公正と正義は同じではないが意味合いは重なっている。
どちらも、
政治はなんのためにあるかという場合に
僕はそのためにある、と考える。
そのためだけにあるのではないけれど、
根底にあるものであるべきだということだ。
だから、
生活保護の支給額を下げようというのは
些細なテーマだけど必要だろう。
生活保護を受けている人が生活に余裕があって、
各種の遊興費にあてたりさえしている人もある一方で、
普通に働いている人が低賃金で苦労している。
だから生活保護費はいま槍玉にあがっている。
でもまた一方では、
家業が儲かりすぎて、旅行や高額商品で経費を落とすのに四苦八苦している。
これぐらいになると、把握しようもないし、難しい。
難しいコトは政治家も役人も真剣にはならない。
いや、ほんとうは巨悪が構造化されているのだけど、
政治家も役人もその構造から自由にはなれない。
生活保護を受けている人もさまざまな事情をかかえていると思うけれど、
決める政治家や役人だけじゃなく世論のほうも、
なんか弱いものいじめみたいな、
ターゲットになりやすい気がして釈然とかしない。