ストップ !! 「第二迷信」

ストップ !! 「第二迷信」

2007年10月11日
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カテゴリ: 環境のこと
10月から、京都市で、「プラスチック容器」資源ごみの分別収集がはじまった。

「リサイクル」というのは、アルミ缶を回収してアルミ原料にし、またアルミ缶ができてこその「資源循環」であって、

「回収プラスチック」を 加工して、燃料の塊に加工する ようなのは、
本当は「リサイクル」ではない。
リサイクルのマークは、↑印がぐるっと回ってかえってくるが、
単に、ごみ→燃料→二酸化炭素(水蒸気や灰ものこるが)
と、→が1本増えただけで、循環しない。
その他プラ

京都市は、「リサイクルに金をかけてがんばってる」という姿勢だけアピールして、


基本的に「その他プラ」は再生資源にならない。
(プラスチック優等生のPETでさえ、PTEボトルには再生できない)


「ゴミ燃料」を使う工場も、成分が不明なものを燃やせば、当然、排ガスに責任がもてない。
(決まった燃料を使ってたときには必要でなかった、除去装置が必要になる)

むしろ、「直営」の清掃工場(名前はカタカナにしてるが)で完全焼却して、ダイオキシンなどが出ないように毎日管理したほうが、環境にはいい。

清掃工場も、プラごみが減って「生ごみ」の率が上ると、水分が多くなるので、焼却に余分に燃料を使わねばならない。

製鉄所に格安で(でなけりゃ、不純物だらけの燃料なんか買わない)売った「ごみ燃料」以上に、清掃工場で燃料を買ったら、財政的にも損になる。

しかし、まず、
リサイクル < リユース < リデュース
の根本を考えてるか?

使い捨て容器そのものを減らさなくちゃ。





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最終更新日  2007年10月13日 09時19分20秒
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