プロコーチのコーチング日記

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食肉の地球に与える影響



今私が思うに、食べ物で一番心配なのは遺伝子組み換え食品です。いわゆるGMOと言われているやつですね。はっきり言ってこれは食べ物ではありません。しかしコストコスト、金、金、といった考え方が種苗屋に開発させてしまったんです。
これは飼料メーカーから聞いた話ですが、GMOトウモロコシを育てている農場のとなりにNONGMOトウモロコシの農場があったと。GMOトウモロコシは収量は3倍になるが、2代で収量がもとにもどるという。永遠に収量が増えるのであれば儲からないからです。 ある日GMOトウモロコシの花粉が飛んでとなりのNONGMOトウモロコシで結実した。それで収量は3倍になったので、裁判ざたになったというんです。とても怖い話ですね。使っていなくても花粉が飛んでくるんです。

そもそもなんでここまでして収量を上げる必要があるのかについて考えてみましょう。それは人間が間接的に穀物を食べているのが最大の原因であり、唯一の原因です。間接的に穀類を食べているというのはどういうことか、それは家畜に穀類を食べさせて、その肉を食べていると言うことです。
人間は牛肉、豚肉 鶏肉など様々な肉、動物性タンパク質を摂っている。特にヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリアなどの白人の食肉文化では牛肉が主食です。
逆に有色人種、黄色、黒人は主に穀類を食べている。地球上で生産されている穀類を人間が直接食べれば誰も飢えないし、むしろ食べ物があまる! これは事実です。 一般的に肉1kgを生産するのに穀類20kg必要とされています。これはどういう事か。一人の人間が肉1kgで、又は穀類20kgで何日生きていられるかということに他なりません。

日本は昔からこういった考えはありました。
米1合=一日食べる量  10合=1斗 10斗=1石 1石=一反で取れる米の量
だから50石というような給料で表現していました。
だから20kgも米があれば人間一人は3ヶ月以上は生きていけることができます。
では穀類20kgを使ってできた肉1kgで、いったい何日生きていけるのか? 一食200gとしても3日も持たないのです。 
さらに肉はどんどん腐っていく、穀類のように種を蒔けばまた成長して収穫できるというサイクルはありません。
この数字、3ヶ月と3日はいったい何を意味しているのでしょうか。

それは飢えを発生させているということに他有りません。先進国の肉食が人間を3ヶ月も生かすことができる食料を使って肉を生産して、穀類の大量消費を行うことで地球上の飢えを生み出しているんです。
地球が100人の村だったらで考えると、10人の食肉の欲求を満たすために10人飢えで殺していることになりますね。10人の食肉欲求が10人を飢えさせ殺している。80人はそこそこ生きていることになる。とても乱暴な話ですが。しかしその10人が食肉をやめると100人が何不自由なく食べていけるしむしろ食料はあまります。10人の食肉が100人以上の食料を必要としていたんです。
これで飢えはなくなり食料は余ります。
食肉をしていることが食料が足らなくなりそれを補うために遺伝子組み換えまでして生産量をあげる。こんなおかしな事がまかり通っているのが現在の地球なのです。
とても近視眼的な感じがします。

食肉業界ではもっともっとでとにかく早く安く太らせようと必死です。そのため本来牛が口にしない牛骨粉を与え急激に太らせていったんです。そのため4つの胃袋では異常発酵をして糞は異常な臭さを放ち、牛を病気にさせた。それがBSEです。まさに天罰と言っていい現象です。
それから家畜が病気にならないように、また成長促進目的で抗生物質が餌に混ぜることを覚えた。わずか50年前のことです。その結果、50年かかってMRSA、VREなどの耐性菌が発生した。MRSAはメチシリンという抗生物質に耐性を持った黄色ブドウ球菌のことです。VREはバンコマイシンという抗生物質に耐性を持った大腸菌のことです。
VREは地球上で最強です。なにも効きません。人類はえらい菌を作り出してしまったものです。
このVREの発生はまさに細菌の逆襲で天罰のようです。
当時、このVREの発生は人間用の抗生物質でほとんど使用されていなかったのに耐性菌が発生していることに衝撃を受けたものです。 しかし動物用アポバルシンという抗生物質がバンコマイシンの構造ととてもよく似ていたため耐性を持ったことが分かったんです。
ここで抗生物質というものをおさらいしましょう。
青カビからペニシリンが発見され50年以上が経ちます。

その中で抗生物質は多くの人類を救ってきました。しかし舞台裏ではとんでもないことが起こっていた。まさに仁義なき戦いだ。今となってはどちらがヤクザでどちらが警察かわからないが、抗生物質が警察したらヤクザはばい菌です。警察はヤクザを殺しまくるが、どうしても瀕死の状態で生き残るヤクザがでてきます。その瀕死のヤクザは警察の攻撃方法を覚えていきどんどん伝達していくものだから、どんどん抵抗勢力が増えていきます。警察も初めは警棒だけが、ピストル、ショットガンというふうに武器がレベルアップしていきます。ヤクザも抵抗をレベルアップしていくことになります。このようにしていたちごっこが続いているのです。
抗生物質は数年で耐性菌を持つようになるので、化学修飾したりして開発していくことになる。こんなことが、50年以上繰り返されてついにVREという地球最強の耐性菌が発生したのです。
抗生物質は人間では十分管理して使用しているが、動物業界では全く野放しの状態だったんです。90年代に入ってようやくことの重大さに気が付き法律で規制するようになってきました。動物を早く大きくするために抗生物質を低濃度で使う。これが一番耐性菌が発生する。こういったことが発覚してからEUでは1994年に抗生物質の使用を一切禁止してしまったんです。こういうところは早いですね。

このように不自然に育てられた動物の肉を食べているんです。
あと動物が育てられている場所もすごい環境です。
鶏の肉はブロイラーと呼ばれて生まれて死ぬまで一度も陽を拝めません。ブロイラーには動いて貰ったら困るからです。早く肥えてもらわんといけないので。そのように育ったブロイラーは肥えすぎて実に不自然な格好で座り込みます。尻餅着くように。自分の体重を支えられないんです。あなたが食べている肉はこういったものなのです。
豚肉はどうかというと、とても劣悪な環境の中で育ててられています。
鼻がもげそうなくらい臭く、私は耐えられませんでした。しかし本来豚は大変きれい好きで知能が高い動物なんです。犬以上に。 また人間は豚小屋、メスブタなどとひどい言葉で豚を使っています。豚はたまたま肉を食べた時においしかったので経済動物にされてしまったんです。犬がうまかったら犬小屋とかメスイヌということになったんでしょう。
動物で経済動物にされる程悲しいことはありません。まさに天国と地獄です。 それに分類されると動物愛護団体の保護もありません。ひどいものです。

しかし最近地球規模で動物に対して虐待、正に虐待です。がばれて多少高くても元気に育ち、何を食べたのか、誰がどのように育てたのか少しずつオープンになってきたのは良いことです。
英語ではトレーサビリティというんでしょうね。 やはり人目に晒されるのはとてもいいことです。
では牛はどうでしょうか。 たいていは穀類ならいいだろうけど、牛骨粉を食べさせられている。飼育も1年で良いのに2年育てて脂をつけて霜降りといって珍重しています。
オーストラリアでは霜降り肉は身体に悪いと分かっているので食用禁止なんです。
しかし日本向けにオーストラリアでは食用禁止の肉を生産して輸出している。不思議です。
海外ではlow fat は常識ですから。

肉を食べるために動物に飼料(穀類)を与えて人類を飢えさせてそれでも足らないからといってGMOトウモロコシやGMOダイズを開発し地球規模で遺伝子を蒔いているところのようです。 肉、肉、肉がこの地球の生態系を破壊しようとしています。

そもそもこれだけ食べたがる肉は人間には必要なものなんでしょうか。
答えはノーです。そもそも人間は草食動物なんです。米や小麦大根、大豆、南瓜、なす、タマネギ、海草を食べていれば十分に生きていけるんです。ではなぜ日本でもこれほどの肉を食べるようになったんでしょうか。それは人類至上最大のプロバガンダが行われたからです。日本人はそもそもこんなに肉を食べなかった。高度成長期以前は今では信じられないだろうが豚肉と牛肉はほぼ同値だったんです。むしろ牛肉の方が安いこともあったんです。今はどうかというと1年で大きくなる牛を1.5年ほどかけて霜降り肉にして市場に出すんです。そうすれば高く売れるので。このようなことが行政の指導で行われていたんです。

消費者向けの広告では肉はスタミナ源、元気の素、牛肉を食べれるのは金持ちのステータスの様なイメージがどんどん作られていきました。私の母は良い習慣を知っていながら肉のプロバンガンダに毒されていました。母はこういっていました。肉を食べると血液が濁り酸性になるから野菜を食べないといけないといいながら今日は焼き肉だとかステーキだとかいっている。スタミナが付かないからと。健康に対して正確な情報を持っていたにもかかわらず、このようにプロバガンダに毒されていました。

牛肉は金持ちの象徴。いつでも牛肉が食えるようになりたい。焼き肉も高級でした。その高級だと思っていた和牛(国産牛)がBSEによって産地偽造が発覚。このことで国産牛と思って食べていた牛肉が輸入物だった。人々は産地偽装により、長い間だまされていたことを知りました。このように長年にわたって培われてきたプロバガンダはアメリカ牛肉の輸入により値崩れし焼き肉大繁盛、一大焼き肉ブームとなりました。BSEで再び沈下して、国産牛に目が向きましたが、BSEで惨敗。産地の明確化により、国内産地偽造が発覚しました。いかに産地偽造が日常的に行われてきたのか私も本当にビックリしました。
ではここで食肉について考えてみましょう。 食肉(死んだ動物の肉)は身体にとってどういった作用があるのでしょうか。前述したように私の母が言っていたことは正しく、血液は濁り、粘度は増しアテローム血症になり、血圧上昇し動脈が堅くなってきます。肉食による血液のにごりや粘度上昇は血のかたまりができやすく血栓が生じやすくなります。まだ若いうちはいいでしょうが、40,50代で肉をぱくぱく食べている人は大変危険です。また悲しいことにプロバガンダに毒されているため、肉は身体に良いもの、必要なものとして行動しているのでより悲惨です。焼き肉で元気を付けて明日も頑張ろうなんて大嘘です。食肉者の大便の臭さは異常です。私も焼き肉した次の日の臭い便は病気かと思うほどでした。 肉は食べれば食べるほど身体は悪くなります。

前述したように確実にあなたの循環器系がやられます。
肉食→中性脂肪等の上昇→高血圧→血栓形成→四肢のしびれや微少な脳梗塞により物忘れが多くなってくる→冠状動脈がつまってくる→心臓発作、脳血栓→死に至る
肉はあなたの生活に必要ではありません。不要です。食べる時も身体に悪いと思って覚悟して食べて下さい。
究極的には私たちがあまり肉を食べなくなると、肉の需要が減少して動物飼料を沢山作る必要がなくなり、遺伝子組み換えもやる必要がなくなるでしょう。
人間が動物を通して間接的に穀類を食べていると、間違いなく食糧危機が訪れます。
しかし直接的に穀類を食べれば、食料は足りるどころか、あまります。
肉食を止めるということは地球を救うことに他なりません。あなたが肉食をできるだけ控えることで、地球を救うことになるんです。




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