カタカナはややこしい!?


場合に使われる。いわゆる「和製英語」のための日本語である。

日本の学年で現在1年生の娘は、週1回の日本語学校で
2学期よりカタカナを習い始めた。
4月からの教育改革により、教科書の内容がだいぶ省かれ、また
先送りされたが、カタカナについては「1年生で紹介され、2年生
になってから確実に読み書きできるようになること」となっている
そうである。
娘が使用している教科書では、1学期に先に漢字が紹介されて
あとでカタカナが出てくる。

当然のことであるが、”ホンモノ”の英語を使い、学んでいる娘に
とって”カタカナ”はくせものと言う他ないようだ。
例えば、娘に書かせるとホット・ケーキは”パン・ケイク”であり
テレビ・ニュースは”ティーヴィー・ニューズ”、そして
”ハーリー・ポッラー”になってしまう。
まして、ミシンやエアコン、パソコン、ファミレス、
そしてホーム・ページは謎の代物である。

夏に帰省した際、通ったビデオ店にあふれるカタカナの多さに
娘は驚いてしまったようだ。
特に「デンジャラス」の文字には、笑いが止まらないって感じ。
私にはちっとも可笑しく思えないのだが(^^;

平成3年6月28日に告示された、海部内閣による「外来語の表記」では、
”外来語や外国語の地名、人名を片仮名で書き表す場合のことを扱う
”とあり、”語形にゆれのあるものについて、その語形をどちらかに
決めようとはしていない”とある。
つまり、特に決まってはおらず、慣習にあるものはそれに習うという
ことであろうか?

こちらでも『POKEMON』の影響で、子供たちのカタカナの識字率が上がった
ということだ。
やはり好きなものは苦になく覚えるし、抵抗がないのであろう。
しかし悲しいかな、「カモネギ」や「フシギダネ」の言葉遊びを
理解するのはまだまだである。


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