
家のクリスマスメイクをした。
今年は控えめにしたよ。
電飾のパーツの新製品に好きなのがあるけど、
古いものだけで間に合わせたからだ。
家に電飾をし始めたのはもう10年以上前だけど、
住んでる街の中で2~3軒始めてからだった。
でも、しようと思ったのはもう少し前で、
ホームを退任した直後にアメリカを再訪した時だった。
招かれた家の界隈はどこも凄く綺麗に電飾していた。
アメリカンな家でないと似合わないけれど、
暗闇なら大差ないかと始めたのだ。
でもほんとうは、
ちょっと惰性でやっているだけで、
好きなのは家よりも街がいい。
ルミナリエは物凄すぎて趣味じゃないけど、
街のイルミネーションには惹かれるものが多い。
でももっといえば、
郊外や自然の中のイルミネーションが
案外いいと思う。
忘れられない時間が、
スポーケン郊外のゴルフ場の近く一帯の緑の中で、
あちこちに作品があったウインターライツだ。
ゆっくり車で縫うように見てまれるようになっていた。
その時車で流れていた曲が、
実にその雰囲気に馴染んでいて、
忘れ得ぬ時間になった。
まだ抱えるように大きかったビデオカメラで
それは残したはずだ。
どこにあるのかな。
もしあっても
再生できないだろう。
運転するハリー・グリーンに僕が訊いている。
この曲はなんていうの?
enya,
irish