October 21, 2008
XML
テーマ: 年の差恋愛(347)
カテゴリ: Life*Live*Love




錯覚でも、いいと思った。

フラレてしまうかもしれなくても、いいと思った。




私と、10cmしか違わなくて、華奢な、少年みたいなあのコは、

なんだか仔犬みたいに、私に甘えてきた。



でも、ちゃんと、大人になろうとしていて、



私のこと、おかしな気持ちにさせた。



もしかしたら、私よりも、あなたの方が、

ずっと大人なのかもしれないとすら、思った。



だけどね、

今の想いが苦しいからって、あなたへ急に想いを向けるなんて、

しちゃいけないと思った。



だって、それまでは、少なからず、逃げの気持ちがあったから。






………だけど………。

だからこそ、あなたに、言わなきゃいけないと思ったの。

情報共有。

私の、誰にも言うことの出来なかった、最大の秘密。






それで、もしかしたら、あなたとは今まで通りいられなくなるかもしれないね。



それでも、嘘ついてごまかすより、

自分の都合のいいこと言って隠すより、

ずっと、ずっと、いいと思うんだ。



変わりたいの。





ずっと自分が嫌いなんて、嫌だから。

言いなりなんて、悲しすぎるから。

自分の想いなのに、自分で未来が決められないなんて。



もう私の気持ちは決まってたのに、あの人の気持ちは、違ってた。



これってさ、私が去るべきなんじゃないかな?

最初はね、あの人が選ぶことだって思ってた。

だけど、肝心なときに、肝心なこと、

私だけが決められない。



あなたと、おうちのひとだけで、勝手に決めてしまって、

私は、ただそれに従うだけ。



どうして?



ていうか、おうちのひといらないって言ってるのに、

あなたは…それでも、私の気持ちを見過ごした。



そして、今、

あなたはおうちのひとに、一体なんて言ってるんでしょう?



ねぇ、もう、結果見えてるんじゃない?



私に、あの人との未来なんて、0.1%もありはしないんだって。



少しでも、未来があるならば、

自分の知らないところで、自分が関係することが決まるなんてあり得ないよね。





もういいんじゃないかな?

答えが出せたから。納得がいったから。





でも、一緒にいてね、しあわせだったのは確かだったから、

たぶん、この先も引きずっていたら、それまでのしあわせも、汚れてしまう。

そんな気がした。




あ。

なぜか、ミナミくんから電話が。




毎日のように、電話が来ます。

甘えんぼだなぁ。

とか思いながら、少し嬉しい自分がいます。




気がつけば、待ちうたを変えていた。




明日なんて、まだわかんないけど、

たぶん、ずっと、昨日より楽だと思う。

私も。

あの人も。









『もしもし?』









どうか、そっと見守ってください…。↓
にほんブログ村 社内恋愛






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  October 21, 2008 07:07:38 PM
[Life*Live*Love] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: