ストップ !! 「第二迷信」

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2011年12月09日
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衆院選挙制度改革:先送り 民主、今国会の法案提出断念 (2011/12/1毎日)

 選挙制度改革論議は、結局のところ、「利害」が先に立って、「意義」の話にならないだろうという予測はつく。
 与党・民主党の存在意義そのものが「選挙に勝つ」ことであって、政策はあとからこしらえるものだから、国民に信を問うべき路線がない。

 ところで、共産党の総選挙方針が示された。
「比例で勝つ」目標は同じだが、方法として、「 全小選挙区立候補 」だという。
前前回まで「全区」だったのが、前回「重点区」になり、また「全区」の方針変更が、いずれも中央委員会総会一発で決まるのを不思議に思う人も多いと思う。
 (理屈では、 2大政党のどっちもアカンのなら、堂々と戦うべきで
  小選挙区で逃げながら、供託金が2倍必要な比例区で定数の半分以上立てたり・・。
  結果的に、前々回最弱だった 広島6区が、見送りやめて戦ったら、(志位委員長以上の)得票増 だった。・・という総括があったのは見なかったな)


 このへんが、「民主主義的」の解釈だと思うが、
共産党の中央委員選出は、実は「 大きな小選挙区制 」になっている。

 方法として、都道府県の代議員は、大会代議員の選出に当たって「投票」を行うが、候補者の「定数」まで個別に信任不信任を行う。
 人数制限なしに「信任票が過半数なら当選」なら、「民意」の反映だが、「定数枠」があると結果的には「誰を外すか」の投票になる。

 前前回の大会代議員を選出する投票で、
「委員会推薦」の候補者の他に、(某・京都の有名企業の支部推薦で)立候補した代議員がいたが、
投票の結果、落選。(50音名簿の上から順にマルをつけたら、一番下の渡辺委員長が落選するんじゃないかと心配があったとか・・)


投票する側は、ほとんどの候補者を知らないけど、「まあ、選考委員会が選んだのだから大丈夫だろう」で投票する。
そういう人が 51% いれば、 100% の代議員を固めることができる。

 定数50なら、2%の得票で当選しても当然だと思う。



  「 選考委員の目は節穴でした 」と反省の弁があったのか、なかったのか。)





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最終更新日  2011年12月10日 21時01分45秒
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