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あらすじ:江戸吉原の遊郭「玉菊屋」に売られたきよ葉(土屋アンナ)は反抗しながらも持ち前の負けん気の強さで頭角を現し、姉女郎である高尾(木村佳乃)の人気にせまる勢い。そんなある日、武士である坂口(椎名桔平)からきよ葉に結婚の申し込みがあり、玉菊屋の女将(夏木マリ)は願ってもない良縁に大喜びする。きよ葉の幼馴染で玉菊屋下働きの清次(安藤政信)にも縁談が持ち上がる。幼い頃から兄妹のように郭で育った二人は互いの縁談に複雑な思いをかかえていた。
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: さくらん
すんごく観たかったこの作品。映画館で観ることができて、わっちは大変に満足でありんす(女郎ことば)。ずいぶん前に「情熱大陸」で夏木マリさんが特集されたとき、撮影中の「さくらん」の現場がちらっと写って以来、「観てー!」と思っておりんした。
偉大なクリエイターの父を持つ女性監督が手がけた、ガーリーな時代ものということでソフィア・コッポラの「 マリー・アントワネット
」と比較されていたりするけれども、マリーの100倍は面白いと思いますよ!てか、比べること自体、失礼なくらい根性のある映画でござりんす。
蜷川美花さんの写真がそのまま動画になった極彩色の世界で繰り広げられる、めくるめく花魁ムービー。最初、ヒロインが土屋アンナだと聞いたときに、「あんなバタくさい顔の花魁がいるのかよ・・・」と思ったけどアンナちゃんが蜷川さんのパンチのあるビジュアルにバッチリとはまっていましたね。木村佳乃と菅野美穂も、実力はあるけど清純派と思っていたので「やられた!」って感じ。安藤政信と成宮くんは美男だし(イイ男はちょんまげてもイイのだ・・・)脇を固める俳優陣も素晴らしい。ビバ!夏木マリ!
お話的には女郎サクセスストーリーなんだけど一度、上客に裏切られるのがいいね。裏切られて川で叫ぶアンナ、そして後ろで見守る清次。バックに流れる音楽は女の情念を歌わせたら随一の椎名林檎・・・最高だ!(このへんのリアルな恋愛模様の妙は安野モヨコのまんがだなあ~って感じですよね)今回は褒めまくっておりますが、もう一度観たいなあ・・・DVDになったら通常版ではなくコレクターズの方を購入したいです♪
余談:原作を読みましたが、セリフが原作に忠実な部分も多かったけど結構脚色されていました。しかし、この脚色っぷりは・・・アカデミー賞脚色賞に匹敵する勢いではないだろうか・・・(また褒めすぎ?)私のプロフィール欄の好きな言葉のところに「てめぇの人生、てめぇで咲かす」って書いちゃったけど実はこのセリフ、映画の中で一度も出てこなかった・・・どうやらコピーだったみたい。でも江戸っ子スピリッツ満載でしびれる!
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