NOBLE LOVE -宇宙の愛と共に生きる-

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楽園への帰還







『楽園への帰還』





キミにもっと寄り添いたくて



キミをもっと受け入れたくて



キミともっとひとつになりたくて




いろんな選択肢を探したボクは



“自分”をなくすという道を見つけ出した






自分のすべてをキミにゆだねてしまうこと



自分のすべてをキミにあけ渡してしまうこと




それは


“自分”を失うことでもあり



それは“死”にも等しい感覚だった






でも

ボクはあえて 


“死”を選択した





ようやく


“死”を選択する覚悟が出来たから







「自分」に対する執着を捨て



「自分であること」への執着を捨て



ボクは“死”を選択した







死・・・すなわち再生であり



破壊・・・すなわち創造






「死」は


「再生」するための通過儀式であり





「破壊」が


「創造」するための通過儀式であるように






すべてをなくしてもいいと思えたとき



すべてを放棄したとき




手に入れる何かが


必ずある








ボクは今


“死”を踏み越えて


その向こう側に立つ







“死”を越えなければ見えないもの


つかめない大切なものが


そこにあると信じたから








そして


“死”を越えた先に待っていたのは





なんと




「楽園」だった・・・









ボクは 



抵抗と 


葛藤と 


迷いと 


恐れの果てに選んだ “自分の死”を越えて



「楽園」に


ついに足を踏み入れた










愛する喜びと




愛される喜びと




感謝と




絆と




信頼と




幸せで




満ち溢れている楽園が





“死”の向こう側で待っていたなんて










ああ


神様・・・






ボクはついに



楽園に辿り着いた






ついに


還って来た







ボクがずっと居た場所に






ボクがずっと探していた場所に





やっと

やっと



還り着いたんだ








待ち望んでいた

楽園への帰還







ずっとずっと

探し続け

求め続けていた世界






それは“死”の向こう側にあった







ああ


だけど神様・・・




ボクは楽園の入り口に立ったばかり



これはまだまだ

新たなる始まりにすぎない







気をゆるめればすぐさま

ボクは楽園から足を踏み外す






楽園に留まり続けること



それは「今」に留まり続けること





そして

それは


キミのそばで

“死に続ける”こと・・・



“いき続ける”こと・・・








ボクの

楽園への帰還は





始まったばかり・・・・・










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