バル対策本部  元帥の間

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一章 始まりは小さな世界 第二話




チュートリアルみたいなもんか・・・


とりあえず早めにここを出るか・・・ビクトリアへ向かおう



一章 始まりは小さな世界 第二話


ん・・・・なんだ・・・


えらく殺風景じゃねぇか・・・・


まぁ最初だしな・・・


NPCの話を聞く限りでは


まだチュートリアルか・・・


ここには町はないのか?


とりあえず・・・レベルを上げるか


なんかカタツムリとキノコばっかだけど・・・


それなりにレベルは上がってるな


「これで8レベか


 ・・・・アムホスト?」


町か・・・


まずはこの武器をなんとかしたいのだが・・・


ドルコダガー・・・500メルか


だめだ足りない・・・


モンスターからのドロップに期待するか


それにしても・・・


この一際デカイキノコはなんだ・・・


その割りに俊敏だし


なんとか持ち堪えれてるのが不思議なくらいだ


「ん・・・・」


「なにか落ちてる・・・」


槍・・・初心者じゃ装着できないか・・・


早いとこビクトリアに行かないとな


職はもう決まってる


戦士だ!


「サウスペリ・・・ここから船に乗れるのか」


「ここまで金とるのかよ・・・」


ん・・・もうここへは戻れなくなるか・・・


別に構わないか




うしビクトリアに・・・着いたのか?


サウスペリとあんまし変わらないが・・・


リスか


ビクトリアに着いたようだな


人もちょこちょこ居るなぁ


とりあえず今はメルがない


早いとこ戦士になってがっぽり稼ぎたいな


あと2レベ足りないけど・・・


港の外郭で狩ればなんとかなるだろう


なんかスライムみたいな奴も居るけど・・・


大丈夫だろう・・・


んぉ・・・


やっぱ棒じゃキツイってか


武器として短いな・・・


せっかくあのバカデカイキノコから槍取ったのに


しゃぁない転職するまでの我慢か


でも流石にレベルがあがるのが早い


少し奥の方まで進んで見るか


リスじゃなくてヘネシスに変わったが・・・


まだ町には辿り着かないか


ぉ・・・魔法使いか・・・・


ちょ!


モンスターに追いかけられてんのか・・・・


「うわ、ちょ、こっち来るなって!!!」


「止まったら死んじゃうよぉ~;;」


「知るか!俺はまだ初心者なんだぞ」


「こっちは職ついてるから死んだら経験値減・・・あ!」


「帰還書!」


「ん・・・おい!!」


マジかよ・・・消えた・・・・



残された俺は・・・どうすりゃ良いんだ・・・・


「あ・・・」


死んだか・・・・


ぉ!


「ヘネシス・・・着いたのか?」


ん・・・あいつは・・・・




「あ、君生きてたの?」


「死んだよ」


「あぁ・・・ごめん必死だったから^^;」


「あっそぉ・・・」


「そんな怒らないでよ・・・お詫びに狩り手伝うからさ!」


「僕、11レベだからあんまり大差ないしね」


「狩場1に行こう」


まぁいいや・・・とりあえず今は早く10レベになって


戦士になることだけ考えよう



一章 始まりは小さな世界 第二話 完


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