| エンツォ・マリ(Enzo Mari) |
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| イタリア、ノヴァーラ生まれ。ミラノのブレラ美術アカデミーを卒業後、ミラノ工科大学やカッラーラ造形芸術アカデミーでの教師も務め、1950年初頭から視覚芸術アーティストとしての活動を続けています。ミッド・センチュリー・モダンを代表するブランド、ダネーゼ社が作った木製の子ども向けパズルやプラスティックのステーショナリー、フォントからフォルムまで完成度の高いカレンダーなどは、今でも人気の高い製品。妻のイエラ・マリと作った知育絵本「リンゴとチョウ」などの出版やグラフィックデザインも手がけています。家具や家庭用のプロダクトデザインに集中してからはアルテミデ社、ドリアデ社、ノール社、ICF、オリベッティ社、ル・クルーゼ社などにデザインを提供。MoMAのデザインコレクションにはエンツォ・マリの作品が数多く収められています。 |