全25件 (25件中 1-25件目)
1
ハイキュー「大王様の憂鬱2」のあとがきです。 かなり前から書く書く詐欺になっていたハイキュー小説が ようやく書けまして、正直なところ、ほっとしています。 実は最初は及川さん受けのリバを思いつきまして、 書いてる途中で、どうもしっくりこなくなって、ボツにしたもので、 最初に書くと言い出してから、数ヶ月経ってしまいまして、 申し訳ございません。 ちなみに、この話は今年になってから思いつきまして、 バレンタインデーに間に合うように書きました。 憂鬱という題名に合った内容にしようとしたばかりに 及川さんがキャラ崩壊してしまいました。 お許し下さいませ。 ハイキュー「大王様の憂鬱2」をフリーページの小説部屋にUPしました。 皆様、もしよろしければ、読んでやって下さいませ。 それから、ハイキュー「大王様の憂鬱2」の挿絵を描いて下さった MARISSA様に感謝します。
2015年02月13日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 及川は繋いでいた身体を離した。ティッシュで身体を拭き、 手首を縛ったネクタイを解いている時、ふと枕元を見ると、 ベッドに指輪が2つ転がっている事に気付いた。 「これって・・・」 「及川さんから頂いた誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントです。 さっき紐が千切れた時に御守りから飛び出たみたいです。バレーしてると、 指輪できないから、御守りに入れて、肌身離さず持ち歩いてたんです。」 「何で?」 と及川は呆然とした顔で聞いた。しかし、影山は平然とした顔で、こう言った。 「ボールが指輪に当たると、正確なトスができないじゃないですか? 俺は1ミリのミスもしたくないんで。」 「だから、そういうことじゃなくて・・・俺だってバレーやってる時に 指輪なんかしないよ。デートの時もしないから、怒ってたのに・・・ 何で御守りに指輪入れてる事を俺に言わないんだよ。」 「それは・・・恥ずかしいからです。及川さんに貰った指輪を いつでも1人の時に眺められるように常に持っていたくて、 御守りに入れて首から下げてたなんて、言えないですよ。」 「いや、そこは言おうよ。」 及川は苦笑いを浮かべた。すると、影山は指輪を及川に手渡して、 「お返しします。今までありがとうございました。」 と言って、ベッドから下りた。及川は影山の腕を掴んでベッドに引き戻し、 「返さなくていいから。やっぱ、別れない。」 と言った。しかし、影山は 「別れないんですか?俺は別れてもいいですよ。そうだ。別れた後も いつでも及川さんがしたい時だけ相手してあげますよ。その代り、 俺が日向としても妬かないで下さいね。」 と、悪魔のようなセリフを吐いた。 「嫌だ。妬くよ。俺は飛雄ちゃんの恋人じゃなきゃ嫌なんだ!」 と及川は言って、影山を抱きしめた。すると、次の瞬間、 影山がフッと鼻で笑った。ぎこちない作り笑いと違って、 心の底から楽しい時に勝ち誇ったようにフッと笑う事を 知っていた及川は最初から影山には別れる気がなかったと悟った。 「もう1回してもいい?今度は優しくするから。」 及川は影山をベッドに押し倒し、そっと口づけした。 二人の間に言葉は必要なかった。影山はもう何も喋らなかった。 及川が言うべき言葉はただ一つ。恋人の為だけに唱える 魔法の呪文だけだった。及川は影山に口づけした後、 「愛してる。」 と言った。 (完)
2015年02月12日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 及川は一人でチョコレートを全部平らげると、放置していた影山に近付き、 胸の飾りを指で摘まみ、軽く捻じって引っ張った。 「うっ。んっ。」 影山は呻いたが、口に御守りを咥えたままだった。 「飛雄ちゃんって放置プレイの後で触られると、一段と感じるよね?」 と及川は言い、左の胸の突起を摘まんだまま右の突起を口に含み、 舌で転がすように舐めた。 「んっ。んんっ。」 勢いを失いかけていたものが再び天を仰ぐほど反り返り、紐がきつく 影山を締めつけた。及川は片手でそっと撫でるように触ると、 縛めた紐をグイッと引っ張った。 「うっ。」 「あ、ごめん。痛かった?でも、これって面白いかも。」 と及川は言い、何度も紐を引っ張って遊んだ。 「うぅ。んっ。うっ。」 悶える事しか出来ない影山がサディスチックな遊びに耐えていると、 及川は影山の両足を抱え上げて、片方の足の親指に御守りを引っ掛けた。 「このまま入れてもいいよね?前戯はトイレで済ませたから。」 と言って、及川は自らのものにローションを垂らして、挿入した。 「んんっ。んんっ。」 肉を掻き分けて入ってくる熱く雄々しいものに影山は喘いだ。 嬌声を上げる事すら叶わず、御守りを噛みしめて、激しく腰を打ち付けてくる 及川に影山の身体は狂わされた。足を揺り動かされる度に縛められたものは 引っ張られ、絶頂へと上りつめる影山に苦痛をもたらした。 「あっ。ああ~。もう、ダメ。ほ、ほどいて下さい。ああっ。」 とうとうついに耐えきれずに泣き叫んだ影山に及川は 「ちゃんと咥えていなきゃダメじゃないか。いけない子だ。」 と言って、影山の膝が肩に届くくらいに身体をグッと折り曲げた。すると、 影山の足の親指に引っ掛けられていた御守りの紐が千切れて、吹っ飛んだ。 「あああっ。」 絶叫と共に影山は絶頂に達した。両足を及川の腰に絡ませて、 必死にしがみついてくる影山に及川は 「ドライでイッたの?」 と言った。そして、縛っていた紐をほどくと、及川は 「俺も、そろそろ限界。」 と言って、激しく突き腰を動かし、影山の中で果てた。影山は 及川を体内に感じながら再び絶頂を迎え、欲望を解き放った。 (続く)
2015年02月11日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「いいよ。服脱いで。」 制服のネクタイをほどきながら及川は言った。影山は服を脱ぐと、床の上に きちんと折りたたみ、首から下げて身に着けていた御守りを服の上に置いた。 「縛っても良い?」 「・・・少しだけなら。」 「手、出して。」 及川は全裸になった影山の両手首をネクタイで縛った。 影山の腕を頭の上に押し上げながらベッドに押し倒すと、キスをした。 「最後のキスだね。」 及川は口角を上げて、そう言った。そして、ベッドから床に手を伸ばし、 影山の御守りの紐を引っ張り上げて、及川は 「ここも縛っていい?」 と、影山の上を向きかけている薄ピンク色のものを指でつついて聞いた。 「あっ。そこは・・・ダメ。です。」 「どうして?飛雄ちゃんはすぐイっちゃうから縛っといたほうが良いと思うよ。」 及川が嫌がる影山を無視して、御守りの紐で縛ると、影山のものは 更に大きくなり、紐が喰い込んだが、及川はお構い無しだった。 「滑稽だね。ダサい趣味の飛雄ちゃんにピッタリだよ。そうだ。これも咥えなよ。」 と言って、及川の御守りを影山の口に咥えさせた。 「次は何をしようかな。お腹空いたなぁ。チョコを食べよう。 さっきは返すって言ったけど、食べちゃってもいいよね?」 及川は影山に貰ったチョコの包装紙をビリビリ破いて、箱を開け、 チョコを口に放り込んだ。 「うん。美味しい。お腹が空いてると、安物のチョコでも美味しいね。 飛雄ちゃんも一つ食べる?あ、でも、口が塞がっていて、食べられないね。 下のお口に入れたげようか?何個入るかな?飛雄ちゃんだったら、 8個全部入るんじゃないかな?あれ?何期待して大きく膨らませてるの? 冗談だよ。このチョコは俺の夕食にするんだから。飛雄ちゃんにはあげないよ。 映画の後、食事しようと思ってたのに、いやらしい飛雄ちゃんのせいで 食事できなかったんだから、罰として、飛雄ちゃんは食事抜きだよ。」 (続く)
2015年02月10日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 突拍子もない及川の質問に影山は 「なんで、そうなるんですか?俺、及川さんのそういう思考回路、嫌いです。」 と言った。すると、及川は怒って、 「嫌いなんだ。もう、いい。分かった。別れよう。」 と言った。しかし、影山は眉をひそめて、 「また別れるんですか?」 と言っただけだった。 「またって何だよ。俺の方から別れるって言ったのは初めてだと思うよ。 飛雄ちゃんに別れ話を切り出された事ならあったけどね。」 「まだ根に持っていたんですね。でも、これだけは言わせていただきます。 日向とは何でもないんです。」 「本当に?」 「はい。友達ですから。」 影山はぎこちない笑顔を浮かべた。 「金田一や国見も友達だったよね?」 疑るような眼差しで及川が聞くと、影山は不愉快そうに 「あいつらは友達なんかじゃありません。」 と言った。 「そうなの?」 「・・・。今日、俺が遅刻した事については謝ります。日向が言ってました。 フェミニストでサディストな大王様はホモだから大丈夫。きっと女の子から 貰ったチョコも平気で捨てるような性格してるから気にしないほうが良いって。」 と影山が言った瞬間、及川の怒りが爆発した。 「なんだよ。その悪口。人からの贈り物を捨てる訳ないだろ? 飛雄ちゃんと違ってさ。あ、そうだ。別れるんだったね。このチョコ返すよ。 それから、クリスマスプレゼントにもらった地味な手袋も 誕生日プレゼントにもらったスポーツタオルと神社の御守りも返すよ。 大体、飛雄ちゃんはプレゼントのセンスがイマイチだよね。 誕生日プレゼントもタオルがお揃いならまだ分かるけど、御守りがお揃いって! なんか飛雄ちゃんの感覚ってホントおかしいよ。俺みたいにセンスの良い物 プレゼントしなよ。指輪とかさ。俺が誕生日とクリスマスに飛雄ちゃんに あげたシルバーリング返せよ。何が気に入らないのか知らないけどさ。 一度もつけてないだろ?誕生日にあげたやつはエンゲージリングっぽくて 恥ずかしいとか言うから、クリスマスはカッコイイやつにしたのに、結局、 どっちも指に嵌めないじゃないか!」 影山は何か言いたそうな顔をしたが、少し考えて、溜め息をついた後、こう言った。 「分かりました。返します。でも、最後にもう1回ヤリませんか?」 (続く)
2015年02月09日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 及川は映画館を出てから家に行くまでの間、あの桜の木の下で 手を繋いで歩いた時の事を思い出した。 今日も手を繋いでいるのに、影山の心が見えなくて、憂鬱だ。 今日は親が家にいないから、映画を観て、食事して、一晩中、 ベッドで愛し合おうと思っていたのに、なんでこうなるんだろう。 デリカシーのない影山に及川は苛立っていた。 及川はデートに遅刻した理由もまだ聞いていない。 日向と遊んでいたなんて言われたら、ショックで立ち直れない気がして、 怖くて聞けなかったのだ。 部屋に着くと、影山はベッドに腰掛けて、カバンからコンビニの袋を取り出した。 「それ何?」 及川が聞くと、影山はこう答えた。 「日向と買ってきたんです。チョコを1人で買いに行くのが恥ずかしくて、 買ってなかったから、今日、日向と一緒にコンビニに行って買って来たんです。 どうぞ。」 影山は無造作に袋からチョコを取り出した。一応ハート柄の包装紙の箱を 渡されたのだが、日向と買いに行ったと聞くと、面白くない。 「日向と遊んでて、遅刻したのかよ。」 と及川は聞いた。すると、影山は 「実は、待ち合わせの時間に着いてたんですが、及川さん、 コインロッカーに大量のチョコを入れてたでしょ?それ見たら、 なんか・・・俺が買った700円のチョコ渡すのが嫌になって・・・ 日向にやるって言ったんですけど、日向は要らないって言って、 1時間くらい俺を心配して慰めてくれたんです。」 と言った。 「ああ。そう。それじゃ、遅刻したのは俺のせいってわけ?」 及川は逆ギレした。 「いえ。そういう訳では・・・」 と影山は言ったが、及川は冷静になれなかった。 「飛雄ちゃん。俺が女に興味ないってこと知ってるくせに、 やきもち妬いてくれたってこと?それとも沢山チョコもらってくる 俺よりも日向のほうが良くなった?俺と日向とどっちが好き?」 (続く)
2015年02月07日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 男子トイレの個室に二人で入ると、及川は影山を壁に手をついた状態で 立たせ、後ろから抱きしめた。そして、及川は影山のズボンのベルトを 外しながら、 「俺、トイレでするの初めてなんだよね。飛雄ちゃんは何回くらいしたことある?」 と言ったが、影山は答えなかった。及川は黙っている影山のズボンの ファスナーを下ろし、掴み出して、手で愛撫しながら、こう言った。 「数えきれないくらいしてるの?トイレってさ。狭くて臭くて汚いよね? 普通、しないよ。中学の時って、いつもどこのトイレでしてたの? 学校のトイレでしてたのかな?よく先生に見つからなかったよね。 喘ぎ声とかダダ漏れだと他の生徒達にも聞こえちゃうよ。 飛雄ちゃんって喘ぎ声を人に聞かれると、感じるタイプなのかな?」 「・・・違います。」 「でも、人に見られると、感じるタイプだって、金田一が言ってたよ。 まわされるのが大好きな飛雄ちゃんは授業後、部室でするだけじゃ 足りなくて、休み時間もトイレでしてたんだ?」 及川は意地悪く影山のものをギュッと強く握った。 「あっ・・・い、痛っ・・・や、やめて・・・下さい」 「本当は止めて欲しくないくせに。ねえ。何でこんなに感じてんの? 濡れてきてるよ。」 及川は右手で握りながら親指でグリグリと先端を刺激した。 「やっ・・・あっ・・・・」 「そろそろ後ろも欲しいんじゃない?」 と及川は言って、右手は握ったままで左手を影山のズボンの中に突っ込んで、 影山の尻の割れ目に指を這わせ、中指をゆっくりと挿入した。 「ローションなしでも指なら入るね。中学の時は毎日ローションを 持ち歩いてたって本当?いじめられっ子って大変だね。人に逆らえなくて。 俺だったら、集団無視されるのとまわされるのとどちらか選べと言われたら 無視されるほうを選ぶけどな。」 「・・・だから嫌なんだ。及川さんは・・・ネチネチネチネチ根に持って ・・・誰も助けてくれない時の気持ちが分からない人だから・・・それに ・・・俺を・・・こんな身体にしたのは・・・及川さんだろ・・・」 前と後ろを同時に弄られて感じながら、文句を言う影山に及川はこう言った。 「昔は可愛かったのにね。穢れのない天使だった飛雄ちゃん。 最初は俺一人しか知らない身体だったから、飛雄ちゃんを穢して行くのが 楽しかったなぁ。別れてた間に俺が教えてないプレイをいっぱい覚えて、 穢れ過ぎちゃった飛雄ちゃんは許せないよ。」 及川は中指を動かしていた尻に人差し指を追加した。 「あっ。」 「ほら。そうやってすぐに感じる飛雄ちゃんが悪い。 僕のは入れてあげないからね。指2本でイってごらん。」 及川は指2本を激しく動かすと同時に、握っていた右手も動かした。 「あっ。ああっ。」 影山は数分間、耐えていたが、とうとう我慢できずにイってしまった。 影山の白い体液がトイレの壁を汚した時、及川は興奮と虚しさを感じた。 ティッシュで手を拭いて、影山のズボンをきちんと整えた後、及川は 「続きは俺の家でしよう。」 と言って、影山の手を引っ張って、トイレを出た。 (続く)
2015年02月01日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 映画は感動的だった。意地悪な継母に苛められ、学校にも行かせてもらえず、 毎日床を磨いて暮らしている少女が王子様と出会って、結婚する話だった。 及川は少女が階段で靴を脱いで走り去るシーンに感涙した。 アクション映画も良いけど、可哀相な少女と王子様の恋愛映画に変更して 良かったなと思った。きっと影山も感動して泣いているに違いないと思い、 影山の顔を見ると、影山は寝ていた。及川は映画に集中していただけに スヤスヤと寝ている影山にショックを受けた。 「おい。起きろよ。」 と小声で言ったが、影山は目を開けなかった。及川はムカついて、 影山に悪戯してやろうと思った。そして、そっと手を伸ばして、 寝ている影山のズボンの上から股間を撫でた。それでも影山は 目を覚まさないので、ファスナーをそっと下ろしてみた。 下着の上から握ると、突然、影山は目を開いて、及川を見た。 「な、何してるんですか?」 「シーッ。今、良い所なんだから、黙ってて。」 及川は人差し指を一本立てて口に押し当て、小声で言った。 そして、再び手を忍ばせて、下着の中のものを握った。 「あっ。」 「ダメだよ。声出しちゃ。」 及川は耳元で囁くと、影山の耳朶を噛んだ。首筋に舌を這わせ、 感じる影山に指を這わせ、巧みな指使いで影山を快楽の渦へと突き落とした。 「あっ。もう、イキそう。ト、トイレ行きませんか?」 「トイレでするって事?」 想像を斜め上に超えた影山のビッチ発言に及川は引いた。 恥ずかしそうに嫌がって拒む姿を見て楽しむ作戦が台無しだった。 及川は迷ったが、荷物を持って、映画を中断して、トイレに行く事にした。 (続く)
2015年01月30日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m バレンタインデーなんか大嫌いだ。女の子から100個チョコを貰ったって、 飛雄ちゃんから貰えなければ意味がない。今日は映画を観る約束なのに、 何で来ないんだ。こんな事なら、女の子100人から貰ったチョコを コインロッカーになんか預けないで、家に持って帰ってから来れば良かった。 何故1時間も待ち合わせ場所に来ない?映画はとっくに始まっている。 俺は待ち合わせの時間に遅刻するといけないと思って、学校から直接 来たのに・・・ひょっとしたら、また浮気しているのかもしれない。 飛雄ちゃんは誰とでも寝る子だったから心配だ。中学の時なんか 俺が卒業した後、知らない間に部員全員とヤッてたし・・・ きっと烏野の連中ともヤッてるに違いない。特に日向があやしい。 なんかいつも、あの二人イチャイチャしてないか?日向って奴、 俺と会う度にライバル心燃やしてる感じがするんだよね。それって 恋のライバルってことだよな?うん。きっとそうだ。だって、 バレンタインデーに遅刻する理由って言ったら、他の男にチョコを 渡してる以外に考えられない。 「飛雄ちゃんなんか嫌いだぁ。」 及川は思わず、声に出して、呟いてしまった。すると、背後から 「嫌いなんですか。」 と、声がして、及川は振り返ると、無表情の影山が立っていた。 「い、いつから居たの?」 「さっき・・・」 「飛雄ちゃんが1時間も遅刻したせいで、映画始まっちゃったよ。 どうすんの?」 「すみません。他の映画にしませんか?」 「ま、チケット買ってた訳じゃないから他のでも良いけど・・・ この時間だと恋愛物の映画しかやってないよ。それでいい?」 「はい。」 影山の観たがっていたアクション映画をあっさりと変更して、 愛と感動のラブストーリーを観る事にした。 すると、バレンタインデーという事もあって、映画館の中は見渡す限り カップルばかりだった。制服姿の男子高校生2人組は目立つ気がして、 及川は一番後ろの隅っこの席を選んで、座った。 「ここなら、映画は観にくいけど、隣に人がいないから、 二人の世界に浸れるね。」 ストローが二つ挿さったLサイズのコーラとポップコーンを 買ってきた後、影山の手を握って、及川が言った。しかし、 「コーラはMサイズ二つが良かったんですけど・・・ま、イイっす。」 相変わらず、影山はそっけなかった。及川は握った影山の手を放して、 黙々とポップコーンを食べ出した。 (続く)
2015年01月26日
コメント(2)
ハイキュー二次小説「大王様の憂鬱」は「砕け散った王様」の続編です。 実は王様の次は大王様かなって軽い気持ちで題名を考えまして、 あとからストーリーを考えたのです。 最初は憂鬱に相応しい内容の及川さんがフラれる話を考えたのですが、 前回が鬼畜ですから、今回のラストは甘甘にしてみました。 最終話をUPした日のアクセス数が430アクセスになりまして、 楽天ブログ読書コミックアクセス数ランキング35位になりました。 私の拙い小説を読んで下さった皆様のおかげでございます。 ありがとうございました。
2014年06月30日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「あっ。もう、入れる前に2回イッたから、別に良いのに・・・あっ。」 影山の身体は言葉とは裏腹に熱く蕩けていた。及川はゆっくりと深く 突きながら、 「飛雄ちゃんって1日に4回イク事あったんだって?金田一から聞いたよ。 俺も4回イかせてあげるから。我慢しないで連続でイッていいよ。」 と言った。 「及川さん・・・それって・・・あっ・・・やっぱり・・・あっ・・・ 気にしてるんじゃないですか・・・あっ・・・及川さんって・・・あっ ・・・嫉妬深いから・・・俺は・・・嫌いなんですよ・・・あっ・・・」 及川は影山に心の中を見透かされている事に気付いて、返す言葉がなかった。 代わりに腰を激しく突き動かし、影山の口を快感で封じた。 「あっ。あ、ああ。ああ~」 影山は嬌声を上げながら快楽を貪るように締めつけ、及川に余裕を失くさせた。 身体を震わせて、影山が絶頂を迎えると、同時に及川も影山の中に欲望を 吐き出した。終わった後、及川は身体を離し、ポケットティッシュを取り出し、 影山の尻から及川の放った白い体液を掻き出して拭いた。後始末が終わると、 影山は照れたように言った。 「及川さんと付き合ってあげても良いですよ。身体の相性も良いし・・・ 及川さんが彼氏に戻りたいって言うなら、彼氏にしてあげます。 その代り、過去をネチネチ言うのはもうやめてもらえませんか? 4人や8人相手に4回イクって、時間長いから当たり前じゃないですか。 1人相手に何回もイクって及川さんだけなんですよね。」 悪態をついているのか告白しているのか慰めているのかよく分からない影山に 「あ、ありがとう。」 と及川は言った。及川は昔からドMでプライドの高い傲慢な影山を可愛いと思い、 一途に想い続け、影山の言動に一喜一憂する自分が不安で憂鬱だった。そして、 今日からそれがまたずっと続くのかと思うと、憂鬱であり、嬉しくもあった。 及川は影山の頭をポンポンと撫でて、笑い、 「今から俺の家に行こう。4回目イかせてあげる。」 と言った。 「だから、過去と張り合うのはやめたほうが・・・」 説教を始めようとした影山の唇にキスをして、恋人を黙らせた及川は手を握って 歩き出した。影山は気恥ずかしそうにしていたが、繋いだ手を振り払わなかった。 (完)
2014年06月29日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「あ、ああ。あっ。」 及川は腰を動かしながら、前に手をまわして、喘ぐ影山の身体を弄った。 「あん。あっ。ああ。」 貫かれながら愛撫されて、影山は部室で金田一たちに弄ばれていた時の事を 一瞬ぼんやりと思い出し、興奮した。影山は腰をくねらせて、及川を自分の 最も感じやすい所に導き、及川の動くリズムに合わせて腰を振った。 「あっ。ああ。ああ~」 喜びに満ちた影山の身体が絶頂を迎えようとした時、及川が影山の中で果てた。 及川は崩れ落ちるように影山を背後から抱きしめて、影山の中に留まったまま 耳元で囁いた。 「好きだよ。飛雄ちゃん。愛してる。」 及川が愛を語るのは初めてではなかった。影山の身体を愛す人も沢山いた。 しかし、影山の心を愛してくれる人は及川一人だけだった。影山は及川の 愛に包まれて幸せだった頃を思い出して、 「俺も・・・です。」 と言った。及川が耳朶を甘噛みしながら、 「本当に?愛してるって飛雄ちゃん、もう1回言って。さっき、 よく聞こえなかったから。」 と言うと、影山はこう言った。 「言ってません。俺もって言っただけです。それより、早く抜いて下さい。 いつまでいるつもりですか?」 「また、そんなこと言う。飛雄ちゃんまだイってないじゃん。だからさ。 抜かないで2回するんだよ。今度はもっと激しくしてあげるね。 飛雄ちゃんの好きな所いっぱい攻めてあげる。」 と及川は言うと、再び腰を動かし始めた。 (続く)
2014年06月28日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「飛雄ちゃん。その木に両手をついてお尻を突き出してごらん。」 影山は言われた通りに、桜の木にそっと手を伸ばして両手をついて腰を屈めた。 及川が影山のジャージをパンツと一緒に膝のあたりまで一気に下して、 両手で双丘を押し広げると、 「あっ、恥ずかしい。見ないで下さい。」 と影山は言った。 「飛雄ちゃんのここ、きれいな色のままだね。こっちもピンク色だ。」 及川はそう言うと、影山の垂れ下がった袋をパクッと口に含んだ。 「あっ。やぁ。そんな、や、やめて下さい。」 及川は下から上へと舌を這わせて、押し広げた穴に舌を入れた。 「あっ。やっ。き、汚い。洗ってないのに・・・あっ。あぁ。」 「汚くなんかないよ。飛雄ちゃんがどんなに汚れてても俺は 構わないって言ったろ。」 及川は親指を入れながら、クスッと笑って、更に続けた。 「でも、ここは洗ってなくても汚くないよ。変な味もしないしね。 飛雄ちゃん、ホントはトイレで洗ってきたんじゃないの?俺と するつもりで来たんだろ?」 「そ、そんな事ないです。」 「嘘ついちゃダメだよ。嘘つく子はお仕置きだよ。」 と及川は言って、尻を押し広げている左右の親指を指の付け根まで入れた。 「あっ。い、痛い。ああっ。」 「気持ちイイくせに。」 及川は親指と親指の隙間に舌を入れて、内壁を舐めた。 「あ、ああっ。イ、イク。あっ。ああっ。」 影山の放った体液が桜の木を白く汚した。 「飛雄ちゃん、今度はお尻だけでイっちゃったんだ。淫乱過ぎるよ。 俺が入れるまで我慢できないなんて、躾け直さなきゃいけないかな。」 及川は影山の尻をバシッと叩いた。そして、 「入れるね。」 と言って、雄々しく天を仰いでいるものを挿入した。 (続く)
2014年06月24日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 涙を堪えて俯いた影山を及川は桜の木に押し付けて、握り拳でドンッと 桜の木を叩いた。 「みんな知ってるよ。噂になってたらしいよ。俺もちょっと去年、 聞いた事あったんだよ。飛雄ちゃんがビッチになってるって。その時は とうとう誰にでもやらせる子になっちゃったのかなぁって思ってて・・・ あの時に俺が気付いてあげれば良かった。飛雄ちゃん。これからは 辛い事とかあったら、俺に相談して。俺が守ってあげるからさ。」 ハッとしたように及川を見つめる影山を及川は真剣な目で見つめ返した。 「及川さん。」 「飛雄ちゃん。もう一回、俺と付き合わない?」 「・・・俺なんか・・・ダメです。及川さんとは付き合えません。」 「どうして?飛雄ちゃんは穢れ過ぎて、もう、俺に顔向け出来ないから?」 「俺・・・」 再び泣きそうになった影山を及川は抱きしめて、 「俺は構わないよ。たとえ飛雄ちゃんの身体が10人に穢されていたとしても 俺の好きな気持ちは変わらないよ。」 と言った。すると、 「15人でもですか?」 抱きしめられた状態で影山が言った。 「15人?8人じゃないの?」 「あとから増えまして。全部で15人です。」 通りで噂になるはずだと及川は思った。 影山はバレー部員の大半と寝ていたのだった。 「か、構わないって言ったろ?俺も入れて15人?」 「いえ、及川さんは忘れてました。及川さんを足すと16人です。」 「もう、何人でもいいよ。」 及川は唇で影山の口を塞いだ。 (続く)
2014年06月22日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「手が汚れちゃった。舐めてきれいにしてよ。」 と言って、及川はニコッと笑った。 「い、嫌です。」 と影山は拒否したが、 「どうして?自分のだろ?」 と及川は言って、影山の唇に指を押し込み、指についたドロッとした 白い液体を舐めさせた。影山は諦めたように人差し指だけでなく、 中指も薬指も舐め、手の平までもペロペロと舌ですくい取るように舐めた。 「飛雄ちゃんのそういう犬みたいなとこ、俺、好きだよ。 俺が躾けた事はちゃんと忘れてないんだね。」 と及川は言った。自分が汚した手を舐めている影山の従順な表情には 娼婦が男を誘うような艶っぽさがあった。 「ひょっとして、高校入ってからも、こういうことしてた?」 と及川が尋ねると、影山は 「いいえ。やってません。高校入ってからは誰とも寝てません。 日向とか烏野の仲間には知られたくないので・・・」 と言った。 「知られたくないのって飛雄ちゃんが男好きの淫乱ってこと? それともバレー部員8人にまわされちゃった過去のこと?」 及川は皮肉屋の表情を浮かべて言った。 「何でそれ知ってるんですか?及川さん。」 「金田一と国見に聞いたからね。あいつら高校入って来てすぐ、 飛雄ちゃんの恥ずかしい画像をネタに飛雄ちゃんを誘い出そうとしててさ。 俺が携帯を叩き割って壊して、二度と飛雄ちゃんに近づくなって、 注意しといたんだ。その時に聞き出したんだよ。飛雄ちゃんがまわされて・・・ その後も中学卒業するまで何度も3P4P強要されたんだって? 何で俺に言わなかったの?もっと早く知ってたら、助けてあげたのに・・・」 と及川は言った。すると、影山は泣きそうな顔になって、こう言った。 「・・・言えなくて・・・誰にも・・・苛められてる事・・・話せなくて・・・ あいつら、コートの上では王様で居させてあげるって言うし・・・ 本当にその通りだったし・・・部活の練習が終わった後、週に何回か部室で 1時間か2時間くらい我慢すれば、何事もなかったかのように過ごせたから。 ・・・俺、誰にも知られたくなくて・・・」 (続く)
2014年06月19日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 皮肉な事に練習試合で及川に会ったら、泣き言よりも先に、及川が 恋しくなった。 「試合が終わったら、学校の裏庭においで」 ネット越しに囁かれた言葉と自分を懐かしむ視線と絶対的な加護の元で 過ごした中学1年の思い出と心も時間もすれ違ってしまった中学2年の 悲しい別れと逆恨みを糧にして過ごした中学3年の過酷な日々とが 走馬灯のように駆け巡り、影山の心をグチャグチャに溶かして、 一番会いたくなかった人のところに会いに来てしまったのだった。 「もしかして、好きな人とかできた?」 及川の質問に影山は首を横に振った。 「じゃ、いいよね?」 及川は影山のジャージに手を入れた。 「や、やめて下さい。誰かに見られたら・・・あっ。」 「大丈夫だって。ここには滅多に誰も来ないよ。」 及川が再び影山にキスをして、舌を絡ませながら握った手を動かした。 舌を吸い上げる度に影山の吐息が口の中に漏れてくる。握ったまま グリグリと親指で刺激すると蜜が溢れてきた。 「飛雄ちゃん。気持ち良い?先っちょが濡れてきたよ。」 と及川が言うと、影山は頬を赤らめて、及川の肩に顔を埋めた。 左腕をぎゅっと掴んで、耐えている影山を及川は可愛いと思った。 「あ、あっ。で、でる。あっ。」 呻くように小さな声を出し、影山は及川の手の中で果ててしまった。 「早いね。もうイっちゃったんだ。パンツの中、スゴイ事になってるよ。ほら。」 及川は影山のジャージを引っ張って、白く汚れたパンツの中を見せた。 そして、手をゆっくりと引き抜くと、影山に手の平を見せて、 「いっぱい出たね。溜まってた?」 と聞いた。すると、影山は顔を真っ赤にして、コクッと頷いた。 (続く)
2014年06月16日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 中学生時代、影山は及川をふっていたのだった。 原因は影山の浮気。厳密に言うと、及川が卒業した後、 他の先輩達に言い寄られて、断りきれなかったのだ。 そのことがバレた時、及川は影山を淫乱と罵り苛めたので、 喧嘩になり、気まずくなって、だんだんと会わなくなって、 別れたのだった。影山には恋愛感情はなく、手でして欲しいとか 身体を触らせて欲しいとか、いろいろなお願いをされて、 仕方なく相手しただけの事であって、それを浮気だの何だのと 及川にネチネチ責められるのが影山は嫌だったのだ。 そもそも恋をする事もまだ知らない無垢な少年を押し倒して、 無理矢理ものにしたのは及川だった。 中1の時に部室で何度も押し倒され、身体を慣らされ、 気持ち良くさせられて、男を受け入れる事を覚えさせられた影山は 及川を恨んでいた。及川さえ手を出さなければ、他の奴らもきっと 手を出さなかっただろうと影山は考えていた。 中3の夏、試合に負けてからは、無視され、苛められ、まわされて、 恥ずかしい写真を撮られて脅され、中学を卒業するまで金田一と 国見の玩具にされて、影山は地獄の日々を送ったのだった。 自分を裏切った仲間を見返してやろうと思って受験した高校も落ちて、 影山は烏野に入学した。青葉城西の推薦を受けなかったのは 北川第一中学の仲間と縁を切りたかったからだ。 そして、最大の理由は及川に会いたくなかったからだった。 及川の顔を見たら、きっと泣いてしまう。 ずっと我慢して心の中に閉じ込めていたものが溢れてしまう。 影山はそう思って、青葉城西を受けなかったのだった。 (続く)
2014年06月02日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 揺れる木洩れ日の木の下に人影を見た瞬間、影山の胸の鼓動は高鳴った。 「及川さん。」 影山が声に出して、想い人の名を呼ぶと、及川が影山に気付いて振り向き、 微笑んだ。 「飛雄ちゃん。」 懐かしい響きだった。 練習試合の後、学校の裏庭に来るよう及川に言われて、影山は及川と 逢引きする為に青葉城西に一人残って、約束の場所を訪れたのだった。 「この桜の木は入学式の季節になると、満開に咲いて綺麗なんだよ。 飛雄ちゃんにも見せたかったな。どうして、青葉城西に入らなかったの?」 爽やかな笑顔で聞いてくる及川に影山は答えられなくて俯いてしまった。 「・・・」 「まぁ、いいさ。こうして、来てくれたんだものね。俺の可愛い飛雄ちゃん。」 及川はそういうと、影山の顎に手をかけ、上を向かせて、キスをした。 及川の柔らかい唇が影山の唇に触れ、思わず漏らした吐息の隙間に及川は 舌を入れて絡ませ、影山を優しく包み込んだ。甘いキスにうっとりとした影山に 「相変わらず、感度良いね。飛雄ちゃん。ここでしようか?」 と及川はにっこりと笑って言った。 「えっ?何言ってるんですか。やめてください。」 顔を赤らめて、逃げようとする影山の腰に及川は手をまわして、引き寄せ、 「久しぶりなのに・・・つれないね。」 と言った。及川の寂しげな顔を見て、影山は心が痛んだ。 (続く)
2014年06月01日
コメント(0)
まず最初にキャラ崩壊していたら、お詫びします。 と言うのも実は・・・ 私はジャンプもコミックスも読んでいないものですから、 テレビアニメのハイキューしか知らないのに、 この二次小説を書いたのです。 突然4月から影山が好きになりまして、 妄想が頭の中を駆け巡り、国見と金田一の名前と顔だけ調べて あと3人の名前も分からないまま一心不乱に書き始め、 「砕け散った王様」全6話を実質7日間で書き上げました。 影山への愛をぎっしり詰めた作品なので、今までで一番濃い 鬼畜エロエロ小説になってしまいました。 FC2あすなろ日記別館小説部屋にもハイキュー「砕け散った王様」 UPしました。 もしよろしければ、そちらもよろしくお願いします。
2014年05月09日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「次、俺、入れていい?」 くじ引きで2番目が当たった部員が影山にのしかかった。 「やっ。やめろ。あっ。ああっ。」 影山は拒否したが、問答無用に挿入された。 「うわぁ。熱い。トロトロだぁ。」 と言って、腰を動かした。その様子を黙って見ていた金田一は 「ハメ撮りもしないとな。」 と言うと、再びカシャッと写メを撮った。 「あっ。うわっ。と、撮るな。」 慌てる影山に国見はこう言った。 「分かったよ。もう写真は撮らない。3枚だけだ。影山、取引しよう。 俺達を受け入れたら、俺達も影山を集団無視するのやめるよ。 写真は俺と金田一で保存して、誰にも見せない。約束するよ。 だからね。皆で楽しもうよ。」 影山は国見がどうしてそんなことを言うのか分からなかった。 ただ、最悪な状態に比べて、そんなに悪い条件ではないような気がした。 2人目が済み、3人目が影山を四つん這いにして、後ろから貫いた時、 国見が影山の手を握った。 「俺はくじ運が悪い。5番目なんだ。」 国見は喘いでいる影山の顔をじっと見つめて指を絡めた。 4人目になっても国見は手を繋いだまま放さなかった。 影山の体力も気力も尽きた頃、ようやく国見の順番がまわってきた。 「やっと影山を抱く事ができる。」 と言って、国見はぐったりしている影山の足を開いて挿入した。 「気持ち良い。でも、グチョグチョのビチョビチョだ。 なんか動くたびに溢れてくる。」 国見は残念そうに接合部から溢れる白い液体を見た。 「そりゃ4人分入ってるんだから仕方ないだろ。」 金田一が下卑た笑みを浮かべて言った。 「緩いんだったら、首絞めてみろよ。きっと締まるぜ。」 「うん。ゆるゆるってほどじゃないけど・・・そうしてみようかな。」 国見が影山の首に手を伸ばした。 「やっ。やめろっ。お、俺を殺す気か!」 影山が身の危険を感じて国見の手をはらいのけた。国見は一瞬 動きを止めて、 「あっ、今、なんか・・・締まった気がする。首絞めると締まるって 本当だったんだ。」 と言った。 「萎えただけだろ。お前らマジで頭イカレてるぜ。」 と影山は吐き捨てるように言った。だが、怒る影山に国見は 悪びれもせず、こう言った。 「だって、初めてなんだもん。分かるわけないだろ?」 「ど、童貞?」 「俺達5人は経験豊富な影山と違って童貞だったから、影山を使って 童貞卒業しようって計画立てたんだよ。中学最後の思い出にしようってね。 BL漫画とか読んで一生懸命勉強したんだ。」 「どんなSMBL漫画読んでんだよ?!し、信じらんねぇ・・・あっ・・・」 呆れる影山の顔に国見はキスした。 「影山、好きだよ。俺、漫画に描いてある事を全部真似したら、 きっと影山が手に入るって金田一が言うから、頑張ったんだよ。」 国見は激しく腰を動かした。 「あっ。ああっ。あっ。ああ~」 影山は無意識に国見の腰に両足を絡めた。もう押さえつける者もなく、 欲情のままに国見の背中に爪を立ててしがみつき、影山は絶頂を迎えた。 それと同時に国見も影山の中で果てた。 「気持ち良かった?」 終わった後、国見に聞かれて、影山は赤くなった。好きと言われて、 何故だか感じてしまったのが恥ずかしくなったのだった。 すると、その時、 「次、二年生な。部室の外に待たせてる二年生呼んで来いや。」 と金田一が言った。部室の扉が開くと、影山がいつも怒鳴って威張り 散らしていた二年生が立って並んでいた。 「に、二年生は嫌だ。それに5人相手にして身体が限界なんだよ。 国見。やめさせろ。おまえ、俺のこと好きなんじゃないのかよ。」 影山は泣きそうになって、国見の腕にすがった。 「好きだよ。影山、安心して。二年生もみんな影山が好きだって。 それと、俺達全員が童貞っていうのも本当だから。俺達ホントに 中学卒業するまでに童貞捨てたかったんだよ。」 「な、なんだよ。それ・・・うわっ。く、来るな。や、やめろ。 や、やだっ。やっ。」 二年生達に再び身体を押さえつけられて、影山の心は砕け散った。 身体を弄ばれ、挿入され、泣き叫びながら影山は何度も絶頂に達した。 砕け散った心は拾い集めて繕い直しても甘い言葉で誘っても 歪な形となって復元し、もう元に戻る事は二度となかった。 (完)
2014年05月07日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「ちゃんと舌使えよ。」 と国見は言った。だが、金田一に貫かれながら両胸と下半身を 弄ばれている影山は咥えているのがやっとだった。影山に 業を煮やした国見が自ら腰を動かし始めると、国見の大きく 固いものが影山の喉まで入ってきて、影山は嗚咽を漏らした。 「おいおい。苦しそうにしてるぞ。手加減しろよ。」 と金田一が言った。しかし、国見は 「苦しいくらいが気持ち良いのかもよ。さっきから涎垂らして喜んでる。」 と言って、蜜を垂らしている影山を見て笑い、髪を掴んで、 国見の草むらに唇が触れるほど深く押し付けた。 「うぐっ。うぅ。んっ。うぅ。んっ。んんっ。」 両方から犯されて感じてしまった影山は呻き声をあげた。 「うぅ。締まる。俺、もうイキそう。」 金田一はそう言うと、激しく腰を動かし、影山の中に欲望を放った。 「んっ。んあっ。あっ。ああ~」 金田一と同時に絶頂を迎えた影山が思わず声をあげた時、影山の 顔に国見の放った白い液体がかかった。三人同時に迎えた絶頂に 酔いしれたように放心状態に陥った影山は顔を拭う事も忘れて、 少しの間、空中を見つめていた。 すると突然、カシャッとシャッターを切る音がして、影山は ハッと我に返った。 「な、写メ撮んな!」 慌てて手の甲で顔を拭いながら、起き上がろうとする影山を再び 5人で押さえつけて、金田一は他の部員に影山の両足を広げさせ、 白い液体が流れ出る蕾をスマホでカシャッと撮った。 「誰にも言えない恥ずかしい写真を撮っておこうと思ってさ。もし、 誰かに言ったら、ネットに流すよ。でも、影山が誰にも言わなきゃ 大丈夫だから心配すんな。」 と国見は言った。すると、影山は 「そ、そんなことしたら、け、警察に訴えるぞ!」 と怒った。だが、国見は 「警察?影山は相変わらず、頭良いのか悪いのか分からない子だな。 誰にもっていうのは警察もだよ。それと、気持ち良くてイッちゃう子は 訴えても裁判に負けるよ。裁判になったら、証拠の品として影山の 恥ずかしい写真を公開するよ。それが嫌なら、大人しくするんだな。」 と言って、ニヤリと笑った。 (続く)
2014年05月06日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「あっ。やっ。やめっ。い、痛っ。や、痛いっ。あっ。ああっ。」 肉を抉じ開けて無理矢理入ってくる親指に影山は悶えた。 苦痛の表情を浮かべて嫌がる影山に興奮しながら金田一は親指を 第一関節まで入れた。 「ああっ。い、痛いっ。も、もう、無理。あっ。抜いて。ああっ。」 涙目になって懇願する影山を見て、金田一は 「白状する気になったか?」 と言って、人差し指と中指は残したまま親指だけを引き抜いた。 「・・・て、手で・・・あっ・・・お願いされた時は・・・手で・・・ あっ・・・してたから・・・あっ・・・ホントに・・・寝てない・・・」 「ふーん。そっか。でも、及川先輩とは最後までしてただろ?」 今度は国見が質問した。 「・・・うん。でも・・・及川先輩が・・・卒業してからは・・・ あっ・・・だんだん・・・会わなくなって・・・あっ・・・」 「すぐに立ったのは溜まってたからか。金田一、良かったな。 おまえが二人目だってよ。クジ運いいな。」 「へへっ。誰が最初に王様を犯るかクジ引いてたんだ。 ああ、もう、たまらねぇ。入れていい?」 と金田一は言って、指を引き抜き、影山の足を大きく広げて抱え上げ、 挿入した。 「あっ。い、痛っ。やっ。あっ。あ、ああっ。」 影山が挿入時に痛みを感じたのか顔を歪めた。 「うわっ。きつい。おいっ。そんなに締めつけるなよ。」 金田一は影山の中に身体を全部沈めて嬉しそうに腰を動かした。 「あ、ああっ。ああ~」 痛みと快楽との狭間で嬌声をあげる影山に国見は 「随分と気持ち良さそうだな。ほら。俺のも咥えろよ。」 と言って、無理やり口の中に押し込んだ。 「うぅ。う、うぐぅ。」 口の中を犯されて影山は呻いた。 (続く)
2014年05月04日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「あっ。あんっ。あっ。」 身体の中を指で掻き回され、影山は甘い声を上げた。 影山は身体の最も感じる4か所を同時に4人に片手で弄ばれて 気持ち良くなってしまっている自分が情けなかった。 しかし、もう片方の手で両腕両足を押さえつけられている為に 抵抗しようにもできなかった。しかも頭は国見の太ももに挟まれて、 肩は国見の両手で押さえつけられていたのだった。 影山は頭に当たる国見の股間が気になった。当然のことながら 大きく固くなっているのだった。 「そろそろ大人しくなってきたから、しゃぶらせても大丈夫かな?」 と国見が言った。 「いいんじゃね。こっちもスゴイことになってるし・・・ 1本じゃ足りないみたいだ。」 金田一が緩んで開いてきた蕾を見ながら言うと、国見は 「2本入れなよ。こいつ淫乱だからさ。3本入れてもいいと思うよ。」 と言った。それを聞いた影山は 「3本は無理。」 と言った。5人とも一斉に影山を見た後、国見が 「2本が良いみたいだよ。」 と言った。 「ねぇ。2本にしてあげるからさ。しゃぶってよ。」 国見が自分のジャージをずり下げ、大きくなったものを取り出して、 影山の頬に擦り付けた。 「はい。口開けて。」 国見は口元まで持ってきて、スリスリと擦り付け、唇に押し当てた。 「あっ。やっ。やめろっ!」 影山は首を振って嫌がり、そっぽを向いた。 「こっち向けよ。おまえ、昔、部室で及川先輩のを美味しそうに 咥えてた事あるだろ?俺、見た事あるんだよ。及川先輩が卒業した後も 一つ上の先輩と何度か部室でしてただろ?先輩が言ってたぞ。影山は お願いって拝み倒すと、何でもさせてくれるって。」 「俺もその話聞いた事あるぞ。影山はバレー部の先輩の何人かと 寝たことあるって。」 「う、嘘だ。お、俺は・・・お、及川先輩以外とは・・・寝てない ・・・あっ。」 指が2本に増やされた。 「白状しろよ。でないと、3本入れるぞ。」 金田一は人差し指と中指を指の付け根までズッポリと沈めて、 更に親指を入り口付近に差し込もうとした。 (続く)
2014年05月01日
コメント(0)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「あっ。や、やだ。放せ!やだ。やっ。」 金田一に身体を弄られて、影山は泣きそうになった。 体操服をまくり上げられ、パンツも脱がされて、身体の中心を 金田一に掴まれた。両胸の突起は国見に摘ままれ、人差し指と 親指を擦り合わせるようにしてクリクリと捻じられた。 「あっ。やっ。あっ。」 嫌なのに感じてしまう影山は無意識のうちに拒否や抵抗を忘れて 艶っぽい声になっていった。 「ねえ。俺も触っていい?」 影山を押さえつけていた部員の1人が聞くと、 「いいよ。」 と言って、国見は両手を離した。すると、すぐに右側と左側から 手が伸びてきて、右と左の胸を左右別々に摘ままれた。 引っ張られたり捻じられたり、2人の人間に弄ばれて、影山は 更に感じてしまった。 「お、俺も・・・」 後から遅れて右足を押さえつけていた部員が下半身に手を伸ばした。 しかし、金田一は国見と違って、手を離さなかった。伸ばした手は 掴むべきものがなかったせいか袋のほうをわし掴みにしてしまった。 「痛い!」 突然の苦痛に影山が叫んだ。慌てて手を離したのを見て、国見は 「金田一。代わってやりなよ。」 と言った。 「分かったよ。」 と言って、金田一は握りしめていた手を放した。 そして、また代わりの手が影山を握りしめ、今度は激しく上下に 動かし始めた。下手なのか乱暴なのかよく分からない動作に国見は クスッと笑った。金田一は自分の人差し指をペロッと舐めてから 影山の尻に指を1本突き刺した。 (続く)
2014年04月27日
コメント(2)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 試合に負けたのは王様のせい。皆の冷たい視線が突き刺さる。 集団無視され、一人孤独に壁に向かって影山はサーブの練習をしていた。 部活の練習が終わり、皆が帰った後も影山はサーブを打ち続けた。 影山が練習を終えて、帰ろうとした日の暮れかけた夏の日に 蝉の死骸が落ちていた。体育館の下駄箱の影山のスニーカーの中に 蝉の死骸は落ちていた。 「くそっ!いじめかよっ!」 影山は怒って、下駄箱を蹴った。スニーカーを両手で持って全力で振り、 地面に落ちた蝉の死骸を蹴飛ばした。運動場を走り抜け、部室に着くと、 何故か3年生5人が部室に残っていた。 「よお!遅かったじゃねぇか。王様。」 今日、影山に初めて声をかけたのは金田一だった。 「テメェ!おまえか!蝉なんか入れやがって!小学生のいじめ みたいなことしやがって!」 怒った影山は金田一の胸倉を掴んで殴りかかろうとした。 すると、横から国見が影山の腕を掴んで、こう言った。 「蝉を入れたのは俺だよ。」 「あっ?なんだと!」 影山は片腕を掴まれたまま国見を睨んだ。だが、国見は 不敵な笑みを浮かべて 「王様に負け試合のお礼がしたくてさ。」 と言った。 「おまえらのせいだろうがっ!」 影山は怒鳴って、腕を振り払おうとしたが、金田一に腹を殴られて、 腹を押さえてうずくまってしまった。 「へっ。へっ。へっ。」 不気味な笑い声と共に他の3人の部員も寄ってきて、 金田一が影山を部室の床に押し倒した。 「や、やめろ!何しやがる!」 抵抗する影山の両腕両足と頭を5人がかりで押さえつけて、 金田一が影山のジャージのズボンに手をかけた。 「嫌だ!やめろ!」 「今更、純情ぶるなよ。知ってるんだぜ。影山が及川先輩と 付き合ってたこと。男とやりまくってたくせにガタガタ喚くなよ。 影山。試合に負けた代償は身体で払え。」 金田一はそう言うと、一気にズボンを引き下ろした。 (続く)
2014年04月25日
コメント(4)
全25件 (25件中 1-25件目)
1