パンドラ


目を閉じた世界 何も映らない世界
そんな世界を  心地よく感じていた

目隠しで見えるモノなんてない
そんな事気付かずに  ずっと進んできたけど
君の声で思い出したよ この世界にあるキレイなモノ

何を求めて 何を捨てる?
全てを掴める手なんてないんだ
だけど君だけはずっとこの手の中に
パンドラの底に残して


闇の中を生きる 穢れ果てたこの地に生まれ
何も聞こえない 何も見えない
この揺り籠に  いつまでも身を委ね

目の前をふさぐ壁の前に立つ
ぶつけた頭を押さえて 睨んで見ても
自分で越えなきゃ 何にも始まらないよね?

愛を求めて 全てを捨てる
全てを掴める手がないなら
君だけを抱きとめられたらいい


混沌に包まれた地で 最後に残るモノ
僕のために残された希望
ずっと大切に守っていく



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