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年末の大掃除を「冬向き」だけですませたものだから、GWに、帳尻あわせがいる。 気温があがって、油汚れも軟らかくなるので、「夏日」の休日は大掃除日和?(これが「真夏日」だと、意欲をなくする。 ところで、各種の洗浄剤が市販されている。「まぜるな危険」の表示のついたのが4つ。 最初は、「塩素系」と「酸性」で表示の色が違ってたはずだけれど、さいきんはどっちも赤文字。「まぜるな危険」が、白ぬきになってたのが、酸性だったか? (二種類を混ぜたら危険だ、という説明をいちいち気にせず、混ぜる人は混ぜちゃうから、使い分けがなくなった? とにかく、混ぜたら危険なんだ…と。同じ種類かどうか、いちいち気にするな…) 塩素ガスが発生するのは、塩素系漂白剤の成分である不安定な「次亜塩素酸イオン」が、アルカリ性溶液の中でかろうじて安定を保っているのを、酸性にすることによって塩素(安定な分子)を追い出してしまうから。(「サ○ポール」の成分である塩酸にも塩素イオンが含まれているが、 べつに、酸に塩素が含まれているかどうかは問題でない。) 「クエン酸」などは、果汁の酸っぱさの元であり、「危険物」ではないのだけれど、表示をしてないと、混ぜちゃう人がいるかもしれない。ということで、掃除用に使えるものは「まぜるな危険」がついてまわる。 当然、ポ○カレモンだって、すし酢だって、塩素漂白剤とまぜたら塩素ガスは発生します。 で、前置きが長いけれど、掃除のひけつは、「油汚れは、酸素漂白剤で落とす」 油脂の成分である脂肪酸は、名前の通り「酸」だから、アルカリ性のもので分解するのがいちばん。重曹でもいいが、酸素漂白剤(粉末)のほうが強力。 レンジフードなど、ボロを濡らして少量の酸素漂白剤をくっつけてこすれば一発。 洗剤(界面活性剤)では、油汚れを物理的に小さい粒にして分散するだけで、べとべとが残るが、酸素漂白剤の場合は、化学的に分解するので、さっぱりする。 マ○ックリンのメーカーには悪いが、あれは油汚れには向かんよ…。 ちなみに、クエン酸は、トイレやバスや、水道まわりなどの掃除で使います。
2007年04月30日
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先日の湖西線の事件のあと、 さすがに「JRは物騒だ」と思われたらアカン、ということだろうか。 「鉄道警察隊」の腕章をした制服さんが、車内パトロール(というわけでもなく、同じ場所に立ってただけですが) たしかに、「抑止力」として威圧感はあるのだけれど、腰の拳銃、通勤電車には似合わない。もし、隣の兄ちゃんが「危ない奴」だったらどうするんだ…。 それでなくても、自分の目の前に拳銃がぶら下がってるのを見て平然としてられる日本人のほうが少数派だと思う。 だいたい、電車の中で拳銃を使える状況って、アクション映画でもなけりゃありえない。(たぶん、実弾は入ってないんだと思うけど、どうだろう) 普通の車内パトロールは「さすらい刑事」さんみたいなのがしてるんだろうな。 以前、国鉄の時代は、「鉄道公安官」というのがいて、車内の犯罪について逮捕権もある存在だった。民営化のあと、「鉄道警察隊」として、警察の管轄になったけれど、国鉄の時代は、給料も年金も制服代までひっくるめて「国鉄もち」、すなわち、乗客の運賃で負担していた。 警察管轄になれば、税金負担。同じモノサシで「国鉄とJRの経営状況」を比較するのなら、鉄道警察の費用もJRにかぶせて計算しなければ、経営努力の実態は見えない。 (実際のところ、車内犯罪って、増えてるのか減ってるのか…)特急「サンダーバード」だと、大阪発、京都、滋賀、福井、石川、富山の各県を通過するが、滋賀県は通過時間は長いけれど、利用者は少ない。 事件だけ滋賀県で起こされても迷惑だろうな…。(いや、記事を見たら、逮捕されたのは滋賀在住だった。)
2007年04月28日
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よく、店の看板などで、「日曜・祭日は休業」と書いてあったりする。 しかし、「政教分離」の日本では、公的な「祭日」は存在しない。 私的な「祭日」はたくさんあって、京都では、年中どこかで「祭」をやってる。(たとえば、祇園祭は、1ヶ月間ずっと続いてます) 戦前は、「国家神道」が強制されていたから、「公的な祭日」というのがあった。古い人はそのイメージで「祭日」と言ってるのだと思うが、正しくは「祝日」(国民の祝日に関する法律で規定されています) まだ、個人が間違えるぶんには許容範囲かもしれないが、公的機関が政教分離を忘れては困る。(クリスマスも、花まつりも、年から年中休むのか? とくに京都。) ちなみに、「ゴールデンウィーク」というのは、元々は、映画の宣伝文句で、「黄金週間は映画に・・・」からきたもの。 したがって、天下のNHKではGWという言葉を使わない・・・はず。
2007年04月27日
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「パッと咲いてパッと散る」代表とされる、サクラ。 軍歌にもあるように「いさぎよさ」の象徴のように言われたが、今年のサクラは、最後まで粘る。春休みのあいだに散ってしまうと思ったのが、GWを週末に控える時期に、葉っぱが出る中に、まだ残ってる。 並木のサクラだから、へー、で済むが、サクランボ畑のサクラだったら、農家は困るだろう。授粉のタイミングもズレるし、収穫も。大丈夫だろうか。
2007年04月24日
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ときどき、少人数できめ細かい指導を売り物にする学習塾が、「寺子屋式・・・」と自称することがある。 「寺子」というのは、お寺で学んでいる子のことであり、その学習場所が「寺子屋」。 けっして、寺に小屋を建てて【寺小屋】と呼んだのではない。 しかし、時々、自らを「寺小屋」・・・と呼ぶ学習塾の看板を見る。 大丈夫か? この塾長で…?(ためしに「寺小屋、学習塾」で検索したら…、うゎ…。)
2007年04月22日
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じつは、ラジオCMを聞くまで「キジツマエ」だと思ってたら「キジツゼン」だそうで…。 市役所に行くと、「投票日に投票所に行けない理由」を記す「宣誓書」を書かされる。 理由は該当項目に○をつけるだけなので、不在者投票より楽。 ここで疑問だけど、本来、有権者が、選挙を告示した選挙管理委員会(市役所)まで足を延ばして投票するのは、当たり前のことであって、投票日のいくつもの投票所、というのは、便宜を考えて出張してくれてるものではないの?(むしろ、有権者全員が期日前投票してくれたら、役所も楽なんじゃ?) わざわざ「宣誓」しなきゃ、市役所で投票できないもんなのだろうか。
2007年04月21日
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地方選挙も最終日。 終わりになって思いつくのもなんだけど、 疑問に思うのが、市議から市長や府議県議への「グレードアップ」転出(鞍替え)立候補。 もちろん、現職市議が、議会で市長と論戦して、「この市長ではあかん、俺が何とかしてやろう」と志をもって、市議の座を失うリスクを背負って市長に挑戦するのは、評価できる。 ただ、「市政をただす」と有権者に宣言して選挙をたたかって、期待をこめて票をもらって当選した議員が、 「格上」の府議県議(あるいは府議県議から国会議員)へ、任期途中で出て行くのは無責任ではないか? さいきんよく目にするのが(長野の田中知事が不信任決議を受けて、「辞職」せず「失職」して以後、とくに)、 「議員辞職しないで、別の選挙に立候補して、自動的に失職」するパターン。 たいした違いはなさそうに思えるが、 たとえば、4/22投票の市長選挙の告示が4/15。 普通の議会は、3月までに次年度予算を決定して(市長選挙がある場合は、市長の公約で変更があるので、補正分を残して)、4月に議会は開かれない。 3月に議員辞職しなければ、4月分の議員歳費は「何もしないで」もらえることになる。(中には、議員年金が、加入期間が4月ぶんのあるなしで決まるような議員もいるだろう。) はっきり言って「せこいぞ!」 「市長候補」の自覚があるなら、次年度予算が決まった時点で、ちゃんと「議員活動」にけじめをつけておけよ! 議員に未練があるなら、出るな! (ただ、市長候補が議員を辞職したのか、失職したのか、あまり話題にならないので、一般人にはわからない。市長と市議が別であれば、「辞職」ぶんの「補欠選挙」がセットで入ってくるので何とかわかる程度。~失職の場合は、告示日に欠員が出るので、次の補欠選挙の告示ができない)
2007年04月21日
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2月に淀屋橋で売ってた、「モネの睡蓮」だという種。1ヶ月経って、3cm程の根。種は双葉に割れてきた。縄文時代の蓮の種から花が咲くぐらいだから、かなり根性のある種だとは想像できるが、路上販売の兄ちゃん、「50日程で花が咲く」と言ってたぞ…。まあ、この季節より「夏向き」ではあるけど。
2007年04月17日
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久々にクイズ。以前、安倍さんはパンツを洗わんのか?と突っ込んでみた、家電「三種の神器」TV、冷蔵庫、洗濯機。では、これらが「神器」から「人器(当たり前)」になった順番はどうでしょう?「健康で文化的な最低限の生活」を保証する憲法のもとで、生活保護世帯が所有するのを認めた(つまりは、これぐらい持ってるのは当たり前、という基準)のが、TV…'61年。(白黒)洗濯機…'63年。冷蔵庫…'66年。「行政の物差し」では、TVが一番早い。「人権裁判」と言われた「朝日訴訟」で、「最低生活費の基準が、パンツ年に一枚、というのは違憲だ」という地裁判決によって改善されたのが、TVと同じく'61年。(ちなみに、カラーTVと電話が'71年。)それ以前は、これらが「資産」として扱われ、保護を受けたければ、そういう贅沢品は処分しなさい、と言われた。 さらに、高校進学のための学資保険は、それまで認められなかったが、'04年に「最高裁判決」で原告勝訴。(この判決で、翌年より高校進学の費用が保護費に認められる) (※年表は、「生活と健康を守る新聞」4/1号より)今の時代、携帯電話も当たり前になってきたけれど、これまでの「流れ」を見ると、「モノ」に較べて、教育というのがずいぶん扱いが低いと思える。 カラーTVより、高校に行くほうが「贅沢」だと、30年以上考えられてきたことになる。(原告の母子が高校に行きたい、と訴えなければ、まだ続いていたかも)国を支えるのは、人材であり、教育だよ。海外援助でも、現地で喜ばれるのは学校。わが日本も、もっと教育を大事にしてほしい。(形ばかりの暗記ではいかんが)
2007年04月14日
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よくある、教科書記述。 『織田軍は、当時最強の騎馬隊を誇る武田軍に対し、3000丁の火縄銃を「3段構え」で連射して粉砕した…。』 しかし、武田軍の騎馬隊というのは、「蒙古襲来」の元軍と異なり、騎馬で戦う部隊ではない。単に、騎馬武者が先頭をとるだけで、槍や弓をもった兵士が走ってついていった部隊である。 ちなみに、時代劇ではサラブレッドのような馬が登場するが、実際の国産馬というのは、あんなにでかくない。 いくら信玄にくらべて戦術に劣る勝頼といえど、こんな部隊で鉄砲の並ぶ「馬防柵」に突っ込んでいくアホはいない。離れたところで弓矢で攻めるわな…。柵のないところまで回って本隊を攻めてもいい。川中島の戦いでは、山を登って上杉軍の背後を突こうとした実績もある。 ちなみに、 3000丁を3つに分けて、1000丁ずつ1m間隔で並べたら、1kmに渡って銃口が並ぶ。中央で「撃て!」と号令をかけても端まで届かない。(先日のTV番組で、発声の訓練をしてる劇団員の声が届くのが500mだった。それも静かな田舎道でのことである) 結局「3段撃ち」などという高度なテクニックは使えず、バラバラに発砲するしかない。(射手によって、弾こめにかかる時間が違うから、全員揃って撃つよりマイペースで撃ったほうがたくさん撃てる) 本当に1000発の弾丸が次々に撃ち込まれたら、あっという間に合戦は終わってしまうが、実際は武田軍敗走が午後3時頃。あの「天下分け目」の関が原の戦いで、小早川の寝返りの末に決着がつくのとほとんど同じぐらいの戦闘時間がかかっている。つまり、そんな一方的な戦いではない、ということである。 そもそも、織田軍が本当に3000丁の銃を持っていたなら、他の戦いになぜ登場しない? 鉄砲が戦争の歴史を変えたのは、弓矢や槍のような高度な訓練をしなくても、銃を構えて撃てば敵を倒せる、という特徴から。(「鍛えられた弓矢」のほうが、当時の螺旋を切ってない鉛ダマより命中率は高いはず) 「3000丁の鉄砲」は、織田軍の「誇大宣伝」に違いない。(当時はJAROが存在しない。)噂を流して、毛利などにプレッシャーを与えるだけで「戦力」になる。 負けた側の武田の記録は残らない、というのを差し引いて考えなければ。
2007年04月13日
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先月の芸能ニュースで、元「モー娘。」の加護ちゃんが、二度目の喫煙スクープによって、所属事務所から「契約解除」になったという。 (ついでにいえば、これを「解雇」と報道したスポーツ新聞もあるが、芸能人と事務所は「雇用関係」ではないので、「解雇」とはいわない。) 未成年者の飲酒・喫煙は法律で禁じられているが、 法律で処罰されるのは、成長に害のあるタバコや酒を 「未成年者に飲ませた大人」 および 「飲もうとする未成年者を止めなかった大人」である。(其々の法律の第3条を参照) したがって、未成年の加護ちゃん自身が罪に問われるわけではない。 (事務所の契約は、あくまで「民事」の話。) これに対し、 昨年の、極楽とんぼ・山本の不祥事は「大人の責任」だった。 それを話題にした、「アッコにおまかせ」の生放送で、メインの和田アキ子さんが、「親が付いてれば、未成年者に酒を飲ますのはいいの?」さらには「うちの姪に『社会勉強だから』って自分が監督して飲ませてるのも駄目なの?」 (峰さんその他、出演者が「駄目です!」を連発するのに…) 全国に「犯罪者であること」を公表しちゃったのだけれど、これに対するお咎めは無かったのだろうか?(番組は「何もなかった」ごとく続いている) 罪に問われない未成年者より、罪に問われる成人のほうが、問題は大きいと思うけれど、「使い捨てアイドル」「使い捨てお笑い芸人」のレベルと、「天下の和田アキ子」では、事務所の扱いも、TV局の扱いも違う、ということか…。 ホリプロと和田アキ子には何もいえない…?(ホリプロも、アイドルなら見捨てるか?)。(其々の法律の第3条を参照) したがって、未成年の加護ちゃん自身が罪に問われるわけではない。 (事務所の契約は、あくまで「民事」の話。) これに対し、 昨年の、極楽とんぼ・山本の不祥事は「大人の責任」だった。 それを話題にした、「アッコにおまかせ」の生放送で、メインの和田アキ子さんが、「親が付いてれば、未成年者に酒を飲ますのはいいの?」さらには「うちの姪に『社会勉強だから』って自分が監督して飲ませてるのも駄目なの?」 (峰さんその他、出演者が「駄目です!」を連発するのに…) 全国に「犯罪者であること」を公表しちゃったのだけれど、これに対するお咎めは無かったのだろうか?(番組は「何もなかった」ごとく続いている) 罪に問われない未成年者より、罪に問われる成人のほうが、問題は大きいと思うけれど、「使い捨てアイドル」「使い捨てお笑い芸人」のレベルと、「天下の和田アキ子」では、事務所の扱いも、TV局の扱いも違う、ということか…。 ホリプロと和田アキ子には何もいえない…?(ホリプロも、アイドルなら見捨てるか?)
2007年04月12日
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この時期、大学新入生に呼びかけるパンフレットがある。昔から「親泣かせの原理研」と言われていたが、霊感商法などで刑事・民事で次々と摘発され、社会的に大きな問題になっている。「神様系」の私大では当然、学校自らこのパンフレットで注意を促しているが、国公立でもそれに近い対応をする大学がある。「仏様系」の大学もたいてい。(「商売系」は判らないが…) しかし、キリスト教関係で、カトリック教会と、ルーテル教会他のプロテスタント、聖公会まで連絡会を作るのはなかなか例がない。(平和行進等で牧師さんとお坊さんが「宗教を超えて」並ぶことはあるが) 「政教分離」の日本ならではのフットワークかも知れない。 ところで、先日の誘拐事件の報道。 自ら『…統一神霊協会』と名乗る団体を、マスコミは何故『教会』と呼ぶ? わざわざ、(マトモな)『教会』ですよ、と広報しちゃいかんだろう。宗派の違いにかかわらず、こういう団体と一緒にするなと、「教会」のみなさんはご立腹している。 (ちゃんと『協会』と呼んでるのは、宗教関係と赤旗新聞ぐらいなものか?) H木K子や、かつてのG保A子のような、『心霊芸能人』で系列TV局の視聴率を稼ぐために、カルトに甘いんだと想像するが、多分、大きくは違わないだろう。(どっちが鶏で卵か、ということはあるだろうが)※報道記事より 【アスンシオン8日共同】パラグアイで世界基督教統一神霊協会(統一教会)の日本人2人が誘拐された事件に対応するため米国から現地入りした同教会関連団体幹部が8日、日本人記者団と会見、2人を含む人質4人が無事であることを確認した上で、犯人グループに早期解放を訴えた。
2007年04月10日
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教科書検定で、「○○があったということは確かでない」、という意見がついて書き直しにあう項目がよくある。 だいたい、日本史で「明治政府~戦前」に都合の悪いこと、というのは、なかなか認めたくない。 これに較べて、昔の出来事は、かなりいい加減なものが「史実」のように扱われている。 代表に『大化の改新』 これは単なる蘇我氏の暗殺事件で、藤原氏というのはそういう汚いことをして権力を掴んだものだ、というだけの事件。 『大化』という元号が使われた木簡も石碑も見つかっていない。 藤原氏の子孫が作った書物で、実行者がヒーロー扱いは当たり前。 客観的な歴史をみるなら、それを差し引かなければならない。(利害に関わらない第三者の記録がない大事件は、たいがいはフィクションである) そもそも、生徒にとって、『大化の改新』が事実であろうとフィクションであろうと、歴史の流れが変わるわけでない。権力者が蘇我氏から藤原氏に変わったというだけのこと。この時代の情報伝達速度を考えれば、645年という年もたいした意味でない。末端の暮らしがパッと一年で変わるはずがないし、どうせ田舎では蘇我も藤原も関係ない。 何のために歴史を学ぶか。ただの暗記でクイズに答えるためではない。 少なくとも、戦争をめぐる歴史の中からは、「軍隊というものは住民を守るのが目的ではない」ということが、パールハーバーを見捨てた米軍や、隠岐コミューン弾圧や、沖縄戦の教訓であり、同じことがイラク駐留軍でも行われている、ということ。 何度も「アホな戦争で武器商人を儲けさせる歴史」を繰り返しちゃいけない。
2007年04月10日
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京都府の教員住宅跡。老朽化で廃止され「廃墟」状態。(たぶん、建て替えせずに売却しそうだが) 勿論、管理の関係で、空家や空地に勝手に人が入るのを禁止するのは解るが、 「府有地につき立入禁止」というのは、府民を下に見た発想。 そもそも、府有地というのは府民の共有財産であり、使用目的によって府が管理しているものである。たとえば、府道や府立公園に、主権者である府民がいちいち「許可」して貰わないと入れない、なんてことは有り得ない。「府有地につき」の一言で、意味が通じると思っている、京都府(教育庁)の発想が、なんとも理解しがたい。 生徒に何か質問されても「そういうことに決まってる!」の一言でカタをつける体質が見てとれてしまう。 (入試問題は「書け」だしねー…) 新しい府議会議員が決まるが、議員はあくまで「府民の代表(横並び)」であって、決して上から見下ろす立場ではない、ということを心得てもらいたい。
2007年04月07日
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(あさのあつこ原作。) 前に、美作(高瀬舟)の話題でちょっと触れたことがあります。 涙を誘う映画ではないし、涙を誘う場面でもないと思うけれど、弟が病院で苦しんでいる時の試合に登板した兄を、初めて母ちゃんが応援にきたシーンで、思わず涙腺が…。 しかし、倉敷チボリでセコい金儲けしようとして失敗してる岡山県。全面協力してるわりに大人しい。もっといやらしくPRするかと思ったが、 地元らしいのは、製材所ぐらい。(美作は木材と牛と温泉ぐらいしかないが…) さて、「高瀬舟羊羹」でお茶しよう…。
2007年04月07日
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また選挙の話題で。 さいきん、若い候補者さんが多い。それはそれでいいことなんだろうが、(おっさんばかりの議会では活気がない) もちろん、若けりゃいい、というものではないが。(「S村T蔵」みたいなのが国会議員は情けない) 選挙ポスターに、やたら「ガッツポーズ」が多いようだ。 若々しさを強調しているんだと思うのだけれど、本当に、そううけとめられているのだろうか。 元々、「ガッツポーズ」というのは、元WBC世界チャンピオン・ガッツ石松の勝利のポーズである。 これからの未来を担うべき若者が、「OK牧場!のおっちゃん」では、いささか…。 ※「団塊組」には、ガッツ石松はヒーローだろうが(歴代の日本人・世界チャンピオンで、彼が一番重い階級のチャンピオンだった)、「そういう票」を狙ってるんかい・・・?
2007年04月05日
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普通に考えて、日ハムファンにとって、敵である西武の敵のロッテが、味方であるはずはない。(昨シーズン末は、楽天が「味方」になったかも知れないが) 時は1868年。幕末から明治維新にかけて。当時、外国船の来日で緊張に包まれていた隠岐で、松江藩の郡代を住民が団結して追い出し、自治組織を作った。(いわゆる、隠岐コミューン)「徳川幕府の松江藩」に逆らって自治体を作った隠岐に対し、軍勢を送って鎮圧したのは、徳川幕府を倒した「明治政府の松江藩」 トップが入れ替わっても、末端の農民収奪の機構はかわらない。 住民自治なんてものは、結局は、権力者にとって迷惑でしかない。 パリ・コミューンに3年先駆けてできた隠岐のコミューンは80日で幕を降ろした。 いま、誰に気兼ねすることなく、自治体の代表を住民が選ぶことができる。 戦前は知事や市長は「任命制」で、戦後になって一斉に住民選挙になったのが、いまの地方選挙。 (辞任や合併でずれた都府県も多いが) せっかくの権利を自ら捨てることのないよう、しっかり考える場ではある。 全くの偶然ながら、パリコミューンが3月18日。隠岐が3月19日。時差を考えたら同じ日?(ただし、隠岐は「旧暦」だが…)
2007年04月03日
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某候補者事務所まえ。 「公職選挙法の関係により、お酒類のお祝いは ご辞退申し上げます」の張り紙。 政治家に金品を贈ることは、当然「賄賂」として、政策を歪めることにつながるから禁止されているわけだが、 「法律で禁止されているから辞退」という発想が、逆。(言い換えれば、「法律で禁止されてなければ、ありがたく頂きます」ということになる。たぶん、資金あつめパーティ券とかの「禁止されてない」お金はちゃんと貰うんだろう) 以前「飲酒運転は法律で禁止されています」のコマーシャルテロップを話題にしたが、「法律で禁止されているか否か」をまずモノサシにすることが、かなり危険なことであるのはまちがいない。 生徒たちの「理科離れ」も、「なぜ、そういうことがあるんだろう?」という素朴な疑問を解決する姿勢なしに、○○だから、という詰め込みでツマラナイ科目にしてるせい。 よほど、日本人は「おしつけ」が好きなのか…?(好きな日本人を育てたら、権力者は安泰) しかし、まだ始まったばかりの選挙で、「激励」や「陣中見舞い」でなく、早々と「御祝い」の酒を想定しているのは、自信満々なんだろうな。この候補者。落ちたら面白いのに。 (…と思うのですが、「公職選挙法の関係により」、特定候補者をもちあげたり貶めたりするのは、遠慮いたします。)
2007年04月01日
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