「冬向き」だけで
GWに、帳尻あわせがいる。
気温があがって、油汚れも軟らかくなるので、「夏日」の休日は大掃除日和?
(これが「真夏日」だと、意欲をなくする。
ところで、各種の洗浄剤が市販されている。
「まぜるな危険」の表示のついたのが4つ。
最初は、「塩素系」と「酸性」で表示の色が違ってたはずだけれど、さいきんはどっちも赤文字。
「 まぜるな
危険
」が、白ぬきになってたのが、酸性だったか?
(二種類を混ぜたら危険だ、という説明をいちいち気にせず、混ぜる人は混ぜちゃうから、使い分けがなくなった? とにかく、混ぜたら危険なんだ…と。同じ種類かどうか、いちいち気にするな…)
塩素ガスが発生するのは、塩素系漂白剤の成分である不安定な「次亜塩素酸イオン」が、アルカリ性溶液の中でかろうじて安定を保っているのを、
酸性にすることによって塩素(安定な分子)を追い出してしまうから。
(「サ○ポール」の成分である塩酸にも塩素イオンが含まれているが、
べつに、酸に塩素が含まれているかどうかは問題でない。)
「クエン酸」などは、果汁の酸っぱさの元であり、「危険物」ではないのだけれど、
表示をしてないと、混ぜちゃう人がいるかもしれない。ということで、掃除用に使えるものは「まぜるな危険」がついてまわる。
当然、ポ○カレモンだって、すし酢だって、塩素漂白剤とまぜたら塩素ガスは発生します。
で、前置きが長いけれど、掃除のひけつは、
「油汚れは、酸素漂白剤で落とす」
油脂の成分である脂肪酸は、名前の通り「酸」だから、アルカリ性のもので分解するのがいちばん。重曹でもいいが、酸素漂白剤(粉末)のほうが強力。
レンジフードなど、ボロを濡らして少量の酸素漂白剤をくっつけてこすれば一発。
洗剤(界面活性剤)では、油汚れを物理的に小さい粒にして分散するだけで、べとべとが残るが、酸素漂白剤の場合は、化学的に分解するので、さっぱりする。
マ○ックリンのメーカーには悪いが、あれは油汚れには向かんよ…。
ちなみに、クエン酸は、トイレやバスや、水道まわりなどの掃除で使います。
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