2004年2月18日 NRT-マイアミ

★★★ 3月18日(水)成田→アトランタ→マイアミへ ★★★

昨年は、ダーに成田まで送ってもらったけれど、あまりにも別れが淋しかったので、今年は、一人で行くことにした。
かと言って、新調したスーツケースは重いし、私の家から最寄駅まで行くには、きょ~~~れつな上り坂を登らないといけない。
そんな坂のせいでさっそく、スーツケースの車輪をダメにしたら、この先の旅が慮られるので、タクシーを呼ぶことに。
これが、意外と大変で、タクシー会社に4社も電話して、ようやくタクシーがつかまる。
ひゅ~、これでタクシーつかまらなかったら大変だったなぁ。

駅まで向かう途中、タクシーの中のラジオからは、渡辺 美里の"My Revolution"が流れていた。
♪解り始めた my revolution 明日を乱すことさ 誰かに伝えたいよ my tears my dreams 今すぐ
 夢を追いかけるなら たやすく泣いちゃだめさ 君が教えてくれた my tears my dreams 走り出せる♪

そうね、昨年の私は、トリニダードに10日行くだけで、ダーとの空港での別れに、“たやすく泣いたり”してたわね。
今年は、泣かないし、“夢を追いかける”ために、“走り出せる”わよ。
なんて、思いながら聴いていた。

★ 11:42 am 新宿発の成田エキスプレスに乗車 ★
車内で腹ごしらえ。おにぎり。おにぎりもしばらく食べられないからねぇ。

マイアミまでのデルタ航空のエアチケットは、空港で受け取る事になっていたんだけど、どこがその旅行会社のカウンターなのか
全然分からない・・・。
何度も成田に来てるのに、どうしたこっちゃこれは!?
もう、まだ時間もあるので、あきらめて、最初に日本円を米ドルに換金。旅行保険をかける。今年は、一番安い保険にした。
昨年は、私に万が一の事があったら、6000万円がダーの懐に飛び込むと言う、かなり上等級のものをかけたけど、あまりそんな必要がなかったと
感じたので、今の出資を押さえる事だけを念頭に一番安いの。

結局、空港の人に聞いても、カウンターがどこだか分からず、旅行会社に電話してみることに。
だいたい、予約確認書に何カウンターで受け取れるとか、書いておけっつうの!第2旅客ターミナルっつうだけじゃ、分からんわ!
成田を何だと思ってるの。ここは、日本最大級の国際空港なんですよ。広いの!
でも、電話して無事チケットも受け取れ、手荷物を預け、チェックインをし、身軽になって手荷物検査を受け、出国手続きを済ませる。
搭乗時間は、4:00 pm まだ時間もあるので、yahoo cafeから、自分のHPにメッセージを書き込む。
びっくりしたのが、このyahoo cafe、無料でPCが使えるのね。ほんとびっくり。最初にカウンターで、パスポートを見せるだけで(コピーとってたかな?)
PCが無料で使えるのですよ。
日本しかないんじゃないの?こんな無料でネットが使えるなんて。日本って良いところね~、と感じる。

かと言って、まだ日本国内にいるので、そんなにネットを使う必要もなく、10分ほどでやめて、ビールでも飲むか、とレストランへ。
もはや、機内での就寝体勢に備えるのである。私の長旅の秘訣は、最初の1本目の映画の間に、ビールを2缶飲み、ほろ酔い気分で寝てしまうことだ。
なので、機内に入る前から、時間があれば、飲んでみる。
って、睡眠薬じゃあるまいし。
ビール片手に、アメリカ入国カードなどをとっとと書いてしまって、着陸寸前になって、“あっ!やべっ!カード書いてない!!”なんて事にならないように
備えたわけ。
機内で、パスポート取り出したり、あれれ、私の泊まるホテルのインフォメーションを書いた紙はどこやったっけ?
あれ、そもそもペンはどこだ?とかに、兎角なりやすい私だから。

★ 16:05 pm デルタ航空 DL56 Boarding ★
旅が始まる前から楽しみにしていた、デルタの新機体 ボーイング777!
いよいよ私と、ボーイング・トリプル7ちゃんとのご対面よぉ~。さすが、外から見る機体が真新しく、(1月にデビューしたばかり)
中はと言うと、エコノミーでも、横に3席×3席×3席の快適空間。昨年の飛行機、ユナイテッドのは、3×5×3だったぞ!

もちろん、前の席の後頭部には、テレビが付いているし、ヘッドレストも付いている。でも、私の身長から行くと、ヘッドレストが付いていたところで、
そこまで頭が届かないので、あまり意味はないんだけどね・・・。
そして、びびったのは、リモコンが付いているのよ!普通、肘掛のところにいろんなボタンが付いていて、それをカチャカチャやってチャンネル変えたりするでしょ?
それが、リモコンになっていて、肘掛から取り出せると言うつわもの!線はくっついてるけどね。
で!!!そのリモコン!裏返すと、な、な、なんと!!電話になっているぅ~~~~~!!!COOOOOOOOOL !!!
ただ、一分USD 10.00- + TAX らしいんだけどね。(機内誌による)

いよいよ日本を脱出です!機長が話す。“アトランタまで11時間20分のフライト”思ったより短くてびっくり!!
(と、言うか事前にフライト時間も調べてない私もひどいが)

さて、飛行機も安定し、機内のドリンクサービスが始まったので、さっそくビールだ。
「ビールください。」
「4ドルです。」
は?!国際線でも、アルコールにお金が取られるようになったのか?!でも、飲んで寝るので、20ドル渡し、ビールを購入。
「今、細かいお金がないので、おつりは後で持ってきます。」と、フライトアテンダント。

ビールを飲み、映画を見て、食事になり、またビールを購入。
「えぇ~っと、さっきいくらもらったんだっけ?」と、同アテンダント。
「さっき、20ドル払ったから・・・」と、私。
「それから引いて・・・」アテンダント。
「12ドル」と、私。
「じゃ、後で12ドル持ってきます。」とアテンダント。
ちゃんと、忘れないでよぉ~。でも、すごいと思う。何人もの乗客がこうやってドリンクを買うのに、ちゃんと誰が何を買ったとか、おつりをまだあげていないとか、
覚えているんだからね。
さすが、職業だ。プロだね。私だったら、誰が誰か分からなくなるだろうなぁ。そんで、機内が消灯状態になって暗い中、おつりを持ってくるんだから。
良く、人を見分けられるなぁ~。

しかし!このフライト、私至上過去最低のフライトになった!
それは、高校生のご一行と一緒になってしまったのだ!!!機内はうろつきまわるわ、寝ないわ、騒ぐわ、ほんと、ぶん殴ってやろうかと思う事がしばしば!
「どこだ、こいつらの先生か、責任者!」こんなImmature な子供を乗せる前に、最低限の機内マナーくらい教えて乗れ!
それか、機体を一機チャーターしやがれっ。本当に、今だに考えるだけで腹が立つ!
だいたい、こんな子供をアメリカに連れて行く必要などない!

お陰で、全然眠れない、11時間20分を過ごした。機体がアトランタについても、もたもたして降りないし、腹が立って、
「ちょっとごめん!」っつって、奴らを掻き分けて降りてやった。
ほんと、何故(なにゆえ)こんな子供をアトランタへ連れて行くんだ。帰りは一緒になりませんように・・・。

★ 2月18日(水)15:00 過ぎ アトランタ到着 ★

そんなこんなで、アトランタにも無事到着し、入国審査→荷物受取→税関→国内線乗り継ぎの為、再度荷物のチェックイン→セキュリティー・チェック
を済ませ、出発ゲートへ。
成田空港のモノレールみたいに、ここでも、出発ゲートに向かう電車が走っている。
コンコースD→C→B→Aという風に止まって行く。私はコンコースAで下車し、お水を買って、またしばし、出発までの時間を過ごす。
よっぽど、さっきのフライトで寝たかったんだろう、Boarding time まで、爆睡してしまった。

昨年はサンフランシスコ経由で、マイアミに向かったんだけど、なかりセキュリティー・チェックが厳しかった。
でも、アトランタはぜんぜん余裕。入国でも何も聞かれず、手荷物の中をいちいち開けられる事もなく、あっと言う間に済んだ。
1年経ってそうなったのか?アトランタがそうなのか?なんのせいだろう?

★ 18:00 pm デルタ航空 DL729 アトランタ発→マイアミへ ★

フライト自体は、2時間弱しかなく、あっと言う間にマイアミに到着。
しかし、私の睡魔は姿を消す事なく、このフライトでも寝るばかり。

★ 20:00 pm マイアミ着 ★

さて、友人kasumiにマイアミで会うのだ。私よりちょっと早く着いてるはずの彼女。
待ち合わせ場所は、私のフライトのBaggage Claimのとこ。急いで行ってみるが、彼女の姿が見当たらない。
とにかく、荷物もまだ出てこないし、荷物と彼女を待つことに。
辺りを見渡してみる。あれっ?あそこに立ってるのは?やっぱりそうだ、kasumiだ!無事、異国の空港での待ち合わせも成功。
私が荷物を待つ間に、彼女がその日の宿に電話して、シャトルバスを呼んでくれる。
久々に友人に再会し、21:00 pm 宿へも無事到着。

さて、夕飯を食べていない私たち。どこか、食べられそうなところがあるかと外へ出る事へ、どこかにレストランはないかとホテルの人に聞くと、
2ブロック先にあると言う。
が、外を見渡してみても、歩いている人なんていないし、ちょっと危険を感じる。
さすがマイアミ車社会だ。確かに、私の田舎の富山でも夜歩いている人はめったに見かけない。みんな車だし、歩いている人を見ると、どうしたんだろう?
って思う。しかし、危険度がまったく違うね。

そこへ、ある男性がやってきて、「歩いて行くのは危険だよ。数日前、中国人の女性がバッグを奪われて、ここに駆け込んできたんだ。」だって・・・。
なんともまぁ、親切にその男性、私たちと一緒にレストランまで行ってくれると言う。
よくよく聞いてみたら、フィリピン人のJoelと言う名前の男性で、「同じアジア人だから」と言って私たちを助けてくれたのだ。

そのJoelに付き添ってもらい、テイクアウトのご飯を買ってホテルに戻る。腹ごしらえをして、ホテル内のバーに行き、ビールを飲む。
キューバ人のお店のおじさんが、私たちにビールをサーブしてくれたが、ビールにライムを入れるのは分かるが、塩まで入れる。
メキシカンスタイルだって。あんたキューバ人だろ??
一杯目はちょっとしょっぱいビールだった。

しばしの時間をそこで過ごし、12:00 am 明日もあるので、就寝。
しっかし!ここへ来て、もはや時差ぼけか??眠れないのだ!昨年は帰国後の時差ぼけはひどかったが、行きで時差ぼけはあんまり感じなかったのに。
これも昨年より1年 年をとったせいなのか・・・。

寝られないんじゃしょうがないと、3:00 am 頃、一人もそもそ起きだして、フロントにあるPCからメールなどを送ることに。
ダーと、トリニダードの友人Jossaneにメール、自分のHPにも書き込み。
しかし、日本語フォントがないから、日本語のサイトを見ても文字化けしていて、どこを押せば、HPを更新できるのか、なんだか全然分からない。
手探りと、わずかな記憶を片手に、なんとか更新。
今度行く時は、自分のHPをプリントアウトして持っていったほうがいいかも。そしたら、どこがどのボタンなのか分かるでしょ?

USD 10.00 で30分強ネットを使い、部屋に戻るが、やっぱりろくに眠れず朝になる・・・。


翌日の日記へ



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