ストップ !! 「第二迷信」

ストップ !! 「第二迷信」

2008年09月01日
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カテゴリ: 農業のこと
 日本の全農地の1割ほどが、耕作放棄されて荒れているという。


 中でも、「農地転用」されたまま、放置されている農地が、手をつけられず荒れているという。( 毎日.jp 2008/9/1

【農地の転用を当て込んだ開発業者らが農家に売買代金を払って事実上買い取った末、転用できずに耕作放棄地化する現象が各地で起きていることが毎日新聞の調べで分かった。判明しただけで6県11カ所計約123ヘクタールあり、専門家は「氷山の一角」と指摘する。農地は農地法で農家と農業生産法人しか所有できず、転用許可前の売買は法の趣旨に反するが、耕作放棄地解消を掲げる農林水産省は実態をつかんでおらず対応を迫られそうだ。・・・】
耕作放棄

 そもそも、農地は「農耕民族」の先祖がそこに定住するために獲得した土地であり、
売買で儲けよう、という発想自体がおかしいと思う。
 土地はそこで暮らす人のものであり、農地はそこで農業をする人のものである。


 これ以上、せまい日本の農地を潰しちゃいけない。

 とくに、戦後の農地改革で、農地を得た農家は、寄生地主から「自作農の権利」を獲得したわけで、農地転用しちゃいかんやろう。

【農地問題に詳しい財団法人農政調査会の関谷俊作前会長は「開発業者らが農地の売買契約を結んで仮登記することは、売買契約を許可制にして規制でもしない限り防げない」と指摘している。】

 いますぐにでも、許可制にして規制しなくちゃ。


【宅地開発を目指した不動産業者が地上げを進めて所有権移転を仮登記した後、バブル崩壊で事業が頓挫した。売買代金を受け取った農家には「他人の土地」で、耕し手はない。農地法の趣旨を逸脱しているのに規制のない仮登記が、貴重な農地を荒らしている・・・】
 ( 毎日 同

「貴重な農地」 という言葉が「死語」だったのが、バブルの時代だったな…。

  ちなみに、画像は農地ではなく、某高校の実験畑。
  (「人でなし」ではありません。)
ヒトデなし





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最終更新日  2008年09月02日 20時37分34秒
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