I'm home


8月に辛い思い出があるんだね
メールの往復の数でわかるよ








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帰宅した。

新幹線なら2時間半の距離。
彼と一緒にいたたくさんの時間が すでに遠い思い出のように感じる。
久しぶりの自分のPCを立ち上げて 彼にメールを送る。

「ありがとう」



でもその時 あたしは人生の岐路に立っていた。
実家に引っ越そうか 迷っていたんだ。
今回の帰省は そのための下見だった。

それは 彼と知り合ったからじゃなくて
自宅のある関西で仕事を探す自信がなかったし
離婚した元旦那は 新しい幸せを掴んで
あたしの子供達を連れて すでに関西から離れていた。
そう  だからだ。

あたしが関西に居続けた理由・・・・
それは子供の側を離れたくないという 母親の意地だった。
そんな子供達も 新しいお母さんを受け入れて
新しい家族と関西を離れてしまっていた。

おいてきぼりのあたし。
離婚とは 他人になる事だ。

思い知らされるまで わからないフリをしていた自分が情けない。
そこに住み続ける意味は すでになくなっていたんだ。


彼には 深い理由は告げなかった。
ただ 実家に引っ越す事になるかも とだけ。
1ヶ月間 全て一人でしなければならない引っ越し作業に追われて
それでも心の支えは 彼からのメールだった。

8月・・・・
彼からのメールが途絶え途絶えになった。
やっと送られてきたメールにも 以前のような冗談はない。
落ち込んでいるらしい言葉が並ぶ。

直感で 彼はきっと去年の今頃に離婚したんだろう と思った。






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