詩と映画と日記

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外人部隊

監督
ジヤツク・フェデー

キャスト
ピエール・リシャール
フランソワーズ・ロゼー
マリー・ベル



「外人部隊」

外人部隊とはフランスの正規軍で
フランス人以外の志願兵を雇った軍隊だそうです

戦争において自国の兵士が
傷つくのを減らすという考えからでしょうか

外人部隊に降伏の文字はなく
死ぬまで戦うよう訓練されていると言います

パリの金持ちの御曹司ピエールが
贅沢好みの女のために破産します
そして女にも去られて
モロッコの外人部隊に入隊します

男たちは様々な過去を捨てるために来ました
砂と厳しい軍務、気晴らしは喧嘩の生活です

酒場のマダム ブランシェが
ピエールに頼まれてカードで占います

マダム 「本気で占うの ? 」

ピエール「もちろん !」

マダム 「女はブロンド」

ピエール「・・・何で分かる ? 」


マダム 「彼女は逃げたけれど、あんたはまだ愛している」

ピエール「・・・」

マダム 「その女にまた逢えるわ」
マダム 「短い幸せの時が来るわ」
マダム 「厄介なことが起こる・・・」
マダム 「男をひとり殺すわ」

ブランシェは最後の一枚を隠しました

たくさんの男の哀しみを見てきたブランシェの
全てを包むような大きな優しさと
砂漠に鳴り響く軍楽隊の音楽が心に沁みました

何度もリメイクされています





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