「・・・うるさいよ・・。」

「大好きだからねv」

「////・・知ってる。」




=the cross=




私、佐倉葉華は、越前リョーマを愛する

1人の乙女デスv(ぇ;

私が身につけている十字架のネックレス。

これのおかげで今の私とリョーマ君があるの。

あれは・・まだ入学して間もない、やっとクラスに馴染んできた

ような時期の放課後・・。




『な・・・ない!!!!!』 

どうしよ~;ネックレスがない~!!

せっかく氷帝の長太郎お兄ちゃんに入学祝としてもらったのに~・・。

ずっと・・お守りとして持ってたのにな・・・。

『ど・・どうしよう・・。大切な物なのに・・・。』 

あ。や・・ヤバ!涙出てきた!皆もう帰っちゃったけど

戻って来られたら困る!・・・ケド。

『・・っく・・。・・ひ・・っく。』 

完全に泣いちゃったよ~・・。

あ。もぅ日傾きかけてるし~・・・。

『い・・急が・・なくっ・・ちゃ。』 

私は泣きながらも一生懸命探した。

けど、全然見つかる気配は無くて・・。

《下校時刻10分前です。まだ校舎内にいる生徒は速やかに下校して下さい》

虚しく放送が流れた。

『や・・やだ!!まだ見つかってないのに!!!』 

そう言いながらも、内心ではもう諦めろって自分に言い聞かせてた。

そろそろ帰らなきゃ・・と思った。

そのときに。。



『・・・ねぇ。何してんの?』 

『へ?』 

素っ頓狂な声を出してしまった。

『越前・・リョーマ君・・・?』 

なんとなくリョーマ君の名前はしっかり覚えていた。

授業中いつも寝てるし・・印象あったのかな?

『何で泣いてんの?』 

ぅ;リョーマ君ストレートすぎ;;

『な・・泣いてないよ!!』 

そりゃあ泣いてるのはモロバレだったけど・・。

さすがにハッキリとは言えない。

『ふーん。別にいいけど。で、こんな時間まで何してんの? 

佐倉って帰宅部じゃないっけ?』

物を探してる。そう言うと遠回しに探してくれって言ってるみたいだから

言いたくない。

でも、リョーマ君なら話していいやっていう気持ちがあった。

自分でも不思議なんだけど;


『十字架の形をしたネックレス・・探してるの・・。』 

『十字架・・?それってさぁ・・これのこと?』 

『え?』 


リョーマ君がポケットから出した物。それは、私の探し物だった。

『そ・・それ!それ私の!!何処にあったの?』 

『どこって・・。廊下だけど・・?』 

『そっかー。ありがとう!ホントにありがとう~v』 

私はネックレスを受け取った。

そのネックレスを首にかけていたら。。

『それってさ、そんなに大事なものなの?』 

と聞かれた。

『・・うん。お守りなんだ。知り合いのお兄ちゃんから貰った・・。

これがあるとね、何でもできるんだよ。』 

『ふーん。そーなんだ。』 

『うん!そーなのv』 

私は即答した。

『そっか・・。ならよかったじゃん。』 

そう言ってリョーマ君は、私の前で初めて微笑んだの。

『!?////。』 

もちろん、私はその顔にノックアウトされたってわけ。



「何?人の顔ジロジロ見て。」

「ううん。何でもない。」

「何でもなくないんだけど。」

「いいの♪」

リョーマ君は呆れたようにため息をつく。

「リョーマ君。」

用は無いんだけど、とりあえず呼んでみる。

「・・・・・。」

アラ、無視・・?

「リョ~マ君~v」

「・・・うるさいよ・・。」

「大好きだからねv」

「////・・知ってる。」

真っ赤vリョーマ君はカワイーなーv

でも、そんな顔見せるのは、

私の目だけじゃないと、ヤだからねv




=あとがき=

過去話が多いっすね;
ってかヒロインのノロケっぽい気がする。
私crossって好きなんで使いたいなーって思ってたんですけど
チョタの名前まで出てしまうとは・・。
だって。十字架のネックレスといったらチョタですもんね?


いよ~;こんな駄文でごめんね;せっかくキリリクしてくれたのに;
こんな私でも見捨てないで下さい;
それでは、どうもありがとうございましたー^^

+++++++++++++++++++++++
風子様から頂きました。
キリリクです。
とても素敵でこまりまっする!!

風子;有難う御座います。
リョーマくんちょうかっこいいvvvv
これも風子のおかげですvv
ありがとうございました。




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