天使の羽根

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スリーピー・ホロウ(須釜×真田)






スリーピー・ホロウ。面白いですよ?




スリーピー・ホロウ









「一馬君。映画、見ませんか?」


「映画?」


少し前のですけどね といいながら


須釜がいきなり映画をみないかと言ってきた


時間もあるし、AVとかその手のビデオじゃなきゃなんでもいいや


「今、調度かりてるんですよ。まだ見てないんですけど一緒にどうすか?」


「変なビデオじゃないだろーな?」


「まさかvあ、それともそういうのみたいですか?」


ありますよ~vなんて、笑顔なコイツは一体何者だろう。ナマモノか?


「ちげぇよ!ほら、その借りてるビデオみるんだろ?」


俺はこいつんちのリビングにある大きいめのソファに我物顔で座って須釜に催促するように顎で示す


最初は遠慮してたけど今はもう慣れたかな


コイツんちのソファデカイから気持ちいからよく寝る(ぉぃ)


あっちの意味で寝たこともないわけではない(照レ)



ピガシャ・・・・ジー



「一馬君は恐い映画とかそういうの平気ですか~?」


「普通」


ゴメンかなり大嘘


俺実は恐いのとか駄目なんだよ


リングとかそういうのは平気だけど


バトロワとかの、グロイ系?そういうのかなり苦手


エイリアンなんてもう無理


MIBは面白かったけど、最後のゴキブリのところはヤバかった。超恐ェよ


「スリーピー・ホロウって知ってます~?」


スリーピー・ホロウ?どんなだっけ?


なんか恐かった気もするんだけど、よくしらねぇ


まぁ、大丈夫・・・じゃん?














ヤベェ。泣いていいデスカ


まぢで






「ひっ!!」


「~v」


「ひゃ!」


「vv」


「・・・ひぃ!!」


べ、別に喘いでないからな!!!!


「わーーー!!」


「一馬君・・・・」


「なな、なんだよ・・・うわ゛っっっっ」


情けねぇ。かなり情けねぇ


喚いてるしウッサイな、俺


顔に手ぇ、当てて、指と指の隙間からTV画面睨み付けて騒ぐ


みなきゃいいじゃないか。もっともな突っ込みだ


けどなんか、見たい。最後気になるこの映画


スリーピー・ホロウって、なんか


ある村で、昔死んだ騎士がいたんだよ


その騎士が蘇って村の人の首バサバサ切り落とす。みたいなシーンが多い


森の中にその騎士が出て来る変な木があるんだよ


今、調度、映画の主人公っぽい奴がその木を剥いてる(?)っぽいシーン


「こういうの駄目でした?」


「うせぇ!!」


うえぇ・・・・


主人公が剥いた木の中に・・・ああ、もう言えねぇ!!!


とにかく超恐いしグロイ!!首が!!血が!!ぎゃーーーー!


「う~・・・・・・」


ソワソワソワソワ


「大丈夫ですか?みるのやめます?」


「別に平気・・・」


今はなんかそういうグロイシーンに区切りがついた感じ


普通の会話シーン(あ゛ー恐かった)


ソワソワソワソワ


「どうしました?」


「なんでもない」


別にトイレ我慢してるわけじゃねぇぞ


ただ、ただ、あの、まぁ、いいや


「ぎゃーー!!」


頭抱え込んで悔しいけど須釜のほうへダイブ


勢い余って押し倒しそうになったけどやっぱ体格の差か


須釜を俺のことを受止めた


ぽんぽんと、俺の背中を優しく叩いてくれた


子供扱いされてるみたいだが、今の俺はそんじょそこらの子供以下じゃないだろうか


「あの、そのえー、ご、ゴメンな?。俺うっさいな・・・須釜せっかく映画みてるのに」


「いいえ~v一馬君が可愛いから問題無しです」


「・・・馬鹿じゃねぇの」


いつまでも抱き付いたままでは流石に恥ずかしいので



ぐっと、須釜を押し返そうとした



少し寂しいかったけど



「ここまま映画みましょう?そのほうが恐くないでしょう?」



ああ、これだと恐くないし。暖かいし、気持ち良いし





男が2人抱き合って映画(しかもサスペンス)をみてるなんてキモすぎるだろう



1人は170近くてもう1人は190だし



どっちかが女みたいな奴だったらいいかもしんないが



生憎、俺は女の子のような容貌ではない



「いいよ・・・別に///」



「いやですv」



「は?」



「こうしてましょう?」



「映画は・・・・」



「見るき、なくしました」



「は!?」



いや、見るきなくしたって・・・・・



チラっと映画の方にめをやったら騎士が人を殺すシーンだったので目をそらした



須釜の腕の腕の中は広くて気持ちいと思う



暖かい。



背中も大きいし、好きな所の1つだと思う



ピっと須釜がビデオを消した



画面が真っ黒になってじーっという微かな音を立てる



「今度はラブロマンスでもみましょうね~v」



「ば、バカじゃねぇの?見ねぇよ!」



せいぜいコメディだろ。見るなら



「じゃぁ、エイリアンでもみますか?」



「・・・・・ヤだ」



「一馬君って可愛いですよね~v」



「うるせぇ。離せ。暑苦しい」



「今日寒いですよね」



うん。今日はハッキリ寒い方だと思う



「たしかに寒いよな。けど家んなかは暖かいから離せ」



「僕は寒いですv」





















一馬君、暖めてくれますか?なんて言って来るこいつの顔を殴った











END



すみません。なんだかまとまってないですね(死)



リクエストは、カズマ格好良く・甘い小説だったはず



ガボーン・甘くないしカッコヨク。てゆうかヘタレてないかい?



スリーピー・ホロウは少し(随分?)前の映画です。結構面白いですよ?



ワタクシ、叫びながら見てました(見るなよ)





相互記念として、響様に捧げます(いらねぇYO!)








管理人コメント


音獅サマに相互記念でリクエストして頂いた須釜×真田小説です!!

なんてゆか・・・もうめっちゃ真田が可愛いし須釜さんがカッコ良い!!

私のがまだ出来てないのが申し訳ない・・・ごほっ;;

スリーピホロウは私自身見たいなぁと思ったんですが
結局まだ見てません;;一応ホラーなんでしょうか??;;
でもでも一馬が良い感じで
ちょっとヘタレでそれに惚れて
どうしようもない須釜さんって感じで
非常にツボです!!
音獅サマ本当にありがとうございます;;



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