ストップ !! 「第二迷信」

ストップ !! 「第二迷信」

2007年04月14日
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カテゴリ: 行政、どうやねん
久々にクイズ。

以前、 安倍さんはパンツを洗わんのか? と突っ込んでみた、家電「三種の神器」
TV、冷蔵庫、洗濯機。


では、 これらが「神器」から「人器(当たり前)」になった順番はどうでしょう?


「健康で文化的な最低限の生活」を保証する憲法のもとで、
生活保護世帯が所有するのを認めた(つまりは、これぐらい持ってるのは当たり前、という基準)のが、

TV…'61年。(白黒)

冷蔵庫…'66年。

「行政の物差し」では、TVが一番早い。

「人権裁判」と言われた「朝日訴訟」で、「最低生活費の基準が、パンツ年に一枚、というのは違憲だ」という地裁判決によって改善されたのが、TVと同じく'61年。

(ちなみに、カラーTVと電話が'71年。)

それ以前は、これらが「資産」として扱われ、保護を受けたければ、そういう贅沢品は処分しなさい、と言われた。


 さらに、高校進学のための学資保険は、それまで認められなかったが、'04年に「最高裁判決」で原告勝訴。
(この判決で、翌年より高校進学の費用が保護費に認められる)

 (※年表は、「生活と健康を守る新聞」4/1号より)

今の時代、携帯電話も当たり前になってきたけれど、
これまでの「流れ」を見ると、
「モノ」に較べて、教育というのがずいぶん扱いが低いと思える。

カラーTVより、高校に行くほうが「贅沢」だと 、30年以上考えられてきたことになる。

(原告の母子が高校に行きたい、と訴えなければ、まだ続いていたかも)


国を支えるのは、人材であり、教育だよ。海外援助でも、現地で喜ばれるのは学校。

わが日本も、もっと教育を大事にしてほしい。(形ばかりの暗記ではいかんが)





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最終更新日  2007年04月19日 20時13分50秒
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