☆　今が奇跡の始まり!!!　

愛とREIKI

　近年ではREIKIもさまざまな発展を遂げています。エネルギーの受け入れ方にオリジナリティが出てきているともいえます。これは私が痛切に感じていることです。REIKIのエネルギーは人に取り入れられた後、進化してゆくのです。当初、アーユスでもいわゆる「○○REIKI」を行っていました。しかし、REIKIマスターが何人か生まれ、さらにアチューメントを受ける人が増えてきたため頻繁にワークショップを開催するようになると、やはり独特の進化を遂げるようになりました。

　何が違うのでしょうか。一言で言うと誰でも使えるエネルギーであるREIKIに「愛」のメッセージがこめられるようになってきました。これまではどちらかというと無色無臭、淡々とした雰囲気で紹介されてきたREIKIに鮮やかなピンクとゴールドの彩りが加えられたような感覚です。では、「愛」とはなんでしょうか。愛にはいろいろな形があります。すぐに愛の本質がわからなくても良いです。愛はすごく深遠な概念ですから。ただ、現代社会に「愛」がかけていることは疑いようもない事実です。

　いまさら「愛」なんて・・・とおっしゃる方、まず、ご自分を愛することから始めてみてください。あなたは、ご自分のことが好きですか？ご自分を愛していると堂々と人に言えますか？あなたはご自分に点数をつけるとしたら何点ですか？50点と答えたあなた。正解です。ごく平均的な日本人はたいてい50点以下になるそうです。

　子供のころから勉強しろ、ああしてはいけない、こうしてはいけない、なんで親の言うことが聞けない・・・と否定的な言葉の環境の中で育ってきた私たちは、親から否定されたという事実を無意識に潜在意識に植え付けてしまい、その潜在意識からのメッセージが亡霊のようにあなたについて回るのです。

　また、子供のころ両親の仲が良くなかった方は、まさに「かすがい」として両親の気を引くようなアクションを無意識のうちに起こしています。良い方向にでればまじめな勉強する子になりますし、悪い方向に出れば非行や引きこもりといった形で出てくるのです。一見良い方向に見える優等生タイプの子供も心の中には非常に深い傷を抱えていることが多く、成人してからある日突然爆発し夫婦喧嘩や子供の虐待という悲惨な形で現れることもあるのです。

　なぜ、まず自分を愛することが大切なのでしょうか。それは、自分を愛せない人は他人を同程度にしか愛することができないからです。自分を愛し、人を愛してこそ健全な人間というものです。私はREIKIにその関係を回復する力が備えられていると考え始め、これを「愛のREIKIヒーリング」と名づけたのです。

　面白い本があります。「水からのメッセージ」という本です。ベストセラーにもなっているのでご存知の方も多いかもしれません。この本のメッセージに興味深い実験が掲載されていました。ビンに「愛」「戦争」等の文字を書いたラベルを貼って、数時間後に顕微鏡で水分子の結晶を見ると、「愛」と書いた水はみごとなまでに美しい結晶を形作ります。ところが「戦争」と書くと、水分子はぐちゃぐちゃに破壊された結晶になってしまうのです。これまで目に見えないエネルギーであった、「愛」とか「祈り」というものが、実は本当にエネルギーを持っていることを自分の目で確かめる方法のひとつが確立されたという事実に私は感動しました。

　私の家の家電製品やお茶入れ、パソコンは当然、買っている金魚の水槽にまでマジックで「ありがとう」「感謝」「愛」と書きまくっています。もちろんこれは物に対しても愛の心を持つことと同時に、言葉自体が持つ波動のエネルギーを利用したいからです。言葉の波動は日本でも古来より「言霊（ことだま）」といわれてきました。昔の人の知恵には感服させられるものが数多くありますが、この言霊の概念もそうです。

　私たちは日ごろから否定的な言葉を慎むとともに、積極的に「愛」の言葉を語っていくべきです。「ありがとう」「感謝します」「祈ります」・・・なんでも構いません、日常からこうした愛の言葉を語ることが、自分を好きになる第一歩なのですから。

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