食洗機(食器洗浄機)お悩み解決&左肘骨折日記

食洗機(食器洗浄機)お悩み解決&左肘骨折日記

リハビリ記録(はじめの一ヶ月)



外科医の思いがけない荒療治 からはじまった私の肘のリハビリ。

とにかく動かない。この間まで動いていたのにとっても不思議。
可動域は 60-90度 程度。その範囲では痛みは全くない。

肘の移動角度.gif

使ってなかった筋肉や筋が 「動かなくてもいいんだー」
ギブス固定期間で認識し、そのまま固まってしまっているとのこと。
一週間くらいの固定だけでも、こういう現象は起こるそうです。

そのためロックがかかったように動かなくなっている肘を
どうにかこうにか押したり引いたりして可動域を広げていく。

最初の頃は動かすにあたってとにかく肘のチョット上の部分(上写真の手で押さえてるあたり)が
燃えるように痛くて、そこに マグマたまり があるのではと思うくらいだった。

手首の角度など一切気にせず、とにかく 「曲げる伸ばす」 という動きを
ゆっくりゆっくり行っていくのだが、顔がゆがむほどにその一箇所だけが
燃えるように熱い。しかも表面ではなく、内側のなんともいえない部分。
筋肉の始まり部分がそこに集中しているという説明だったかな。

曲げる伸ばすをはじめに治療したのは、やはりその動きが一番大切だからだと思う。
「手は顔を触るためにあるんだよ」 という外科医の言葉が身にしみる。

腕のリハビリは、理学療法士の先生が椅子に座り、私はベッドに横たわる。
顔が見える状態でのリハビリになるため、痛い顔が嫌でも目に入る位置だ。
しかも先生は座っているので、上のほうから見下ろすような高さで
こちらの痛がり加減を様子をみながら力を加えていく。
これがかなりの 屈辱感 があり、M子とはいえ嫌でたまらなかった。

リハビリ3.jpg

最初は上を向いていた私の顔が、先生側ではないほうに背けられ
目を開けていられなくなるとそろそろ 限界MAX 近し。
最初の頃は「これがリハビリなんだ」って思って、ギブアップしないで
先生が手を緩めてくれるのをまだかまだかと待ってたなあ。

慣れてきてからは「限界(ギブ)です」とか、先生の手をつかんで「ストップー」とか
やってましたけど(笑)その頃には相手も慣れてきて、押す(伸ばす)のはやめるけど
「はーい」とか返事しながら、ホールドされたりして「鬼!」って罵倒してましたw
ホールドは20秒とか30秒とか決めてたみたい。途中で気がついたよ。

そのキープされた位置から、普通に戻すのがまた痛い。
ゆっくりゆっくり戻してくれ、マッサージもしてくれるのですが
これがまた、ねんざとかしたときのような気持ちの悪い痛み。

押す場合は 【肘が上がらないように、ベッドに肘をぴったりくっつけて】
伸ばす場合は 【肩をあげて角度をごまかさないように、肩を押し付けられ】
やっぱり拷問ですかな(苦笑)いやいや、リハビリの一環で(笑)

自分でのリハビリは、特にお風呂に入ったときに筋肉が柔らかくなるので
お風呂の中とお風呂のあと1時間 ぐらいやってました。
やってるとどんどんマグマたまりが熱くなるので、そのあとで シップ
そんな日々が続いた6月のリハビリでした。

可動域以外での特記事項としては
親指付け根の骨あたりから、肘にむかう表面の皮膚に軽い痺れがあり
そっと触れるとぴりぴりした感じがありました(現在もやや残ってます)

車の運転は、とっさの行動が怖かったので、6月は常時着脱式ギブスをつけて
運転をしてました。オートマなので右左折以外は特に気になりませんでした。

ちなみに肘の骨折には一切関係なく、手首のギブズ固定による可動域の縮小は
(手のひらあわせで前後・右左) ほぼ1ヶ月 で右手と同じ程度にまで回復しました。

手首2.jpg ⇒ 手首200706221.jpg

手首1.jpg ⇒ 手首200706222.jpg


さて、最初の一ヶ月でどのくらい動くようになったかな。

肘の移動角度.gif
肘移動角度20070531(30-60度)

肘の移動角度20070629.gif
肘移動角度20070629(15~120度)

はっきりとは覚えていませんが、多分6月の終わりごろには
前髪を触ること、親指を舐めたりコップで飲み物を飲んだりすること
出来るようになっていたと思います。握力がかなり落ちて、
スプレー缶が左手で押せなかったときは、かなりショックだったなあ。



始めはすごく痛かったけど、 痛みを受けた分動くようになる気がして
「痛いの大丈夫です、やってください」 と宣言してリハビリしてました。
実際、目に見えて可動域が広がって、 充実感のあった頃 だと振り返ります。



リハビリ日記(2ヶ月目に突入:7月)
に続く



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: