女子テニスだけでは無く
男子にも感心を(笑)
錦織よりずっとハンサムです
ーーー 記事 ーー
ー 錦織に続け! ジョコビッチを破ったダニエル太郎の実力とは?
AERAdot.
大塚淳史
2018/03/22 16:00
一人の日本人テニス選手に、錦織圭、杉田祐一に続く期待が高まっている。
米国カリフォルニア州であったBNPパリバ・オープン、男子シングルス2回戦で世界ランキング109位のダニエル太郎(25)が、元世界1位で第10シードのノバク・ジョコビッチを7−6、4−6、6−1で破った。2日後の3回戦でレオナルド・マイエルに敗れたものの、大番狂わせだったことは確か。
父親は米国人、母親は日本人のニューヨーク生まれ。数カ月で日本に移り、13歳までは日本で育った。その後、スペインのバレンシアに移り住んだ。2010年にプロになり、3、4年ほど前から徐々に頭角を現してきた。
粘り強いプレーが持ち味のダニエル太郎。錦織がけがに悩まされるなか、期待が高まっている (c)朝日新聞社© dot. 粘り強いプレーが持ち味のダニエル太郎。錦織がけがに悩まされるなか、期待が高まっている…
元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんはこう評する。
「ダニエル太郎のプレースタイルはすごく粘り強い。相手の攻撃に耐えながらチャンスを待つ。気持ちにも安定感があって、最近はそこに攻撃力が加わり結果が出せるようになってきました」
杉山さんは、今回の快挙をきっかけに実力が開花するとみて、太鼓判を押す。
「ジョコビッチへの勝利は特別なものだったはず。普段の彼は淡々としていて、あまり結果に一喜一憂するタイプではないが、キャリアの中でこのレベルの選手からの勝利はなく、自信になったと思う。今までやってきたことが正しかったと確認できたのではないか」
ダニエル太郎自身も今回は手応えを感じていたようだ。現地で取材したテニスライターの内田暁さんによると、試合後に「ジョコビッチ相手に第2セットを取られたら、普通だったら『3セット目やられちゃうんだろうな』という考え方になったと思うのですが、今日はあまりなりませんでした」と話していたという。
「他の選手なら言わないようなことを、サラッと正直に話すところも彼のおもしろいところです」(内田さん)
内田さんは、ダニエル太郎の人間性も高く評価。
「穏やかで爽やか。頭も良く、話し方が上手な好青年です。日本語、英語、スペイン語の3カ国語を話すので、いろんな文化を知っているし、社会問題、政治、経済とどんな話題になってもサラッと答えます」(同)
甘いマスクで、海外の大会で女性人気が高いそうだ。
「全仏オープンの会場では女性客からセルフィーをお願いされていました」(同)
(本誌・大塚淳史)
※週刊朝日 2018年3月30日号
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