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震災で家が潰れ、ローンだけが残る「マイナスからのスタート」の話が、阪神大震災でもあった。今回も同じように(いや、もっと)ある。被災された方の大変さは理解できるが、大変だからといって、すぐ「公的支援」というのは安易ではないか? マイカーの場合、たいていの人は「保険」に入る。賠償責任は果たすが、自分の車の修理費まで補償して欲しければ、「車両保険」を追加する。家賃を払って借家に住むより、ローンを組んでマイホームを買う選択をした時点で、「家賃>減価償却費+維持費」の計算をしなくてはならない。「地震保険」も当然含まれる。 災害列島で「マイホーム」を買うのに、それぐらいの計算はしなければならない。 計算したうえで「家賃を払って借家」の合理的選択をした人の納める税金で、甘い計算でローンを抱えたマイホーム主義者の支援をするのはおかしくないか?「債務整理」して「ゼロからスタート」してもいいんじゃない? (自己破産しても、100万円までの生活資金は残る。)個人資産に間接的支援も大門議員に桜井副大臣言及(2011/4/22赤旗)【桜井充財務副大臣は21日、東日本大震災の被災者支援について「個人の財産形成については財務省として抵抗感があるが、間接的に個人を支援できるようなスキーム(枠組み)をセットでやらせていただきたい」と述べました。参院財政金融委員会で日本共産党の大門実紀史議員への答弁。政府はこれまで個人の財産形成につながる支援を完全に否定してきていました。・・】(プロレタリアートの味方のはずの共産党が、「マイホーム支援」の制度を掲げてどうするんだ?と思うが、半世紀以上の「国策」である、「マイホーム主義」そのものを問う必要はないんだろうか?) ヨーロッパでは賃貸住宅が主流で、30年程度で使い捨てするような「持ち家」をローンで買うのは日本だけ。 漁業のように、「誰の所有物でもない漁場」を相手の産業は、当然、公費で支援する必要があるが、「私有財産」は「私」責任。 ・・というところまで踏み込んで「私有財産」とは何か問わなければ、いけないんじゃないかな・・。 こういうときこそ。【・・桜井氏は、住宅ローンを抱えた被災者が住宅の再建のため「二重ローン」を抱えることについて、「本当に住宅ローンを組めるのは何割いるのか。おそらく大半が組めないだろう。公的なアパートなどを用意しないと生活ができない」とも述べました。・・】被災地に限らず、公営住宅があれば「派遣村」みたいな難民が出なくてすむ。
2011年06月25日
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ウィンブルドン最強のウィリアムス姉に(7-6)(3-6)(6-8) セット・1対2の惜敗。伊達「残念で悔しい」ビーナスに惜敗…ウィンブルドンテニス(2011/6/24報知)前回の「ウィリアムス姉妹決勝対決」よりすごい試合だったかもしれない。・・リアルで見られなかったのが残念!!【・・最後は伊達のショットがラインを割り、2時間56分の激闘に終止符が打たれた。グラフ(ドイツ)に敗れた96年準決勝以来、15年ぶりに立ったセンターコート。「やりたいことは全部やった」。経験と強い精神力でビーナスを追い詰めた不死身の40歳に大歓声が上がった。 「残念で悔しいけど、この大舞台で自分のテニスをできたことは大きな収穫。スピードに対して十分、主導権を握ることができた」。元世界1位のビーナスとは初対戦。低い弾道のショットでパワーに対抗し、ネットプレーでは相手より6本多い23本を決めた。・・】 V.ウィリアムスのほうからしたら意外の苦戦だったろう。「強さ」に対する「うまさ」が、ベテランの武器。当たり前のことだけれど、 ちょっと「格下」の相手には圧倒的な強さを誇りながら、上位選手にまったく歯がたたない・・・ような戦いをしている若者(だけでない)が多い。 どんな相手にも「いい試合」ができるクルム伊達。 ホンモノの「プロ」だねえ・・・。
2011年06月24日
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ゴジラの映画ではない。「神の仕業」という某大臣の言葉を借りれば、今まで、山を削り海を埋めて広げた臨海都市が、津波によって海に持っていかれた…ということだと思う。「千年に一度」の津波がある地域なら「千分の1」に備える覚悟が必要。(1千万円の土地には毎年1万円の津波保険をかける) それができないなら、埋め立てしても割に合わない、・・というのが「市場原理」。「復興予算」というのは、そういう前提の「臨海都市」をもう一回作ることなんだろうか?(いっぺん埋め立てたものだから、もう一度埋め立てるよりは安いだろうが・・・)福島原発は、保険料を電気代に上乗せしたら「安上がりの電力」で売れないから、「安全神話」を保険料代わりにした。 (割高になるほどの保険料を払っても、誰も引き受け先がないほど高リスクだろうが) 「被害総額何兆円」というのは、それを怠った者の計算だと思う。(車に保険もかけずに事故を起こして、賠償できない…と泣き付く奴は、そもそも車に乗る資格がない。)「復興のめど」というのは、「人の命の値段」を明らかにすることから始まると思う。
2011年06月19日
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沖縄集団自決訴訟 大江健三郎さん側の勝訴確定 最高裁 (2011/4/22 msn産経)【太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍が「集団自決」を命じたとするノーベル賞作家、大江健三郎さんの「沖縄ノート」などの記述をめぐり、旧日本軍の元戦隊長らが名誉を傷つけられたとして、岩波書店と大江さんに出版差し止めなどを求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は元戦隊長らの上告を退ける決定をした。集団自決についての軍の関与を認め、名誉毀損を否定した大江さん側勝訴の1、2審判決が確定した。決定は21日付。 ・・ 争点は軍や元戦隊長らによる住民への命令の有無だったが、同小法廷は「原告側の上告理由は事実誤認や単なる法令違反の主張。民事訴訟で上告が許される場合に当たらない」として、判断を示さなかった。・・】 地裁の判決から3年たってた。 当時の軍隊の常識である「戦陣訓」に基づいて、「生きて虜囚の辱めを受けず」の精神を、民間人を「総動員」した沖縄戦に適用したのが、「元隊長」たちだったが、「どういう名誉」を傷つけられたのか、 その点をはっきりさせてほしかったな・・・。「私は、他のアホな将校と違って、集団自決みたいなナンセンスなことを命じたことはない。一緒にされるのは不名誉だ。」ということなら、「名誉毀損」で争うことも可能だが・・・。(前回のくり返しで、)原告の「元隊長」は、敗戦を前に、同僚が『戦陣訓』に従った中で、自決せずに「生きて虜囚の辱めを受けた」からこそ、戦後半世紀を過ぎて、裁判も起こせる。 「靖国で会おう」と、先に散った仲間に対して、申し訳ないだろうが!…って、『靖国派』の皆様方の名誉を毀損することにはならないの?
2011年06月15日
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菅直人首相の「一定のめど」退陣発言をうけ、 民主党でも自民党でも、「ポスト菅」の枠組みさがしに走ってる。「何を」することが目的でなく「誰が」やるかばかりの話で、「何が」キーポイントなのか、まったくわからない。民主党の規約では、政策を論議するのは「ネクストキャビネット」のはず。(本当に、菅内閣の「次」を考えるのなら) 与野党を超えて協力する、がポイントならば、誰がトップに立つにしても、超少数与党のもとで議会に文句をつけさせず予算を通した実績で、やはり、「官房長官には、山田兼三・元南光町長」 が一番だと思う。
2011年06月12日
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発電鍋?http://sankei.jp.msn.com/science/news/110609/scn11060917500002-n1.htmたき火で携帯電話充電 発電鍋、災害時に期待(2011/6/9msn産経)【・・発電鍋(直径約16センチ)は、鍋底の下側に、電気を通す導体と呼ばれる素材で構成される発電器を取り付け、鉄のカバーで覆った。 導体の下部は火に近く高温である一方、鍋の底に近い上部は湯で冷やされるため、温度差が電圧に変換される性質により発電する。充電はUSB接続を利用、米アップルの多機能携帯電話(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)」の場合、3~5時間で完了する。USB接続ができれば、ラジオや懐中電灯も充電できるという。・・】 発想はおもしろい。3時間の焚き火でスマートフォン1台では、エネルギー効率として、かなりロスが大きいな・・。 (発電だけのために焚き火をするのでなく、鍋で湯を沸かすのが前提なので、トータルとすれば、 「原発を冷やすために電力を使う」ような原発より、プラス方向になる) ところで、「原発」の場合、核分裂エネルギーは「熱」しか取り出せていない。「熱エネルギー」を、水の沸騰に使い、膨張した水蒸気の圧力で発電機タービンを回す。とんでもなく大きなエネルギーロスを、膨大な核エネルギーでカバーしているのが現実。(穴だらけのバケツでも、バケツが大きければそこそこの水は汲める) 18世紀のワットは、それまでのニューコメン蒸気機関が、石炭のエネルギーの大半を、シリンダーの温度維持のために使い、動力に使える効率が非常に悪いことに気づいて、ワット型蒸気機関を開発しました。 原子やら中性子やら電磁波やら、ハイテクっぽい名前が登場するわりに、「結局は蒸気機関」だというのが現実。核エネルギーから直接、電気エネルギーは無理としても、とりあえずは、熱エネルギーから直接、電気エネルギーを取り出す方法も、もっと研究されていいと思う。
2011年06月09日
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H下府知事思い付きの国歌斉唱「起立条例」さすがは、「弁護士失格」の烙印をおされて「プッツン政界入り」した知事のやりそうなことだ。(車椅子の人も起立さすのか…?)本来、「起立しないのは失礼だ」というのは日本の伝統ではない。(まして、「君が代斉唱」の歴史なんて…) だいたいが、卒業式や入学式で、やたらと「起立、礼」が多い。戦前の「国家神道」のもとで、「現人神」のご真影に対して頭を下げてた「宗教行為」の延長に違いない。(今でも「神式」の結婚式はやたらと「起立、礼」が多い。)壇上に向かう校長や来賓が「無人の壇」に一礼をするのは、そこに「神様」がいる前提。 まず、そこが憲法違反やろが…。750年大遠忌を迎える本願寺で、公式行事に門主さんが登壇しても、門徒さんは座ったまま。(礼拝はあるが、ずっと座ったまま。)○○文の唱和はあるが、「なんまんだぶなんまんだぶ…」は、それぞれの「お気持ち」強制しないと従わせられないのは、みんながありがたく思ってないから。 そういう自覚だけはあるんやね。(「トイレの神様」に起立・礼はせんだろうが)
2011年06月03日
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菅内閣の「不信任決議案」が、すったもんだで賑やかだったわりに、「空振り」だった。「菅おろし」を言ってた人たちが、「復興支援のめどがつくまで」と期限をつけたら不信任反対にまわった。「菅内閣では震災対策が進まない」という理由で「菅おろし」をしていた人たちは、「めどがつく」のを前提にしたんでは、矛盾だろうが・・・。 自民党も、「我々がやれば、ちゃんと対策が打てる」というなら、「こうやるべきだ」と提案すればいい。 旧・南光町長は、超少数与党で文句なしの予算を通してた。 (南光町の共産党議席より、国会の自民党のほうが発言力が大きいが、何を提案したんだろう) (東京電力出身者が身内にいれば、原発の放射能漏れがおさまるんだろうか?)「復興のための財源」に国債・・というのは安易な調達方法だけれど、本当に大変な事態だというのなら、「金利0%国債」を、関係部門で引き受けてもらおう。(ほんとうは、「マイナス金利国債」でもいいと思うが・・・。)被災地に募金やら支援物資など、「PR」効果を狙った企業はいくつもあるが、「消える」わけではない「ゼロ金利国債」を引き受ける資産家はいない・・と予想する。 (利子とか配当とかは、もともと税率が低いから、寄付金控除に比べて「減税」効率がわるいし)
2011年06月02日
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