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茘於
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徒然なるままに暴走日記。ブライスやプーリップなど可愛いドールからホラー映画、怪談まで好きなものについて語ります。
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2013.07.26
テーマ： 夏と言えば、やっぱ怪談・・・・コワッ！！
カテゴリ： ホラー・サブカル系
【PSP】実話怪談 新耳袋 一ノ章（Best版） ULJS-00146
価格：2,680円（税込、送料別）
男女それぞれの声で朗読される怪談が50編収録されています。淡々と読んでいくだけなのにぞくっとする怖さを感じられるのは、場面によって声の調子を巧みに使い分けるナレーターさんの力でしょう。「新耳袋」にはこれといって大きな事件も起きなければ残酷な場面があるわけでもないので、怖さのツボをしっかりと押さえてないと、聞き手の気持ちが緩んでしまうと思うんですよね。ぴんと張った糸のように緊張感が持続しているのは怪談として成功。
画像のほうは原作と比べて盛りすぎな部分は否めませんが、日常にあるはずのないモノがまぎれ込んでくる不穏な空気が十二分に伝わってきます。
惜しむらくはゲーム性の無さ。選択肢によって物語が分岐するわけではないので、サウンドノベルのようでいて、サウンドノベルでもない。50話全て読み終えると特典映像が見られるというオマケ要素はありますが、正直無くてもいいような薄い内容のドラマです。
「新耳袋」は百物語形式(正確には99話)なのにゲームは50話しかないので物足りないと思ったら、「一ノ章」「二ノ章」とあわせて100話になる予定だったようです。それなのに「二ノ章」はいつまで経っても発売されないというリアルに怪談のようなオチが。
ベスト版が出ているのでまるで売れてないというわけでもないと思いますが、日本のゲーム会社ではホラーゲームそのものが作られなくなったということもあって、淘汰されちゃったのかもしれませんね。
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Last updated
2013.07.26 16:12:53
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