この広い世界で

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ベトナム・ハノイ<3>

◆ ベトナム・ハノイへの旅2004年9月3日~8日 3日目

今日は朝からハロン湾へ。
昨日、近くのツアー会社でオプショナルツアーを申し込んでおいたのだ。

ハロン湾というのは、世界自然遺産にも登録されており、『ベトナムの桂林』と呼ばれる景勝地なのだ。

ハノイからは車で約3時間半もかかるんだけど、どうしても行ってみたい場所の1つだったのでもちろん行くことにした。

ハロン湾へは、自分たちで行くとなるとタクシーを貸しきるか、街の旅行会社でツアーを予約するかのどちらか。
英語ガイドつきだと大体2,000円~4,000円程度。
これが日本語ガイドつきになると8,000円~1万くらいになる。
・・・英語が出来ないって損もするのか・・・・。

あたしは英語は苦手なんだけど、一緒に行った心強い友人がロンドンに留学経験をもつ女。
『通訳してくれるんだったら安いほうでいいよ』というわけで、英語ガイドさんとのツアーに参加した。

朝8時にホテルにピックアップにきてくれた車は、ちょっと大きめなバン。
・・・そこにギリギリ12人。
安いからしょうがないか・・・。
日本、フランス、イギリス、シンガポール、インドネシアなどなど国籍もメチャクチャの12人ツアー出発~♪

車に乗ってすぐ眠り姫となった私たち。(酔い止めのためだと思われる)
途中は、田舎な風景がずっと続き、なぜか道端に牛が放牧されている。
2時間走ったところで一度休憩をとり、またすぐ出発です。
この休憩所は、お土産やさんになっており子供たちの作った刺繍の絵や洋服などが売っていました。
お針子さんはみんな小学生~中学生くらいの子供。
細かい作業を暑い中一生懸命やってたわ・・・。エライ。
この刺繍絵がステキなのよね。
このときは購入しなかったけど、後に買ってしまった。
道沿いには、こんなおうちがたくさん。田舎の一般的な家屋と思われる。もちろん、冷房なんてなさそうだ・・・。


再度車に乗りまた1時間ほど走ってようやく海が見えてきました~!
あ~お尻が痛いわ・・・(笑)

乗船場でガイドからチケットを貰い、乗船。
いよいよハロン湾クルーズの開始です。
奥にたくさんある船が観光用の船。
手前の手漕ぎ舟は、水上生活者のものだと思われる。

ちょうど日曜日だったので、ベトナムの人たちも結構たくさんリゾート気分で遊びにきていたので、随分たくさんの船が出てたわ。
*
2階建て?の船の1階は冷房が効いていて快適。上のデッキはかなり暑い~!でも気持ちよかったけど。
今日ももちろん快適快晴。
確か雨季だったはず・・・。
もう少しうす曇のほうがハロン湾に関しては雰囲気が出ていいような気もするけど。
ランチは船内で。ツアー代金が安いのでこんなもんでしょう~といいつつ結構美味しかった。この見た目がグロいお魚が激ウマなのだ。なんで?
さてこの後は、ハロン湾の景色を堪能くださいませ~♪
いろいろと名前のついた岩がいっぱいあったけど、なんせ英語の出来ないクマコちゃん、聞き取りがイマイチで不安なのでみなさんのご想像で名前をつけてくださいまし~♪
ちなみにハロン湾にはこういう岩?島?がたーっくさんあって規模がものすごいの。
2日間ツアーが主流なので私が見たのはほんの一部。
途中に上陸する島の見晴台からみたハロン湾。
遠くまで続いてるのがお分かりになりますか??
とても綺麗な景色です。
この島には、鍾乳洞があるのだ。
そんなにものすごく大きな規模ではないけれど、それなりに神秘的な感じではありました。
ちなみにハロン湾は龍に関係する伝説が残っているらしく、下の右側の写真なんかはそんな感じよね。
この穴は自然に開いた穴で、人間は急すぎて上れないんだって。


1泊2日のクルーズが主流のハロン湾だけど、約4時間のクルーズで充分満喫できたわー。

この後は、また3時間近く車に揺られ、ハノイまで帰ってきました。

結構疲れたな。

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ハロン湾から帰ってきたらもう午後7時近く。

すごい疲れたし、着替えたいし、暑いし・・・。
だけど、昨日からまーったく何も買ってない私たち。
少しでもショッピングがしたい!というわけで、慌ててタクシーに飛び乗り、市場の近くまで移動した。

ベトナムでは、交通手段としては、タクシー、バスのほかに、バイクタクシー、シクロなどというものもある。
でも、バイクタクシーやシクロは、いろいろと問題が多いそうだ。
メーターがあるわけでもないので、金額はそのつど交渉によって決まる。
道に慣れていない観光客は、一体どの程度走るのかわからないし、道が間違えてても気づかない。
そんなこんなで、変なところに連れていかれたり、ぼったくられたりという話はだいぶある。

・・・といわれなくても、このクソ暑いのに知らないオッチャンにベターっとくっついて2ケツするつもりは一切ないので(笑)バイクに乗るつもりはさらさらないけど。

バスは、地元の人には使える手段なのかもしれないけど、ベトナム語がわからない観光客にとっては使いこなせるような代物じゃないと思う。
それに、ベトナムのバスは冷房がない。
なので、ドアも窓も開けられる場所はすべて開けたまま走ってるのだ。
落ちるっての~!といつも突っ込みをいれちゃうわ。
それに、バス内には電気がない。大混雑してる。
あんな中に入っていったら、即行でスラれると思うんだけど。
誰か体験したら教えてくださいまし。

そんなわけで、観光客の私たちが安心して乗れる乗り物といえば、タクシー。なんだけど、これまた微妙なタクシーがいるの。
今にも廃車になりそうなボロボロガタガタ車だったり、冷房が効いてなかったりするので、窓が閉まってて綺麗そうな車を発見してから手を上げるように注意してたわ~~。

慌ててタクシーで乗り付けたにもかかわらず、ショッピングは大したものは買えなかった。

8時を回り、さすがにおなかも空いてきたので、再度タクシーでレストランへ向かうことにしたわ。
今日向かったのは、エンペラーというベトナム料理店。
どうやらガイドブックには『地元OL憧れの店』と書いてある。

あたしたちは、ハロン湾のままのきったない格好ですけど・・・いいですかぁ~???

思った以上に高級な感じのレストラン。
間接照明が上手に使ってあり、1階の中庭部分にはオープンテラス、2階の奥のほうの部屋には冷房がガンガン効いたお部屋など。
飾ってある雑貨もなにもかもステキ。
まずは、アルコールパスのあたしはフレッシュマンゴージュースで乾杯。
さて。
最初は定番の生春巻きから。
このレストランの生春巻きはあっさり上品なお味でしたわ。
ローカルフードを思って食べた私には衝撃だった・・・。ちがーう(笑)
お次は、揚げ春巻き。
パイナップルに刺さって出てくるんだよね~。かわいいよね。
ちなみにこれは量が多かったので残してしまった・・・。もったいない。今なら食べれるのに(笑)
こちらは、ソフトシェルクラブ(=柔らかい蟹)の素揚げのようなもの。
これが絶品って聞いてたのでワクワクよ~~。
出てきた蟹さんは、ホント柔らかくて実もタップリで、恐れ入った!!っていう味わいだったわ~♪
ご飯ものは、海鮮焼きそばをオーダー。
コレはメニューにはなかったんだけど、ホーチミンに行った時、定番中の定番でどこのレストランにもおいてあったのよね。
だから海鮮焼きそばありますか~と聞いたらあるよとのこと。
あまりにも定番メニューはメニュー表に載ってないものもあるのね・・・。
これもかなりおいしかったー。なんでベトナムの焼きそばっておいしいんだ?
何で味付けしてるのか教えてほしいぃ。
すっかり満腹になり、しかももう遅い時間でお客さんが少なかったからか、レストランの写真撮影に没頭する時間も設けてもらえましたーっ(笑)
もちろん、モデルはあたしたち♪


おなかもいっぱいになって、やっと長い1日が終わろうとしています・・・。
ホテルまでは、腹ごなしに散歩しながら帰ろうっと。



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