片栗の花

夏の鳥



ヒヨドリ  スズメ目 ヒヨドリ科
人間社会に慣れた「都市鳥」の代表で、一年中ほとんどの場所で見られる。
体型は細長く、尾は長く「ピーヨピーヨ」と鳴く声が名前の由来。
全身灰褐色、頬が茶色、下腹は白っぽく白い小斑がある。
雑食 木の実、蜜、花、野菜の葉、昆虫やカエル、小鳥のヒナ。
一ノ谷の戦い(義経)での深い山あいを「ひよどり越え」というのは、
そこが春と秋にヒヨドリの渡りの場所になっていたという説も。
ヒヨドリ
ヒヨドリ
オオヨシキリ スズメ目 ウグイス科  
オオヨシキリ
ホオアカ (頬赤) スズメ目 ホオジロ科
  漂鳥 体長16cm ほぼスズメ大。メスは全体に淡色。
  頬は赤褐色。地鳴きはチッと一声ずつ出す。
  喉、胸は白色で、黒色の縦斑がある。
  冬羽は顔の赤みが弱くなり、胸と脇の縦班は細くなる。
  草原に生える背の低い木の上でさえずる事が多い。
ホオアカ
キジバト(雉鳩)ヤマバト山鳩
雉鳩山鳩.jpg

カワラヒワ(河原鶸)   スズメ目アトリ科
全身暗い色に見え、嘴だけが白く見えるスズメ大の鳥。嘴は太く肌色。
足は赤い。翼の黄色が目立つ。食性は植物食で、特にヒマワリの種が好物。
カワラヒワカワラヒワ
カッコウ   ホトトギス科  (郭公、閑古鳥、霍公鳥)
ホトトギスの仲間 (ツツドリ、ジュウイチ、ホトトギス)です。
ホトトギスの仲間は夏鳥で他の鳥の巣に托卵します。
(自分で巣を作らず、子育てせずに他人にさせます。早く生まれた雛は、
他の卵を外に放り出しエサを独り占め、親も親なら子も子)
「閑古鳥が鳴く」とはカッコウのことです。
昔の人はカッコウの鳴き声に物寂しさを感じたのでしょう。
カッコウ
ホオジロ  (頬白) スズメ目 ホオジロ科
ホオジロ

カワセミ
カワセミ
カワセミ

キジ   焼け野の雉子
1 右側の草むらから飛び出したとき。少し横向き
雉
2 向きを正面に向けにらみつける。
雉
3 羽をばたばたとさせて威嚇する。羽がぼけているのは動きのためです。
雉
自分を追いかけて捕まえてほしいという誘いをかけてきます。巣から遠ざかる方向へ 
キジ
焼け野の雉子(きぎす)、夜の鶴 』の故事
野を焼かれた雉は、自分の命の危険をかえりみず巣から離れない、
鶴は霜の降りた寒い夜に自分の羽で子を覆う。

ダイサギ  目先が青、足がピンク。虹彩が黄色。首が長い。
ダイサギダイサギ
ダイサギ
コサギ  2本の冠羽。胸と背に飾り羽。婚姻色の目先と足のひらがピンク。
ダイサギ
コサギ
チュウサギ   目先が黄色く、虹彩が赤い
チュウサギ

コサギ
足と嘴は黒い。虹彩は黄色。足のひらと足の指は黄色い
頭に2本の冠羽。胸と背にレース状の飾り羽あり上にカール。
婚姻色は目先と足のひらは濃いピンク色。冬羽 冠羽はなく飾り羽も目立たない。
チュウサギ (Egretta intermedia)
全長約68.5cm。最近は個体数を減らし希少種に指定されている。
他のサギに比べて、くちばしが短く先端が黒い。
胸と背に飾り羽、嘴は黒、目先は黄色、足も全体が黒。
口角が目と同じところに位置する(ダイサギとの違い)
夏羽  嘴は黒く、目先は黄色。冬羽 嘴はほとんど黄色く先端にだけ黒色が残る。
婚姻色 目先が黄緑色、虹彩は赤みを帯びる。
ダイサギ
足は黒。目は黄。 90センチ、特に首の長さが際だっている。
冬には嘴は黄色。夏には嘴は黒。胸と肩に長い飾り羽が伸びる。
婚姻色 嘴の付け根と目の間が青くなる。足がピンク。
亜種チュウダイサギ
背中に飾り羽。嘴は基部以外は黒い。足は基部が黄色、それ以外は黒い
口角が目の後ろまで大きく突き出る
婚姻色 目先がコバルトブルー、虹彩が赤っぽい

アオサギ(青鷺、蒼鷺)    Grey Heron(灰色のサギ)
アオサギ」のアオは古語で灰色のことです。日本にいる最大のサギ類です。
黒い冠羽が垂れ下がり、首にも黒い線状のまだら模様がある。
翼の前部に黒、その内側に白の模様がある。
アオサギ1.jpgアオサギ2.jpg

ホシゴイ 星五位   ゴイサギ幼鳥
ホシゴイ
ゴイサギ の婚姻色は 足、虹彩が赤く目先が青緑色。2,3本の冠羽
ゴイは醍醐天皇から従五位の官位を授けられた伝承から。
頭と背中が黒っぽく、胸や腹が白い。後頭部に2本の白い冠羽がある。
目は赤い、足は黄い、嘴は黒。夜行性のサギで、えさは魚、カエル、カニな
繁殖期には他のサギ類に混じって集団で営巣する。
星五位
ゴイサギ

ゴイサギ



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