ずうっとずっと昔
先生に連れられて
この映画を見に行きました
ヨークシャーに住むカラクル一家では
誠実で一本気な父と
気骨のある母
かわいい息子のジョー
そしてコリー犬のラッシーが
睦まじく暮らしていました
午後の4時は
ジョーが学校から帰る時間です
町の人はラッシーをみかけると
時計の針を合わすほど正確に
ジョーをお迎えにいそぎます
むつまじく信じあう一家ですが
時代も悪く、とても貧しいのです
犬の餌代にも事欠くほどです
とうとう困りきって
お金持ちの貴族に
ラッシーを売るより他に成すすべが
なくなってしまいました
売られたラッシーは
家族を恋しがり
お屋敷のフェンスを越えたり
穴を掘ったりして何度も脱走します
せっかく家に逃げ帰っても
抱き合って喜ぶジョーとラッシーに向って
お父さんは言います
男が一旦お金を受け取って売ったものは
もう決して自分のものではない
そうしてラッシーを公爵に返します
公爵はドッグ・ショーのために
ラッシーをつれてスコツトランドに行きました
またまた、ジョー少年を慕って
スコツトランドから脱走したラッシーの
苦難の旅が始まります
目的に向かって、まっしぐら
傷つき、痩せ衰えながらも
どんな障害にも挫けず
ひたすら家路をたどる一途な姿に
心を洗われて泣きました
胸がぺっちゃんこの幼いリズは
なかなかの名演技でしたし
将来の大女優の片鱗をうかがわせて
すみれ色の瞳がきれいでした
バックの練習を1時間