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2014/05/25
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カテゴリ: 今日のシメイ
「まずはお前の意見を聞かせてくれ」
魯粛は子明に尋ねる。
「それでは申し上げます。軍を二つに分け、
 主力部隊が関羽を牽制している間に別働隊が南から攻め込みます」
「それは同意見だ。あとはどう振り分けるか、だな。
 関羽を抑えるにはやはり甘寧が必要になるか・・・」
「そうですね。援軍を出させないようにしてもらえれば、
 多少時間がかかってもうまくいくでしょう」
「よし、関羽の足止めはこちらに任せてくれ。

「わかりました」

子明たちが動き始める中で、関羽は内心穏やかではなかったが、
それは別件であった。
たった一人で戦のない日々を送っていることで、不満が募っていた。
さらに、馬超なる者の噂が流れてくることも気に障る。
(なにが錦馬超だ。武力でわしに敵う者がいるわけがない)
そんな関羽の顔を見ていた者が
「どうかなさいましたか、関羽様」
「いや、馬超とはどんな奴かと思ってな」
「では、聞いてみてはいかがです?」
「そうだな、軍師殿に聞いてみるか」

「関羽殿から手紙とは・・・。なにかあったのでしょうか?」
「もしそうなら、殿に報告しなければならない。
 個人的なものだろう」
諸葛亮は手紙を読むと、
「だいぶ不満がたまっているようだ。

諸葛亮は言葉を選んで返事を綴る。
「これでいいだろう。
 あとは関羽殿が動けるよう、ここの治安を整えなければな。
 そなたにも働いてくれよ」
「はっ、ご期待に沿えるよう努力いたします」
そして、諸葛亮の返事にありつけた関羽は
はしゃいで見せびらかすほどであった。
「あの軍師殿がわしに比べれば馬超などたいしたことはない、
 と書いてある。わははは」
ひと笑いした後さらに
「時期が整えばここから攻め込むよう命が下るそうだ。
 ついに来るぞ、わしの出番が」
「おぉ、ついにこの時が来ますか。
 私も父上とともに出陣したく存じます」
「よく言った、さすが我が息子だ。
 だが、わしについてくるだけではいかん。
 わしを超えるぐらいの覚悟がなければならん」
「はっ、父上。精進いたします」
そこへ一報がもたらされる。
「関羽様、大変です!」
「どうした?落ち着かぬか」
「そ、孫権が攻めてきました!」
「なんだとっ、今すぐ出陣だ。それから兄者にも知らせろ」
「ははっ」


「魯粛殿、関羽がこちらに向かってきているようです」
「よし、皆気を引き締めてかかってくれ。
 関羽とて人の子、勝てぬ戦などない!」
「魯粛殿、俺に任せてくれ。
 足止めなんてけちくせぇこと言わねぇ。直接追い出してやる」
「頼んだぞ、だが無理はするなよ」
「わかってる。これで終わりじゃねぇからな」





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Last updated  2014/05/25 12:24:22 AM
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