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【送料無料】マリアビートル価格:1,680円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。ツキのない殺し屋「七尾」。彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み─物騒な奴らが再びやって来た。『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。★★★★ かっこいい 痛快 浸れる持ってて良かった『グラスホッパー』!!(笑)『マリアビートル』は6年後が舞台ですが、前作『グラスホッパー』の面々がちゃんと出てくるんですよ~!これは嬉しい誤算です♪気になる彼らの「その後」を知れてよかったです。殺し屋たちの物語なので、小説の中で殺人は山ほどです…。惨いとか、恐いとか、言い出したら物語が進まないので、もうそこは「殺し=エンタテイメント」と割り切って読みましょう!!強運の持ち主である「王子」と、不運に付きまとわれる「七尾」。この二人の対決が面白かったです。七尾…彼って本当にツキに見放されてる~~!!(爆笑)それゆえ「殺し屋」独特の匂いがしないとは…ある意味ツワモノ?なんだか憎めないキャラですよねー。運に見放されつつも帳尻をあわせ…結果オーライなのが良いね。見た目、良いとこのぼっちゃん。優等生の中学生「王子」。とにかく狡猾な性格で、憎たらしいたらありゃしない!!プロの殺し屋達を相手に、彼らを手玉にしようとは…子憎たらしい!この王子を「ギャフン」と言わせてやりたくて仕方がなかったです。「木村」は一人息子に重傷を負わせた「王子」殺害を目論み「はやて」に乗り込むも…逆に「王子」に捕らわれてしまいます。アル中オヤジだけど、息子を愛する様子は良い親父さんですよねー。なので、彼が「王子」の目論見どおり操られずに済んでよかった。また。木村の年老いた両親が凄すぎ!!この物語中、一番「カッコイイ!!」と思える人物でした。(#^.^#)腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。性格が真逆の二人なんだけど、良いコンビですよね。しかし、トーマスキャラってあんなに居るんですね…。子供向けアニメだと甘く見ていたんですが、奥深い~。今回、東北新幹線「はやて」の中での出来事だったので、東北新幹線を利用してる私は、頭の中にモワ~ンと車内を思い浮かべながら読みました。また。新幹線利用時には是非、物語の舞台として描かれた場所、チェックしたいと思います。(#^.^#)にほんブログ村
2011.01.31
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【送料無料】ツリーハウス価格:1,700円(税込、送料別)すべての家庭の床下には、戦争の記憶が眠っている謎多き祖父の戸籍──祖母の予期せぬ“帰郷”から隠された過去への旅が始まった。満州、そして新宿。熱く胸に迫る翡翠飯店三代記★★★★ 考えさせられる 懐かしい 勇気がわく分厚い一冊でした。でも三代記を描いてるんだから…納得の一冊!!物語は、現代。祖父である藤代泰造が亡くなるところから始まります。藤代家には、引き篭もり・フリーター・海外へ渡航…など普通だと首を傾げたくなるような面々が揃ってて、誰一人「働け、自立しろ」と言わないのが不思議。(^_^;)前半部は藤代家祖父母である泰造、ヤエの『満州開拓移民』の話。昭和15年頃。夢を持って満州に渡った彼らが、その後、第二次世界大戦、日本敗戦により運命がガラッと変わります。祖国で無い国で、多くの日本人は迫害を受けて…。藤代夫妻は九死に一生を得て日本に帰国する事が出来ますが、日本国内も敗戦後、彼らを温かく迎えられる肉親は居らず。結局、自分の足で、食べる事を考えるしかありません。日本で戦争云々の話をする時に。『満州開拓移民』や『シベリア抑留』って、なんだか禁句になってません?触れてはいけ無いというか、触れられては困ると言うか。きっと藤代夫妻もずっと心の中に、そういう思いがあったんだろあうなぁ。後半部になると。藤代夫妻が授かった子供たちが主題の話に移行します。彼らが子供の時がまさに『高度成長期』のなので、社会的な出来事、事件など。日本の歴史の勉強にもなります。その物語の展開、ハチャメチャぶりが…某テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』っぽいなぁと思ったり。そして最終的には。藤代家が子供たちを束縛せず、寛容なのか分かった気がします。全ては藤代泰造、ヤエ夫妻のDNA-なんだろうな。にほんブログ村
2011.01.25
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【送料無料】砂漠の悪魔価格:1,575円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)大学生の広太は小さな悪意から親友を死なせてしまう。平凡な大学生活から一転、極寒の北京で日本人留学生の鵜野と出会い、広大な中国西部を旅することに…。終着地のウイグル自治区で、広太は生きる意味を見いだせるのか。★★★ 考えさせられる 浸れる 友情主人公・広太は、『親友』と慕っていた夏樹を「自殺に追いやった」という事でヤクザに目をつけられ、脅され、薬の運び屋にさせられる。薬の受け渡し場所でる中国で知り合った、日本人・雅之に「このままではヤクザに良い様に使われるだけだ」と説得され、中国国内を逃亡する話。最初は観光地や北京など、よく耳にする中国の都市が舞台だけど。だんだん内陸部に、日本からはどんどん遠くに…舞台が変わります。中国って・・・本当に広い!!私が知ってる中国は。近代化した豊かな映像しか見ないけど。辺境の地、国境の境、支配下にある人民…。そこには、まだまだ豊かには程遠い中国が!!「人の命が軽く扱われる」過酷な内情を知る事が出来て、中国社会の勉強になりました。タイトルである『砂漠の悪魔』は、予想も付かないトコロから出てきましたね…。確かに『悪魔』と表現するの分かるけど…。あまりの出来事にボー然としてしまった…まさに放心状態…。*以下、ネタバレ反転*中国で、雅之と様々な地を巡り、様々な人と出会い。結局、逃げ出さずに「ヤクザと真正面から対決しよう」と日本に帰国した広太。やはり中国で逃げ惑わずに、最後は家族の待つ日本に帰国しなくちゃ!最終的に。ヤクザと正面から向き合う事にした広太は良かったけど…。夏樹の父親に、会いに行かなくていいの!?自殺に追いやってしまった夏樹への「罪滅ぼしは?」と最後物足りなさを感じました。にほんブログ村
2011.01.18
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【送料無料】月と蟹価格:1,470円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」「叶えてくれると思うで。何でも」やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げる─やさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。★★ 考えさせられる 怖い 切ない 道尾さんの『月の蟹』を読みました。この作品で、道尾さんは直木賞ノミネート5回目になるんですが。私はこの作品が一番「好きじゃない」かも。(^_^;)ドキドキしながら「何かある!」と期待しながら読んだけど。暗い…とことん暗い…。重たすぎて気分が滅入りました。舞台は、主人公の病死した父親の実家である鎌倉なんですね。有名なお寺さんが出てきたりして、そこは興味深く読み進めました。この物語には三人の小学5年生が出てくるんだけど…。虐待、虐め、など終始暗い内容になってます。男の子二人が隠れ家で「ヤドカミ様の儀式」を行なうんだけど。小学生なのに…もっと楽しげな遊びは無いのか!?これ、ヤドカリをライターの火で炙り出すという虐待シーンで、読んでるこっちが目をそらせたくなるような表現あったんです。なのに、途中から参加する事になった、唯一女の子である鳴海がなんの躊躇もなく「ヤドカミ様の儀式」に参加できちゃうのが疑問。「可哀相だから止めなよ」「気持ち悪い…」とか、そんな感想抱かなかったのかな?それとも、鳴海自身も気持ちが鬱せつしてて虐待行為に嵌ったの??この物語は(期待していた)ミステリー小説ではなかったです。心に不安を抱きながら、友人であるお互いを傷付けあう話でした。最後も…う~ん、新たな旅立ちととれば良いのかも知れないけど。主人公は。何処に行っても、同様の悩みを抱え込んじゃうような性格なんじゃないかな?そう考えると、モヤモヤした気分の残る嫌な終わり方だと思いました。にほんブログ村
2011.01.16
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今使ってる我が家の「ソニーVAIO」なんですが、昨年から何から異常音を発するように・・・。もし何かあっても修理に出せばいいのでしょうが、何年も使ってる製品だし、増設、増設を繰り返し容量もいっぱい、いっぱい。ダンナが「エクセルを使いたい」と言い出したし。新しいPC購入となりました。金額とPCに入ってるソフトや容量など考慮の結果、初めての「DELL」になりました。接続云々は、ダンナがやるとして…。今まで夫婦で使ってた「ソニーVAIO」は、私専用で使えることになりました!!実は、IPatやスマートフォンの購入を考え始めてた私。だけど「自分専用のPC」があれば、その方が嬉しいです。
2011.01.14
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【送料無料】悪党たちは千里を走る価格:780円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)しょぼい仕事で日々を暮らすお人好しの詐欺師コンビ、高杉と園部。ひょんなことから切れ者の美人同業者とチームを組むはめになり、三人で一世一代の大仕事に挑戦する。それは誰も傷つかない、とても人道的な犯罪計画だった。準備万端、すべての仕掛けは順調のはずだったが…次ぎから次ぎにどんでん返しが!息をつかせぬスピードとひねったプロット。ユーモア・ミステリの傑作長編。★★★★ 笑える 仲間 かっこいい 貫井さんの作品と言うと。デビュー作である『慟哭』のような、シリアス路線の物が多いと思っていたんですが。この『悪党たち~』は意表を突かれました!とくかく面白い!!詐欺師の癖に人情味溢れる、高杉と園部のコンビ。美人で知能犯、高杉達を尻にしきかねない菜摘美。この二組の詐欺師が偶然、居合わせお互い結託し、ある資産家・渋井家の飼い犬の誘拐を目論み…という話。この詐欺師「三人寄れば何とやら」と思ったのも束の間…。彼らより渋井家の息子・巧(10歳)の方が賢い!!「レックス(犬)を誘拐するよりも、僕を誘拐した方が身代金を奪えるよ」と言い出し、高杉達と共に狂言誘拐を目論んじゃったり…。でも。この巧くん、賢すぎて同級生の親しい友達が居なかったり。父親は年収三千万の高収入がありながら、どケチで未だにディズニーランドさえ行った事が無かったり。…かなり可哀相な家庭環境でもあるんだナァ~と思いました。なので、放課後になると高杉家に入り浸っていたのも分かるなぁ。よほど、楽しかったんだろうな…。「誘拐される子の狂言誘拐」と言う点では『誘拐ラプソディー』を思う浮かべましたが。こちらは本当に誘拐事件が勃発してしまったので、同様だとは思えないストーリー展開になりましたね。誘拐された渋井家、息子が誘拐されてさぞや…と思ったけど。身代金に「3億円」と言う大金を請求され、慌てふためくケチな父親。その、どケチっぷりをこの場面で非難する母親。(爆笑)当初の請求額「身代金3億円」をディスカウントしちゃう誘拐犯。誘拐捜査の為、渋井家に立て込んでる刑事・陰木。(陰気じゃないよ・笑)とくかく、爆笑の連続でした…。あぁ~お腹が痛い…。誘拐犯の正体は。高杉達を知る登場人物という事で、そんなに意外ではなかったけど。読了後も、温かみが残るし。ユーモア満点の良い作品だと思いました。にほんブログ村
2011.01.13
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【送料無料】はぴまり(5)価格:420円(税込、送料別)最初はいやいやだった結婚生活。…だったはずが、いつの間にか両思いとなった千和と北斗。誘拐されたり、離婚しかけたりしたもののどんどん絆も深まって、ようやく身も心も結ばれた。そんな中、父親の経済状況から再度、働くことを決意した千和だったがー!?こんなのアリ!?なウエディングラブストーリー第五巻!★★★★ 胸キュン あこがれる 恋愛千和と北斗は契約結婚。二人の関係がお互い好意を抱きつつギクシャクしてて、実は、いい加減飽きてきたところでした。(苦笑)だけど。前回の4巻で二人の思いが通じ合い、本当の夫婦に!この5巻からは、夫婦としての物語になってて新鮮~♪両思いになれたと素直に喜ぶ千和。そしてそれを見て鼻の下を伸ばしまくりの北斗。(笑)今回のみどころは。酔った勢いで千和に襲い掛かる北斗ですね!!しかも。強引に押してくるかと思ったら、途中からしおらしく素直になっちゃって…。(可愛い!!ったらありゃしない)これから北斗の家系である「間宮家のいざこざ」や何やら胡散臭い「北斗の父親」など二人の間には問題が山積みですね。今後の二人、まだまだ続きが楽しみです。そういえば。オンラインコミックで『はぴまり』が読めます。「立ち読み(第一話無料)」できるようなので、この作品、気になった方はどうそ★http://comics.yahoo.co.jp/shogakukan/ennzixyo01/hapimari01/shoshi/shoshi_0001.html
2011.01.09
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【送料無料】夜の桃価格:580円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)これほどの快楽は、きっとどこか真っ暗な場所に通じている─。成功した仕事、洒落た生活、美しい妻と魅力的な愛人。全ては玩具にすぎなかった。安逸な日々を謳歌していた雅人が出会った少女のような女。いちずに自分を求めてくる彼女の、秘密の過去を知った時、雅人はすでに底知れぬ恋に陥っていた。禁断の関係ゆえに深まる性愛を究極まで描き切った、瑞々しくも濃密な恋愛小説。★★ セクシー 恋愛新刊文庫本売り上げランキング上位の『夜の桃』を読みました。「桃=お尻」というイメージなので、エロイ話だと想像してましたが。何処までも、何処までも…Hシーン満載でした!!三人の女性とのHシーン、もう何回描かれてるか分かりません。主人公は45歳のIT起業社長。美しい妻、官能的な愛人が居るだけでも世の男性は羨ましいでしょうが。その上、自分よりも20歳年下の処女と関係を持つなんて!!しかし。こんなに簡単に女性が言い寄ってくるものですかね??物事が主人公にとって順調に進みすぎで「有り得ないからソレ!!」と叫びたくなりました。男性受けのする、主人公にとって都合の良い小説に仕上がってるナァ。愛人達も。随分、物分りが良すぎる~。「奥さんが居ても良い」って…口からは、そんな言葉が出たとしても嫉妬するでしょう、普通は!?いずれ、妻に愛人の存在がバレるだろうと、その修羅場見たさに読みました。(ソレが無かったら途中で読むの止めてたよ)妻…やっぱりそうなりましたか。(苦笑)何となく伏線があったし、同じ女性として納得のいく結末でした。主人公には。もっと惨い目に遭うとか。もっと反省してほしかったです!!とにかく。主人公の気持ちが理解できず、読むのが辛い小説でした。
2011.01.08
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【送料無料】金色のコルダ(第16巻)価格:420円(税込、送料別)ついに香穂子への想いを自覚した月森!一方、土浦は月森に「遠慮はしない」と宣戦布告!?迎えたコンクール前日、香穂子は月森から明日留学に発つと告げられる!月森との約束を信じる香穂子は…。新作キャラ満載の『コルダ3』読みきり二編も必見。★★★★★ 胸キュン 青春 恋愛昨年末に届いてた『金色のコルダ・16巻』の感想です。ヴァイオリンをこれからも続けていくと決意した香穂子。音楽科に赴任してきた講師・早乙女先生の弟子となるべく(香穂子は普通科なので通例では指南できない立場)コンクールで良い結果を残さなくてはいけない。コンクールに参加できるほどの腕前で無い香穂子。そんな彼女に「これからもヴァイオリンを続けて欲しい」と自らの時間を裂き、彼女にヴァイオリンを教える月森。この二人、恋の告白は一切してませんが…二人の想いは相通じてるよね!? つまり両思い!!月森が留学先に去るシーンでは今までが淡々としていただけに是非、激しい愛の告白して欲しかったです!!(願望)好きなキャラ・月森が旅立ってしまったので。私の心の中じゃ、もう、この16巻で完結してしまっても構わないよぉ~。しかし。コルダ11巻以降は、完全に「恋愛路線」になってしまってるのでクラシックを扱った漫画としては如何なものかと感じます。(^_^;)同じくクラシックを扱う漫画『のだめ』と比較してはいけませんよ!!あくまでも恋愛漫画です!!
2011.01.07
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【送料無料】赦し価格:1,575円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)10年前に逝った妻子への贖罪の想いを抱え、世間の片隅で密やかに生きる、日雇い労働者の日高。彼が身を寄せる「貴風荘」の家主・ハナさんが倒れたことから、その日常に波風がたち始める。ハナさんの命にまつわる親族たちの思惑、偶然知り合った若い母親による息子の虐待致死疑惑。ふたつの「死」に疑念を持った日高は、意志とは裏腹に、それぞれの人生に関わっていく。そして、「真実」に触れたとき、日高の心に訪れたのは…。ベストセラー『償い』の“ホームレス探偵”が、哀しき人々を取り巻く謎に迫る、感涙のミステリ。★★★ 親子 考えさせられる 切ない『償い』の続編にあたるんですね、この作品。それとは気付かずに読んだんですが…この作品で日高は亡き妻子に遭い赦しを得たと言う事で「完結」なんでしょうね…。家主・黒木ハナさん。親族は誰も居ないと思っていたのに。黒木ハナさんの息子(父親となる婚約者が戦死し、石岡家で養母に育てられた)そして甥、姪と思われる中年兄妹。ハナさんが亡くなった訳でも無いのに、この三人の心の中では遺産相続争いが鬱々と…。ハナさんの血縁者(かも知れない)と言うだけ。誰もがハナさんが意識を戻し、そのまま半身不随のまま生き、介護する羽目になったら困る人物ばかり。「ハナさんの死」を望んでるような素振りに、なんだか見ていて嫌な気持ちになりました。日高が巻き込まれたもう一方の「事件」。それは。糖尿病を患う5歳のタックンが、キャバクラで働く母親・一美が殺害した事件。タックンが糖尿病で倒れた際、その場に居合わせたことから顔見知りとなった一美、その妹の冬美。「自分が殺した」と母である一美は自供するが。本当に彼女の犯行なのか?誰かを庇ってるのか??彼女達のどちらかがタックンを殺害したのか?または第三者の犯行!??タックン殺害犯に関しては…予期せぬ人物が最後になって出てきたナァと。(苦笑)しかし。警察がこの人物に行き当たらないはずは無いと思うんだけど。なんで重要参考人にならず居るんでしょ?その辺りが腑に落ちませんでした。ミステリー小説としては。う~ん、なんだかイマイチ…。でも、様々な人間ドラマを見たと言う点で興味を抱いた作品でした。
2011.01.05
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【送料無料】こちらの事情価格:630円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)素直になること、大切な人を愛すること。ひとつひとつのフレーズがあなたの心にまっすぐ届く。『晴天の万国旗』は数々の試験問題に、そして『荷物の順番』『短い通知表』『福は内』はラジオドラマの原作に選ばれた、珠玉の短編集。【目次】(「BOOK」データベースより)晴天の万国旗/葡萄の木/甘噛み/短い通知表/福は内/靴ひもの結び方/妻のパジャマ/荷物の順番★★★★ 親子 浸れる 泣ける昨年末から読み続けてた短篇集『こちらの事情』を読み終わりました。この作家さんを読むのは初めてで、タイトルに惹かれて読んだ本です。後で知ったのですが。森さんは放送作家を経て、作詞家、小説家になったそうです。『荷物の順番』『福は内』は、年老いた親と同居せずに家庭を築いた男たちの話。「親孝行したい」と頭では分かっていても、自分の家族・仕事との両立の為に、何か(=親)を犠牲にしなくちゃいけない切ない話でした。でも。その母親の言葉に助けられる、希望を感じる終わり方が良かったです。『短い通知表』は。家族間で通知表をつけあってた4人家族の話。主人公である夫の評価はボロボロで…。そんなある日、妻が急死。その一年後、掃除中に妻の査定票(大学ノート)を見つけてしまう。それを読んで、シンミリしてしまう主人公。なんだかジ~ンと泣けてくる話でした。それら、三点が中でも特に気に入った話でした。(#^.^#)どの短篇集も、様々な事情に悩まされながらも頑張ろうとする様が良かったです。(中には、最後「それは都合が良すぎるだろう!?」という作品があったけど。後書きによると作者自身が分かっててあえて描いたそうなので。読者である私が文句を言うのはお門違いですね)(^_^;)
2011.01.04
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明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。元旦は、スーパーの仕事でした。2日、ようやく仕事休みになりました。しかし、せっかくの休みだと言うのに、足の治療の為未だに通院してる私は、病院に行く羽目に…。総合病院なので「3日まで外来は休診」と言いながら外科の先生がこの日の担当医として出勤してるので、「次回の診察に来てください」との事だったんです。まぁ。年末年始は「1月2日」しか仕事休みなかったから、都合が良いに間違いないハズなんだけど…。正月早々、病院で診察されてる私って、一体…。その代わりという訳ではないけど。怪我の方は完治という事で、通院は終わりました!!その後。せっかく外出したので、郡山駅前へ行ってみました。駅前のデパート等は、今日から「初売り」という事で大変賑わってました!!でも、東京のニュースほど福袋買い占めてる女の子は居なかったナァ。衣料品の福袋は、当たり外れが恐いので買う事はせずに、お菓子の福袋を駅構内の店舗で買おうと考えていたんだけど…あれこれ日常品を買ってる内に忘れてしまいました。気づいた時には、駅のホーム上。(苦笑)まぁ。今回は「縁が無かった」という事で諦めました。
2011.01.02
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