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2017/01/15
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カテゴリ: BLACKLIGHT
いきさつが静かに語られる。

事件はその日の昼に起こった。白昼堂々、盗賊に襲われたという。
「命は金にならん、荷物だけ置いていってもらおうか」
「ふざけた奴らだ。捕まえて街の治安を正させてもらう」
「ずいぶんと仰々しいな、血を見るのはあまり好きじゃねぇんだが・・・」
会話が一通り終わると、不安げな視線に気づいて、こちらを向く。
「大丈夫です、若君。何も心配することはありません」
しかし、その言葉は青空へと消えていく。赤と青の光景が強く脳裏に刻まれている。
お逃げください、その最後の言葉だけを頼りに街を駆け抜ける。


「それで、ここで誰かが来るのを待ってたわけか」
「誰でもいいわけじゃない、信用できる者を、だ」
それを聞いてずいぶん変わってるな、と思う。もし、逆の立場なら信用できると到底思わない。
が、人数は少ないとはいえ、何人かは通り過ぎたはずだ。
そいつらに比べればまだまともに見えるのかもしれない。
「ということは、家に帰りたいってことだな」
目的が分かってさらに聞きたいことが増える。
「見たところ街に住んでるってのはわかるが、どこに住んでるんだ?
 いや待てよ、・・・町並みがわからねぇんだから、宮殿街、か?」
「あぁ、そうだ。走ってきた距離なんだから、そんなに遠くはなんだろ?」
「まぁな、けど何事もなく安全に帰れるとは限らない」

その言葉に決意は固まる。
「よし、その依頼引き受けた。俺はヨーディ、よろしく」
「僕はレイト。よろしく頼む」
二人の間には暗闇の中に光が差している。だが、出発は朝まで待った方がいい。
これから夜が更ければ姿をくらませながら進むことができるが、その一方で危険な輩も増えてくる。

そのためヨーディの家で寝ることにする。
「外で寝るよりかはマシだろ、狭いのは我慢してくれ」
小屋のように小さい家だが、二人分寝るスペースはギリギリあった。
しばらく話した後、眠りに誘われる。





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Last updated  2017/01/15 12:24:06 AM
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