦との出会い、炸裂するバイオレンス・・・と見所いっぱい。でも面白さで言えばPart1のが面白かったかなあ~。すでにラストのオチが分かっていて、ラストに近づくに従い「どうなるの?!」ってならないからなのかもしれないけど。いつの間にか、カナダからフランスに帰って来ていたメスリーヌ。たまに捕まったりして手錠かけられたり、刑務所(刑務官ともフレンドリーな感じで挨拶してたし、タバコも吸ってたし結構居心地は良さそうだった)入ってたりしても、今までの実績から「きっとコイツはやるよ・・・脱獄!」とニヤニヤしてしまう。そしてその通り、まんまと脱獄しちゃうんだから痛快。ここでも有言実行な漢、メスリーヌ。娑婆にいるときは医者に変装して、病気のお父さんの病室に入ったり、刑事に変装して警察署の警備の様子を聞きに行ったりもしている。大胆不敵、というのはまるでメスリーヌの為にあるような言葉で、リアルにルパン。社会の敵No.1 (英語だとパブリックエネミーナンバーワンってことで、なんかラッパーの名前みたいだ)って言われてるけど、ターゲットは銀行だしで、結構アンチヒーローとしてのファンもいたのではないかと・・・。実際、二人組のチャンネエ達はメスリーヌだって知った後もまんざらではないようだったし。悪い奴ほどよくモテるの法則か?!今回一番印象的だったキャラクターが、マチュー・アマルリック演じる脱獄王のフランソワ・ベス。不気味な小男で、しょぼくれた印象なんだけど目力がすごい。普通っぽいんだけど、ヴァンサン・カッセル以上にクセモノ周波数を発しているお方だった。この役柄は別として、私にとって特にイケメンでもない市井のフランス男ってマチュー・アマルリックなイメージ。しかし、クッキーの箱の中を調べないのはどう考えても怠慢だろう!フランスの刑務所自体がユルユルなのではないか説に一票である(笑)。そして最後の恋人となったシルヴィア役には、フランスのエロ可愛い女優リュディヴィーヌ・サニエ嬢。生意気そうな表情がたまらん。しかしまだ若いよね~。西洋人にしては珍しく若く見えるタイプで、まだ10代にさえ見えるのだった。彼女は映画の中ではすごく小さく見えたので、身長を調べてみたら160くらいしかないんですね。マメ知識ですが、サニエ嬢はヴァンサン・カッセルの紹介で「変人村」の監督と付き合うようになったんだそうです。メスリーヌの長女役の子なんだけど、Part1からちょっと不思議に思ってたことが。赤ちゃん時代は金髪碧眼なんだけど、赤ちゃん時代その2で黒髪黒目になって、幼児時代はずっと黒髪黒目で、大きくなったら金髪碧眼になっていたような・・・。しかし娘がグレないで、面会に来たり父ちゃんの裁判見に来たりしてるのは、なんかほのぼのしました。しかしキレたら手の付けられない役が多いけど、ヴァンサン・カッセルってカッコいいよな~。狂犬なんだけどエレガントさもあって、総合的にセクシーな男というね・・・嫁が町で一番の美女、いや世界レベルのセクスィー美女モニカ・ベルッチなのも納得ですよ。今更だけど本当にお似合い! ヴァンサン出演のYSL香水コマーシャル↑鼻が特徴あるよね~。
2012.04.26
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去年の秋からハードディスクにたまっていたフランスのサスペンス映画・・・しかも前後編の二本立て!撮ったはいいけど、どうすんのこれ・・・。と見て見ないふりをしていましたが、いつかは消費しなくちゃいけない。冷蔵庫にある賞味期限切れ真近の卵のように・・・。ゆで卵にするか、目玉焼きにするか、スクランブルエッグにするか・・・卵掛けご飯は、賞味期限ギリなのでちょっと勇気がいるといった感じ。微妙な食べ物例えはともかく、フランスを震撼&熱狂させた伝説の泥棒ギャング、ジャック・メスリーヌの伝記(?)映画です。主演はヴァンサン・カッセル。他にもジェラール・ドパルデュー、マチュー・アマルリック、セシル・ド・フランス、そしてリュディヴィーヌ・サニエ嬢という結構豪華な役者陣なので、録画したのだな、きっと・・・。2部作の前編にあたるこの映画はメスリーヌが除隊後、悪の道に入って刑務所に入ったり出たりするというあらすじになってます。結論から言うと、結構面白かった!いや「結構」はいらないかも。面白かったです!Part1観た後、間髪おかずにPart2観ようかと思ったけど時間がないのであきらめました(後日感想アップ予定)。それくらい面白かったのですね~。クセモノを演じさせたらフランス一、最近ではハリウッドでも大活躍中のヴァンサン・カッセルのルックスがまたキャラに合う。美男ではないが独特の風貌、い わゆる役者顔って言うのでしょうか。ヴァンサン・カッセルのキレたら何するかわからない感が、怖いですね~。ヴァンサンのキャスティングで映画の8割は成 功したようなものかもしれません。 メスリーヌがどうして悪の道に入っちゃったのか?というところと、彼が優しそうな自分の父親のことが許せないってのも、説明不足な気がしたが、そもそもメインで観るフランス人はこの辺の事情を知っている人が多いだろうから、あえての省略なのかな?あと、実家住まいのヴァンサン・カッセルって結構面白い。40代なのに・・・と思ったけど、きっとメスリーヌ自身の年齢はヤングな設定だったのだろう。金持ちの家に押し入ったり、銀行の小さな支店を襲ったりと、相棒と場数を踏んで行くメスリーヌ。途中、家庭を持ってカタギになったりもするが運命のイタズラか、そもそもカタギになるには才能がありすぎたのか、カタギの仕事をあっさり辞めてまた悪の道へ。悪いお仕事のシーンよりも、妻の出産に今か今かと廊下をうろうろしたり、刑務所で小さな娘と対面して「パパ」と言われ涙したりと、わりと「メスリーヌって悪い奴だけど、こんなヒューマンなところもあるんです」な演出に重きを置かれている。裏社会の大御所、ジェラール・ドバルデューも怖いだけのおじいさんじゃない感じに描かれていたような気が。リアルなヤクザってこんな感じ?と微笑ましささえ感じます。結局カタギを首になって、妻を振り払いまた悪いお仕事に行くシーンでも、ドパルデューと相棒は気まずいシーン中で、「俺・・・関係ないもんね・・・」と空気のように振る舞っていたのも人間臭くて面白かった。でも、こりゃあ奥さん出て行くだろうなあ・・・。しかし三人の幼い子供をギャングの夫の元に置いて出て行くのにビックリなのだった。その後、やり手の娼婦ジャンヌ(セシル・ド・フランス)と出会いコンビで銀行強盗に明け暮れるメスリーヌ。セシル・ド・フランスは、いかにもビッチって感じじゃなくなんか清潔感があるな。富豪誘拐でドジを踏んだ二人はアメリカで拘束→カナダの刑務所行きに。そしてPart1の白眉はカナダの刑務所脱獄につきます。厳しいってことで有名な刑務所らしいけど・・・月曜日は警備が手薄!なぜかというと、刑務官が週末飲み過ぎてるからと言う・・・全然厳しくないじゃん!!と思わずガクッとしてしまいますが。脱獄方法もものすごくアナログ!しかし、原始的な方法論ゆえに「お、おおお・・・」と思わず見入ってしまうものがあります。そんでまたカッチョいいのが、ムショ内の仲間に「脱獄したら助けに行く」と言っておいて本当に助けに来ちゃうところ。有言実行な漢、メスリーヌとその相棒なのだった。もし自分が男でムショに入ってたら、「メスリーヌ抱いて!!」って言っちゃうかもってくらいカッコイイ。悪い奴だけど妙に義理堅いメスリーヌなのだった。Part2の感想に続く。
2012.04.24
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今更ヒット作を観るシリーズ第三弾にして最終回は、「タイタニック」ですよ!!!3Dになったから鑑賞して来ました。てか3Dってチケット代2,000円なのね!高!!!しかもなんとまさかのタイタニック初鑑賞。周りの友達は「エーッ!!あんなに映画観てるのに『タイタニック』観てないの?!」と驚愕。ええ、ええ、あたしはタイタニックバージン。公開したのが学生時代で、あまりにもみんなが観に行ってて(しかもデートムービーだし)、マスコミも「タイタニック、タイタニック!!」ってうるさかったから、「何かうぜーな」と思っていたのですよ。同調圧力に屈しない俺、カコイイってひねくれてて、観に行かなかったんですよね・・・若かったよなあ・・・。 しかし・・・みんなそんなに面白い面白いって言うなら、1000円の日に観に行ってやってもいいけど(上から目線)という気になり。でも気が付いたら田舎の映画館でしか上映されないくらい日が経っていて結局観れなかったという・・・。その後DVDや地上波でもチェックすることなく、タイタニック処女をこじらせてしまったまま今に至るんですよ。このことを友人Iに話したところ「タイタニックも観ないで映画の感想ブログに載せてんじゃねーよ」と一蹴(「トゥルーロマンス」のときも言われた)。「メジャーを知らずしてマイナーを語るな!」という金言をもらったのでした。その通り、その通りだよ友人I!ということで金曜日の夜、友人の浦鉄さんと観に行ってきました@新宿ピカデリー。「金曜の夜に女二人でタイタニックって何の罰ゲーム?」(by浦鉄)という感じですが、女子二人連れも結構いましたよ(学生さんとかだったけどね)。しかも3時間近くあるので上映前はなるべく水分を控え、用心を重ねて2回トイレに行っておきました。メガネの上から3Dメガネを装着していざ鑑賞。観賞後のストレートな感想は・・・「お、おもしろい・・・」ちょ、遅せーよ!!!という日本中のつっこみが聞こえてきそうだけども・・・非常に面白かったです、はい。2,000円の価値はありました。キャメロン監督、ケイト、レオ、今まで本当に・・・本当にすみませんでした(90度おじぎ)。今更、今更なんだけど感想を書かせて頂きます。(ヒット作の例によって箇条書きです)・前半がロミオとジュリエットばりの周りから反対される&身分違いのラブストーリー、後半が驚愕パニック映画なので、一粒で二度美味しい!!万人にわかるようなベタ&オーソドックスなストーリーなのに引き込まれて上映時間の長さも苦にならないのだった。娯楽映画として、完璧!だったんですね・・・。・レオ若!そして美少年!確かに当時キャーキャー言われただけのことはある(私はタイプじゃないけど)。夫の地元チェコでもクラスメートの女子がレオにキャーキャー言っていたらしいので、レオフィーバーは世界的な現象だったのだなあ・・・。でもちょっと現代っ子っぽく見え過ぎないか?貧乏なアーチストならばロンゲ希望。でも似合わないかな?・ケイト17歳って設定だが、もう既に体型が熟女。腰回りとかドスコイ!って感じだし。ケイトは若い頃よりも、三十路半ばを越えたくらいからいい感じになってきた気がする。ランコムの広告とか本当に綺麗だ。まあタイタニックのときも綺麗っちゃ綺麗なんだけど。・タイタニック出航のときは、これから待ち受ける運命など知らずにテンションが上がる。「アイム キング オブ ザワールド!フォー!」と舳先で叫ぶレオの気持ちに同化。私の中で船旅ア↑コガレが芽生えた瞬間。・現代のシーンで、タイタニックの中の金庫にあった紙類を分析するのだが、他の書類が下水から取り出したトイレットペーパーみたいになってるのに、どうしてレオが書いたスケッチだけそのままちゃんと残っていたのだろうか?木炭みたいな道具で書いていたのに・・・。・ケイトの婚約者は、金持ちだけどモラハラ&DVでどうしようもねーな・・・。しかも顔も直球で「金持ちクソ野郎」だし、ベタキャスティングもここに極まれり!という感じ(褒めてる)。パッと見で「コイツやな奴」と全観客に認識される顔なんだな~。・キャシー・ベイツが成金だけど心の優しいオバチャン役で出演。彼女が脇にいるだけでなんか画面に安定感が出るような気がする。体型のせいかもしれないけども・・・。ケイト、レオ、キャシーが再共演の「レボリューショナリーロード」って、つくづく意地悪なキャスティングだったんだなあという感じがする。最高! ・3等船室のパーティーにて踊る二人。そういえばアイルランドのリバーダンスって流行らなかったっけ?結構日本に公演に来ていた気が。タイタニックの宣伝効果恐るべし。・碧洋のハートって、ブルーのダイヤモンドだったのね。昔、台湾に行った時ガイドさんが「台湾のアクアマリン人気あります、タイタニックにも出てた宝石です!」って流れで土産用宝石店に連れて行かれたのを思い出した。アクアマリンって海洋安全の石でもあるのに、タイタニック沈んじゃったじゃんって思ってたよ・・・。アクアマリンでもサファイアでもなかったんだね。・ヌードデッサンのシーンでちゃんと絵を書き上げたレオ、若いのに、ものすごい忍耐力だなあ・・・と感心(笑)。 ・ケイトがお付きのものを無視してレオと逃げ出すシーンは、観ていてワクワクした。彼女がイキイキとしてくるのが伝わって来て良い。中指立てるのはちょいやりすぎ感があったが(笑)・貨物室の中でカーセックスするケイトとレオ。ガラスが曇っているのがいいねえ・・・。手の跡がついてるのもいいねえ・・・青春だねえ・・・。・ 処女航海中のタイタニックの中で処女を失ったとたんに氷山激突→一気にパニックムービーにスイッチ。このテンポのよさに痺れるねえ・・・。パニック描写中は「アワワワ・・・たたた大変じゃあ~!」とお口を手でふさぎつつの鑑賞でしたよ、いやさすがキャメロン監督・・・今更だけど!・現代のシーンで、マイケル・ムーア似の人がCGで説明していましたね。タイタニックが氷壁にかすり→頭の方から浸水して→海につきささったようになり→船尾が重みに耐えられなくなり→真ん中からちぎれる→船尾はしばらく浮いていたが沈没・・・というシュミレーションを入れていたから、この先どうなるかわかるという演出、的確で明解です!さすがキャメロン監督・・・今更だけど!・ いやパニック映画を久しぶりに観たから、もう「うわうわうわ・・・」と引きつけられっぱなし。しかし3D効果は、平行のシーンよりも上下のシーンの方が迫力があったなあ。水が廊下に溢れるシーンよりも、ケイトが自殺未遂するシーンで手に汗握りました。本当に高い船の上から海を見下ろしてるみたいだった!・ 「ワシは紳士なので正装をして最期の時を待つ」というおじいさん、本当に紳士だの~。こんなエスニックジョークを思い出しました。楽団の皆様も、最後まで本当にお疲れさまでした、とねぎらってあげたいですね。・ ベッドの上で抱き合いながら死を待つことにした老夫婦。やっぱりこういう非常時とか、死ぬかもしれないとき、死ぬ時ってのはパートナーがいるといいなあと思いましたねぇ・・・。もし夫がジャックだったら、私を助けてくれるだろうか?とか考えてしまいます(笑)。・ 思ったよりも意外と早かった船尾の沈没。マイケル・ムーア似の人は「しばらくコルク状態でプカプカ」って言ってたから、時間あるのかと思ってた。しかし・・・氷山のある大西洋、マジで寒そう!昔の救命胴衣も今のパンパンなダウンみたいなタイプと違って、体育のマットレスに見えるし、水吸って逆に重くなりそう。ああ、こんなんじゃ助からないよ・・・といたたまれない気分に。・ローズを板の上に載せたジャック。てか水に浸かってたら確実に死ぬんだから、あんたも早く浮くもの見つけて上に乗っかりな!!って思うし。ああ、こうして死んで行くのか・・・とヤキモキしながら観ていたら、隣の女性が号泣。いいシーンなのに泣けない自分が悔しい!・生存者を探すために戻ったボートは一艘のみだったという・・・もし、自分がボートに乗れていたら、一体どうしただろうか。きっと下を向いて何も言わないようにするような気がする・・・。なんか落ち込む・・・。ミザリーのオバチャン偉い・・・。・ 戻ったボートに乗っていた船員の顔に見覚えが。ファンタスティックフォーの全身ゴム男じゃないか?この人の善意を持った顔の感じがなんか安心する。・ローズ、頑張れ!!!ローズ、生きろ!!!と拳に力が入る。彼女が死んだ男の口からホイッスルを取って吹くシーンがいい。残されたものは生きるしかない・・・。ジャックのためにも・・・(涙)。・そして後日譚。金持ちクソ野郎は見知らぬ子供をダシにして生き残ったけど、大恐慌で破産→自殺。「これは庶民にとってカタルシスだな」と浦鉄さん(笑)。・上映終了23時55分。セリーヌ・ディオンの歌と余韻に浸る間もなく劇場を後にして終電をつかまえるべく駅へダッシュ。酔客の間を抜けて駅へ急ぐ私は・・・濡れ衣でつかまったジャックを探しに行くローズのようだったとも言えるであろう(笑)。そして、金持ちクソ野郎ばりに電車の席を確保しようとするのだった。いやしかし面白かった。下手にDVDや地上波でチェックせずによかったかも・・・。3Dでタイタニックバージンをロストできて満足です。
2012.04.20
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2000年の映画だから、もう12年前になるんだ・・・びっくり。当時観たけど、「イタリア人てケンカのときもオペラみたいになるんだなあ・・・」「イタリア人て家族や先生にも性に関することに対してオープンなんだなあ・・・」って言うイタリア人あるある、みたいなことが強く印象に残っています。もちろんマレーナを演じたモニカ・ベルッチの豊満なバディの上に載った何かをあきらめてしまったような表情も印象的でしたよ。「町で一番の美女」が運命に翻弄される話であり、それと平行して少年の甘酸っぱい成長譚が戦時中のシチリアを舞台にノスタルジックに描かれています。そして話がとってもとっても分かりやすい。もうベタの宝庫。もし日本語字幕がなかったとしても、十分理解が可能だと思います。マレーナは町で一番の美女。町中の男達(童貞から、町の歯医者、醜男の弁護士、兵隊さん、カフェの給仕、おじいさん)そう、老いも若きもまさに全方位の男たちの股間を熱くさせるセクシー美女、それがマレーナ。彼女が移動をすると、それに合わせて男達の目線も移動するという。それに対して女達(オバチャンやブサイクな女)は「フンなにさ、あのアバズレ!」と嫉妬する、分かりやすさ100点満点の町で一番の美女演出!!(モニカ・ベルッチなんすから、町ってかイタリア、いや世界レベルの美女なんだけども)レナート少年も一発でマレーナにまいってしまい、半ズボンの股間を膨らませてしまうのだった。彼女の家の前に張り込んだり、窓から部屋の中を覗いたり、勢い余って下着泥棒しちゃったりと、あーあーあー・・・少年よ・・・(苦笑)って感じ。案の定、マレーナのパンツ(黒いシルクだ)をお父さんに見つかっちゃって、メチャクチャにしばかれるんだけども(笑)マレーナは既婚で、亭主は出兵中。しかし、彼が戦死したという知らせが。喪服に身を包み、むせび泣くマレーナ。ドルチェアンドガッバーナの香水シシリーのCMはマレーナにインスパイアされたのかな?イタリア版未亡人萌え~って感じなんでしょうね、きっと。若くて美しくて豊満な肉体の未亡人ってことで、町は大騒ぎになるのがまたベタで笑える。でも少年が切ないんだ~。夫とお父さんを亡くしたマレーナは、お金がなくなっちゃって、生きて行く為に娼婦になるのですが、まだ少年はガキだから彼女のことを守れなくって遠くから見ていることしか出来ない。彼女のことを悪く言う大人たちに、ささやかな仕返しをすることくらいしか出来ない。ああ、少年よ~と不憫に。ひたすら少年目線で描かれているから、マレーナが本当はどんな女性で、どんなことを考えているのかとか、娼婦になるあたりの心の葛藤みたいなものは、ほとんど描かれていません。ひたすら何かをあきらめ切ったような表情で通りを歩くマレーナのアップや、カフェでたくさん差し出されたライターからタバコに火をつけて煙を吐き出すときの虚無的な表情で語らせるという演出。あくまでもマレーナは少年目線でしか語られない、それが良いのだと思います。戦争が終わって、女達(もれなくオバハン)によりリンチされるマレーナ。モニカ・ベルッチはこういう汚れシーンもいとわずに演じるからスゴイ。周りの男達誰も助けないのかよー!とビックリしました。その場の雰囲気でみんな固まって見てるみたいな。このシーンはちょっと怖かったです。マレーナが町を出て、レナート少年は少年時代にピリオドを打ったのだった・・・って終わりかな?と思ったら後日譚もあった!(忘れてた)それでも、生きて行くと決心した彼女の強さを感じるシーンでした。そして私、シチリア行ってみたい・・・(シーフード天国だと思うの)。
2012.04.19
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人種の違うパートナーがいると、「二人の子供が生まれたら可愛いだろうね~」と言われることがたまにあります(夫のジェロームに似たら、という前提での発言と見受けられる)。そりゃあ可愛いに越したことはない・・・けれども、私に似たらどうしよう・・・とブルーになることしきり。そういえば、昔ゲームセンターでカップルの写真を合成して「未来の二人の子供」を作る機械があったなあ。あれネット上にもあるんじゃないか?と思って探したところ「MakeMeBabies-What will your baby look like?」というサイトを発見。さっそく夫ジェローム(チェコ人、おばあちゃんはドイツ人。ドイツのクォーターでもある)と私(日本人)の赤ちゃんを作ってみました。我ながら暇だな・・・。 パターンA:夫×私 男の子(スキントーンはAuto-Detect )可愛いけど、普通に外人じゃん! パターンB:夫×私 女の子(スキントーンはAuto-Detect ) この子も可愛いが、普通に外人! パターンC:私×夫 男の子(スキントーンはAsian)いっきにアジアっぽくなった。しかしパーツは全て私ゆずりになってんな~ パターンD:私×夫 女の子(スキントーンはAsian) この子も同じパーツ使用だな~。ベトナム人ぽい。 パターンE:私の別の写真×夫(スキントーンはAuto-Detect)目が細いのが気になるが、なかなかシュッとしたハンサムじゃないか? パターンF:私の別の写真×夫 (スキントーンはAuto-Detect)アルカイックスマイルな顔立ちで将来が楽しみではないか? パターンG:私の別の写真×夫(スキントーンはAsian)なんか生意気そうなガキだな・・・。 パターンH:私の別の写真×夫(スキントーンはAsian)ブラマヨ小杉に似てないか? ということで、何パターンか作ってみました。個人的にはEとFのパターンがお気に入りっちゃお気に入りですけども・・・あえて挙げるならば。GとHの子はちょっと怖いし性格悪そうに見えるので、できればこの配合は避けたいところ・・・。でも、どのパターンもベチャっとした鼻が私に似ていて、ヨーロッパ系ハーフというところを全然生かせていません!あ~あ・・・。ということで、MakeMeBabiesで、カップルやお友達と楽しんでみてはいかがでしょうか?ちなみに、このサイトではあなたとハリウッドセレブの赤ちゃんも作れてしまいます!夫とアンジェリーナ・ジョリーで女の子を作ってみたところ・・・ めっちゃ美少女!!!! しかもすげー賢そう。さすがはアンジーのセレブ卵子・・・。
2012.04.18
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ジェームズ・フランコ目当てで鑑賞。 ミルク(ショーン・ペン)とスコット(ジェームズ・フランコ)が出会うシーンで、いきなり度肝を抜かれる。普通に地下鉄の階段で、「ハーイ」と声をかけるミルク(もちろん面識はなし)。ナンパなんだけど、一瞬でイケメン(そしてゲイ)を見分けられるミルクの動体識別能力の高さに驚愕!!!すごい・・・すごいよミルクさんっ!!!そしてボンバヘッドで70年代なジェームズ・フランコにも驚愕!えーっ、こんな服・・・着ちゃうのね・・・(役柄です)。 お持ち帰りの末、結ばれる二人。ミルク・・・ストレートでもジェームズ・フランコ並みのイケメンを探すのさえ難しいのに、あっさりお持ち帰り成功とは!!!しかもフランコたんと別れた後も、ディエゴ・ルナ(キュートなラテン系。やはりスペイン語なまり萌えだな)自らミルクたんの巣に飛び込んで来る始末・・・イケメン獲得に何不自由しないミルクたんにジェラスなのでした。アメリカで初めて公職に就いたゲイの物語ということで、選挙事務所のスタッフや応援する友人は全員ゲイ。しかしやはりミルクを演じたショーン・ペンのゲイ演技が一番クオリティーが高かったですね。話し方、ちょっとした仕草や表情ひとつ取っても「骨の髄からゲイ!」という感じ。ゲイの方と言うと、陽気なオネエキャラという印象ですが、あんまりキャピキャピしすぎてない感じもリアルっちゃリアルでした。敵対する保守派のジョシュ・ブローリン(彼も助演男優賞ノミネート)ですが、チーム・ミルクのメンバーが「彼こっち側かもね」みたいなことを呟いていたので、いつカミングアウトするんだろうと思ってワクワクしていたんですが、あーまさかこんなことになるとは!しかも裁判で彼の弁護士が「ファストフードの食べ過ぎで判断力を失っていた」みたいな噴飯ものの弁護をしたらしいじゃないですか!マジあり得ない!!! しかし、70年代ってもっと自由な時代なのかと思ってましたよ。まさか同性愛者に対する風当たりがこんなに強いとは・・・。公的権利を剥奪しようとされていたなんて、それも中東とかでなく自由の国アメリカで・・・と、知らないこともお勉強出来たのでした。それを思うとやはりミルクはヒーロー(ヒロイン)なんだな。
2012.04.18
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ヒット作を今更観るシリーズの第二弾は「インセプション」!友人IからDVDを貸してもらいました。今更今更なんですが、あたしゃディカプリオが苦手なんですよ。演技派なのは認めるけど、どうもカッコイイと思えないのですな。映画の感想としては、面白いっちゃ面白いけど、そこまでのめり込めるわけではない・・・という枯れた感じです。そもそも、ルールが私には複雑すぎて話に付いて行くのに精一杯。これ皆全部わかってるの?!と取り残された気分になりつつも、話は止まってくれないので、わかったようなわかってないような、ふわっとした感じで付いて行くしかないと言う・・・なんか劣等生だった小学校時代を思い出してしまう、トラウマを掘り返す映画でもある。微妙にわかったふりをしても、結局後でツケを払うことになるのだと・・・。いきなり観るよりも、事前にインセプションのルールを予習しておけばだいぶ違うと思います。あとは箇条書きで(ヒット作だとこうなりがち!)・レオの嫁がマリオン・コティヤールか・・・。狂って行く嫁(オスカー女優)をなだめすかす感じは「レボリューショナリーロード」とダブって見えました。・ジョゼフ・ゴードン・レヴィットの相棒役は、最初ジェームズ・フランコにオファーされていたんだそうな。結局、地味だけど良い仕事をするレヴィットでよかったのでは?だってジェームズ・フランコはイケメンすぎるので、注意がそらされてしまう。寝ているメンバーの梱包方法がカッコイイ現代アートのようだった。・ 渡辺謙は、英語頑張ってたな~。たどたどしいが、カッコイイボキャブラリーは豊富!って言う。東京にある設定のお屋敷もモダンなエキゾチックジャパンって感じだった。目黒雅叙園ぽいのだった。・ アリアドネ役は「ジュノ」や「ローラーガールズダイアリー」のエレン・ペイジ。当時23歳くらいか?そのまんま子供みたいで可愛かった。巻物使いがパリジェンヌ風だったな。エレンたんとジョゼフ・ゴードン・レヴィットが二人でいるシーンは、文科系サブカル・カップルって感じでお似合いだったなあ~。・ターゲットはキリアン・マーフィー。結構好きです。彼は「プルートで朝食を」のイメージが強いせいか、金髪美女とバーにいても「どうせフェイクっしょ?」って思ってしまう(笑)。「初代社長のお父さんが敷いたレールの上を行くのではなく、自分路線で!」というアイディアをインセプションされ、任務完了・・・ってことになってますが、自分路線で行く→会社崩壊決定!ってことにされてて、ちょっとカワイソウでした。ボンボン役より、イームスの役とか演じてみてもよかったんじゃないかな? ・コントラバーシャルなラスト、「コマが止まってハッピーエンドで終わるんでしょ~(半笑い)」そしたらなんと最後まで見せずにENDに!!!やられた!!!私は現実に戻って終わりだと思っていたんだけど、ネットを見た所諸説もろもろあるようです。他にもディスカッション出来る箇所が山ほどあるので、そういう映画はきっといい映画なんだと思います。以上です!
2012.04.16
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たぶん・・・たぶんなんだけど、学生時代に一度観ていた・・・ような・・・。にしては、ファッションと最後のシーンしか覚えていません。まあ、ゴダール映画の感想らしいっちゃ、らしい。学生時代に友達が「この映画は、狂ってるね~」(首を振りながら)と言っていたことは覚えています。人生に投げやりな狂った男女が夏の眩しい日差しの中、犯罪を犯しつつ逃避行するというお話です。男はジャン・ポール・ベルモンド、女はアンナ・カリーナ。ムツカしいことは抜きにして、アンナ・カリーナが可愛い。少女のようだけど、ファムファタルでもあって、不二子ちゃんでもある。そんな女なんですよね~(溜息)。冒頭の女学生のようなジャケットとスカートの格好(ヘアスタイルがレイア姫みたいだったけど・・・どんな構造になっているのだろうか?!)、青いパイル地のバスローブ姿、フリルのついたワンピースに羽織るベビーブルーのカーデ(一番下の写真)、細いボーダーのノースリーブワンピース(二番目の写真)、コサージュのついたレトロ風ワンピース、水兵さんルック、ラストを飾るボーダーのタンクトップと赤いスカート(一番上の写真)・・・。そしてどのスタイルにも合わせられるワンコ型のポーチ!当時の普通っぽい・・・でもやっぱりおしゃれ!なファッションが炸裂しているわけなんです。 犯罪にまみれた女なのに、持ち歩いているのがワンコのポーチ!!!(劇中で振り回しすぎて、切れてしまうのではないかと心配した)これが・・・ヌーヴェルバーグなのね!と衝撃を受けた20歳の私なのでしたよ。この少女性×すれっからし風情の掛け合わせだと、「勝手にしやがれ」でボーダーシャツを着てクマのぬいぐるみを抱きながらタバコをくゆらせるジーン・セバーグもそうだった。この女の二面性が、なんかヨーロッパなんだよな~フランスなんだよな~って心に刻まれましたもの。ちなみにアンナ・カリーナはデンマーク人で、ジーン・セバーグはアメリカ人なんだけど、見事に「フランス女イズム」を体現しているんですよ。そして可愛いアンナ・カリーナを追っているうちに眠くなるという・・・ゴダール映画らしいリアクションで終わる映画なのでした。ベルモンドもよかったけど「勝手にしやがれ」での粋なチンピラっぷりの方が好きかな。そうそう、ベルモンドがひとり映画を見るシーンで、前の席に見覚えのある少年が・・・と思ったら、ジャン・ピエール・レオーだった。なんだか肉親を見つけたような懐かしい気分になった。 余談:その昔、この映画の影響で赤いスカートを買った私。ジェローム(現夫)の成田空港お迎えに赤いスカート着用で参上。もちろん自分では久しぶりのランデブーに備えた勝負服のつもり。しかし彼のリアクションは・・・。「共産主義者のスカート」・・・。つまりアカ狩りとかの「アカ」ってこと・・・。私はアンナ・カリーナのつもりだったのにガックリでした。 その後、赤いボトムに手を出さなくなったのは言うまでもありません。そもそも黒髪だから赤い衣服を着用すると一気にチャイナっぽくなってしまうのだった・・・。
2012.04.16
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GINZA5月号は、「世界を着る!世界を食べる!」特集。旅行好きエスニック好きにビビっとくる特集です。21カ国の大使館をロケーションに、その国にちなんだファッションのエディトリアルがあり、チェコも堂々のエントリー!これ!↓ 新しいチェコ料理屋さん情報も。↓カフェ・アノは閉店しちゃったのよね・・・。 大使館のエディトリアルは、やっぱり欧州の国が多くて東南アジア好きとしてはちょっと残念でしたが。そういえばGINZAって最近誌面がリニューアルされて、ちょっと文化的な感じになったのよね。かつてのオリーブまではいかないけど、読む所がたくさんあって、ちょっとお得な気分になりました。余談:以前、VOGUEがチェコのことを「チェコスロバキア」と書いていたけど(こちらの日記を)、最近はあまり「チェコスロバキア」表記を見なくなりました。地道な啓蒙活動が実を結んだのか・・・。以前にこんな写真を撮っていたので、載せてみます!みんな、よかったらおぼえてね☆↓ 広尾の路上にある案内板。チェコとスロバキアと分離したのが93年だから、きっとその前からある地図なのね。
2012.04.15
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映画評論家の町山智浩さんが、ポッドキャストの中で勧めていたような・・・と思ったので、とりあえず観てみることに。子供が出て来るファンタジーってのが、どうも食指が伸びないんだなあ・・・と思ったけど、面白かった・・・。食わず嫌いはいけないと思いましたよ。スペイン内戦の時代。主人公の女の子オフェリアは、お母さんと一緒に新しいお父さんとなった将校のおうちに行くことになります。行く途中で不思議な遺跡を見つけたオフェリア。虫のような形の妖精に導かれて、遺跡の中に行ってみるとパンという門番のような大きな妖精がいて、オフェリアは魔法の国のお姫様の生まれ変わりであると告げます。本当にオフェリアが、お姫様かどうか証明するためには3つの試練をパスしなければならないのでした。オフェリアが3つの試練に挑むファンタジーのお話と平行して、スペイン内戦時のゲリラと軍隊との激しい攻防もかなりバイオレンスに描かれます。オフェリアの新しいお父さんが、それはもうものすご~く残酷な将校で、ゲリラの疑いがある農民を迷いなく銃殺したり、ゲリラの人質を顔の形が変わるまで拷問したりするシーンも多々あります。そんななので子供が主人公だけど、PG-12です。もちろんオフェリアは、そんなお父さんが大嫌い。彼女はひたすらお母さんとお腹の中にいる弟の側にいます。この新しいお父さんの家(山中にある軍部側の基地)にはメルセデスという優しい女中がいて、彼女には心を開いているオフェリア。実はメルセデスはゲリラ側のスパイだったのです(この女中がタレントのフィフィにそっくり)。泥だらけや虫だらけになりながら、けなげにお姫様になる試練をこなしていくオフェリア。ファンタジーって言っても、妖精やパンはなんか造形が薄気味悪いし、試練はグロイことばっかりだし、ハリー・ポッターみたいな感じを想像すると見事に裏切られるって言う感じ。特に怖いのが2番目の試練の人食い鬼みたいな奴で、動いてないときもトラウマレベルの怖さ。内戦のバイオレンス描写よりも、子供にはこっちの方が悪夢になりそう・・・。ミルクにつけるとキーキー鳴く植物、マンドラゴラ(昔、澁澤龍彦先生の本で読みました)も出て来るし、なるほどダーク・ファンタジーね・・・という感じです。オフェリアも必死に試練をクリアしてるし、きっと彼女の頑張りがこの悲惨な内戦に希望の光をもたらすのではないか・・・と観ている間思っていたのです。殆どの人が、そう期待しているんじゃないかと思うのですが、この淡い期待はラストで見事に打ち砕かれます。こ、こんなのアリなの・・・という救いようのない結末に。残酷で希望がないけど、美しい結末とも言えるのかなあ・・・。これが、ダーク・ファンタジーなのね・・・。ちなみにこの映画は、宮崎駿の「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」に影響を受けているのだそうです。わかるっちゃわかる。しかし、この映画はとてつもなくダークな闇を抱えたファンタジーなので万人受けする宮崎アニメと違い、見る人を選ぶような。ちょっとビターなチョコレートだと思って食べたらカカオ100パーの激苦で、あ~ビックリしたわ・・・という感じでした。でも面白いので、興味のある人はチェックする価値があると思います。
2012.04.13
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今更ヒット作を見るシリーズ第1弾は、「チェンジリング」です。2008年ということで、もう4年も前の映画なんですね・・・。こういう、劇場に行くまででもなかった、DVD借りるまでもなかった、けど観たいっちゃ観たかった・・・というゾーンにある映画って結構多いような気がします。アンジェリーナ・ジョリーは全っ然、昔の女の人に見えないし、赤い口紅が辛子明太子のようだった・・・けど熱演してました。「トゥームレイダー」や「ソルト」みたいに、強い女を演じさせればジョリーって感じだけど、今回の役柄は内面的な強さがフォーカスされています。実話ということだけど・・・当時こんなことが、まかり通っていたことにお口あんぐり!!!あり得ない・・・。アメリカが北朝鮮みたいな、そんな感じ。いやいやいや・・・。しかし、オリジナル息子の顔をしっかり覚えていなかった私は、親子対面のとき「あ、戻って来たんじゃん?」と思ってしまい、ジョリーに感情移入することが出来ませんでした(笑)。外人の子供の顔ってみんな同じに見えるんだもん・・・。ジョリー母さんが「この子うちの息子じゃありません」→ 警察「いやいや、あんたの息子だし。医者も証明してるし(半笑い)」→ジョリー母「身長も縮んでるし、息子じゃありません。もう一度ちゃんと息子を捜して下さい、お願いします」→警察「あなたは、母親の勤めを怠っている!ちゃんと子供の面倒を見るべきだ!(逆ギレ)」・・・・・・。今で言うモラハラってこんな感じなのかな?とにかくビックリ。あまりにもあり得なさすぎて、まるでコントみたいに感じる(ここらへんが北朝鮮ぽいところかも)。もう、うわうわうわ・・・やばいやばいやばい・・・と見ているこっちも一人昭和のいる・こいるのようになってしまいアワアワ。ああ、この時代にDNA鑑定があれば・・・と悔しさを噛み締めるのでした。挙げ句の果てには精神病院に入れられてしまうジョリー。もちろん病院も警察の息がかかっているので、四面楚歌なわけです。この病院の婦長さんがブルドックみたいなオバチャンで、いい脇役顔してましたね~。電気ショックのボタンを入れるナースも唇が極端に薄い冷酷顔で、脇の悪役がいい仕事をしている病院でした。後半は助けてくれる牧師さん(名優ジョン・マルコビッチ。この映画で、この人なんかチェコ人ぽいな~と思ったらクロアチア系なんですね)が表れたりして、盛り返しを見せるので、心底ホッ・・・。マルコビッチ、途中で裏切ったりしないよね?と思いながら見ていたので(笑)。息子行方不明事件は、田舎の変態農民の犯行ということが後から判明するのですが、この手口がまたハッとさせられます。変態農民は、彼のローティーンの甥っ子を手下として使っていたのですが、少年を誘拐するときに甥っ子と一緒に声をかけていたんですよ!普段から「知らない人の車に乗っちゃダメ!」って言われている子でも、助手席にまだ子供の甥っ子が乗ってるから、警戒心を解いて車に乗っちゃうのです。おーい子供たち!知らない人の車に他の子供や可愛い動物が乗っていても、決して乗ってはいけないよ!!ということを呼びかけるのも大事ね・・・と思いました。これで終わりか~と思ったら最後にまたもう1エピソード!ジョリー息子のお陰で生還出来た子供がいるってところが、もうなんとも言えず切ないやら暖かいやら哀しいやら。2時間22分という長めの映画ですが、比較的オーソドックスな演出にもかかわらず魅せる!さすがクリント・イーストウッド・・・と思いました!映画のお腹いっぱいです。
2012.04.13
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10年以上前に初めて観て、2回目の鑑賞です。サントラを持っていて、こちらは何回も何回も聴きました。学生時代に事務系のバイトをやっていたのですが、その事務所内でラジオやCDをかけても良い環境だったのですね。なので、よくこのサントラをかけていました。しかし担当者が変わって、音楽NGになったのですが、その方(女性)は「ロシュフォールの恋人たち」のサントラだけはOKしてくれたのです。日常の風景に溶け込みつつ、おしゃれなグッドミュージックだったからかなあ?彼女が退職するときに、プレゼントとしてロシュフォールのサントラを贈ったのを覚えています。そんなバイト時代の思い出もつまったこの映画。とにかく夢のような高揚感に包まれた、幸せなミュージカル映画です。ジャック・ドゥミ監督、音楽はミシェル・ルグラン、カトリーヌ・ドヌーヴとフランソワーズ・ドルレアックの美人姉妹共演、他にもダニエル・ダリュー、ミシェル・ピコリのフランス映画界を代表するスターに加えてジーン・ケリー、ジョージ・チャキリスらのアメリカミュージカル界のスターも出演。豪華です、豪華ですね~(淀川長治風に)。タモリがミュージカル嫌いで有名ですが、突然歌い出す、通行人も全員踊ってる、という定型がキッチリ守られています。しかし、なんかそこまでザッツ・エンタテイメント!!!という感じはしないのです。アメリカのミュージカルなんかだとレベルが高すぎて、ダンサーの挙動に一糸の乱れもない・・・って感じだけど、この映画は、普通の人がちょっと頑張って踊ってみたよという感じで、それがまた決まりすぎてなくって味・・・みたいになっているような。とにかくどのナンバーもいい。一番好きなのは、やっぱり「双子姉妹の歌」かなあ。 双子姉妹の歌↓ 旅芸人のメンズ二人組が歌う歌もいい↓ 双子姉妹による別の歌。衣装が昔のレビューっぽくて色っぽい↓ この曲も好き。途中の念仏みたいなコーラスが好き↓ ということで、大好きな映画です。フランソワーズ・ドルレアックは同年の事故で亡くなってしまったわけですが、「こんなに美しい人が・・・」と残念でなりません。素晴らしい作品を残せただけ、よかったのかなあ・・・などとも思いますが、そう言う意味でも必見です。
2012.04.12
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女同士の友情を歌った安室ちゃんの「Girl Talk」という歌にも引用されているこの映画。テルマ(ジーナ・デイビス)は、モラハラ浮気夫を持つ生活に疲れ気味の専業主婦。ルイーズ(スーザン・サランドン)は彼氏と別れかけの独身のウエイトレス。この二人の中年女性(今の言葉で言うと”大人女子”か?)がヒロインのロードムービーです。いやしかし女同士の旅はいいやね~。出発の前に「これから旅行☆」って二人の写真撮ったりして、年食ってるけど女子高生みたいなところもあるのだった。乾燥した日差しの強い道をアメ車で疾走したりして、カッコイイし。女同士サイコー!イエーイ!と浮かれていたら、抜き差しならない状況になっていく・・・というお話です。しかし、様々なトラブルをかいくぐり、たくましくなって日に焼けてイイ顔になっていく彼女達を見ていると元気が出て来るんですよね。犯罪ロードムービーというテーマの裏に、色んなもの(支配的な夫とか、男社会とか)をかなぐり捨てて、荒野を爆走し自由に生きる女・・・というフェミニズム的なテーマも感じられます。酒場の男を思わず撃ってしまったルイーズが、我慢出来なかったのも「ああ過去に色々あったんだな」という演出になっていたし、ハーベイ・カイテルの刑事が「彼女たちは虐げられて来た女なんだ」と擁護するセリフもありましたしね。特に最高なのが、セクハラトラック野郎に制裁を下す所!まさかそこまでやるとは・・・溜飲が下がる名シーンだと思いました。またコントみたいに行く先々で出くわすんだ、このオヤジと(笑)。余談だけど、このオヤジがトラックに付けていたチャンネエのモチーフってホワイトトラッシュチャームズ(しかしすごい名前)ってアクセになってましたよね。 あと注目なのが、ブレイク前の若きブラピが出てるってところでしょうか。うん確かに若い、カッコイイ(ちょっとライアン・ゴスリングみたい?)!んでやっぱりバカっぽい!チャラチャラしてるんじゃなくて、ヘラヘラしてるって感じかなあ。ブラピをセックスした翌朝のテルマが「もう~最高なのよ!」ってウキウキでカフェに来るところは可愛かったですね。その後大変なことになるのですが(笑)しかしジーナ・デイビスのテルマは可愛いしスタイルもいいのに、なんであんな旦那と一緒になったんだろうか?謎である。スーザン・サランドンのルイーズはもうかなりオバチャン入ってるんだけど、強気な大人の女って感じで素敵でした~。ラストはすこし切ない終わり方なんだけど、驚異的な運の良さを持っている彼女たちなので、きっと大丈夫なのでは?!と信じたいと思います。
2012.04.11
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さて、巻いてお送りしたクアラルンプール居候日記もこれで最終回。今回はスリアKLCCで食べられるお手軽マレーおやつを紹介します。Madame Kuwan's やフードコートもいいけど、マレーシアのおやつ的スナックならこのお店La Cucur。ちょっとした休憩や朝食代わりに丁度いい感じのお店です。 スリアKLCCの地下一階にあります。 やはりローカルの人が多いです。 ニョニャ菓子っぽいのもちらほらあります。引き戸を開けて、自分でお菓子をトレーに乗せてお会計するシステムなので、お菓子の名前を知らなくても無問題! 座席はこんな感じ。ニョニャウエアも飾ってあって、ちょいプラナカンテイストです。 本日のブランチ。ナシレマにちまきに、クエラピスにオンデオンデ。オンデオンデは、お団子を隣の黒蜜にディップして食べるスタイルでした。 ナシレマの卵はゆで卵でなく、薄焼き卵タイプでした。 スリアにお買い物にやって来たけど、スタバやコーヒービーンじゃなくって、もっとローカルっぽいところで一休みしたい~ってときにもおすすめのお店です。以上、ソウル経由マレーシア、シンガポール、カンボジアの旅でした。数えてみたら全部で50本の記事!ふううう~疲れた・・・。余談:大好きだったBS朝日の「アジア神秘紀行」が終わってしまった・・・。がっくり。再放送はあるみたいだけど、もっと色々な所を見てみたかったなあ。マラッカとアンコールワット、トンレサップ湖の回は保存版です。しかし、なんと番組のサントラが発売されるそうで、お家でもアジア気分を満喫出来そうです。♪タラ、タララ~ン♪
2012.04.10
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さて、いよいよ残す所数日となったマレーシア滞在。やはりビーチリゾートに行かないと!しかし近場で・・・ということで、最後の週末はポートディクソンに行ってきました。KLから車で2~3時間、江ノ島とか伊豆といった気軽な海水浴場、それがポートディクソンです(通称PD)。すっかりおなじみとなったプドラヤバスターミナルへ行き、PD行きチケットを買おうとすると・・・なんとその日は直通バスが運行していないとのこと!カウンターの人に「スレンバンまで行って、乗り換えれば行けるよ」ということで、スレンバン行きに乗って約1時間・・・。スレンバンのバスターミナルで、PD行きに乗り換えまた約1時間・・・。やっとPDの街に到着。そこからタクシーでホテルまで。今回の宿はPDの5ツ星ホテル、Avillion Port Dicksonです。タヒチやモルディブみたいな海上シャレーのお部屋ということで、楽しみにしていたんだけどその実際は・・・。海上と言うより、沼上。PDは海があまり綺麗でないことでも有名なんですね。まあ海水浴よりのんびりホテルステイが目的なんだけども・・・。しかし、建物はマレーの漁村をイメージしたってことで、その雰囲気はありました。 垂れ下がるエキゾチックな花。 ラウンジからの眺め。 ベランダからの眺め。下は一応、海。 ベッド。 バスタブ。 嬉しい2ボール。向きも絶妙。 プール。スタッフを呼ぶ為のドラがあって、オーダーの為に鳴らしたら昼寝の人をびっくりさせてしまった・・・。 夕方の水上シャレー。引き潮のときはこんな風になる。 PDの夕日。 なかなか素敵だ。 砂浜が砂漠のような模様になっていた。 プールサイドでビールと軽食を食べて、読書したり昼寝したり。あっという間に夜。外に食べに行くにはタクシーを呼ばなければいけないので、ホテル内で済ますことに。しかしホテルのレストランはそこまで美味しくなく、高かった・・・。美味しいものが食べたければ、思い切って街へ出た方が良いかも知れません。以上、ポートディクソンでした。
2012.04.09
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※ほのかなネタバレあり マレーシアの高原リゾート キャメロン・ハイランドに消えた、タイシルク王ジム・トンプソンの失踪をモチーフにした長編推理小説です。友人Iに借りました(最近これ多いな・・・)。クアラルンプールの日系書店でも、「マレーシア滞在中ならこれ読むっしょ!」と言った感じで並んでいました。「熱い絹」ってタイトル、なんか東南アジアを舞台にした推理小説と言うより、官能小説っぽくありませんか?官能とまではいかなくても、なんとな~く森瑶子的なデカダンスの香りがします。でもまあ、私のような東南アジア好き、ハンドクラフト好きにはたまりません。しかもアンコールワットに行ったばかりだし。でも読んだ後の感想は「熱い絹」よりは「熱い茶畑」って感じかなあ?マレーシアが舞台だし、クメール美術やタイシルクも出て来るしで、とにかく東南アジアフェチにはたまらないファクターがいっぱいです。ジム・トンプソンって失踪事件は別として、私のア↑コガレなことをいっぱいして来た人なんですね。東南アジアの国に惚れ込み、移住し、農家の内職にすぎなかったシルクをモダンにして世界展開→金持ち、家は現地の民家風の造りで、中には趣味の東南アジアの骨董イパーイって言う・・・。いいな、いいな~、ア↑コガレだな~。結局、クメール美術に狂って人生破滅・・・みたいなオチでしたが、「盗掘場所はここか?!それともここか?吐けー!」って拷問する方もクメール美術マニアだったという・・・。そこまで人間を狂わせるクメール美術って・・・って思いました。まあ、素敵なんですけど。私もお金持ちだったら彫像の1つでも欲しいですけど。それがオチか・・・とも思ってしまいましたね☆タイシルク王失踪とは別に色んな殺人が起こるのですが、上巻の途中からバッタバッタと人が死んで行くので、怖いというよりちょっと笑えるという感じ。上巻の骨董店のくだりなんか、レリーフの顔つきまで浮かんでくるような美文で、しっとりとしてて読ませる感じなのに、後半めまぐるしくバタバタで(そりゃ色んなモノを回収しないと大変なんだからなんだけど)、もっと人の人生狂わせちゃったクメール美術の描写にあててもよかったのでは?と思います。長谷部警部が地方の一警官なんだけど、驚異的な名探偵っぷりを発揮して終了・・・みたいな感じ。最後は辻褄合わせで終わった感が否めないですね~。調べた所、98年になんとドラマ化もされているんだそうです。 下沢ヒロ子 - 鈴木京香山形佐一 - 村上弘明長谷部忠雄 - 渡瀬恒彦・・・は、的確なキャスティングだと思います!豪華ですね~。出来れば見てみたかった。しかし・・・ジェームス・ウィルバー - ケント・ギルバートパーカー支配人 - チャック・ウィルソンうーん、これはね・・・一気に画がチープになるのが目に見えます。まあ、人手不足だからしょうがないってのもあるんだろうけどさ・・・。 チャック・ウィルソンのパーカー支配人ってかなりネタバレじゃないか?とも思うのだった(笑) ジム・トンプソンはモノによって可愛いっちゃ可愛いんだけど、全体的にちょっとオバサンぽいような気がするんだよな~。もっとナウな感性を持ったデザイナーを雇って、ブランドのテコ入れを計った方が良いのでは?同じシルク製品ならカンボジアのアーティザンダンコールの方がシックで良いと思うのだった。
2012.04.08
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「迷い婚」で「卒業」ネタが出てきましたが、私そういえば「卒業」観たことない・・・。「『卒業』も観ないで、映画を語るなんて・・・」という友人Iの声が聞こえてきそう。そういえば、「タイタニック」を観ていないことを責められたっけ。今3Dで来てるから、観に行こうと思ってるんですけども!リアル友達の人でジョインしたい人はおらんかね?ということで「卒業」ですが、この映画を観たことがなくってもラストの花嫁奪還シーンは、ほぼ全員知ってますよね。いろんな場所でパロディーにされてるし、ということで、ネタバレで行きますよ~。主人公はダスティン・ホフマン。デビュー作だそうです。大学を出たばかりで優等生のお坊ちゃん(童貞)。今はおじいちゃんのダスティン・ホフマンがそんな若かりし頃の映画ってんだから相当古いです。偶然おじいちゃんの若い頃の写真を観たときのような目眩感を感じます・・・。誰しもヤングな時があったのね。それで、年上の女性(自分の親のビジネスパートナーの奥さん)に誘惑され童貞喪失するわけなんですが。このシーンがまるでプールで見た白昼夢のように演出されていて、「うう~ん」と唸ってしまいました。お洒落だし、テンパっててあんまり覚えてないっていう感じも出ていたんじゃないかと思います(ホテルの部屋を取る時点で「あああ~もっとスマートに振る舞えないものか!」と頭を抱えてしまうわけですが、初めてだし緊張してるんだからしょうがない)。ミセス・ロビンソンを演じたアン・バンクロフトが素敵なんです。ヒョウ柄のコートをさらりと羽織って密会場所のホテルにやってくるって言うね・・・。そんなにオバハン!ってわけでもなく、現役感ビンビンだし、すごく色っぽいんですよね~。なんでボンクラ・ダスティンに目をつけたのかわかんないけど、きっとこういう子がよかったのね。しかし、主人公はミセス・ロビンソンの娘エレインのことが好きになってしまいます。それは理解出来るのだけど、エレインはどうしてダスティンのことが好きになったのだろうか?まあ、次に進みます。当然「娘と会わないでちょうだい。会ったら私達のことバラすわよ」と言うミセス・ロビンソン。こんなに綺麗な人なのに、若い娘(しかも自分の娘)に負けたくないのよ!ってのはあるんだなあ~。しかし、不倫がエレインにバレてしまい彼女はまた遠くの大学へ。彼女を追いかけて大学の近くに移り住む主人公。今はストーカー行為や「つきまとい」になっちゃうけど、67年には「一途」ってことで処理されていたんだなあ・・・としみじみ。サイモン&ガーファンクルの名曲をバックに彼女の住む街へ車を走らせる主人公、ちょと怖い。けど名曲のお陰か、ノスタルジックな青春の1幕って気もするのであった。安い下宿に住んで、彼女のことを追っかけ回すダスティン。大学の構内で、体操のクラスで、図書館で・・・しかし、彼女にはすでにボーイフレンドらしき人が(しかもカッコイイ医学生)。お別れの挨拶をしに下宿へ来る彼女、いい感じになるけども彼女は去って行ってしまいます。ミセス・ロビンソンの旦那にもバレて怒られたり、下宿を追い出されたり(下宿屋のオヤジがなかなかいい味)、彼女の実家に行くとミセス・ロビンソンにパトカー呼ばれたりと、かなり修羅場。はい、今までのシーンはすべてラストシーンの為の壮大な前フリです。「エレインー!!!!」と絶叫する主人公、そして手に手を取り合い教会から逃げる二人・・・・。おおおおお!知ってはいたけど、これはものすごいカタルシス・・・・。花婿もカワイソウだけど、妻と娘を取られたミスター・ロビンソンが一番悲惨なんじゃないかなあ。バスに飛び乗った二人のアップでENDなんだけど、弾けるような笑顔はなく、少し不安そうな顔で固まっているのが、とてもリアルなのでした。Wikiによると、あえて不穏な未来が待ち受けているような演出にしたのだとか。うーん、なるほど・・・アメリカン・ニューシネマってこういうことなのね。ということで、順番が逆になってしまったけど「迷い婚」→「卒業」でした。
2012.04.07
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友人Iから貸してもらって鑑賞。ジェニファー・アニストンはいつまでも若くて綺麗だなあ・・・と思ったら2005年の作品でした。結構古い映画だったのね!映画にもなった「卒業」の小説原作に出て来るマダムとヒロインが自分の祖母と母だった、じゃあ私のお父さんって原作者?という話に絡めて、ヒロイン(ジェニファー・アニストン)の婚約者との関係、このまま彼と結婚しちゃっていいの?というエピソードが乗っかって来る感じです。だから邦題は「迷い婚」なのか・・・。ヒロインのおばあさんがシャーリー・マクレーン。真っ赤なマニキュアしたりしてて、とってもお洒落なおばあさん。しかも孫から「グランマ」と呼びかけられることを禁止してたりして、現役感ビンビンでカッコイイです。ホットなオババと言えば、チョイ役でキャシー・ベイツも出ていたな。「卒業」の原作小説を書いた、ヒロインのお母さんの元カレがケヴィン・コスナー。だいぶ髪がなくなっちゃったけど、こちらも現役感バリバリの中年メンズで、日本で言うと石田純一みたいな感じかな~ちょと古い?(笑)。しかも祖母、母、娘と三代に渡ってやっちゃったってすごいですよね。親子丼どころの騒ぎじゃないって言う(笑)。でもケヴィン・コスナーだったらあり得るかな~っていう納得のキャスティングです。ジェニファーの彼氏はマーク・ラファロ、どっかでこの濃い顔みたことあると思ったら、「ブラザーズ・ブルーム」の兄ちゃんの方でした。この数年間にものすごく膨張しちゃったのね・・・。まるでもどしすぎたワカメみたいだよ。見所は、自分の出生の秘密を確かめに行くジェニファーと、コスナーとやっちゃった後に「やっぱりケヴィン・コスナーはお父ちゃんじゃないよね?!」とテンパるところかな。あとシャーリー・マクレーンの不埒なおばあちゃんっぷりがよかったです。それくらいっちゃそれくらいですね、見所は・・・。日本でリメイクするとしたら、ジェニファー・アニストン→観月ありさケヴィン・コスナー→石田純一シャーリー・マクレーン→中尾ミエマーク・ラファロ→坂口憲二で、どうでしょう。
2012.04.06
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備忘録がわりに最近買ったものを記録しておきます。 ・kate spadeのトートバッグ久しぶりに最近ケイト・スペードが気になります。最初は友人Aゆみんが持っていたバッグの色違い(レオパード柄)を狙っていたんだけど、色々とケイトのバッグを見ているうちに、ゴールドのトートを発見。これからの季節、こっちの方が使えるかも~と言うことで。楽天でセールだったのでポチりました。届いたバッグは思いのほか可愛い!キラッキラしてるし、ちゃんとレザーだし、内部ファスナーには長財布入るし。なかなか良い買物でした。最近荷物が多いから、何でもポンポン入れられるトートタイプのバッグは本当に重宝しています。 最初に狙ってたのはコレ↑買ったのはコレ↑ ・ セントジェームスのボーダー(NAVAL)去年の秋からセントジェームスにハマっています。セントジェームス10年くらい前にブームがあって、今やっぱり定番が落ち着くよねってことで再回帰です。ちょっと春っぽいのにしてみました。T3を買ったけど、ガンガンお洗濯してマイサイズにして行こうと思っています(結構縮むのだ)。気分は「なまいきシャルロット」(笑)! ・スティーブ・マデンのサンダルクアラルンプールのスリア(モール)の中の直営店で買いました。1万円くらいだったかな~。ビジューでグラディエーターでモードなサンダルです。「また同じような靴を買って・・・ここはビーチじゃないんだよ?」と夫に言われましたが。古いサンダルは下取りに出したりして、循環させています(汗)。 フラットでも、なんか色っぽいスティーブ・マデン↑
2012.04.05
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※ネタバレしてます。 完全に時期外れですが、友人Iが貸してくれたので鑑賞。『ラブ・アクチュアリー』のバレンタインバージョンみたいな感じの話でした。監督は違うのですが・・・。本作はプリティウーマンの監督の人(ゲイリー・マーシャル監督)!だからかジュリア・ロバーツ出てるし、ジュリアのバーターで姪のエマ・ロバーツも出ているのだろうか?またマーシャル監督は「ニューイヤーズ・イブ」って大晦日群像劇も作ってるらしい。この路線で「サンクスギビングデー」や「レイバーデー」なんかも作ろうと思えば作れるんじゃないだろうか。記念日群像劇市場は、なかなか美味しいと思います。そう言われてみると、クリスマス映画は山ほどあるけどバレンタイン映画ってのは全然少ないですね。バレンタインって言うと日本人の私はやっぱりチョコレートだろ?って思うけど、アメリカのバレンタインはチョコのチョの字も出てきません。みんなバラとかお花を贈るみたいですね(男性→女性)。もう反射的にバレンタイン→チョコ食いて!ってなるから、ちょっと物足りないなあ~(こんなこと書いてたらチョコの禁断症状が・・・)。ほんわか具合は「ラブ・アクチュアリー」に比べると全然足りないけど、いい感じに仕上がってるっちゃあ、仕上がってるように感じます。例によって箇条書きで・・・。・ジェシカ・アルバは可愛いんだけど、金髪だとこの上なくチープな女に見えるなあ・・・。やっぱり茶髪が一番可愛いと思うのだった。彼女は訳ありそうだったけど結局回収されないまま終了しちゃったな。せっかくジェシカをキャスティングしたのにちょっともったいない。・ 冒頭、パトリック・デンプシーの医者が出張で、彼女のジェニファー・ガーナーと一緒にバレンタインを過ごせない・・・という場面でピンときた!こいつはやましいことがあると・・・(笑)。ベッド上のジェニファー・ガーナーの綺麗な足はボディ・ダブル?それはそうと、仕返しさせてくれたレストランのオーナーは心が広いなあ。・シャーリー・マクレーンとヘクター・エリゾントの熟年カップルが一番素敵☆(バレンタインの朝に、おじいちゃんがバラの花とシャネル5番をお盆に乗せて妻のベッドに運んでくるのだ)と思っていたら、おばあちゃん過去の不倫を告白。しかし、仲直りのシーンがはた迷惑すぎる!映画観てるときにあんなことされたら発砲ものである(笑)。・ アン・ハサウェイと冴えないメール室の男の子は、別に感想なしかなあ・・・。ハサウェイのロシア語なまりくらいしか印象なし。・スーツを着たブラッドリー・クーパーさんが飛行機(それも長距離の)で隣の席になったら、あなたはどうしますか?私なら一生分の運をいまここで使い果たしてしまったと思うでしょう・・・。とにかくカッコイイ、だがゲイ!なるほど!って言うオチでした。相手役のアメフトもゲイっぽいイケメンだったな。・ 叔母のバーターで出た(?)エマ・ロバーツ。可愛いっちゃ可愛いけど、普段の私服スナップの方がずっと可愛い気が。・ジェイコブことテイラー・ロートナーも出ていた。相変わらずの筋肉美。けどちょっと背がちっこいのかな?彼女はリアルでも付き合っていたらしいテイラー・スイフト。何回もダンスを見せるシーンが可愛かった。・ ジェシカ・ビールとジェイミー・フォックスは、なんか無理矢理くっつけられたみたいな感じ?お互いにタイプじゃないでしょう、きっと。しかし、アンチ・バレンタインパーティーってのはいいですね。私も参加してI will surviveを絶唱したいです(本当に名曲だわ)。・可愛い小学生の男の子は先生狙いかい!てっきりインド系の女の子狙いかと思っていたよ・・・。 ・ もっと無理矢理なのが、アシュトンとジェニファー・ガーナー。教え子から花もらって、ハッ!としてる場合じゃないよ・・・。アシュトンも、たった1日で相手を変えられるのがスゴイな。でもまあ「抱きたいカンケイ」でも書いた通り、友情に性欲が加われば上手く行くケースが多いので頑張って欲しいものである。・アシュトンの同僚のメキシコ系のおっさんが、なかなかいい味を出していた。「なんでそんなに上手く行ってるの?」「親友と結婚したんだ」というセリフがアシュトンとジェニファーへの伏線だな。・キャシー・ベイツは結局恋愛ネタなかったなあ。恋愛ネタでなくとも、どこかのキャラと繋がっている描写もなかった。ラブ・アクチュアリーは点が線になるようにキャラ同士が繋がっていただけにちょっと残念。 以上です! 神レベルの名曲、I will survive.「プリシラ」やBSOL映画の金字塔「ブリジット・ジョーンズの日記」でもおなじみのナンバーですね☆
2012.04.04
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上から下まで圧倒的な商品量を誇る子供服売り場。 サリーも売っています。 これ、ボリウッドな感じで可愛いな~。3,000円くらいでした。 やってきました、1階アクセサリー売り場。 ブローチピンのワゴンセール。 およそ150円。子供のころ縁日で買ってもらったアクセを思い出して胸キュン。 インド系女子の必須お洒落アイテム、バングルもいっぱい。 赤ちゃん用のバングルも売ってました。大人用でこれ欲しい! ということで、Mydin潜入レポートでした。マジで探すと可愛いものがあるので、興味のある方は行ってみては?
2012.04.04
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雑貨マニアの森井ユカさんという方が書いた、スーパーマーケットマニアをご存知でしょうか?アメリカ編、ヨーロッパ編、アジア編、北欧編と刊行されており(やっぱり一番好きなのはアジア編)、各国のスーパーで目利きの森井さんのアンテナに引っかかった可愛くて面白い生活雑貨が紹介されている本です。アジア編でマレーシアのMydin(マイディン)が紹介されていました。なんでもムスリム女性がスカーフ着用の時に使用する可愛いブローチが沢山おいてあるとのこと。「地球の歩き方 マレーシア」には客層がほぼ100パーセントインド系のローカル色の強いスーパーと紹介されていました。むむ、これは行ってみないと! ということで、やってきましたMydin ! 客層はインド系7割、マレー系3割かなあ?中華系はほぼゼロ。もちろん浮く私・・・。 ムスリム男性がかぶっている帽子が売っています。 これはムスリム男性の正装の上下セット。パジャマみたいで快適そう。 ムスリムの本や教義を書いた掛け軸っぽいものも売っています。 これはヒンズー教徒のサドゥーがつけてる数珠か? こんなチープ可愛いプラスチック食器を発見。およそ180円! カラフルな洗面器の洪水。 トイレの横によく置いてある手桶。 カラフルな洗剤コーナーにいた黒いヴェールの女性が逆にアクセント。 なんと結婚指輪のスタンドなんかもありました。 海外のウェディングアイテムって派手よね~。 まず2階のレリジャスコーナーから見てみました。ムスリムの方が使うスカーフや衣装、本に絨毯なんかが売っています。ほほ~、こういう所で売っているんだなあ~と興味しんしんです。私は今、マレーシアのスーパーにいる!ってことで、KLのどこよりも異国情緒を感じる場所でした。その2に続く
2012.04.03
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楽しかったカンボジアから帰ってきて、シンデレラはもとの日常に・・・(クドいですが弾丸風)。ですが、クアラルンプール居候日記の続きです。友人Iはお仕事なので、平日はひとりでKLをブラブラしています。電車の乗り方も覚えて、もうどこへでも行けるようになりました(今までは贅沢にタクシー移動だった・・・)。今日はセントラルマーケットのタナメラでお買い物です。タナメラはマレーシア産のナチュラルスキンケア&バスグッズのブランドで、使い心地が良いのはもちろんお手頃価格なので(日本で買うととても高いみたい!)、お土産によく買い求めます。 セントラルマーケット最寄り駅パサール・セニにて下車。舞浜駅のようですが、違います。 フードコートでランチ。おかずを自由に選択するナシチャンプルのような料理です。 スコールの直前。雲行きが怪しくなって来た・・・。 スコールなう。 ビル群がスコールで霞んでしまい全く見えません!私が滞在していた時のクアラルンプールは夕方になると、ドワーッとスコールが降り出して、1時間くらい降ったあと止むという感じでした。傘をさしてもあまり意味がないくらいの勢いなので、降り始めたらモールやカフェに入って降り止むのを待つというソリューションです。 スコールのとき街でタクシーを拾おうとしても、みんなタクシーに乗ろうとするから、なかなか拾えません。ドライバーさんも足下を見てかなりふっかけてくるので、拾えても交渉決裂になること多し・・・。やはりどこかのお店に避難してしばらく待つというのが一番無難だと思うのでした。続く
2012.04.03
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劇場公開のとき観に行って、今回は3、4回目くらいの鑑賞です。いや~夢があるねえ。アメリやっぱり大好き!井筒監督が「こちトラ自腹じゃ!」で、「この映画が好きな女は全員オ◯ニー好きやで!」みたいなことをおっしゃっていたようですが、パリが大大大好きなオリーブ少女の成れの果てな私には、思いっきりど真ん中に突き刺さる映画なんですよね~。観た当時は、「可愛かった!あんな世界に住みたい!そんで恋愛したい!」ってピュアに思っておりましたわ~。その当時好きだった人(面識ほぼなし、もちろん話したことなし)にラブレターを書いて渡すという暴挙に出る勇気をもらったのもこの映画・・・という若き日のイタメモリーとともにある、そう、実際の人生と深く結びついている映画でもあるのです(笑)。でも、今冷静になって観てみると「アメリ・・・ちょと怖い」。彼女のストーカーチックな行動力も、ワカメちゃんみたいな髪型も、少し前屈みになって歩くオリーブ・オイル(ポパイの彼女)みたいなシルエットも、なんか怖い。爆発的に可愛いオドレイ・トトゥがやってるから、メルヘンな不思議ちゃんアメリ☆として成立しているのあって(それでもちょと怖いけど)、そうでない人がやってたら、薄ら寒~いホラーになってしまいますよこれは・・・。(妄想癖のある子供みたいな女の子アメリ、てことで考えると特殊な環境で育った幼少期のシーンは必然だったんだな)そんなモンマルトルの不思議ちゃんアメリを取り囲む、ノスタルジックで赤色を強調した風景やインテリアの色合い、アコーディオンの音楽も本当に完璧で、ここまでストーリーと美術と音楽がマリアージュして心地よい映像美を作り上げている例は、あんまりないような気がします。だからファンタジーとしてもアリだね!って思えるのかも。 引きこもり画家のおじいさんや、管理人のおばさん、八百屋のマスターと店員、カフェのマダムとカウンターの売り子、カフェの常連さん、雑誌スタンドのマダム、脇役のキャラクターもみんな立っていて完璧です(皆さんジャン・ピエール・ジュネ作品の常連さんなのだそう。特にカフェの粘着男役の人は一度見たら忘れられない顔)。名脇役達のアンサンブルも心地よくて、ただ映像を流しているだけでも幸せになれます。DVD&サントラは買って損なし(サントラ私も持ってます!)。相手役のニノがボンクラ男子なのもいい。IDフォトの失敗作収集が趣味、遊園地のお化け屋敷とポルノショップでバイトっていうボンクラスペック・・・。全然イケメンってわけじゃないんだけど、私にしかわからない彼の良さってのがあるの♪って言う味のあるニノ(Not嵐の二宮くん)なのであった。演じるマチュー・カソヴィッツは、ランコムの香水ミラクの男性版広告に出ていたけど、やはりアメリ効果だったのだろうかねぇ・・・。ということで、「アメリ」が大好きな私なのでした。
2012.04.03
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マニッシュなアニー・ホール ルックでも有名なこの映画。ケーブルテレビでやっていたので、とりあえず押さえで観てみることにしました。今まで観て来たウッディ・アレンの映画は「面白い」と「イマイチ」の二種類にパックリ分かれるんだけど残念ながら、この映画は「イマイチ」の方でした。NYに住むスタンダップコメディアン(ウッディー・アレン)と、シンガー志望の女子(ダイアン・キートン)の出会いから別れまでを追った作品です。おしゃれっちゃあ、おしゃれ・・・リアルっちゃあ、リアル。そんな感じ。以上!という・・・。有名な作品だし、好きな人も多いと思うんだけど、私にはあまり刺さらずでした。ダイアン・キートンは知的セクシーって感じで魅力的に描かれているんだけど、ウッディ・アレンがどうも苦手。こんなおチビの理屈屋でも相手が見つかるのねえ・・・って言う。インテリなのかもしれないけど、男として魅力を感じないんだなあ。それでも、恋愛し始めの新しいトキメキ感みたいなのは伝わってきてキュートな場面もありましたがね。うまく歌えなかった彼女を慰めるため、落ち着くからキスしてみようよって言うシーンと、橋の見える場所で「愛してるって言うの早過ぎるかな?」と言うシーンは、ウッディ・アレンが相手役だけど「くそ、恋愛の入り口っていいじゃねえか・・・」と思いましたよ。冷めて行く時もなんとなく冷めて行くので、そこがリアルと言えばリアルなんだけど、共感の嵐を巻き起こすようなドロドロエピソードがあればモノ足りるんだけどなあ・・・。これは人によるかもしれないんだけど。 サラーっとしすぎてるんだよなあ・・・親子丼が食べたかったのに鮭茶漬けが出て来たみたいな・・・。なんとな~くだけど、SATCのミランダとスティーブのカップルに似てるっちゃ似てる。彼らの方がもっとわかりやすいカップルだけど、SATC制作者の人が意識している部分があったりするんだろうか、などと思うのでした。 余談:アニーの兄さんか弟役で、若いクリストファー・ウォーケンが出ていてビックリしました。
2012.04.02
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※ネタバレしてます。ケーブルテレビのザ・シネマで放映されていたので録画してみました。タイトルだけは知っていた名作ホラー映画。ケーブルテレビのザ・シネマで放映されていたので録画してみました。モード雑誌でよくやるファッション業界の人おすすめの「この映画がおしゃれ!」という特集にも、ちょくちょく出て来る映画だけあってヒロイン、ミア・ファローが着ているお洋服が可愛い可愛い。60 年代のニューヨークが舞台ということで、ミニのサマードレスのプリントが、ケイト・スペードっぽい感じなんですな。白いマタニティードレスや、パステルブ ルーのガウン、ネイビーのニットに合わせたタータンチェックのロングスカート、そりゃ可愛かったです。何よりツィッギーみ たいな少年体型のミア・ファローが可愛い。ご近所に住むおせっかいオバチャンのヘッドアクセやコスチュームジュエリー なんかもケイト・スペードっぽかったなあ。ケイトさんはこの映画好きなのかな?最近また妙にケイト・スペードづいてて、欲しいバッグがいっぱいあって困ります。第一次ケイト・スペードブームは今から10年くらい前で、それ以降はそんなに・・・って感じだったんだけど。iPhoneケースもケイトにしてしまいました。新婚のミア・ファローが夫(ジョン・カサヴェデス)といわくありげなマンションに引っ越して来るところから始まります・・・。ここ、実は悪魔物件だったのでした・・・(といっても、幽霊とかじゃなく、悪魔崇拝の人が住む物件)。欧米の内見って、前の住人の引っ越しが完了してなくても平気で見られるし、前の住人がこの部屋で絶命してた りしても、全然平気なのね・・・とカルチャーショック。ニューヨークだとそんなこと気にしてられないのかしら。とある事件から、階下に住む老夫婦と親しくなる若夫婦。実は・・・この二人が・・・ギャー!てことなんだけど、途中まで見ていて、実は今までのことは全部ミア・ファローの妄想や思い込みで、本当は精神的におかしくなっているのはヒロインの方なんじゃないか???と思ったのです。そっちの方が怖い映画かな~と・・・思ったんだけども。そう思っていたから、ラストはわりと普通のオチでちょっとガッカリしてしまいました。しかし2時間を越える長さだし、何か刺激的でショッキングなグロ映像があるわけでもないのに、目を離せない展開はスゴイと思いました。 レトロなプリントのミニドレス。 白い襟が可憐なワンピース。 ニットにキルトスカートで女学生風。 小さいドット柄のコート。 淡いブルーのキルティングガウン。 白いコットンのネグリジェ。 レモンイエローのネグリジェ。 オババのファッションも意外と可愛いのだった。 大胆な柄のスカーフを頭に巻いちゃうのがオババの貫禄か。
2012.04.01
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クアラルンプールからソウルへ移動する飛行機の中で観ました。日本でも上映中だから、観に行こうと思えば観に行けるんだけど、なんかこれを観に行く為に一人で映画館に行くのも恥ずかしいし・・・もじもじ。日本語字幕なかったけど頑張って鑑賞してみましたよ!『初恋』、『ニュームーン』、『エクリプス』と観てきましたが、今回は最終章のPart1。ベラとエドワードがケコーン→新婚旅行でベラ妊娠→さあ大変だ!というお話です。ベラにも感情移入出来ず、エドワード素敵♪とも思えず、ただただ報われないジェイコブが可愛い!(それに可哀相)っていうだけの私なので、「あ~あ、大変大変、大変だこりゃ~」←(棒読み)と高みの見物的な鑑賞になってしまいました・・・。例によって箇条書き感想です。・ ベラ18歳、エドワード17歳(たしか前作でベラ の方が1歳年取ったよね?)の結婚、ベラの父ちゃんは反対しなかったのか・・・。高校卒業してからすぐ結婚ぽいけど、それよりあんたたち進路はどうすんの?大学行くの?それとも就職?生活はどうするの?と疑問がイパーイ。私の夫も結婚を決めた時ほぼ無職だったので、そこらへんの事情がどうしても気になるのだった(笑)・結婚式のプロデュースや初夜に着るセクシー下着まで、義理の妹ベラの為に色々と世話するアリス。アリスが結婚式のとき着ていたドレスと、20年代フラッパーガール風の髪型がとっても可愛かった。やっぱりアリス萌え。・予告編でも使われていた、結婚式の招待状を見てオオカミに変身するジェイコブが本当に、本当に、ほんっとうに可哀相。エクリプスでちゃんと振ったわけでもないのに、この仕打ちかい?!ベラは無神経すぎると思うのだった。・プライベートジェットで、南米のリゾートに数週間のハネムーンへ出かける二 人。しかも泊まるのは高級リゾートですよ(おそらく専属バトラーもいるんだろうな)!カーライル父さんからのご祝儀がわりってことですが、まだ10代のカップルに、こんな旅行プレゼントなんて甘やかしすぎ!!アンコに練乳をかけたくらい甘いです。・初夜ってことで、テンパってしまうベラ。いきなり歯をグワーっと磨き始めるところは可愛かったけど、クリステンとロブ様はリアルでも付き合ってるってことを全世界の人が知っているので、もはや「初夜プレイ」にしか見えないのだった。・幸せなハネムーンを満喫する二人だが、なんかイマイチ楽しそうに見えないんだよなあ・・・。主演の二人はリアルで恋人同士だというのに、なんか硬いんだよな・・・。やっぱり私がジェイコブ押しだからなのかな・・・。ジェイコブといるときのベラは本当に楽しそうに見えるからさ~。・ あっという間にベラ妊娠。それを知ったとたん、顔色が変わるエドワード。そ んなに妊娠がマズい事態なら、なぜちゃんと避妊をしないのだ・・・(この映画観た人はもれなく全員つっこんだと思うけど。しかしヴァンパイヤには一体どんな避妊法が有効なのだろうか?)。カーライル父さんはお医者さんなんだから、リュクスなハネムーンプレゼントの前に息子の性教育をちゃんとすべき!!まあベラが妊娠しなけりゃ話が進まないので、しょうがないっちゃしょうがないんですけどね。・ベラの妊娠判明後、超高速でパッキングをするエドワード。ここは笑う所だよね?でも超高速で動く旦那、家事や引っ越しに重宝しそう・・・と思ってしまいました。・「よくもベラを孕ませやがったな、この怪物!」と怒りのジェイコブ。一方、「まずいな・・・」というシリアスな顔をするだけで、今回も何もやんないエドワード。ジェイコブとカレン家に頼ってばっかり。そんで、マズい事態が発生するとベラに対してもあまり優しく出来なくなるっていう。もうこのシリーズの定型パターンである。・怪物的な勢いで成長する赤ん坊に対して、やつれていくベラ。クリステン・スチュアートの激やせ(CGかな?)っぷりがものすごい。顔もしわしわで、目の 下クマだしまるで栄養失調の老婆のよう。これはクリステン頑張ってたと思う。彼女が輸血用の血を飲むシーンでは、濃縮還元の濃~いトマトジュースが飲みたくなってしまった・・・。・しかし、好きな女の命をかけた壮絶出産シーン(しかも生まれて来るのは彼女と恋敵の子)に立ち会ったジェイコブが本当に不憫でならないのだった・・・。しかも今回も何もしねえエドワードに変わって、現場でオオカミになって身体を張っているのはジェイコブ!ああ、ジェイコブよ、ジェイコブよ!!そんなこんなで楽しんだっちゃあ、楽しんだPart1。Part2も絶対に観るけど、出来ればお金をかけずに観たいと思うのでした!
2012.04.01
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