第30話



ドレアム「ちょっといいか?」

村人  「なんでしょう?」

ドレアム「ここはなんて町なんだ?」

村人  「この村を知らない!?」

ザワザワ・・・

村人たちが不思議そうな目でドレアムを見つめる

ドレアム「どうしたんだよ!知らなくてワリィか!?」

村人  「いや・・・」

村人  「この村はボルノビレッジ」

ドレアム「ボルノビレッジ・・・?」

ドレアム「聞いたこともねぇな」

村人  「聞いた事も無いとは・・・まさかあなたたち・・・」

村人  「違う星から?」

ドレアム「ああ、そうだ」

村人  「・・・・・」

村人たちはとたんに黙り込んだ

村人  「そうだ。今日はもう遅い。私の宿に招待しましょう」

ドレアム「お、ワリィな」

ティファ「どうだった?」

ドレアム「ここはボルノビレッジってとこらしい」

レッド13「聞いた事もないねぇ」

セレス 「私も」

ドレアム「どうやら誰も聞いたことがねぇらしいな」

ティファ「そうみたいね」

ドレアム「そうそう。宿屋に招待してくれるらしいんだ」

ティファ「やったぁ!」

キルス 「・・・・・」

ドレアム「どうしたぃ?」

キルス 「いや・・・なにか胸騒ぎがする」

ドレアム「そうか?俺はなんも」

キルス 「なにかの間違いならいいが・・・」

セレス 「まぁいいじゃん!!行こ!」

そしてみんなは宿でベッドに入った







夜中

村人  「やつら違う星から来たといっていた」

村人  「何!?それが本当なら一大事だぞ!」

村人  「静かに。とにかくやるなら今しかない」

村人  「だな」






翌朝 

セレス 「ん・・・んぁ?」

セレス 「きゃあぁぁぁぁぁ!!!」

バレッド「起きたか!!」

そこには全員がはりつけにされていた

ドレアム「なんだ!これは!」

村人  「お前ら、違う星から来たといってたな」

ドレアム「ああ。そうだが」

村人  「どうせ殺すからみせてやろう」

村人  「私達の本当の姿を」

村人達はどんどんと姿を変えてモンスターになった

キルス 「・・・!!」

キルス 「やはり!!」

マナ  「なにこれ!!私とレナは関係ないよ!!」

村人  「そんなこと知ったことではないわ!」

キルス 「やはり・・・!イヤな予感がしてたんだ・・!」

村人  「最初は驚いたよ。お前らの中にそんなにカンの良い奴がいたとは」

村人  「しかし肝心のところまでは見出せなかったようだな」

村人  「さて・・・殺すか」

バレッド「クソ・・・なんてこった!」

レッド13「なんとかならないの!?」

キルス 「クソ!!」

村人  「・・・!!」

村人(モンスター)がどんどん道を開けていく

村人  「人間と犬一匹を捕獲いたしました!!」

村人  「セフィロス様!」

バレッド「セフィロスだと!?」

セフィ 「まさか本気で追ってくるとはな・・・」

セフィロスの後ろにはクラウドがいた

キルス 「クラウド・・・!」

ドレアム「セフィロス!何しにきた!」

セフィ 「何しに来たかだと?」

セフィ 「ククク・・・」

セフィ 「貴様らの死に様を見にきてやったんだ」

バレッド「なんだと!!」

セフィ 「さて・・・長話もしてられない」

セフィ 「モタモタしていてはいつエアリスがここをかぎつけるか・・・」

ブァノス「エアリスお嬢さん!?」

ブァノス「やはり・・・この星に!?」

セフィ 「答える義務はない」

ブァノス「クッ!」

セフィ 「・・・おぉ」

セフィ 「そうだ・・・普通に殺すのは面白くないからな・・・」

セフィ 「クラウド・・・オマエがやれ」

クラウド「・・・・」

キルス 「クラウド!!目を醒ませ!!」

クラウド「・・・・」

クラウドはまずキルスの前に立ち剣を振りかざした

セレス 「あぁ!!」

ティファ「キルス!!」

????「スロウガ」

クラウド「!!」

クラウドの動きが鈍くなった

????「ブリザガ」

ブリザガでクラウドの剣を弾き飛ばした

ティファ「!?」

リジェネ「遅くなっちゃったかしら?」

ティファ「リジェネ!!」

リジェネ「・・・・・」

リジェネはクラウドに近寄った

リジェネ「あなた・・・どうしたの?」

クラウド「・・・・・」

セフィ 「ストプガ」

リジェネ「しまった!リフレクを忘れた!!」

ドレアム「あんのバカ・・・!!」

しかしクラウドはまだ非常に遅い

クラウドがリジェネの方向にむくこともまだ完全にできていない

リジェネ「クラウド・・・」

リジェネ「クラウド・・・聞きなさい」

第31話に続く


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