ストップ !! 「第二迷信」

ストップ !! 「第二迷信」

2008年01月25日
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カテゴリ: 平和のこと
 たぶん、多くの人々が「白衣の天使」の元祖のイメージをもっている、
F・ナイチンゲール

 じつは、彼女自身は、病院の経営には関与しているが、 ナースの仕事はしていない

 大地主の娘であった、彼女の功績は、
現場(ほとんどは海外の植民地に派遣された)兵士の待遇改善。
 (by 井野瀬久美惠 ・甲南大教授)
 ナポレオン戦争の後、世界大戦までの英国軍は、ずっと「応募制」をとってきた。


 「寝るところがあるだけマシ」というような、ワーキングプアの受け皿で構成されていた英国軍は、
植民地で「弱いものいじめ」をしているぶんには偉そうにしてられるが、本格的な戦闘には弱かった。

 クリミア戦争で苦戦する現場レポの中で、
兵士を「使い捨て」にして平気な「偉い人」(大臣にコネがあった)に対して、生活・衛生・教育環境の改善を訴え、
必要な物資の調達のために私財もつぎこみ、
現場の実情を国民に伝えた。

 とうぜん、国のほうはこれを歓迎しないが、
しかし、結果的にはクリミア戦争の後、英国軍は勝利を重ねることになる。

「人間らしい」兵士でなけりゃ、まともな軍隊も育たない。

 (もちろん、軍隊だけの話ではない。)

 ちなみに、在日米軍の場合、

スチーム暖房の部屋に、ステーキ・デザート付きの食事

 派遣先のアフガン、イラクで「劣化ウラン弾」やら報復テロの危険に晒されるより、
日本の刑務所の居心地が良けりゃ 、どうなるか…。
想像に難くない。







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最終更新日  2008年01月25日 21時06分55秒
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