全19件 (19件中 1-19件目)
1

『キャピシーヌ大通り』 『印象・日の出』と同じく、当時の批評家にこきおろされた作品。 みなさま、「ユニセフに2億円寄付する夢」をもって、・・・よいお年を。
2008年12月30日
コメント(0)
イソップ童話で有名な、『アリとキリギリス』の話 生物学的には、夏と冬の植物生産量が違うのだから、草食動物のキリギリスは、夏の間に豊富な草をひたすら食べて、冬場は消費を抑えるために、成体を捨て、代謝の少ない『卵』で過ごす。 一年性の生き物を、人間のモノサシで見るから、アリに馬鹿にされるキリギリスは哀れだが、 キリギリスが進化の過程で獲得したシステム。アリはアリで、キリギリスはキリギリス。どっちが「偉い」わけじゃない。 世の中のバッタが、みんなアリになったら、生態系が維持できない。 生物学も知らずに『道徳』ねたに使うのが間違い。さて、『百年に一度』の経済危機に直面して、大量解雇に励んでいる企業。 トヨタでは、昨年の2兆2000億円の黒字が一気に1600億の赤字に落ち込み、大量の派遣労働者を首きりしている。『道徳』の先生。出番はここですよ。 景気がいい時に、不況に備える努力をせず、女王蟻だけ生き残って、冬になったら働き蟻を切り捨てするのは、アリの生き方ではないでしょ。 文明国には、企業だけにまかせず、雇用保険や健康保険の社会制度がある。社員寮や社員食堂の維持費は「福利厚生費」として減税される。 ハイブリッド車が原油高騰以来、世界の注目を浴びてるなら、「冬」を越すのはそんなに長くないはず。(売れるつもりだから、新車のコマーシャル流してるんでしょ?)『百年に一度』の危機に、株主配当を確保しながら労働者を路頭に迷わすなよ…。株主は何も生産しとらんやろが。
2008年12月29日
コメント(2)
麻生内閣が、2011年を明示した消費税増税。(2008/12/20 毎日.jp) (日頃、「元号」を押し付けするわりに、こういう時に西暦を使うのは 「平成23年が来ない」のを前提にするんかい!と、 「そのスジ」からのクレームはないんかい?) 景気回復に向かう、というのは相対的な物差しで、打率.180が.182でも「向上」ではある。『百年に一度』レベルから『30年に一度』レベル(←オイルショックかな)でも、「回復に向かってる」と判断するか。 本当に景気が良くなって、三割打者が何人も出るなら、累進税率を上げて、景気のいい人にしっかり支えて貰える。基礎控除もなく「一律に一割負担」を、「公平だ」、 …と言われて、それを当たり前に感じる人がいるのが、「学力低下」の世代増加? 例えば、所得税の累進税率を「基礎控除100万円」「以後、100万円増える毎に5%増」「最高60%」と設定した場合。『一億円プレイヤーは6割も税金に持って行かれるんかい?』 と思う人は、中学レベルの一次関数をやり直し。税額yと所得xのグラフは「折れ線」であって、x=1億のときy=6千万には決してならない。(さいきんの指導要領で、どこまでやるのか知らないが、我々の頃、「折れ線になる一次関数」は、高校入試の「定番」だった。)
2008年12月27日
コメント(1)
このたび、めでたく「後期高齢者」入りされた、象徴さまのお誕生日の祝賀会(「宴会」でなく「宴会の儀」という「公式行事」だから、国の費用だな) 出された「鯛の尾頭付き」が、ニュージーランド産だったとか。 食料の海外依存を象徴する場面ではある。【…食事を担当する宮内庁大膳課によると、鯛はいずれも体長約30センチで、今回はニュージーランド沖で獲れたものが使われた。大きさがどれもほぼ均一なのは「招待客によって差をつけないための心遣い」(同課)。人数分を仕入れるのが一番の苦労だそうだ。…】(msn産経2008/12/27) 「某・K大学が養殖してる鯛」ではあかんのか? 苦労しなくても、サイズまで揃えてくれるだろうし。 (たぶん、PRになるから、タダで提供してくれる。 どうせ、学生が授業料・実習費を支払って作業してるから、労賃は「偽装派遣」より安いはず)
2008年12月27日
コメント(4)
日本相撲協会が、時津風部屋の傷害致死事件に加わった力士を解雇。 力士自身は控訴する意志がない、ということだから、判決は確定するはず。 相撲協会の力士解雇の基準が、「有罪確定」にあるのなら、「大麻事件」の露鵬は、解雇基準にあたらない。(起訴もされていないのだから、「犯罪者」ですらない) 「大麻を吸うほうが、弟子を死なせるより『協会の名誉』を傷つけた」ことになる、 というなら、それ自体が、協会の社会的品位をおとしめることだと思うが、 放置した北の湖理事長(前)は「解雇」の対象にならないのか…? 誰か「物言い」をつけなくちゃ。 かつて、大関貴ノ浪(当時)が、出番待ちの土俵下から、審判が誰も手を上げないのを見て、物言いをつけたことがある。 (規則上、力士にも物言いの権利があるのを初めて知った。刑事被告人に証人尋問の権利がある、並の驚き) さらに。 力士の退職金が、「請求あれば拒めず」って、そもそも、請求してもらうものだったのか?(「規定」で出るのがフツウで、「辞退」する人がたまにいるもんだと思ってた) 【日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)は22日、退職金に当たる力士養老金の支給規定を見直す考えを明らかにした。大麻所持事件で解雇された元幕内力士、若ノ鵬(20)=本名・ガグロエフ・ソスラン=などから請求があった場合、拒否できる規定がないため。・・・】毎日.jp
2008年12月25日
コメント(0)
いま世界は「百年に一度の経済危機」にみまわれている、とのこと。 百年前といえば、日露戦争の後。 1929年からの「世界恐慌」を飛び越す危機なのか?というツッコミもしたくなるが、「世界恐慌」の行く末が「第二次世界大戦」だったことを思えば、 「どう乗り切るか」は、当然問われる。 '82年の京都府知事選挙に立候補した、川口是京大教授(元)のアピール 「何でもない時に『戦争か平和か』と言われて『戦争だ』と答える人はそういない」 「問題は、『戦争か飢え死にか』という選択を迫られて、それでも『平和』と言えるのか」 「そういう選択をさせないことが私達の課題だ」 現実として、世界中で「内戦」が絶えない地域では、植民地経済や大地主の搾取のもとで、食うに困った人々が『戦争か飢え死にか』の選択で、子供に銃をもたせている。 「貿易保護主義の廃止」を掲げるWTOなんかに従ってたら、「金持ちに食料を提供しなさい」の押し付けが世界に根付く。 ちなみに、『百年に一度』の意味が、「確率1/100」を意味する場合、『世界恐慌』以来の80年間を、無事に切り抜ける確率は(0.99^80)→約45% ('71年ニクソンショック、'73年オイルショック、その後の第二次オイルショックなどはすべて無視するレベル、という前提で) ※'69の甲子園で、太田幸司が「10年に1人の逸材」といわれたが その後、甲子園のヒーローは、江川、原、ドカベン香川、金太郎水野、桑田、清原、コジラ松井、ダルビッシュにハンカチ王子…。 うーん、あれから何年経ったんだろう?
2008年12月23日
コメント(0)
先日の『予告』通り。昨年に続いて、年末ジャンボを一枚だけ買ってみた。【高額当選したら、丸ごとユニセフに寄付します】宣言。 主旨にご賛同のかたは、番号を控えていただき、一緒に発表を楽しみましょう。「ユニセフに2億円募金する夢」は共有できます。(『予告』でも言いましたが、絶対に、真似をして買わないように。10枚買って20億円の夢はよう見んし。数学的に、買えば買うほど損をする。 …買うお金があったら、コンビニ等の募金箱にお願いします。) どなたか「語呂合わせ」おねがいします。忘れずにすみますんで。
2008年12月20日
コメント(4)
プロ野球選手は「個人事業主」であり、力士は「被雇用者」になる。 シーズン終了後、野球選手や監督に「解雇通告」のニュースはよく見るが、「雇用」でないので「解雇」は有り得ない。「契約の打ち切り」が正しい。 個人事業主であっても、球団に拘束され労務提供している以上、労働者に違いないので、労組が作られている。 力士は元からが「雇用」なんだから、堂々と力士労組結成すりゃあいいと思うが、ネックは力士自身にある。完全な「先輩上位」社会の野球選手に比べて、力士は「番付上位」社会。 野球界では、涌井君や岸君といった、バリバリの一軍選手でも、故障で二軍落ちしたGG佐藤を「さん」付けで呼ばなければならない。(『あぶさん』では、監督やコーチも景浦安武を「さん」づけ。今や、あぶさんを呼び捨てできるのは野村克也のみ) 横綱・朝青龍の態度行動が問題になるのも、部屋に「番付上位」の先輩がいないから。(親方自身が「元大関」だし) 場所毎に変わる番付で、同じ相手を「呼び捨て」にしたり「敬語」を使ったりでは、「連帯」なんて生まれっこない。(仲良くしたら『八百長』疑惑) 高砂親方も、「近大」というバリバリの(前近代的社会ではあるが)「体育会系」出身なら、「先輩を立てる厳しさ」は身にしみているはずだが…(その反動で、「先輩を差し置いて出世して偉そうにする魅力」に取り付かれたのか?)
2008年12月20日
コメント(0)
早々に『高』を予想した「今年の漢字」だが、2008年の漢字は『変』に決まった。 ガソリンの値段が、高いままだったらわからんかったが、今や100円を割るGSもある(30年前の消費税なしの値段だ…) 麻生内閣の『ばらまき減税』の中身がコロコロ変わるし、「黄変米」が堂々と食品流通するし、『変な一年』だったことは間違いない。 しかし「オバマの『変革』路線」って、「今年の世相」を表しているか?大統領の就任は来年だし。(『流行語大賞』にも入ってないぞ?) 『流行語大賞』みたいに選考委員が審査するのでなく、「一般投票」で決めるのでは、「たまたま投票時期に話題になった漢字」が上位に来るのは当然。(『月間大賞』がMVPになるようなもん) 投票期間中(12/5〆切り)の12/1に、『変に決まったようです』とフライング公表したJCP京都も、受賞内容「そのまま」の報道。(もうちょっとツッコミ入れろよ…とは思う) 「漢検」の「プライベート」な話題だから、いちいちクレーム付けてもしかたないが、 「漢検」を入試の評価に入れるような大学なんて、私学助成してやる必要ないんでは?(…ただの『クイズ王』でしょ。入試に『アタックチャ~ンス!』があるんかい?)
2008年12月19日
コメント(2)
このところの不景気で、期間従業員や非正規雇用労働者の首切りがあいついでいるニュース。 深刻なのは、解雇と同時に、寮を追い出されてホームレスになる人々。賃貸住宅契約ならば、家主の都合での退去には立ち退き料を支払って、新居の確保の保障しなくてはならないが、「雇用に付随する入居」なら、雇用契約の中の問題になってしまう。 自治体の支援策で、「受け皿」として公営住宅の活用を打ち出した県(神奈川)や市(北九州)がある。 それ自体は、新たな「ホームレス」を生まない施策として評価できるが、 そもそも、企業の都合による解雇の「尻拭い」を自治体にまわすことを認めていいんだろうか? だいたい、開放できる市営住宅があるのなら、「住む所がなくて生活保護も申請できない」(ハゲタカ貧困ビジネスに食い物にされてるような)人達の「一時入居」に使えるのではないか? 「あの北九州市」だぜ…?【北九州市は勤務先から解雇され、寮からの退去を求められた失業者を対象に、市営住宅と市住宅供給公社の管理する住宅を提供する方針を固めた。家賃は月額2万円以下で、受け入れ期間は半年から1年程度とし、20件程度を用意する方向で調整している。 自動車業界など、非正規雇用社員の削減方針を受け必要と判断した。遅くとも来春までに受け入れる。 市最高幹部は17日、毎日新聞に対し「日本経済は100年に1度の危機を迎えており、あらゆる対策を市民に示すことができるよう庁内に指示している。住宅の提供を選択肢として考えている」と語った】 (引用はいずれも2008/12/18毎日.jp) 企業側も、解雇するぐらいだから、退去した寮は「空き部屋」で遊ばせることになる。追い出さなくては困る理由はあるまい。2000円でも家賃が入れば。「計画経済」を馬鹿にする財界人としては、「景気の波」は想定するのが当たり前。「波の底」に備えて、雇用保険の基盤もしっかりする責任があるだろう。 そういうときの財源として、儲かってるときに儲かってる企業がしっかり税負担をすることになる。ややこしい理屈ではない。
2008年12月18日
コメント(4)
京大キャンパスの『オリンピックオーク』の伐採のニュース(2008/12/2 Yahoo!京都新聞)。 樹齢から見れば、オリンピックなんて短いもんだろうが、病害虫には勝てんかったか。(農学部グラウンドにあるからといって、農学部が管理しているわけでない。林学科が見ていれば、早くに対処できてたろうに…、とは思う)【ベルリン五輪(1936年)の金メダリスト田島直人さん(1912-90年)が母校京都大(京都市左京区)の農学部グラウンドに植えた「オリンピックオーク(ヨーロッパナラ)」の伐採作業が2日、行われた。京大のシンボルツリーとして親しまれてきたが、カシノナガキクイムシ被害で枯れた。陸上競技部OBらが作業に立ち会い、別れを惜しんだ。 田島さんは三段跳び競技で優勝し、金メダルとともに幼木を贈られた。帰国後に植樹し、多くの運動選手を見守ってきたが、今年夏に被害が発覚、周囲への拡大を防ぐため伐採されることになった。…】 管理課から頼まれたら、林学科もやることはやるだろうけど、「挿し木」というのは、全くの「クローン」だよ。(組織培養クローンの意味だろう、とは思うけど)【…京大では伐採した木をナラ枯れ研究に用いるほか、記念の看板などに加工する。挿し木や農学研究科が以前採取したサンプルからクローンを育て、再植樹する計画もある。】 「普通の挿し木」で不安なのか、「農学部ならそのくらいやらんと」という発想なのか。 伐採された幹は、記念品に加工されるらしいけど、益川名誉教授のサインでもあると、かなり値がつくか? 1cm厚の輪切りで何枚の板が取れるか…。 (貧乏性だな…)
2008年12月16日
コメント(0)
前にもネタにしましたが、 「掃除は科学」がポリシーである私にとっては、単に「年末だから大掃除」という単純な行事ではない。 シーズン話題として記事もあった。(2008/12/14 毎日.jp)子どもと一緒にやること自体はいいことなんだけど、「手間と時間をかけること」を前提にしたんでは進歩がない。 いかに手間をかけずにやれるか考えてこそ、家庭科教育になる。(「家庭科教育」の位置が「科学」なのか「道徳」なのかの違いなんだろうが。 まあ、「美しい国」を叫ぶ人達はそんなもんだろう)【…学校現場で、掃除が子どもに与える影響を見直す動きもある。横浜市の公立小中高校では、安全面の問題などからトイレ掃除を用務員らが担当してきたが、再来年度から児童・生徒にさせるよう改める。主に学校で子どもや教師、親らとトイレ清掃をしている「日本を美しくする会」(東京都町田市)の千種敏夫副会長は「トイレなどの掃除をすることで、謙虚さや感謝の心、忍耐力などが磨ける。勉強への姿勢が変わり、忘れ物が減るなど生活態度にも変化が表れるようです」と指摘。…】 素手でトイレ掃除をして忍耐力をつけるより、 忍耐力などなくても、気軽に掃除できるトイレであるために、どうやって清潔に使うか、考えるのが先じゃない? 「トイレ=汚い」「トイレ掃除=忍耐」という前提をまず考えなおすべきでしょう。国会議員がそんなことで感動するなら、勉強して欲しいな。 【…トイレ掃除を終え、馳氏は「心地よい1時間。素手で磨き上げた便器はピカピカ。心晴れ晴れ」とその効果を述べた。馳氏はトイレ掃除に参加した衆議院議員で民主党の野田佳彦氏に「このトイレ掃除してから国会対策すると、国会運営も与野党も上手くいくんじゃないですかね?」と笑いかけると「そうですよね~~!」と苦笑いされたという。…】 トイレ掃除は、汚れの性質上、「酸性薬品」が有効であり、素手で洗うのは危険。ゴシゴシと「物理的」に磨いたら、便器の表面に細かい傷をつけるので、結局、次の汚れを招くだけ。 汚れたら、また磨きゃいいだろう、というのが、理屈ではあるんだろうが。
2008年12月14日
コメント(6)
「太田総理…」(日テレ)のマニフェスト(12/12)【国会議員に学力テストを実施して、国民に結果を公開する法案】さすがに「フシュウ」の首相のレベルでは、恥ずかしい。その前に、「役人に作ってもらった原稿を読むだけ」の議員では、国民の代表としてなさけない。 「反対」意見は、「学力だけが政治家の資質ではない」「議員は国民の代表だから、勉強ができない国民の代表がいてもおかしくない」「テスト勉強より先にやることがあるだろう」 しごくごもっとも。ただ、「マニフェスト」では、「テストの結果で議員を首にする」ということでなく、「結果を有権者に公表して、次の選挙の判断材料にしてもらう」だから、テストの結果を見て、有権者が、「○○議員は漢字読めない我々の代表だ」と判断すれば、選挙は戦える。 (小選挙区で、「○○市の有権者はKYか」と他の国民から馬鹿にされるのを覚悟で) (比例区なら、「○○党の顔はKYか」といわれるのを承知で公認するか)べつに、テスト勉強なんかしないで、「やるべきこと」はちゃんとやって、「実力」で受ければいい。 (テストがあるから勉強しよう、というY市教委みたいなことをするなよ…)テストにかかる時間なんて、TVコマーシャルやらパーティにかかる手間暇に比べたら、たいしたことじゃない。 しかし、番組は「太田総理」のマニフェストになってるが、太田総理自身、「自分のマニフェスト」の真意を忘れて、テストの結果で議員を辞職させようとムキになってたなー。「学テ」は「入試」じゃないよ。 (まあ、番組原稿を書いた人も、リアクションまで全部設定しないから…)とりあえず、H下府知事にはテスト受けてもらって、結果を公表してもらいたいもんだ。とは思う。
2008年12月12日
コメント(5)
TVでは「インテリ芸人」として活躍の、ロザン・宇治原をネタに、相方の菅が書きまくった、『京大芸人』(講談社) じつは中身は読んでないけれど、TVでちょっと話題にしてたことで。 「お前、教科書に赤線引かんの?」 「どこに・・・」 「大事なとこやろ?」 「教科書はどこも大事やんか」 実は、私も、教科書にラインは引かない主義だった。(こまかいコメントはよく入れたが)「大事なところ」=「試験に出るところ」という発想では、目先のテストを乗り切るだけで、実力はつかない。 ライン引きの欠点は、「そのときは大事だと思ったが、あとになってみたらたいしたことではなかった」 …と思ったときに消せないこと。 あれもこれも引きまくると、結局その辺じゅう「アリババの家」になる。もう一つ感心したのが、高校時代。 こまごま校則がない、進学校。・・・そこは「進学校」独特のめちゃめちゃ自由な校風だった。校則はなく生徒手帳には校歌しか載っていなかった。テストも「無監督制」で机の中に何を入れていてもよかったし、教科書を見てもよかった。しかしカンニングをする生徒は誰もいなかった。本番のテスト、つまり大学受験で意味のないことは誰もしなかった。・・・ やたらと細かい校則で生徒を管理しなきゃならん学校のレベル、というのは推測できる。大阪府知事が、「学力テスト」に振り回されて、目先の点数アップに血眼あげてるのが、まあ、何を目指すのかな、というところか・・・。
2008年12月09日
コメント(28)
軍艦マーチのアタマ。「大和」ほどの巨大戦艦は、結局、「何」も守れず、撃沈された。 昔の戦争であれば、「軍人どうし」の戦いで、勝ったほうが負けたほうの領有財産、権利、権力をうばうものだった。檀之浦の源平合戦やら、日露戦争の対バルチック艦隊海戦など。今どき、「戦場」を設けてそこに両軍が戦力を投入するような戦争は存在しない。(演習みたいに設定した戦場ならミサイルを打ち落とすのも可能だろうが)「巨大戦艦」が消えた後、「原子力空母」というのが最大の兵器になっているけど、これで何を「守る」こともできまい。守る対象は、自分自身。(そのためにイージス護衛艦をサポートに付ける)「本気で」戦争するなら、潜水艦から巡航ミサイルを発射するとか、ステルス攻撃機での奇襲。「これから出撃しますよ」といって大型艦船を動かしたりすまい。 (原子力空母を攻撃する唯一の方法は、出港前に叩くこと。でないと、攻撃したほうも核汚染の被害を受ける) 相手が反撃してこないのを前提に「いじめ」に使う兵器でしかない。 儲かるのは軍需産業。「使えんもの」を売り付けて、荒稼ぎするような企業こそ、「愛国心」に欠けているんじゃないか?
2008年12月08日
コメント(1)
カレンダーも残り少なくなると、いろいろと1年の締めくくり。今年の「流行語大賞」に、「アラフォー」など。 ことしのトップ10は、だいたいよく耳にしたなー、と思うものが多かったように思う。 (ただし、私自身は「アラフォー」には縁がない)「上野の413球」って、印象は残ってるけど、「ことば」として流行してたっけ。 「大賞狙い」の発言には事欠かなかった、「石井慧」は引っかからず。 五輪で目立ってたのは、「よおぉ~っし!」「きゃー!」「やったぁ~!」の絶叫中継。 (ちなみに、ソフトの場合、「敬遠」は四球投げなくても、審判に告げればいいから、 「グストス敬遠」の球数は、「413球」に入ってないはず)「あなたとは違うんです」(福田前首相) うーん、使ったかな~… 麻生内閣の「バラマキ」のほうが使用頻度は高そうな…。 「紅白」にも出場の「羞恥心」が候補になっててもよかった。「フシュウ」のKY首相やら、「身内の恥は隠すもの」の幕僚長やらの「先見」で話題だったような。 しかし、「ノーベル賞がらみ」が一つもない、って、 ノーベル賞の価値が上がったのか下がったのか…。「ウレシイ! なんて言わないよ」の益川先生、絶対に来ると思ったけどなー。 …さすがに「日程」のほうは、あっちを優先させにゃならんけど、 「湯川学」もからめて、「物理学」がこれほど流行した年はなかったとは思う。 (流行してもこのレベル、というのがちと情けない?)
2008年12月07日
コメント(2)

石破農水大臣が「食料自給率50%」に引き上げの方針表明。 「自給率50%…10年後に」(2008/12/2 yahoo!時事) 目標を掲げるだけなら誰でも言える。(10年後まで政権が続くはずがないし) 「結果として、どうなる」に任せず、「輸入量を減らす」を言わなければ、「安い輸入品」の浪費で自給率は上がらないと思う。(石油も同じで、「輸入量削減」をしない限り、二酸化炭素排出削減にはならない) 輸出産業に依存した財界の要求で、「かわりの輸入」を減らすと言えない政府の立場はあろうけど、 野党・共産党のポスターでも「自由化ストップ」などと甘っちょろいことを言わず、 (民主党が農産物輸入に甘いのは昔からだから、いま言ってもしかたないだろうが) 「農産物輸入規制強化」 と、ズバリ!言えんもんかと思う。(今から自由化ストップしても、すでに最低の自給率を「下げ止め」できても、「上げる」ことにはならない)
2008年12月04日
コメント(2)
ノーベル物理学賞受賞の益川先生。英語が苦手の益川先生は、記念講演は「日本語で」【益川さんは、小林さんらと共に、10日にストックホルムで授賞式に臨む。これに先立ち8日、ストックホルム大で約40分間の受賞講演をし、研究内容などを日本語で話す。同時に、内容の英訳をスライドで映すという。 益川さんは英語が大の苦手で、賞を受けた論文も益川さんの日本語を小林さんが英訳した。国際学会にも出席を断り続け、海外渡航は授賞式が初めて。 ノーベル賞関連の行事は英語が慣例だが、京産大によると益川さんは先週、広報室職員との打ち合わせで「英語の講演は不可能で話にならない」と話したという。【野田武】(毎日.jp 2008/12/2) スウェーデンで受賞なんだから、「スウェーデン語」でないなら、何語でも構わんのじゃない? とは思いますが。 小学生の英語を必修、だなんて考えてる文教関係者さん。「英語が使えること」が大事なんではなく、「英語で伝えるだけの中身」を持つことが大事なんだということを、考え直して欲しいな。 (とりあえず、「英語が苦手」だけは、益川先生と同じラインには立っていた私です)
2008年12月04日
コメント(0)
そろそろ「今年の漢字」のシーズン。 ここに来て、穴狙いで「麻」も浮上?(アソー読みの首相に、相撲や大学生の大麻事件・・・) 「偽」も「毒」も既に使ってるし、結局は、「高」ですかね。「原油高騰」「後期高齢者」「高濃度メタミドホス」に加え、 「高速料金バラマキ割引」まで
2008年12月01日
コメント(1)
全19件 (19件中 1-19件目)
1