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五木寛之




大河の一滴( 著者: 五木寛之 | 出版社: 幻冬舎 )
五木寛之のエッセイをオススメします。
彼のエッセイに一貫するテーマは「生と死」についてだと思います。
五木寛之自身、これまでに二度、自殺を考えたことがあるといいます。
苦しみと絶望の社会人生のなかで、
人間は、いかにして希望をもって生きるべきかを、
著者は、平明な文章で、優しく語りかけます。
自己啓発系に多い、「いけいけドンドン」の
「プラス思考」とは対極していますが、アプローチが違うだけで、
本質は同じことだと思います。
「人生というのは、おおむね苦しみの連続である、と、
はっきりと覚悟すべきだ」
そして
「いまこそ私たちは、極度のマイナス地点から出発すべきではないのか」
と、著者はいっている。
さらに、ブッダも、逃れることのできない「生老病死」
から、はたして希望をもって生きる道はあるのか?
という極度のマイナス地点から、妻子・地位・名誉を
捨てて、人間探求の道を歩み続けます。
大河の一滴( 著者: 五木寛之 | 出版社: 幻冬舎 )




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