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内緒 その2
活火山、大爆発
昨日、息子の事で、色々と書いたのだが、まだ気持ちが収まっていないのか、イライラは続いている。
顔を見るからイライラするのだと思い、10時も過ぎたので、遊びに出たいと言うから外に出した。
うちの向かいには、小さな空き地がある。
以前は近所の運送会社の駐車場で有ったのだが、その運送会社も倒産して閉鎖された今、売りに出されているのだとは思うのだが、砂利敷きのその土地は我が家の子供達の格好の遊び場所だ。自転車の練習も出来るし、子供の腕力ならボール投げでもOK。道路をはさんでいるので、道路にさえ飛び出さなければ安心だから、私もそこでなら遊んで良いと言う事が多い。
今日は、最初のうちは自転車の練習をするんだといってMy自転車を持ち込んでいたのだが、じきに飽きて、娘は倉庫からおままごとの道具を持ち出して、砂利で遊んでいた。息子もボールを持って出たので、ボールで遊んでいるのだとばかり思っていた。
しばらく家事をしていた私だったが、ふと、家の外が静かなのに気が付いた。普通なら、家の前で遊んでいるなら、きゃあきゃあと、うるさい声が響いてくるのだが、今日は何故か静か。公民館で文化祭が行われているので、そちらに流れていったのかしら?でも、車がたくさん来ているから行かない様に言っておいたんだけど・・・。
玄関のドアを開けると、娘の姿が見えた。相変らず砂利でままごと遊びをしているようだ。私の姿を見ると不意に立ち上がって
「お兄ちゃんが・・・・」
と最後ははっきり言わなかったのだが、息子の方を見て欲しいと言うアピールをする。
息子は、空き地の奥の方にいた。
我が家の向かいには、大きな造成地が有る。170区画もの宅地が有るその団地は、今年の五月から分譲を始めたばかりで、まだ殆ど入居者がいない。ちょっといわく付きの造成地なので、ここら辺りの人間は、さもありなんという冷ややかな目で見ているのだが、その造成地の汚水のタンクが空き地に隣接しており、タンクから流れ出る排水管の管理をするために、一部の管が見えるように、金網を張っている場所がある。排水溝の蓋が網になっていると思ってもらえると想像し易いかもしれない。その場所が、空き地の端っこに有り、息子はそこにいたのだ。
「何やってんの?」
私の声に、息子はビクッとした様子。その様子から見て、何かろくでもない事をしているんだなと、すぐに分かった。
近づくと、その網の上に、砂利の所から拾ってきた大きめの小石を乗せて、積み上げている。それも一列に。
「何してんのよ。こんな事したら、石が下の水路におちて、管が詰まるでしょ?今すぐどけなさい!」
息子は不満そうだったが、しぶしぶ、どけ始めた。ここで最後まで見届けていれば、後で話がこじれる事も無かったのだが、私は息子が動き始めたのだけをみると、分かったんだと思い、また家の中に入った。そして再び残りの家事を片付け始めた。
そしてもうすぐお昼時というとき、お昼の材料に足りないものが有ったので、一緒に買い物にでも行こうと思い、遊びをやめるよう声を掛けるために外に出た。
と、また空き地の奥の方に今度は近所の男の子が2~3人いて、お向かいの奥さんも家から出て来ていた。
「排水溝の所に石を積んでいるからやめさせようと思って」
私の顔を見て、向かいの奥さんはそう言った。
へ??さっき止めるように言った筈なのに??
慌てて私は息子の所へとすっ飛んで行った。私の姿を見て、息子の顔には有り有りと『ヤバいぞ』という表情が浮かんでいる。間違い無い。あれから止めてはいなかったのだ。
案の定、排水溝の上には、さっきよりもたくさんの小石が積み上げられていて、うっかり触ると網目の間から石が落ちそうな気配。その瞬間、私はブチ切れた。
「なんてことするのよ!!さっき、あれほど止めなさいよって言ったじゃないの!!」
息子は上目遣いに私を見上げているが、反省の様子は無い。
それよりも、不満やるかたないと言うところか。何か言いたいのだが、私の剣幕に、何も言わない方が良いと思って黙っている様子。
お向かいの奥さんも、呆れて困っていた。
「あらまぁ。これじゃいつ落ちても仕方がないねぇ。でもこのままにはしておけないから、どけようかね。さ、○○○クンも手伝って。」
お向かいの奥さん、年齢で言えば、まだうちの母よりも随分若いのだが、お孫さんがうちの子供達よりも大きい。おまけに、娘さんの名前と、息子さんの名前の一字が、私達夫婦の名前に有るものだから、何かご縁が有るのではと、何かに付けて可愛がってもらっている。親子共々で・・・である。
当然?息子も孫のように可愛がってもらっているので、私の言う事は聞かなくても、奥さんの言う事は聞いたりもする。しかし、最近生意気になって来ている息子は、優しいこの奥さんを少しなめてかかっているところも出てきている。
「もしかして、何回か注意されたんじゃないんですか?」
私の問いに、奥さんはあいまいに答えられた。おそらく、息子に注意はしたものの、言う事を聞かなかったのだろう。
それでも、恩着せがましい事も、息子を責め立てる事も無く、小石を片付け始めた奥さんの姿を見て、私はますます怒りに燃えた。メガトンパンチよろしくげんこつが息子の頭に飛んだ。
「なんで注意されたら一回で聞かないの!!自分の責任でしょ!さっさと片付けなさい!!!」
そう言いながら、私は小石をどけ始めた。しかし、息子の不器用なやり方で、きれいに、それも落とさずに石をどけられるとはとてもじゃないが思えなかった。たじたじと私達の様子を見ている息子を睨みつけ、私は黙々と石をどけた。しかし、その半分は努力の甲斐なくボチャン、ボチャンと音を立てて下の水路へと落ちて言ったのだった。
最後の石をどけて、お向かいの奥さんにお礼とお詫びを言うと、ビビる息子を家へと連れ帰った。
それから、どれだけ懇々と説教が続いたか、想像するのは簡単だと思う。説教しながら、情けなく、悔しい気持ちで一杯になってきた。段々言葉もきつくなってきた。後で考えたら、もしかしたらこれは子供に言うのはあまりにも不適切では無いかと思うような言葉が口をついて出てくるのだが、それも押さえられない。きっと息子は傷付くだろう。でも、傷付く位、きつい言葉を言わないと、心の中に、頭の中に、残らないのでは無いか。普通の言葉では、あまりに通りいっぺん過ぎて、自分が悪い事をしたと言う、自覚も何も、残らないのではないだろうか。そんな思いが私の言葉の暴走を支えていた。
息子は、時々涙目になりながら、私の言うことをじっと聞いている。それでも、ちょっと前まではここで泣き出して、ごめんなさいと謝って一段落・・・と言うことも有ったのだが、最近は依怙地に拍車がかかって、絶対私の前では泣くもんかと思っているらしい。もはや対決以外の何物でも無くなっていた。
娘の昼食の用意も有ったので、昼は有り物に切り替え、息子には昼飯抜きの罰が下る。そして、部屋で反省を・・・と言うのが今回の処置。まぁ、私も根っから意地悪な人間ではないので、目の前で自分が食べられない食事を見せ付けるのは可哀想と言う気持ちが無かったわけでは無い。取り敢えず、自分の部屋へ向かわせ、私と娘は昼ご飯だ。
しかし、息子にはたかだかあれ位と言う気持ちが有ったのかもしれない。反省させていたはずなのに、友達が誘いに来たとたん、家から出て言ってしまった。私は自分の口から断らせるつもりで応対させたのに、それが裏目に出てしまったのだ。
ここで、再び私の怒りに火が付いた。家を飛び出して言った息子に、捨てゼリフに一つ。
「二度と帰ってこれると思うな!!」
息子は一瞬ドキっとしたようにも見えたが、すぐに走り去って行った。後には、怒りに燃えた私が残された。
「お兄ちゃん、どこに行ったの・・・?」
娘が心配そうに聞く。あんな兄貴でもいないと寂しいらしい。しかも、もう私と息子のやり取りが少しは分かってきているのだから。
「大丈夫。心配し無くても良いよ。」
私はそれだけ言うと、怒りを静めようと、ドアを思いっきり締めるとあらゆる鍵をかけて、家の中へと入った。
五時の時報がなっても息子は帰って来なかった。
それから30分が過ぎ、一時間が過ぎて辺りが暗くなっても息子が帰って来る気配は無かった。外ではもう誰も遊んでる様子は無い。
そう言えばこの寒いのにTシャツ一枚で出て行ったっけ。
待てよ、今日は公民館で地域の文化祭が有っているはず。組長の子供として悪ガキの息子は、地区の役員さんの間では有名だ。いたずら振りが最近の子供にしては珍しいと、可愛がってくれる人もいる。様子を伺うと、公民館にはまだ明かりがついている。私は、てっきり息子は公民館にいるものだと思い、探しに行くのを止めた。
娘には大好きなドラえもんのビデオを見せ、私は夕飯の支度に取りかかったところ、インターホンが鳴って、近所のお婆ちゃんが名乗った。
私はピンときた。この人も、息子を可愛がってくれる人の一人。きっと、一人で帰りづらくなって、応援を頼んだに違いない。玄関に出て見ると、案の定息子が門柱に隠れている。
「どうもすいません、ご迷惑をお掛けしました。どうせ一人じゃ帰りきらないって言ったんでしょ?」
お婆ちゃん、ニコニコ笑いながら、その通りだと言う。
で、今まで公民館に居たのかと聞いたところ、なんと、息子が居たのは近所のスーパーで、お腹が空いたから、試食のコーナーを渡り歩いていたらしい。
思わず、あんぐりと口が開いてしまった私。空いた口がふさがらないというのはこの事か。
「私の顔を見てね、一旦は逃げたんだけど、待ち構えていたら捕まってね。それからは、色々お手伝いをしてくれたんだよ。」
ね?と言わんばかりの顔で息子をみて下さるお婆ちゃん。息子は罰が悪いのか、ちょっと目をそらす。
「それで、これがお礼。○○○ちゃんと二個ずつね。」
そう言って、チロルチョコを4個下さる。
「ありがとうございます。わざわざ買って下さったんですか?すいません」
私は申し訳なくて、深々と頭を下げた。
「いやいや、違うの。10個一綴りでね、うちの孫が二個づつ、私が二個、残りがお宅の分よ。」
そのお婆ちゃんは、私に気を使わせまいと、あくまでも、自分の孫の為に買った残りだと言う。でも分かってますって。そのお宅のお孫さんは六年生と四年生の男の子。とうていチロルチョコを喜ぶ年齢ではないと言う事を。そして、そのお婆ちゃんも・・・。本当に気を使って頂いてすいません。
「さ、お家でゆっくり食べなさい」
息子と、家の中から出てきた娘にチョコを渡すと、そのお婆ちゃんは今のうちにと言わんばかりに息子に家の中に入るように促した。息子は私をちらりと見上げて、通りすがりに叩かれはしないかとビクビクしながらも、すっと私の前を通って家の中へ入った。ここでこじらせてもしょうがないので、私もその事に関しては黙認する。
息子が家の中へ入ると、お婆ちゃんは笑って言った。
「あの子には、あの手は通用しないよ。」
「なんで怒られてるかって言うのは白状したんですか?」
「うん、一応聞いたけどね。あんまりガンガン怒っても効き目はないと思うよ。うまい事おだてて使った方がいいんじゃない?うちの下の孫もあんな感じだったし。」
え~~?ここの家のお孫さん、下のお子さんは、息子が年少の時一緒にバスに乗って幼稚園に行ってたから、わりと知っているつもりだったけど、決して息子のようなタイプには見えなかったけどなぁ・・・。
「ホント、買った物をかごに詰める時なんかも、褒めたら調子に乗ってどんどんやってくれるのよ。あなたも色々思うところ有るだろうけど、ここは一つ、考えた方がいいよ。」
う~~ん、確かにお調子者だから、褒めたら動くのは間違い無いけど。きっと、ここでこのお婆ちゃんに見捨てられたら、困るから、媚を売っていたのも間違いは無いと思うんだけどなぁ。ま、ここでその話をしても長引くだけだし。
亀の甲より年の功。こんな話を身内でもないのにしてくれるのは、親身になってくれている証拠。お話しをありがたく聞いて、御礼を言うと、そのお婆ちゃんは帰っていかれた。
実際問題、どうしたら良いのか私は途方に暮れる。何もかも言われたとおり、怒るだけでは解決しないのだが、親としては怒らない訳には行かないだろう。
息子のいたずらや悪さを見て、近所の人が共通して言う言葉が、
「昔はこんな事、しょっちゅうだったのよ。」
「今時珍しいよね、こんな子。」
そう、確かに今時の子供は息子のようなバカないたずらはしないし、私達が子供の頃には息子のようないたずらはしょっちゅうだった。だからこそ、心の中で、見つからないようにやれば良いのにとか、要領悪いなぁ、とか思ったりもするのだ。
それを思えば、この土地に引っ越してきた事は間違いではなかったのかも。昔ながらの人が多く、古きよき時代の名残りを留める土地柄、お人柄の中で、少しは息子も息のつける場所があるのかもしれない。これが都会の新興住宅地の中であれば、間違いなく顰蹙者であり、私達親子は村八分にでもなっていたかもしれないのだ。それを考えると、なんてありがたい所だろうか。
それにしても、みなから言われる通り、息子よ、お前は生まれる時を間違えたのかもしれないね。私達親の同世代であれば、排水溝の蓋に石を積んだ位では、ひどく怒られなかったかもしれない。(大体排水溝自体が無かったかもしれないから←トシ、バレるって)まぁ、私は一度注意されてやめなかったことに対して怒ったんだけどね。
日曜なのに、すっかり心配して疲れたじゃ無いの。おまけに、人がこんなに悩んでいるのに、リビングではもう怒られた事も詰め出された事も、全て無かったかのようにバカみたいな笑い声を上げている息子が居る。今日は30秒で忘れたか?怒りがまたムラムラと湧いてきたが、もう怒るのも疲れた。後は主人に任そう。たっぷりお父さんから怒られな!!
知らん振りして、主人に悪口雑言のメールを打つ、私だった・・・(涙)
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