田舎暮らし日記

佐賀・熊本

佐賀・熊本（２０２５.４.１～５）

本当に久しぶりにマイカーでの旅行に出かけてきました。
昨年は首が痛くて長時間の車の運転ができそうにないってことで、どこにも行ってなかったんですよね。
思い起こせば約１年半ぶりでした。
今も首は完治ではないですが、これはもう歳のせい？（笑）しょうがありません。
でもそんなにひどくもならず、また車でのお出かけの自信もつきました。

さて今回は念願だった佐賀県をメインの目的でドライブ旅行してきました。
５日間で１１００キロぐらいぐらいの走行だったと思いますが、春のお花満載の景色を見ながらとても楽しく充実した旅行になりました。
今日から旅行記を更新していきますのでまたよろしくお願いいたします。

旅行１日目
少し暖かくなったかなって感じた４月１日、岡山を出発。
相変わらずの無理せずのんびりの旅行ですから、この日の宿泊地、門司港を目指します。

この日１ケ所目の観光スポット、藤河内茶園です。
ここは以前ツアーで連れて行ってもらって知った山口県のとても大きな茶園です。
４月のＧＷ前頃がいちばんきれいってその時に説明を聞き、今回少し早いけどどうかな？って思い立ち寄ってみました。

こんな茶畑の中を散歩できます。
周り３６度の緑にとても気持ち良いです。
しかも観光客は私一人でした。

春の黄砂のせいで少し砂っぽい感はあります。
やはり４月の終わりごろが良さそうですね。

右上の石の碑があるところに展望台があり車も停められます。

さてこの後は下関に向かいます。
火の山公園トルコチューリップ園です。
現在火の山公園は工事中で駐車場もないのですが、ここには入ることができます。
前回火の山公園に来た時は山の上の駐車場に車を停めたのでこの場所は初めてでした。

桜はほぼ満開でしたが、チューリップはまだ咲かず残念。
同時のタイミングで咲いてたらさぞきれいなんでしょうね。
それでも海と関門橋が背景だと素敵な景色です。

壇ノ浦古戦場跡（みもすそ川公園）です。
ここも前回は車で通りすがりに見ただけだったので降りて見学。
夕方でぼんやりした写真ですが、記念に載せておきます。
歴史は超苦手な私なので、これも書いておかなければ・・・（笑）。
左が源義経、右が平知盛の像だそうです。

余談ですが、ここ下関にある海響水族館はとても面白かったんで今回も行きたかったんですが、ここもリニュアルのため夏頃までお休みだそうです。
ここにも行けなくて残念。

この後宿泊地の門司港のホテルに向かいます。
夕食は門司のご当地グルメだと言う焼きカレーを食べてみました。
写真撮るの忘れたのですが食べたのは明太焼きカレー、初体験の味で美味しかったです。

旅行2日目です。
この日はやっとタイトル通りの佐賀県に、門司港から唐津に向けて移動です。
唐津で先ず行ったところは鏡山展望台です。
この日は抜群のお天気で展望台からの眺めは最高なんですが、やはり春は黄砂が飛んでたりで霞んで遠くがくっきり写真に写りませんね。
残念です。

右側の海に面した緑のところが虹の松原です。
とても広くて写真に入りきらなかったです。
その奥に唐津城が見えるんですが、この写真じゃあちょっと分かりませんね。

この日私の泊まったホテルはこの上の写真の橋の横にあり、お部屋の窓から唐津城が見えてました。
お城は夜はライトアップされてて良い感じ。
部屋の窓は開かず、下の写真は翌朝ホテルの庭から撮りました。

次に向かったのは唐津城です。
写真を撮った日にちの入った看板はやはり記念に一枚。

こっちの方がお城がきれいに見えたのでもう一枚。

次に行った観光ポイントは七ツ釜です。

航海の無事を祈る？海に向いて立ってました。
乙姫大明神って書いてありました。

上の看板に記されてる七ツ釜の場所。
でも上からじゃあよく分からないですね。
船で海上から観光できるそうですが、４月の終わりごろまではお休みだそうです。

柱状節理の玄武岩がたくさん見れます。
私が初めて知ったのは海外だったけど、日本にもこんなにあちこちにあるんですね。

この日最後に行った観光ポイント、名護屋城跡です。
ここは全く名前も聞いたことがなかったんですが、行ってみたらとても景色の良いところで良かったです。
場所は唐津から北の玄海町にあり、この前行った壱岐の南側になります。

この写真の木のある左側が天守だったそうです。
奥には海が見えてとても気持ち良いところにあったお城なんでしょうね。

その周りもとても広々としてます。

上からの眺めです。
ここは桜がたくさんあってそれも満開できれいでした。

天守に行く道です。
私は帰りに道を間違え閉館時間までに駐車場に降りれないかと・・・。
散歩してる地元の人に出口を聞いて無事降りれました。
ここ名護屋城跡はかなり広いので、一日の最後でお疲れのところ迷うと大変（笑）。

ここは見学する時間もなかったですが、入り口横にはこの立派な博物館もあります。

旅行2日目はこれで終わりです。
観光した場所はどこも坂が多くてぐったりでしたが頑張りました。
玄海町と言えばイカが有名ですが、時間も合わず食べれなかったのが残念。
この日は唐津城の見える川沿いのホテルに宿泊しました。

旅行3日目です。
この日は今回いちばん行きたかった場所、伊万里と有田を訪れます。
私はわりと陶器が好きで、３０年ぐらい前にはまだ日本で手に入らない焼き物を海外からわざわざ買って来たりしてました。
結局割れるのが嫌でほとんど使わなかったり、今はかわいい陶器も日本で手に入りますからまったく買うことがありません。

でテレビで佐賀県人は見れば伊万里焼きと有田焼を見分けられるってのを見て私にも分かるかな？なんて思いつつ・・・、結局分かりませんでした。
とにかくこの日は陶器をいっぱい見て、あまりにたくさんあり過ぎて選べません。
まあ購入の予定はなかったんですが楽しくお店巡りをしました。

伊万里市の大川内山は山に囲まれたとても雰囲気のいい場所でした。
駐車場の前にあった焼き物で出来た地図です。

町の真ん中を流れてる川が遊歩道になってました。
今は桜が咲いてて更にいい感じですね。

橋も陶器の飾りです。

遊歩道の横には風鈴の飾りがあったり

さてこの川で見つけた動物です。
何あれ？って私は初めて見る生き物で、調べたらイタチでした。
耳が小さくて面白い顔をしてるんですね。

陶器の街らしい雰囲気の良い路地です。

多分トンバイ塀？のある風情のある街角です。

次に向かった先は有田町、陶山神社です。
とうざん神社でもいいそうですが、すえやま神社と読むそうです。

ところでここは驚くべき場所にあったんですよ。
写真だけでは今一つよく分からないと思うんですが、ここの神社に行くためにはこの階段を上ります。
でその階段の上はなんともすぐ線路なんです。

線路は境内の敷地の中にあるそうです。
しかしここはたくさんの人が通るのでかなりびっくりの場所でした。
写真で少しは解かってもらえたでしょうか？
テレビの日本珍百景かなんかにも出たそうです。

ここには陶器の狛犬や鳥居があります。
しかしここは境内がそう広いわけではないんですが、私がいる間に中国人のツアーが２グループぐらい入って来てここはちょっと大変でした。

踏切から上もまた急階段を上るんですが、そこをたくさんの人が行ったり来たり。
それはまあ良いんですが、外国人の方が先ほどの線路内で踏切が鳴ってるのに写真を撮り続けてたりで、ここの神社の方もその度に注意に行ったりで大変です。

やっと撮れた写真です（笑）。

ここにはトンバイ塀のある裏通りって言う観光スポットがありこんな感じ。
昨日伊万里で載せた塀もこれに似てたのでたぶんトンバイ塀かと思ったんです。

この通りで見つけました。

観光協会のトイレの洗面所もおしゃれです。
鏡にトイレとかが写ってちょっと頂けないですが記念に。

さてこの後はこの日泊る武雄温泉に向かいました。
武雄温泉は以前ツアーで観光として行ったことがあったんですけど、その時にここの温泉に入ってみたいなって思ったんです。
で今回は有田町からもとても近いし、ここ武雄温泉から歩いてすぐのホテルに宿泊することにしたんです。

写真は以前と被るものがありますがまた載せています。
まあお風呂道具を下げて歩いて行ったので写真はスマホで撮りました。

武雄温泉楼門です。
釘を一本も使用してない建築物で重要文化財だそうです。

武雄温泉新館でこちらも重要文化財だそうです。
この建物は大正時代に使われていたものだそうです。

中の様子です。
お風呂の待合室？休憩場所みたいな感じ？

家族風呂？一人用風呂？
この時代にもこんなお風呂もあったんですね。

ここが今回私が入浴した武雄温泉入り口です。

で温泉の感想です。
お風呂はいろんなタイプの浴場があり、私は入口でお勧めって言われたレトロな元湯に入りました。
浴槽があつ湯とぬる湯があり、どちらも熱いです。
あつ湯は４４度ぐらいだったかな？ぬる湯でも４１度ぐらい？
とても長くは入ってられません。

しかしここの元湯は天井付近が外とつながってるので洗い場では寒かったです。
真冬はかなり寒そうです。
そのぶんお湯に入れば気持ち良いです。
お湯はとても良い感じでシャワーのお湯も温泉水です。

入浴料ですがこんな気持ち良い温泉が５００円で驚くほど安いです。
もちろん石鹸やドライヤーも付いてます。
岡山市内では普通のスーパー銭湯でも８００～１０００円ぐらいですから、良質の温泉に入れてこの値段って言うのには驚きです。
九州ならではなのかな？

ところでここのお客さんに教えてもらったんですが、ここからわりと近い嬉野温泉もとてもいいお湯だそうです。
今度近くに行ったらそこにも入ってみたいなって思いました。
温泉レポートめっちゃ長くなりましたね。
でもここ武雄温泉はなんだかとってもレトロな雰囲気で気に入ったんです。

旅行4日目です。
この日は佐賀から熊本に移動、阿蘇方面に行きました。
以前一度行ったことがあるんですが、その日は丸一日中の雨で全く何も見えないまま帰りました。
今回はお天気が抜群で良かったです。

阿蘇は広くてどこを観光すれば今一つよく分からないまま行ってみました。
草千里ヶ浜です。
緑に覆われた草原って思ったら違ってました。
この時期、２～３月に野焼きをしたばかりなのでこんな感じみたいです。

火山の噴火の様子です。
中学校の修学旅行だったかなあ？噴火口近くに行った記憶があります。

ここは外国人、とくに中国人がすごく多かったですね。
駐車場の様子ですが、ツアーバスも何台も停まっています。
また路線バスもやって来るみたいで、外国人がたくさん並んでました。

私は途中の道の駅で買ったおにぎりを食べ（美味しかったです）、コーヒーはゆったりとした席で飲めたのでまあ良かったです。

どこがどこやら分からないので看板を残しておきます。

この右前の山がきっと米塚ですよね？
これも野焼き後のためきれいなグリーンじゃなくて残念。

次に行った先は観音桜です。
阿蘇を背景に桜が見れるところをいろいろ探したんですが、休園中だったりで今一つ適当なところが見つからず・・・ネットで見つけた場所です。

ここは桜シーズン以外の時は放牧場らしいですが、この時期は駐車料金と入園料？
３００円を払ってここに入れました。
そのためか、この観音桜の木の前ではスピーカーをもったガイドさんが熱心にガイドしてくれてるんです。
それがかなり長くてお客さんも入れ替わり立ち替わり・・・私がいる間ずっと終わらないんです。
これは写真撮るのに実に困りましたね。
まあ３００円分のガイドをしてくれるって気持ちは十分に伝わりました（笑）。

やっと撮れた！訳ではなくお客さんは木の向こう側にいます。
ここで諦めました（笑）。

天気が良くてほんと良かった阿蘇周辺です。

この後はその日の宿泊地、大分県に向かいます。
途中の道沿いに、以前も行った観光スポットがありました。
原尻の滝です。
捜して行った訳ではないのですが、ここは道の駅に併設してるし、阿蘇－大分間の一般道沿いにあるんで２度目の訪問となりました。
しかし日も暮れかかっててちょっと薄暗くなりかかってます。

ここもチューリップが植えられてるんですが、まだ全く咲いてないですね。

ここの滝が好きなところは右上にある鳥居がなんか良い感じなんです。

鳥居は滝の上の川の中に立ってます。
今回は前回来た時より水量が多い感じです。

菜の花と一緒に

また違う角度から撮った写真です。

この後大分県三重のホテルに泊まりました。
翌日は大分から四国愛媛に渡ります。
四国でどこか行きたいところがあったら寄って帰れたらいいなって思いつつ予定が決まらず翌朝になりました。

九四フェリーでお昼過ぎには愛媛に到着です。
でここから岡山に向けて帰ったんですが、その途中の佐多岬メロディーラインがめちゃくちゃ素敵だったんです。
タイミングが良かったんだと思いますが、その道沿いにはずっと満開の桜が並んでたんです。
でちょうど吹いてた風にまさにたくさんの桜の花びらが舞うように走ってる車にも散って来るんです。
ドライブしてるだけでワクワクする春らしい景色。
この道は何度か通ってるけどこんなにきれいだったんだって驚きました。

帰って来たのが晴天でお花見日和の土曜日、どこに寄っても混んでそうなのでそのまま自宅に帰りました。
今回の旅行記はこれで終わりです。
いつもよりさらに長い？旅行記を読んでもらってありがとうございました。

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