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天使の羽根
I hope with you・・・
キミのコエ・・・
キミのヤサシサ・・・
キミのキモチ・・・
キミのスベテを・・・
誰ニモ渡したくない・・・
「ススム~っ!!」
屋根の上で仰向けに目をつぶって、自分の心の中に棲みついて離れないモノの事を考えていた。山崎烝は大きな声で呼ばれて目を開け、無表情で梯子から上ってきた人物を見た。 走ってきたのか頬を赤らめながら、満面の笑顔で市村鉄之助は丞を
見た。その顔を見ただけで烝の心は表にこそ出さないものの掻き乱されていた。
「やっぱりここにいたのかぁ 探したんだぞ~」
「なんや 何ぞ用か」
「なんだよお 折角誘いに来てやったのに」
鉄之助は頬を膨らませて言う。烝はその言葉に反応し、咄嗟に顔を伏せた。
(なんやて?誘いに来たやて?何にや?・・・)
烝が顔を伏せて色々考え込んでいると鉄之助が心配して正面から声を掛けた。
「・・・ススム?どうした?どっか痛いのか?」
烝は落ち着きを取り戻しながら顔を上げた。目の前にある心配そうな顔をした
鉄之助を見て危うく顔に表情が出そうになるのを持ちこたえ言葉を発する
「・・・なんでもあらへん・・・で?何に誘いにきたんや」
「あっ!!そうだった!なあなあ蛍見に行こう!陽が沈んだ頃に川辺で見れる
らしいんだ、なっ!行こうぜ!あっ!でも仕事・・・あるか?」
せわしなく言葉をまくし立ててから、隊務があったらと思い出し俯いて残念そうな顔をして聞く。烝はそんな鉄之助を無言で見て溜息をついた。
「・・・やっぱダメか」
と鉄之助がうなだれかけると烝は立ち上がりながら言った。
「しゃあないから行ったわ 別になんも用ないしな」
「・・・ホントか!?」
鉄之助の顔がさっきと一変してパアっと明るい笑顔になった。と思った瞬間鉄之助の足は屋根瓦を踏み外し体が宙に浮いた。
「えっ?!!」
「!!?」
烝は鉄之助が声を上げたと同時に屋根から飛び降りていた。
「って~~・・・あれ?どこも痛くない?」
「・・・何しとん自分」
「え?あれ?ススム?何で俺の下に居るんだ?」
つまり、屋根から落ちる鉄之助より先に烝が屋根から降りて、下で受け止めようとしたのだが、態勢が整う前に鉄之助が落ちると思い咄嗟に両腕で受け止めたが、
バランスを崩しそのまま烝を下に地面に倒れたのだ。
「あっ!!ススム大丈夫か?!どこも怪我してないか?」
烝の上に乗ったまま、鉄之助は心底心配そうに烝の顔や体を触って怪我がないか確かめた。ふと烝は鉄之助の手を持ち自分の胸の上に置いた
「”怪我”しとるとしたら心(ココ)や・・・むっちゃ痛い」
そう言いながら手を伸ばし鉄之助の顔に触れた。
「お前が無事なら、怪我しとっても痛かない お前が怪我する事考えたら全然痛ない せやから・・・そんな顔すんなや・・・って何で泣いとん?」
「ヘッ?俺泣いてる?」
「コレなんやの?」
鉄之助は涙を流していた 烝が指で拭いながら言った。鉄之助はキョトンとして烝を見ていたすると草を踏む足音がし誰か歩いてきた。
「鉄くーん?居ませんかあ?」
「あ、沖田さんだ」
声に反応した鉄之助が名前を呼んだ。
「あ ここに居たんですか・・・・・・お二人は実はそうゆう関係だったんですか」
最初に言葉を発しながら草陰から表れた沖田総司は二人の体勢を見て暫く間をおきアハハ~と笑いながらそう言った。
「山崎さん ついに結ばれたんですかあ?」
(この人気付いてはる)
烝は沖田の問いに表情に出さずそう思いながら問い返した。
「沖田さん ホンマにそう見えはります?」
「アハハハ見えないでーす 」
「沖田さん そうゆう関係って何ですか?」
鉄之助が?をいっぱい浮かべて沖田に問い掛けた。
「んーーそれはですね~・・・」
沖田が答えようとすると、烝は鉄之助を降ろして立ち上がり沖田を見て言った。
「沖田さん!何か用があって来はったんとちゃいますの?」
沖田はクスクスと笑いながら答える。
「あぁ そうでした。鉄くん辰之助さんがさっき探してましたよ」
「辰兄が?ありがとうございます。じゃあススムまた陽が沈む頃にな!」
鉄之助は沖田に礼を言い、ススムにも声を掛けて沖田の来た方に走って行った。
と、振り返って叫んだ。
「約束したからなー!!」
烝は表情一つ変えず後ろ姿を見送った。
「元気ですね~ しかし仕事の早い貴方でもこうゆう事には慎重なんですね・・・ じゃ私はこれで」
沖田は鉄之助の後ろ姿を見送り、後ろにいる烝の方へ歩きだした。
「私も貴方みたいに思っているだけが良かったのかなあ・・・」
独り言かそう言いながら烝の横を通り去って行った。
「・・・あの人なんで気付かれたんやろ・・・」
烝は一人微かにぼやきながら空を見上げた・・・・・・。
日暮が近づくと鉄之助は約束通り烝の所に来た。
「ススム~っ!ほら早く行こうぜっ!」
鉄之助は昼間あったことなど、すっかり頭にないようで烝の手をひっぱた。
引かれるままに立ち上がり歩いて行く。
夜道を提灯の灯りだけを頼りに、鉄之助は頓所を出てからずっと烝の手を繋いで
歩いていた。
「なあ、ススムは蛍見た事あるのか?俺は初めて見るんだ。それがお前と見れてすっげー今嬉しいんだ!」
闇が恐いのか、沈黙が恐いのか、鉄之助は山の夜道に入ってからずっと話を
しっぱなしだ。半歩後ろを歩いているススムに振り返りながら必死に話をして
いる。
「・・・市村」
烝はそんな鉄之助を呼んだ。それでも聞こえなかったのかまだ必死に話をして
いる。
「・・・市村」
烝はもう一度名を呼ぶ。鉄之助はまだ話を止めようとしない。烝は大きく一歩踏み出し鉄之助の前に立ちはだかった。
「鉄!」
鉄之助はようやくハッとし烝の顔を見上げた。その顔中に不安が溢れていた。繋いでいた手は、烝が少し痛い程に鉄之助が強く握って歩いて来た事を烝は気にして
いたのだった。しゃがんで鉄之助と目線を合わせ肩に両手をおき問う。
「・・・何が恐い?夜か?闇か?沈黙か?・・・なんや知らんが何も恐い事なんか・・・あらへんやないか」
「ススム・・・?」
烝は鉄之助の肩に頭を乗せた。
「・・・夜や闇が恐いゆうなら、俺が隣にいてやる・・・・・。俺の心はお前の
笑顔に救われた・・・。せやからお前の笑うた顔が一等好きや・・・笑顔も、恐怖も、哀しみも、怒りも、お前のその全てを俺が受け止める・・・お前を俺だけのモノにしたい」
「ススム・・・ありがとう・・・」
烝は鉄之助の頭を優しくそして力強く包み抱き締めた。鉄之助は素直に烝に身を
委ねた。ふと見上げると辺りは蛍の輝きに囲まれ、二人は静かにそれを見つづ
けた・・・・・・
きゃーー 初スス鉄です;;斬り番1200のあくあサマのリクエストです。
ススムさんが最初オカシイです;;鉄之助はよく解りません;;
でも書いてて凄いキャラになれたかな?と思います
一応お断りしますが管理人土沖です(笑)沖ススなんて絶対有り得ませんので!!ちょっと土沖は入れてみました;;
なんだか色々納得は出来てなかったりしますが、取り敢えず蛍と祭と花火で悩みましたが、蛍がなんとなくススムさんなイメージ湧いたので・・・
すみません;;こんなんで・・・;;
一応あくあサマに差し上げます~;;
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