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BLの苦手な方は読まないでください。18禁です。あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。何卒お許しくださいませ。m(_ _)m舐めてほぐしてから、熱り立ったモノを捩じ込んだ。「あっ、ああ。い、痛え。痛えよ。」マイキーが叫んだ。だが、ドラケンは「途中でやめないって言ったろ?」と言って、腰を動かした。「あ、ああ。ああっ。」マイキーは痛みに悶えながら、頭が真っ白になって行くのを感じた。ドラケンはマイキーの喘ぎ声に触発されたのか激しく腰を動かした。そして、ドラケンはマイキーの中で絶頂を迎えた。終わった後、ドラケンはハンカチをポケットから取り出して、マイキーの太腿を伝う血と液体を拭きながら、「血が出ちまったなぁ。初めてなのに、優しくできなくて、ごめんな。」と言った。「な、何してやがる?ハンカチ汚れんだろ?ティッシュはねえのかよ?」マイキーは我に返ったように墓石から手を離して、パンツとズボンを慌てて引き上げた。マイキーがベルトを締めている間にドラケンは墓石もハンカチで拭いて、「ティッシュ忘れたんだ。マイキーが汚したとこざっと拭くだけでいいよな?あとは雨が洗い流してくれるし。」と言った。マイキーは顔を赤らめて、「帰る。」と言った。「俺の家に泊まるか?」ドラケンはドロドロに汚れたハンカチを丸めてズボンのポケットに突っ込みながら言った。「いや、自分の家に帰るよ。逃げてちゃダメだって気付いたから。」「そうか。」ドラケンはそれだけ言うと、マイキーの頭をポンポンと優しく撫でた。「汚ねえ。手洗うまで触んな。」と、マイキーは笑った。何も映していなかったマイキーの瞳にはドラケンがいた。「家まで送る。」そう言って、ドラケンが腕時計を見ると、時計の針は12時になっていなかった。「誕生日おめでとう。」と言って、ドラケンはハンカチが入っていないほうのポケットから小さなプレゼントを取り出した。「サンキュー。ドラケン。」マイキーは嬉しそうに微笑んだ。「誕生日にプレゼント渡せて良かった。」と、ドラケンは言った。ドラケンの瞳には甘ったるく笑うマイキーがいた。15歳の誕生日も16歳の誕生日もその先もずっと一緒に過ごそうとドラケンは思った。雨は2人の未来を知っているのか知らないのか、天が地に愛情を注ぐように優しく降り続けた。 (完)
2021年09月17日
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BLの苦手な方は読まないでください。18禁です。あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。何卒お許しくださいませ。m(_ _)mドラケンは舌と舌を絡み合わせながら、シャツのボタンに手をかけた。首筋に舌を這わせ、鎖骨にキスをした。そして、身体の中央に手を伸ばし、ズボンのファスナーを下ろした。手を入れて握りしめ、優しく上下に動かすと、マイキーは吐息を漏らした。「口でしてやろうか?」ドラケンはそう言って、マイキーの前に跪き、口に含んだ。「あ。あっ。」マイキーの吐息が激しくなり、マイキーはドラケンの髪を掴んで果てた。「気持ち良かったか?」ドラケンは口からペッと白い液体を吐き出した後、マイキーの顔を見ながら聞いた。「うん。」マイキーは頷いたが、何か考えているようだった。「帰ろう。」とドラケンは優しく言った。しかし、マイキーは「今日は最後までさせてやるよ。」と言った。「えっ?いいのか?いつもケツは使わせないって言ってんのに…もし、やけになって言ってんのなら、やめとこうぜ。」「何ビビってんの?やらしてやるって言ってんじゃん。やれよ。」「マイキー。後悔しても知らないぜ。途中でやめないからな。」ドラケンはそう言うと、マイキーに墓石に手をついて腰を突き出すよう指示し、パンツとズボンを膝まで下げて、あらわになった尻の谷間に顔を埋めた。 (続く)
2021年09月15日
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BLの苦手な方は読まないでください。あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。何卒お許しくださいませ。m(_ _)m何も映さない黒い瞳に雨は滴り、頬を伝って流れ落ちる。「兄貴の代わりに俺が死ねば良かったのかな?」「やっぱり親戚に何か言われたのか?」「ああ。なんで俺の誕生日プレゼントの為に兄貴が殺されなきゃならないんだ。人殺しの友達がいる俺のせいだ。何もかも俺が悪いって言われた。1年間ずっと陰で言われてた事を面と向かって言われただけだけどさ。傷ついたよ。心が折れちまった。」「マイキー。お前は何も悪くない。悪いのは一虎だ。」ドラケンはマイキーを抱きしめた。「俺が一虎に誕生日に兄貴からバブがもらえるって話しとけば良かったんだ。話さなかった俺が悪い。俺のせいだ。俺のせいで兄貴が死んだんだ。」「マイキー!もう何も言うな。」ドラケンは唇でマイキーの口を塞いだ。そして、うっすらと開いた口唇の中に舌を入れ、マイキーの舌にドラケンの舌を重ねた。舌と舌が触れ合うキスを初めてしたのは葬儀の後だった。あの日も雨だった。とマイキーはふと思った。ドラケンのキスは優しい雨のように降り注ぐ。男に身を任せて、舌を吸われるのは気持ち良いとマイキーは思った。 (続く)
2021年09月14日
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BLの苦手な方は読まないでください。あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。何卒お許しくださいませ。m(_ _)mあれは14の夏だった。マイキーが誕生日の日に忽然と姿を消した。ドラケンはマイキーを探し回ったが、いつも出没する場所にはどこにもいなかった。人に聞いても誰もマイキーを見た者はいなかった。今日は法事があるから夜に会おうと約束したはずなのに、いったいどこに消えたのか。雨の中、ドラケンはバイクを飛ばして墓地に向かった。墓地に着くと、先祖代々の墓の前にマイキーがいた。マイキーは傘もささずに静かに立っていた。ドラケンが近づくと、人の気配に気付いたのか、マイキーは雨に打たれながら、ゆっくりと振り向いた。ドラケンを見つけてもマイキーは無表情で、泣いているのか雨が頬を伝っているのか分からなかったが、死んだような黒い瞳がすべてを物語っていた。ドラケンはマイキーを抱きしめた。「もう夜中の11時だぜ。帰ろう。」「…帰りたくない。」「俺ん家に泊まれよ。」「…嫌だ。ここにいる。」そう言うと、マイキーは抱きしめるドラケンから離れた。「いつからここにいたんだ?8時に探しに来た時にはいなかったぜ。」「2時間くらい前かな。一周忌が終わってから、ずっと単車転がしてた。」「7時に神社で待ち合わせしてたのは覚えてないのか?」「あ、悪りぃ。忘れてた。」マイキーは悪びれもせずに、白々しい顔をしていた。「とにかく帰ろう。身体もこんなに冷えちまってるじゃねぇか。」ドラケンはマイキーの手を握りしめて言った。「じゃ、ドラケンが温めろよ。」「ここで?」「そうだよ。何も考えられねぇようにしろよ。今日は大人達がうるさくってうんざりしてんだ。」「何か言われたのか?」ドラケンの問いにマイキーは俯いた。そして、すべてを濁すような黒い瞳で、「誕生日は憂鬱になる。」とマイキーは言った。 (続く)
2021年09月08日
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BLの苦手な方は読まないでください。あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。何卒お許しくださいませ。m(_ _)m好きな人に誕生日プレゼントをあげたいと思う気持ちのどこがいけないんだ。バイクは先輩から貰うか盗むしかない。盗みに入ったのがマイキーの兄貴の店だったのは運が悪かった。見られたから殺した。それだけだ。俺は悪くない。警察に捕まったのも自業自得だと言う奴がいるけど、それは違う。全部マイキーのせいだ。マイキーを鉄パイプで殴りながら一虎は走馬灯のように過去を思い出していた。飛び散る血を浴びながら、美しいマイキーの顔が歪んで痛みに耐えている姿に一虎は興奮した。男二人に体と足を抑えつけられて、身動きが取れない状態で痛めつけられるマイキーをドラケンは助けようとするが、半間が邪魔をする。マイキーを助ける事はできないのかと皆が悲壮な顔になっていた時、一虎がマイキーの耳元に顔を近付けて、こう言った。「なぜ俺に優しくした?お前は俺のもんだ。だから、お前の辛えとか苦しいとか全部俺のもんなんだ。って何で言ったんだ?それって愛の告白と同じじゃねぇのか?俺の気持ちだけものにしやがって、何でマイキーは俺のものにならねえんだよ!」一虎がマイキーの唇を奪った。乱暴に舌を入れて口内を掻き乱す粗暴でガキ臭いキスだった。だが、それは長年の想いを込めた15歳のキスだった。片手で顎を掴んだままもう片方の手がそっとマイキーの胸の突起に触れた時、ガリッという音がして、激痛が走った。一虎はマイキーに舌を噛まれたのだった。口から血を流しながら、一虎は言った。「痛えな。マイキー。そういや、お高いマイキーはドラケン以外とこういう事はしねえんだったな。俺は2年間少年院で毎日いろんな男に抱かれてたよ。看守にレイプされたのから始まって、地獄を見たんだ。でも、そのおかげで男を利用する事を覚えたよ。今マイキーにしがみついてる二人もそうさ。」一虎は笑った。「皆んな俺が悪いって言うんだ。でも俺は悪くない。マイキーは俺の味方だったろ?でも、マイキーは敵になった。敵は殺すしかない。」一虎が鉄パイプを振りかざした瞬間、マイキーは物凄い力で男二人を振り払って、蹴り上げた。一虎は吹っ飛んで倒れた。「一虎。お前に聞く。お前は俺の兄貴を殺して、全く悪いと思ってないのか!」マイキーは一虎を見下ろして言った。一虎は白目を剥いて気絶しかかっていたが、こう答えた。「運が悪かったと思ってる。俺は昔から運が悪い。あんな親の子供に生まれちまったのも運が悪いし、人殺しになっちまったのも運が悪い。マイキーの兄貴の店だって知らなかったんだ。気絶させるつもりで工具で殴ったら人が死ぬ事も知らなかった。俺はただマイキーの喜ぶ顔が見たくて、バイクを盗もうとしただけなんだ。俺の辛さや苦しみは全部マイキーのものなんだろ?昔、そう言ったじゃねえか。責任取れよ。苦しめよ!俺がこうなったのは全部マイキーのせいだ!」「うるさい!」と言って、マイキーは殴った。何度も何度も一虎を殴り続けた。一虎は目を瞑って殴られ続けた。そして、走馬灯のように過去の事をまた思い出した。しかし、一虎が思い出したのはマイキーの笑顔だけだった。 (完)
2021年08月16日
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