AMI's HP ブログ別館

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December 24, 2006
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カテゴリ: 読書
今日はTVでこれをやっていた。
特別編だそうだ。

…もちろん、映画のDVDはスペシャルエディションで揃えている。
見ようと思えばいつでも見られる。だけど。

…長いんだよね…。
意外とまとめて見る時間って、そうそう取れない。
家族でテレビを見ているときに自分だけ(ここがポイント)が見たいDVDを長々見るのもなんとなく気が乗らないし。
でも、テレビで番組としてやると、なんだか言い訳になるのが変だけど、なんかそんな感じ。

いやー、久しぶりだったねー。

戦争サイドがかなり良い感じに出来ているだけに余計にねー。
(あ、まあ、バスクリン部隊@死者の道は、ちょっといかがなものかと思ったけど)

でも、やっぱり最後は泣けるんだよね…。
ビルボ、ガンダルフと一緒に、フロドが旅立つ場面。
あの場面を入れてくれただけでも、ピーター・ジャクソン監督に感謝するよなー。

以前から常々思っているんだけど、いいファンタジーというか、私がすごいと思うファンタジーというのは、
ヒーローがかっこいいとか、ヒロインが美しいとか、異世界の描写がすごいとか、まあそういうのもあるけど、
なんというか、「この世とつながっているあの世をかいま見てしまうファンタジー」これに尽きるわけで。

指輪物語を読んだとき、やっぱりこれがすごかったんだよね…。
常世から西方の彼方への船出のラスト。
あの最後の場面の描写は、思わず身震いするほど、生の終わりまで知ることの出来ない、でも何故か知っているようなヒヤっとする感覚を呼び起こすようなものであって。


ロスロリエンの場面も、なんか少しそういう気分になったけどね。
ガラドリエル様の雰囲気があんな感じだからか?

もちろん、ナルニア国物語にも多少それは感じたんだけど、あっちの方がむしろ即物的な感じで、余韻が弱かったような。
後は…そうだなあ…まああんまりたくさんはないんだよね。
あ、「終わりのない物語(ネバーエンディング・ストーリー)」は、かなりそんな感触があった。

「パーンの竜騎士」シリーズも、タイムパラドックスSFが絡んでいることもあって、若干そういう感触があるかな。
まあでも、あれはかなり陽性というかポジティブに突き抜けたファンタジーの部類だろうけど。
少なくとも「ハリーポッター」では現在のところそういう感覚は乏しいかな。
最終巻がどうなるのかはわからないけど。

こうつらつら考えてみると、やっぱり私の中でのファンタジーNo.1は「指輪物語」なのかな。
映画も想像以上に良かったけど、やっぱり原作にはかなわないし。
少なくとも、指輪を捨てに行くフロドの苦悩とサムの献身は、本でないと味わえない。
あと、セオデン王とメリーの間の深い愛情とか。

映画を見て原作を読むも良し。
原作を読んで映画を見るも良し。
やっぱり、指輪物語はすごいファンタジーだったなーと改めて感じた今日の映画であった。





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最終更新日  December 25, 2006 12:19:52 AM
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