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京都は ずっとずっと 桜の雨が降っていました。
とりあえず もう術後の診察のために京都まで召喚されることはないようです。
大きな声が出せないとか すぐにガラガラになるとか のどがキューってなったりとかは
このさきもずっと かかえてゆかねばならないことのようなのですが
声がのどでとまってでてこないあの感じは 手術後はまったくない。
手術でひろげた甲状軟骨の奥で 声帯が強く締まろうとしている感覚はまだある。
苦なく発声できる環境をつくってもらっても わたしが痙攣性発声障害であることにかわりはなく
いつのひか この病気そのものを治療することができるようになったりするのかしら
それとも しぬまでこのままかしら とか ぼんやり考えたりする。
正直 まだ びくびくしながら生きています。 自分は欠陥品なのだと。
つくってもらったこののども いつか壊れてしまうんじゃないかと。
でも ちょっと 胸をはって歩けるようになりました。
うん、よくがんばったじゃん、わたし。 上出来だよ。
あと、もっかい言っとこ。
私のことを気にかけてくださったすべてのひとに、心の底からありがとう。