Dolly&Dolis

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2013.07.05
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テーマ: ホラー映画(82)
 夏だ! ホラー映画だ!

 ホラー映画に使われてる言葉って意外とややこしい。そんなわけでホラーに関する用語を私なりに解説してみました。


・スプラッター
 スプラッシュ=飛び散るから変化した用語。天井まで血が吹き上げるようなデフォルメされた派手な流血表現や人体破壊描写で80年代ブームを築いた。

・切株派、切株映画
 スプラッター、ゴアのなかでもとりわけ人体破壊、切断シーンに重点をおいた用語。切株派とはそういった表現を楽しむ人のこと。

・スラッシャー
 切り裂く、の意味。殺人鬼が出てきて理由もなく次々と人を殺していくタイプの映画に使われる。

・ゴア
 意味は血の塊、血糊。映画等では単に流血シーンを意味することもある。


・ゾンビ映画
 ロメロ作品などゾンビを扱った映画のなかでも正当派とされるものは、「ゾンビ映画」という独立したジャンルとして扱われることが多い。

・Jホラー、ジャパニーズホラー
 日本的な湿度の高い怖さがウリのホラー映画。音やビジュアルで驚かすよりも、幽霊がじわじわと迫ってくるような不気味な気配を表現しているのが特徴。


 スプラッターはホラーではないとか色々と突っ込まれそうではありますが、広義な意味ではホラーに入るだろうということ、マニア以外にとっては怖い映画はだいたいホラーだよねということでそこは目をつぶってやってくださいませ。

 実際の映画のほうも、「13日の金曜日」のようにスラッシャー映画ではあるがスプラッター要素の強いものはスプラッター映画に分けられたりと、はっきり区別できるもののほうがじつは少ない。ジャンル分けはあくまでもその映画に占める割合を目安にしたもの、と考えるといいかもしれません。

 なお、ゴアゴアなシーン満載でも「SAW」は「ソリッドシチュエーションスリラー」だと言い張っていますので、面倒くさくても「ソリッドシチュエーションスリラー」と呼んであげましょう。





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Last updated  2013.07.05 20:08:03


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