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『 LIBERTY』
第二話 「はじまり」
とある大陸の東の東に、キルトリアという国があった。
時は大陸中が我先にと富を求めた戦国の世。当然この国も平和とはいえなかった。
ただ、他の国と違い、国内の軍事が統一されていて治安がよかった。東の末のキルトリア軍という言葉を知らない者は少ないというほどに、キルトリア軍強かったのだ。
「是枝(このえ)・零・香道」という名の男がこの軍を仕切っていた。彼の名軍事ぶりはキルトリアの伝説となるほどのすばらしさがある。そのおかげで、国に豊かな富があるわけでもないがキルトリアは攻め入るには難国とされているのだ。
また、キルトリアは国交を多く持っていて平和的な貿易が盛んだ。その中でも最もキルトリアと深いつながりを持つ国が2つある。名を「ユークトル」と「ケイバル」という。ユークトルは豊かな森林資源や水産資源があり、食に豊かな国だ。現に海に面してるはずのキルトリアの魚介類の50%はここからの輸入品だ。
また、ケイバルは鉱山資源に豊かな国である。キルトリア軍の大きな力となっている。またキルトリアの方は、それぞれの国が危機にあっている時に、キルトリア軍を派遣している。丁度GIVE AND TAKEが成り立っているのだ。
「 久卿!!どこにいるの?!」
キルトリアのとある町の一角に、声を張り上げている少女がいた。しかし時間は昼間の稼ぎ時、その少女を特別に気にとめるものはいなかった。
「・・・・・・・・・・・何ですか。」
ふと声がする。辺りを見回すとその主は商店の屋根の上に座っていた。
「久卿!!よかった、見つけた!!」
「なぜ、ここにいて、そんな格好しているんですか?それに私に何の用で?」
久卿という男は少女に目をやった。その目は蒼くキルトリア人とは風変わりしていた 。服はこの国での軍人を示す青龍が描かれていて、市場にいる人間としては、充分に久卿のほうが風変わりしている。なぜなら少女のほうは、ごく普通の町娘の姿をしていたからだ。
「だってこの格好なら目立たないでしょ?町市場にキルトリア国欧代12世の愛娘、ミセリがいたら、大変じゃない!」
そして、その一国の姫たる少女が背筋を伸ばして威厳を持ち言う。
「キルトリア国の次期後継ぎとして、国のために、今あなたに命令します。近衛・零・久卿。」
「はっ?!・・・・・・」
久卿はミセリ姫の突然の言葉に、驚きのあまり謙譲のみを忘れ、聞き返してしまった。するとミセリ姫は自分の発言が馬鹿にされたのだと思い、ムキになって話し出す。
「だ・か・ら、あんたに頼んでんのよ!仕事を!」
「・・・・・・・何ですか、ミセリ姫が改まって仕事を命じるなんて。この私に。いつも父に大体の仕事を命じているではないですか。」
「その香道総帥が私とは敵対するポジションにいるから仕方がないの!!あんたなら香道総帥の息子だから、それなりの戦力もあるだろうしっ・・・・・・・。」
その言葉に久卿の顔は一瞬暗くなり、短いため息をついた後、複雑な微笑みを浮かべた。
「恐れ多くも言わせて頂きますと、私にそんなのを求めるのは間違っていますよ。俺は父ではありません。・・・・・・それに何なんです?父と敵対するポジションって・・・・・・・・。」
ミセリ姫は久卿の表情に一瞬躊躇し、言うべきか否かを迷ったようだが、辺りを見回し声を潜めて言う。
「ここじゃ、言えないわ。誰に聞かれているか分からないもの。宮殿も同じ・・・・・・。ねえ!どこか人気のない所はない?!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[どうしたの?]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
[泣いてもいいんだよ]
声が聞こえる、優しく暖かい声が。
[泣けないの?]
[我慢しなくていいんだよ]
あれ、何で涙が出ないんだろう。
何でこの人は、こんなことを私に言うんだろう。
[涙は、悪いものじゃないと思うよ。涙を我慢してたら、いつか水を吸いすぎたスポンジみたいになっちゃって、使い物にならなくなるよ]
ス・・・ポンジ?
[大切なのは、水をちゃんと切ったスポンジで次に何を考え何を手にするかだよ]
これ、誰に言われたんだっけ?
何を考え何を手にするか、かあ。難しすぎて分かんないや。
でも、泣いてもいいって、その言葉がすごく嬉しかったんだよなあ。
でも、涙が出ないや・・・・・・・・・・・・ なんでだろ
「なんですって?ケイバルがキルトリアを裏切っていると!?」
町はずれの森の中に久卿とミセリ姫はいた。
「シィ~!!誰かに聞かれたらどうするの!!まだ重大機密なのよ!!」
ミセリ姫の声を方が圧倒的に大きいのだが、あえてつっこまない久卿であった。
「ケイバルのケビン王子、戦線国のレグリー国の姫さんに惚れ入ったらしくて、国産資源をほとんどレグリー国に流し始めたらしいのよ。
それじゃ、キルトリアはどうなるの?レグリー国とケイバルが合体すれば、キルトリアは大きな戦力の原動力を失うことになる!そんなことになったら、レグリー国と全面戦争になって負けるか、植民地になるか、さんざ不利な条件で吸収されるのが関の山だわ!!」
「それなのにお父様や香道総帥は、ケイバルをっ・・・・・・ケビン王子を説得してレグリーの勢力を止めようとしてる!
どう考えてもレグリー国がそんなに簡単にせっかく入ったえさを取り逃がすわけないじゃない!」
「では、姫はどうすべきとお考えで?」
「ケビン王子を脅迫するのよ。なにか弱みを握って。そうじゃなきゃ、キルトリアのためになんて動かないわ。あの国は・・・・・・・。
だから掴むのよ。惚れた弱みに勝るケビン王子の弱みを!
それをあなたに依頼したいの!」
ミセリ姫がすべて言い終わると、森は静まりかえった。
そして、その沈黙を破ったのは、笑いをかみ殺した久卿の声だった。
「・・・・・・っはは、あははははははっ・・・・・・!」
そして久卿は腹を抱えて笑い出す。
「っ・・・!!ちょっと!これは立派な命令よ!!」
また馬鹿にされたのかと思い、ミセリ姫は怒った。それを知ってか、久卿はミセリ姫に向かって優しくほほえんだ。
「いえ、・・・・・・・あなたは立派な姫様ですよ。」
「おい、はやく金品抜いちまえ!」
「そうはいっても、こんな荷 みたことないぞ」
「そんなの、刃で裂きゃあいいじゃねえか!」
その森のはずれで、とある盗賊達が、とある盗みをはたらいていた。
背丈はそれほどないが、強面な顔をしていていかにも盗賊という男ども3人である。
そしてそのターゲットの相手は、異国の衣をまとった異国人と思われる女二人。
「静かにしろ!起きたらどうするんだ!!」
3人のうち1人が、声を殺して怒鳴った。
どうやらその女二人は横の木陰で気絶しているようである。
「大丈夫だって!何回たたいても起きなかったじゃねえか」
盗賊達は一斉に彼女らに目を向けたが、また大声で盗みを再開した。
しかし、彼らは知らない。
この女2人が、空手部主将である桐生紘満と、都大会5位実績を持つ扇有季子が既に目を覚ましていたということを。
(紘満、ここ どこやと思う?)
(知らない・・・・よ。)
(とりあえずあいつら、ウチの財布、盗もうとしてへん?)
(そうだね、さっきからひとのカバンあさってるし。)
(・・・・・・・・・・・・・空手、使うてええと思う?)
その言葉に紘満はニッと笑う。
(・・・・・・・・、緊急事態故に、異議なし!)
そうして二人はカバンをあさるのに夢中な盗賊に、じりじりと静かに近づいていった。
「とりあえず、自己紹介しよっか。」
中段跳び蹴りがきまったところで、紘満は盗賊達に笑いかけた。
しかし、それはあまりにも盗人への態度とは思えないために、彼らはとまどってしまう。
「へっ!何を言ってんだよ、お嬢ちゃん!!」
そのうち一人が、立場も考えずに悪態をついた。
「別に、とって喰いやしないっちゅうの!ただ、名前聞いとるだけやん!」
「そうだよ。相手の名前くらい知らなきゃ、会話にならないでしょ。」
その言葉に安堵したのか調子づいたのか、盗賊のリーダー格と思われる男が名乗り出てきた。
「威勢のいい嬢ちゃんたちだな。俺の名前はゼダ。このバンダナをかぶってる奴が弟のファッジ。そしてこの小さい奴が末っ子のリトン。
まあ、最近めっぽう増えてる浮浪者だ。」
紘満は有季子と顔を見合わせ、なんとも形容しがたい顔をした。それもそのはず、この3人は見た目は東洋人なのに、名前は思いっきり西洋なのだ。
よく考えてみても、確かに自分たちはさっきまで東京にいたはずだ。
あの空間屋とかいうカマ言葉の男が、自分たちに何か変な薬を飲ませて、今自分たちが見ているのはただの幻覚なのではないだろうか。
そうな風にすら思えてきた。
「・・・・・・あたしの名前は桐生紘満。多分・・・・ここの国の人間ではない。」
考えてどうにかなる問題でもないと悟った紘満は、自己紹介に入った。そして有季子もそれに続く。
「ウチの名前は、仰木有季子。同じく此処の人やないと思うで。」
しかし、その言葉への反応は、二人が思ったよりも素っ気ない物だった。
「その名前の発音は、ケイバルの人間か?」
ゼダは急に顔を曇らせて問う。
「いや、多分ゼダさん達は知らないと思う。日本という国だもん。」
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