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郵政民営化は10月からのはずだったが、土曜日稼動のATMが、すでに「JPゆうちょ銀行」だった。二日ぶんの利息は誰がもつ…?(貧乏人のせこい発想)※30日は「民営化準備のため」ATMも止めます、とわざわざポスター貼るぐらいなら、30日に看板も架け替えればすむもんを…
2007年09月29日
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新宿の損保ジャパンにて開催中。(~11/25)モネやルノワールに比べ、日本でのモリゾの知名度は低いので、土曜日に行ってもすいてます。 記者がモネの『印象~日の出』を見て、「ははは、たしかに印象だわ…」と嘲笑したのがきっかけで『印象派』と呼ばれることになった、最初の名前は『…芸術家たちの共同展』に、産休で一回休んだ以外、皆勤のモリゾ。(モネでさえ、3回パスしている)あえて「塗り残し」等の大胆な筆つかいをしているのは、「最も印象的な印象派」と呼ばれる相応しい。37歳での出産は、今でこそ当たり前(?)だが、19世紀のフランスでは、かなり「飛んでる女」の扱いに違いない。そもそも「ええとこのお嬢さん」が、絵の具まみれになって絵を描くこと自体、いくら才能があっても世間的に認められない時代。(パリ・コミューンの時代の影響があろうと) 「マネ」という、芸術に理解のあるファミリーとの出会いがなければ、「絵をとるか結婚をとるか」の選択しかなった(といっても、実際に前者をとり続けてきた訳だろうが) モネにしてもルノワールにしても、モリゾの影響で「印象派の顔」といえる作品を生んでいる訳だから、美人の彼女が早々と「親の奨める縁談」に乗ってしまわなかったのは、美術史にとって大きな価値がある。ところで、損保ジャパンの前の道。「ヒューマン・チェーン」にしては列んだ人がオフィス街っぽいな…、と思って尋ねたら、「CM撮影です」東京はそんなのが日常であるんやねー。昨日の真夏日から一転、昼間で17度の冷え込み。小雨もパラつく中、エキストラのOLさんにホカロン配って…ご苦労様。どんなCMなんだろう。
2007年09月29日
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今年の場合、春は、それまで暖冬だったのに、彼岸過ぎて寒さが来て、桜がずいぶん長く咲いていた。秋はどこまで残暑があるか…。「彼岸」とは文字通り「彼の岸」で、「あっちの世界」に通じる日だとか。(太陽が真西に沈むから「西方浄土」に通じるという)ただし、門徒さんは、「浄土が西にある」と言わないし、とくにお彼岸にお墓参りはせず、連休に渋滞覚悟で帰省しない…というのが、うちの流儀。(お寺では行事があるが)で、本題は。秋分、春分は祝日法で休みだけど、「夏至と冬至は休みにならないのか?」(6月には祝日がないし。)むしろ「通過点」より、「折り返し点」である冬至夏至のほうが意味があるような気がするが。実際、緯度の高い北欧では、「これから日が長くなっていく」冬至にお祭りがある。クリスマスというのは、元々、冬至のお祭りだったと聞いたことがあり。現在の1月1日に暦を合わせる必要は何もなく、冬至から1年を始めてもよかった。(たまたま、3月の農作業準備が新年の基準になったけど、2ヶ月繰り上げる時に調整してたら…。)いったん決めたカレンダーを動かすことがいかに大変か、ということか。安倍さんも、あっちの岸にいっちゃって、どうするんだろう、と心配はすることないな。
2007年09月25日
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中秋の名月だそうで…。藤原道長が「この世をば…望月の欠けることなし」と詠んだ名月。(そういう思いあがった奴がいつの世にもいるが) 我々の世代は、「アポロ11号」の月面着陸の中継を、(音声のズレが月までの電波の往復だわと感心しながら、)TVにかじりついたもの。ところが、ポルノグラフィティの「アポロ」が流行った頃だろうか、「実はアポロは月に行ってない」という、「捏造説」が流行った。大阪万博の「月の石」の行列までニセモノ?当時を知ってりゃ、「米ソ対立」の中でお互い月ロケットを飛ばして監視を承知ずみで、捏造するほうが難しい。なんてことはすぐ分かる。ソ連の探査機「ルナ」が月周回軌道にいる前を「ニセモノ」を飛ばした?(手動よりリモコンのほうがずっと難しいが)この時置いたレーザー反射器の利用で、月~地球の距離が少しずつ近づいてるのも観測されている。(世界中のレーザー観測機をだますのにどれだけのエネルギーが…)アポロが行ってなけりゃ、どうやって…と思うが、トンデモない説明があるもんだ。(見事に「トンデモ本大賞」受賞)大槻先生ともあろうものが、面白がってTV番組で持ち上げたのは、科学者として恥ずかしかったな…。「沖縄の集団自決強制はなかった」「従軍慰安婦はいなかった」そんなレベルで騒いで、アメリカで「意見広告」を出してひんしゅくを買う人たち。(そういう人達の先輩こそ、「大本営発表」で嘘の戦果を誇ったんだと思うが)(藤原道長なみに「我が世」と思ってるか…?)数学的に、「…は存在しない証明」というのは難しい。一つの「反例」(ここにあるぞ!)があれば「…が存在しないことの否定」ができるが、「体験した」一人の証言を否定するのに、「体験してない」百人を連れて来ても意味がない。「月にウサギがいない証明」って、できますか?
2007年09月25日
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今年いっぱいで大阪労演の活動を停止し、来年は企画なし、だということ。(9月の公演で最終) 会員が高齢化して、お客が集まらない…。 趣味の多様化もあり、わざわざサークル作ってスケジュールを合わせて…というのが、いまの労働者の生活スタイルにあってない。「好きなときに、カラオケかシネコン」でしょうか。(そういう私も、長いこと行ってない。) 自分の好み、というのもありますが、東京の劇団の公演を、京阪神の労演で共同で引っ張ってきて、「スケジュールに入ってなければ、見たこともない劇団までわざわざ行かない」ようなものまで「せっかく来るんだから」と見にいったら、これがけっこう面白い。民藝とか文学座とか、大きな劇団はそれなりの知名度があるが、行って見ないと分らないものも多い。「イーハトーボの劇列車」(五月舎)「ブンナよ木から降りてこい」(青年座)などは、「こんな舞台もあったんだ…」と、私の演劇イメージを大きくかえてくれる作品でした。価値観はそれぞれだから、「あたりはずれ」もあるけれど、同行メンバーのうちで評価の分かれるのも面白い。そういう楽しみかたをできるほど、時間も財布も余裕がない。残念なことではあります。なお、京都労演は、来年のスケジュール発表されています。
2007年09月24日
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『200万都市が有機野菜で自給できるわけ』 吉田太郎(築地書館) いま、世界一のバイオ薬品先進国はキューバだという。「キューバ危機」以来のアメリカによる経済封鎖と、ソ連崩壊により、海外からの食料や燃料の輸入ができなくなったのが、80年代のキューバ。 元々が、「植民地経済」で、自国民の食料より、サトウキビやらタバコなどの「商品作物」栽培を優先していた。 革命後も、基本は変わらず、それらを「戦略購入」でソ連が高く買って、食料や燃料を供給する、不自然な体制。 長年に渡る植民地主義の染み付いた人たちにとって、「食べ物を自分たちで作る」という田舎モンの発想は馬鹿にされてた。 しかし、背に腹は変えられない。庭の芝生に野菜を植えたアジア系の人々を見習って、自給作戦が始まる。 「オルガノポニコ」は、コンクリートのビル街に登場した、巨大なフラワーポット。川底の泥や並木の落ち葉、サトウキビ搾りかすで「畑」を作り、野菜を植える。農薬も医薬品も輸入が止まり、製造原料の石油もない。あるのはサトウキビやタバコ。タバコのニコチンは農薬に使える。サトウキビから作った培養液で、微生物の研究を進め、結果、今や世界一のバイオ先進国。ハングリー精神、と言えばそれまでだが、そうしなくちゃ生き残れない必然性が、後押ししてるのは事実。日本でも、バブルの時代、「物を作ること」が馬鹿にされ、お金は動かす(転がす)ことで何でもできる、という風潮が流行った。今でも、食料自給率最低を何とも思わず、「金があれば買ってくればいい」の思想は蔓延している。しかし、「お金が無ければ命がなくなる」のが、相次ぐ餓死事件でも明らか。薬ヅケで医療費を高騰させて、健康保険制度も危うくしてることを思えば、「予防」による医療費抑制も大きい。「ないもの」を明らかにして、「あるもの」を効果的につかう。人類の進歩というのは、そういうものだったはずなんだけど。
2007年09月22日
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よく、飲み屋(私はあまり酒は飲まないけれど)などで、「テーブル席」と「カウンター席」がある。テーブルは、もちろんtableで、食卓だが、カウンターは、counterで、計算するところ。もちろん、お勘定をする場所がカウンターであるのは当然だけれど、なんで、ビールや焼き鳥を並べる場所がカウンターか? という、素朴な疑問。 じつは、ビールよりも、「細長い台」のほうが語源で、「カウンター」とは、もともとは、「ソロバン」のような計算機。 日本・中国やギリシャ・ローマで算盤が必要だったのは、「漢数字」や「ローマ数字」が、計算に不向きだったため。10進法記数のアラビア数字は、インドの画期的な発明である。(アラビアからヨーロッパに伝わっただけで、けっしてアラビア人が発明したわけでない) 参照URLの年表を見ても、算盤の歴史にインドは出てこない。有ったのかも知れないが、紙(布のほうが古い)1枚あれば、「筆算」で間に合う。 いまは「電卓」が主流で、ときどき八幡市教委のように「ゲーム」まで使うこともあるが、本当に「算数力」をやしなうならば、筆算。 歴史的に、漢数字やローマ数字は、アラビア数字に駆逐されて、「表示方法」として使われるだけになっている。
2007年09月20日
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さいきん、北九州の餓死事件はじめ、行政側の生活保護「水際作戦」による、命に関わる事件が続いている。 憲法25条はどこへいった…? 「朝日訴訟」の時代から進歩してないんじゃないか?とさえ思うことがある。 かたや、福岡市職員が生活保護費の着服のニュース。福岡市って、このブログ初回で話題にした「学資保険裁判」の被告でもある。弱いものいじめをして、着服かい。 で、本題。 いま、保護受給者が約150万人(出生数が130万人の時代に)。受給額は2兆5千万円を超えて、まだまだ増えそうだという。とんでもない数字になりつつある。 (ここでおさらい)「生活保護法」。(保護の補足性) 第四条 保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行われる。 つまり、まわりの「利用し得る資産、能力その他あらゆるものを」活用して、それでも最低限度の生活に足りない部分を保護しようという制度。(「働け」というのは「労働力」という能力の活用で、就労指導は福祉事務所の仕事のひとつ) ここで考えるのだが、 たとえば、「医療費」は、保護世帯の場合、一部をのぞいて10割が保護費。(医療扶助)「健康保険」で医療費が出るならば、それを「活用」することで保護費は出さずにすむ。一人10万円として、150万人なら、1500億円。(3割負担の人の3万円が、10割負担では10万円。健康保険では「高額医療」の負担軽減があるが、それの部分も含めてすべて保護費。そもそも、病気で働けない人が保護を受けていることが多いから、「平均10万円」はかなり控えめな予想値) 年金がない人は、(手続きのミスなどは別に)、日雇い労働やパートで雇用主が年金をかけてなかったところに原因がある。(大阪の西成区で飛び抜けて保護世帯が多いのは、「そういう人」がたくさん集まってるから。「そういう人」のおかげで高速道路も新幹線も工業団地もできたのだけれど、恩恵はゼネコンの株主から末端に届かない)「100年安心」の年金制度なら、生活扶助に食い込まんでもいいんじゃないの? 教育扶助は、「学資保険裁判」をうけて、高校授業料も支給されるようになったが、そもそも、日本の教育費が高すぎる。 厚生労働省に持ってくる前に、文部科学省でなんとかすべき問題じゃない?(私の頃、国立大学の授業料が年間36000円。~1日100円) 保護だけに注目する前に「活用すべき制度」のほうを何とかしたらんかい…! コスタリカでは、教育も医療も、無料。家賃も物価も安ければ、保護費からピンはねしようにも、元が安すぎて無理なんじゃない…?http://megalodon.jp/?url=http://news.tbs.co.jp/20070912/newseye/tbs_newseye3655859.html&date=20070919213419
2007年09月19日
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安倍さんの入院食がどうだったのかは知りませんが。昔から、「病気の時は、胃に負担をかけないように、オカユさん」…というのを、私もよく作ってもらった。ただ、消化の点で言えば、お粥は病人の弱った胃袋には優しくない。・水分が多くて、胃液が薄まる。・米粒そのものは形として残っているが、噛み砕かずに飲み込むものが多い。その他、明らかになったこと。(京都・かどの三条こども診療所、奥原Drより)熱があるのは、体が細菌と戦うために、体温を上げてるのだから、解熱剤で無理に下げたら抵抗力を落とすことになる。(頭は冷やしたら気持ちいいが)さらに、「予防注射の後に入浴は控える」にも、たいした意味がない…。医学知識も研究が進むと、「昔からの知恵」の検証もされてくる。前に話題にした、インフルエンザの薬「タミフル」も、ウィルスを抑える効果はあるが、熱を下げることで別の原因も作る、ということでしょう。保育園で「熱が引くまで休み」を言われるから、早く熱を下げたい、という親の気持ちはあるけれど、「治ったから熱が下がった」というのは(命題)、数学的に、「熱が下がったから治った」と同義ではない。(「逆」は「真」ならず)なお、「熱が下がってないなら、まだ治ってない」(→登園させないで…)という保育園の規則は、「対偶」にあたり、命題が正しいならば、数学的に正しい。
2007年09月18日
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先日、「百マス計算」ソフトで大会を開いた、京都府八幡市教委。そういうところだから、こういうことは朝飯前。「全国学力テスト」で「いい点」を取らせるために、入学式まで「テスト対策」にあてる。「過去問」や傾向対策、「予備テスト」の連続で、入学式当日にまで「予備テスト」が行われた学校があったとか。(市の情報公開で入手したものだから、確かだろう) 「予備テスト」で点があがるような出題をする「学力テスト」そのものの意義も問題だが。そういう練習が「学力形成」だという市教委の考えも、「マークシート世代」の発想なんだろうか? ちなみに、八幡市教委、ニンテンドーDSで「英検ソフト」の練習もさせてるとか。 英検って、英語力がなくても、単語を知ってりゃ合格するもんだったんか…。 ますます、学校がゲーム化してしまいそう。(京都民報キャッシュ)http://megalodon.jp/?url=http://www.kyoto-minpo.net/archives/2007/09/15/post_3747.php&date=20070917090351(読売新聞キャッシュ)http://megalodon.jp/?url=http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20070629nt0c.htm&date=20070917091822
2007年09月17日
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第二名神(改め、「新名神」)の計画用地。山城大橋から城陽側を望んで。(遠景で見にくいですが、向こうのお山のふもとに点々と散在する、地肌の見えたところを横切るルート)元々は「山砂利」の採掘で山を削り、地下何十メートルまで掘り下げた。で、砂利を採った「穴」を、公共残土や産業残土の引き受けで埋める。それだけ儲けたら気がすむんじゃないか?と思うが、埋め戻してできたさら地を、高く売ってさらに儲けよう…。で、売り込み先が「サッカースタジアム公園」であったり、第二名神。車が走らなくても、造るだけは造ってくれたら、儲かる人はちゃんと儲かる。で、ツケは誰に回すん?
2007年09月15日
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某、教会ドア前にあったパンフレットから見つけた本。 「牧師さんになったお坊さんの話」松岡広和(フォレストブックス) 「寺の息子」である、天台宗のお坊さんが、韓国に留学して仏教の勉強をしながら、キリスト教会にも顔をだす。そのうち、なぜか、聖書の勉強が気に入って、神学校に。 ついには、僧侶をやめて牧師に…。べつに、「仏教よりキリスト教のほうが優れている」というPRをするわけでもなく、松岡氏の生き方を考える上で、キリスト教のほうが自分にあっていた、ということ。 実家の寺はお兄さんが継ぐから、自身は「生きる意味を考えるため」に比叡山で修行。(実家のプレッシャーがあったら、そんな勉強はできなかったかもしれない。お寺を葬式施設だと考える檀家さんが多いから、真面目な坊さんほど勉強ができない) しかし、比叡山って、「こだわりを持って勉強する人」ほど、それに物足りなくなって飛び出すところですね。 法然も、親鸞も、道元も、日蓮も、みんな比叡山OB。 べつに天台宗が悪い、ということでなく、「修行で悟りを開く人ばかりではない」ということを前提に、自分なりの生き方を考えれば、いろんな道が存在する。 思想の違いは個性の違いだ、と割り切って「自分の宗派」を確立していったのがこれらの宗祖さん。 (とうぜん、信徒さんの層にもよって、「受け」がちがう。法然も親鸞も、それを好ましからざるものとして、京都から追放された) 現代人が「うちは○○宗だから」と、宗旨も考えずに江戸時代の「人別帳」制度(キリシタン弾圧の手段)にしたがった檀家に縛られているのも、宗祖さんに失礼だと思います。「○○宗です」といえば、「お手軽なお坊さん」を手配する葬儀屋も。(需要があるから商売が成り立つ) クスリの中には、解熱剤もビタミン剤もある。人それぞれ、持病によって「あう薬」が違うのだから、「みんな」にあわせることはない。 ってなことを考える次第です。 宗教対立による戦争、というのが歴史的にあるけれど、じっさいは、宗教を利用した人々の戦争であって、たいがいの教義では、他の宗派を邪宗よばわりしていない。(そこがカルトとの分かれ目と言っても過言でない) 逆にいえば、そこを克服しなけりゃ宗教対立はなくならない。
2007年09月13日
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こんなことを競って、表彰状まで作るか…。と、笑うべきか嘆くべきか。京都府八幡市教委の「八幡市小学生百マス計算九九の日大会」(京都新聞) 9月9日は「九九の日」だそうで、さいきん流行の「百ます計算」をPCを使って競い合う…。 ドリルが発売され、ストップウォッチでタイムを競い合う。それだけで十分「あほなもんが流行った」と私ふくめ、嘆く人たちも多かったが、これの最大の欠陥「答え合わせに時間がかかる」を、PCソフトでクリアする、…という発想も、目的を見失った人たちには画期的なんだろうな。 百ます計算は、授業の前などのちょっとした時間に「これからやるよ!」という気合を入れるためには役立つが、九九が早く書ける(言える)こと自体は学力でもなんでもない。 覚えてなけりゃ、カンニングペーパー見ながらやりゃいい。そのうち、いちいち見ながらやるより覚えたほうが早くなる。ぐらいで十分。(「1分」で百マス埋める子、というのは、「技能」としてスゴイけど。) 計算が速いのが数学力に直結するなら、算盤(暗算)チャンピオン常連の京都・明徳高校は数学者の宝庫のはずだ…。(京大の数学科で明徳出身者なんて聞いたことないが)
2007年09月10日
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安倍首相が、「米軍への給油活動延長ができなければ退陣も辞さない」覚悟だとか。 首をかける覚悟、というのは、あの安倍さんにしたらたいそうな強気。半数われの参議院で否決されたら、予算や条約以外は通らんのじゃないかと思ったが、「衆議院の優越」の規則で、「衆議院の2/3の賛成」により再度可決すれば成立する。 そういえば、小泉内閣で否決された「郵政民営化法案」。逆切れ解散で圧勝して2/3を占めた与党にビビッて、反対してた参院議員までが賛成に寝返ったんだっけ…。(いつの間にか、造反組の平沼議員も復党してるし…) しかし、この石油の値段の高いときに、米軍に給油することが我国の最優先課題なんだというのが、情けない。 で、燃料はエクソンモービルなどの石油メジャーから、「思いやり予算」で買う…。ツケは国民の税金へ。 ところで、アラブって、産油国じゃなかったっけ。わざわざ日本から給油艦を派遣せにゃならんの…? という素朴な疑問。 クウェートに製油所あったよな…。 直接給油できんの? という素朴なしろうと考え。(直接給油したら、米軍が直接請求がくるから?)【記事(共同通信)】衆院で再議決辞さず 給油継続へ政府方針 政府は10日、安倍晋三首相がテロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊の給油活動を継続できなければ退陣する決意を示したことを踏まえ、与野党逆転状況の参院で継続法案が否決された場合には、与党が3分の2以上を占める衆院での再議決も辞さずに成立を期す方針だ。テロ特措法が11月1日に失効する事態に備えて準備を急ぐ新法案では、活動継続のハードルになる国会承認規定を削除する案を軸に調整する。 (以下略)Kyoto Shimbun 2007年9月10日(月)
2007年09月10日
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ウサギに、「世界の内でお前ほど、歩みの鈍いものはない…」と挑発を受けて競走を仕掛けたカメ。いくらなんでも都合よくウサギが昼寝するわけがない。(一服盛ったか?)が、ともかく勝ってウサギの鼻を明かしたカメ。(トゲのある(?)genさんによれば、「カメのほうが昼寝する」との情報もあり。) ウサギというのは寝ていても警戒を怠らず、足音を忍ばせて近づいてくる肉食動物の気配を察知して逃げる。(歩数の多いカメがすり抜けは無理?) どんくさいウサギが淘汰され、耳と足が発達したウサギが進化した。「足が速いものが偉い」ことは、あくまで「ウサギの価値観」にすぎない。「かけっこ」の勝負に出た段階で、このカメはカメの誇りを捨てたことになる。固い甲羅に体を隠すことで進化を遂げたのがカメである。それに誇りをもたなくては。 どちらの進化も成功したからこそ、ウサギもカメも現代まで絶滅せずに生きている。 そういうことにかかわらず、童話を読む子どもにも「同じ価値観」を求めてしまう。 人間社会で、「○○が偉い」って価値観を、「万人の価値観」として押し付ける怖さがわかるだろうか。 「金持ちが偉い」という前提で、「悔しかったら金を持て」…ということで、生産手段を持たない庶民がマネーゲームでのし上がったのが、ホリエモンであり村上ファンド。(リクルート江副や田中角栄も似たもんだ。) 生産手段(工場や鉄道やデパートなど)を持つ資本家の鼻をあかす庶民代表…ってことで「受け」もあった。近鉄のオーナーもひどい奴だが、「敵の敵は味方、ではない」カメと違うのは、不正が発覚して逮捕されたことか。ちなみに、私が嫌いな童話が、「醜いアヒルの子」 容姿でいじめられたアヒルの子が、「立派な白鳥」に成長してみんなを見返す。 結局、コイツは「容姿を価値基準」にしたまま、「負け組」から一気に「勝ち組」に昇格したのを自慢してるだけやんか…。アヒルより白鳥のほうが偉いと誰が決めた?(アヒルは田んぼの草取りしてくれるぞ…)白鳥って食ったら美味いんだろうか…。(動物の価値をそこに置くのが貧乏人)
2007年09月08日
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イソップ童話でお馴染みの、「ウサギとカメ」の話。カメの鈍さを馬鹿にしたウサギが、油断して昼寝をしている間に、着実に進んだカメが先にゴール。他人を馬鹿にするな。才能におぼれて努力を怠るな…。「教訓話」としては、まあ、それでいいのだろうが、数学的に、ウサギは何時間昼寝をしていたことになるだろう。計算の都合上、ウサギの時速を40km/h。カメを4km/hとする。「向こうの山のふもと」まで4km(地上1mから見た地平線の距離が約4km。ウサギやカメの目線では見えないが、山の上のほうは見えるだろうか)と設定すると。カメがゴールするまで1時間。(じっさい、カメが1時間つづけて4km/hで走るのはかなり無理があると思うが)ウサギがゴールまで走れば6分。(ウサギが40km/hで6分走るのは楽勝だと思う)5分走って、あと55分の昼寝…?これを「ありがちな話」とみるか、「そんな~」とみるか。しかし、URL「速さくらべ表」の、「トゲナシスッポン16km/h」の走ってるのを見たいものだけど、そもそも、スッポンって、とげがあるもんだったかな…。
2007年09月05日
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安倍内閣になってから3人目の農水大臣が、辞職。「なんとか還元水」や「バンソーコー」に比べて、遠藤氏の疑惑は、とくに農林行政にかかわったものだけに、たちが悪い。そのうちに京都のN川を連れてくるんじゃ…?(こんなのに比べたら、「ナントカ還元水」の松岡大臣なんかかわいいもんで、自殺することなかったのにな…) 安倍さんも、「胡散臭い奴」しか農政に詳しい政治家を起用できないのが情けない。 しょせん、農林水産業を、誰かの「利権のための手段」としか考えてないんだろうな。実際の農業予算というのが、本気で農業の担い手を支援することに繋がらず、「補助金」に寄生して儲けにありつく一部の人たちのために使われているのも事実。諫早干拓に使われた費用、中止になったが中海干拓事業に使われた費用、スーパー漁港や農道空港…、ひとつひとつは小さくても、ちょっとした改良工事で補助金対象になるための規格押し付け。ここはひとつ超党派で、農学部出身「山下よしき農水大臣」ってのを、いっぺん実現してもいいんじゃ?
2007年09月04日
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以前、「買うたらアカン」と言ってた、ステルス戦闘機(F22Aラプター)。 米軍が輸出に難色を示していると聞き(最高軍事機密やからねー…)、こんどは、国産で開発の予算を要求するというニュース。 もちろん、500億円は「開発に向けた試作機」のための予算であり、それでステルス機が作れるわけではない。(そんなもんで作れるなら、アメリカは苦労してない) 米軍がすでに研究したことを、改めて研究開発するのだから、当然、「二度手間」の費用がかかる。(現物が飛んでる姿は確認できてるから、デザインなどはパクリが効くだろうが…) ※「特許申請」してない軍事機密は、パクられても文句を言いようがない…? そもそも、ステルスは「防衛」のための兵器ではない。どこの戦争でも、わざわざ戦闘機を狙って攻撃してくるような「敵」はいない。(基地や空母にある戦闘機は軍事目標になるだろうが)。 レーダーの目を盗んで、こっそりと「敵地」に爆弾を落とすためのもの。 何故、日本に必要? 「防空能力」って、何の能力なんだ…? せまい日本で、レーダーに映らない「試作機」がテスト飛行されたんでは、危険きわまりない。沖縄も横田も岩国も、近所は民間機がいっぱい…。【記事】F15改修に1123億円要求 防衛省、米の禁輸受け 防衛省は29日、08年度予算の概算要求を自民党の国防関係合同会議に示し、了承された。主力戦闘機F15の改修を前倒しするため、昨年の約4倍の1123億円を計上。ステルス性能を持った国産戦闘機開発に向けた実証機作製に157億円を新たに要求する。 政府は、米国の禁輸措置により、来年夏に予定していた次期主力戦闘機(FX)の機種選定の先延ばしを迫られている。F15の改修前倒しなどは有力候補の新型ステルス戦闘機F22ラプターの情報入手や輸入が不透明になる中、防空能力の低下を防ぐのが狙い。 要求総額は、今年度比0.7%増の4兆8172億円。敵のレーダーに映りにくいステルス性を重視した「先進技術実証機」の研究開発期間は08年度から5年間を想定し、総額500億円を見込んでいる。 (asahi.com 2007年08月29日12時39分)
2007年09月02日
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大阪府警に続き、静岡県警でも「一人で取調べ中の警察官が居眠りしてる隙に容疑者脱走」の事件。 いやあ、どこでも警官不足なんですかねー。でも、ほんとに「こういう取り方で作った取調べ調書」が検察に送られてるんだろうか・・・ 容疑者も、居眠り調書で起訴されたらかなわん…「しっかりしてください!」と声かけますか。 【記事】警官居眠り、容疑者が逃走 静岡県警沼津署 29日午前6時25分ごろ、静岡県警沼津署(沼津市)で、窃盗の現行犯で逮捕され取り調べを受けていた住所不定、無職●●●子容疑者(40)が、男性捜査員が居眠りをしたすきに取調室から逃走した。 約30分後、緊急配備で付近を捜索していた署員が同署から約2・5キロ離れた市内の路上で、自転車に乗った●●容疑者を発見、身柄を確保した。自転車は盗んだという。 当時、取調室にいたのは男性捜査員1人。ほかに署員6、7人が署内にいたが、●●容疑者の逃走に気付かなかった。 捜査員は前夜から当直勤務で「別の事件もあって仮眠を取れず、居眠りしてしまった」と話しているという。県警は監視体制に問題があったとみて詳しく調べている。 調べでは、●●容疑者は同日午前5時25分ごろ、静岡県清水町のスーパーの敷地で、配送されてきたパン3個(440円相当)を盗み、張り込んでいた署員に現行犯逮捕された。(共同)2007年8月29日 13時08分★注:さすがに、「パン3個で、実名報道」も気の毒なので、私の判断で伏字にしました。(たぶん、ちゃんと取り調べしてたら、厳重注意だけで、全国に名前が出回ることはなかったのに…)
2007年09月01日
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英語で言えば、セブン。ノストラダムスの大予言に1999年7の月、とあったのは、9月のことなのか…?(Y追先生はまだまだコジツケを探してるんだろうか)中学校で「JulyとAugustが割り込んだから2ヶ月ずれたんだ」という話を聞いたが、これはウソだった。もともとの暦が「March」から始まってるので、「September」は7番目で間違いない。農業をやってりゃ、どこでも春は一年の始め。閏年の調整を2月末にするのも、そこが「年末」だったから。JulyとAugustの話は、31日のある「大の月」を7,8月と続けるときのエピソード。これが混同したらしい。(Augustに1日くっつけるために取ってきたのも、やはり2月末)9月は秋雨前線で雨が多い。(太田裕美の「九月の雨」が出て来るのがオッサンやな…)
2007年09月01日
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