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2018.01.25
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カテゴリ: 自閉症関連




知的障害の女性記録35年…映画「やさしくなあに」
てんかんの持病を持つ知的障害の女性と
その家族の生活を記録したドキュメンタリー映画
「やさしくなあに」
が3日から金沢市香林坊の映画館「シネモンド」で公開される。
公開に先立ち、監督の伊勢真一さん(69)が
金沢市内でインタビューに応じ、
「映画を見て、自分のこと、家族のことを考える時間にしてほしい」
と来場を呼びかけた。

 伊勢さんのめいにあたる西村奈緒さん(44)=横浜市=は、

生まれてまもなく難治性のてんかんと知的障害があることが分かった。

幼少期は、

医者から「長くは生きられない」と宣告されていたという。

 ドキュメンタリー映像作家の伊勢さんは

「奈緒ちゃんの元気な姿を記録した『動くアルバム』を作って、

家族を喜ばせよう」

と思い、西村さんが8歳の頃からその一家の撮影を開始。

これまで35年間、のべ1000時間以上撮影してきた。

1995年の1作目「奈緒ちゃん」を始めに続編を2本制作し、

順次公開してきた。

 4作目の今作は、

様々な困難に立ち向かいながらも前進するありのままの家族の姿を映し、

昨年夏に完成。

争いごとが嫌いで、

両親のけんかに割って入った時に西村さんが言った

「やさしくなあに……、って言わなくちゃ」

という言葉からタイトルを取った。

 編集作業に取りかかっていた2016年7月、

神奈川県相模原市の知的障害者施設で

入所者19人の命が奪われる事件が発生した。

伊勢さんは

「知的障害者は言葉で十分に理解できないかもしれないが、

世間の声を完全に理解できていないということではない」

と強調。

「(事件では、県警が犠牲者を)

匿名で発表したことで触りにくい話になったが、

障害者の声を切り捨てないでほしい。

映画が事件について考えるきっかけになれば」

と語った。

 西村さんの母信子さんは映画を見て、

「奈緒ちゃんがいたから私も元気で生きてこられた」

と話しているといい、

伊勢さんは

「『親ってなんだ』『家族とはどういうものか』など、

最初の10年で気づかなかったことに気づき、物の見方も深まってきた」

と語った。

今後も、ライフワークとして一家の撮影を続けるという。

110分。上映は16日まで。

一般1700円、60歳以上1200円、

学生1000円、高校生以下500円。

問い合わせはシネモンド(076・220・5007)へ。

【読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20180205-OYTNT50175.html

奈緒さんを題材とした4作目の作品、

何より家族の大きな宝ですね。 🌠





















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Last updated  2018.02.10 09:34:35
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