体験学習と      スピリチュアル

soranoue1

第3回体験学習研究大会 名古屋南山大学にて・・・

第1 日目 2001.12.1(Sat) 15:15-16:45                  D43 教室

「体験学習とスピリチュアル」

小さな自分革命から、社会変革へ!!

-体がふれる 心がふれる 魂が響く-

荒木孝司

【 報告の要旨 】

 革命という言葉や、変革なんて表現すると、大げさかもしれない。だけどね、そんなに
難しく考えなくてもいいんだよ。今日は、みんなが、今から、すぐにでもできる、小さな
取り組みの、後押しができる話ができればなと考えて居るんだ。

 僕は、日常生活の中で、いろんなアプローチができることが、一番重要だと思うんだ。
だって、準備をして、お金をかけて、組織化をして、予備運動をして・・・日常生活が犠
牲になるだろう。結局、ストレスがたまるからね。社会的なしわ寄せになるだろうし。

 じゃ、どんな方法が、いいんだろう?僕は、提案するね。それは、自分のなかで、起き
ている心の変化を楽しむということ。いろんな、感情が働いているよね。喜怒哀楽だよ。
その自分の喜怒哀楽に、なぜ、そんな風に自分はなるんだろう?と、考えて見るんだ。そ
んな自分のあり方を、楽しむんだよ。そうすると、自分に対する発見があるんだ。発見す
るという行為は、わくわくするだろう。それが、自分の生き方を楽しくさせて、くれるん
だよ。

 そうすると、次に、その発見した自分を試したくなるだろう。試したいと思う事自体が、
すでに、エネルギッシュに生きる、原動力となるんだよ。そうすると、あなたに関わる人
達に、良き影響を与えると、思わないかい?だって、わくわくしている、楽しいそうに生
きている人間のまわりには、人が、引き寄せられるだろう。

  そうすると、コミュニケーションが促進されて、関係が促進されるんだよ。活性化し
て、促進される関係に起こることは、端から見ると、勢いがあるんだよ。そうなると、い
ろんな問題に、前向きにもなるだろうし、建設的な想像を、みんなで、共有して、実現へ
向けて、取り組みが、柔軟にされると思うんだ。そういう状況を想像しただけで、僕は、
わくわくするんだよ。

 僕の考えを支えるアイデアを、みんなのヒントとなればいいなという、願いを込めて、
書いておくね。

 人が生まれる出発点は、精子と卵子の出会いからだよね。その前に、当然、男女が出会
うプロセスは、あるけどね:)その後、受精が成立して、受精した卵子は、母親の子宮に
着床するだろう。その後、子宮の中は羊水で満たされ、受精した卵子は細胞分裂を繰り返
し、人へと成長を続けるんだよ。その、羊水の成分は、太古の地球の海の成分と同じだと
考えられて居るんだよ。つまり、全ての生物が、地球から、生まれたという事になると思
うんだ。地球上の生物はね。人間も例外ではないということだよ。

 太古の海から、陸に上がる瞬間。それが、出産だよ。母親の体の中で、進化の過程を、
経てきて居るんだよ。だから、地球上で、起きた様々な記憶を、体験して、地球から生ま
れて来るのも同然なんだよ。母なる大地・・・まさに、母親は、大地、地球なんだ。

 つまりね、人間の体は、小さな地球。そして、我々の生活している環境そのものが、地
球。そうするとさ、人間という地球と(ま、仮に内なる環境としての地球が、人間。人間
から考えて、外側にある環境が、太陽系第三番惑星地球としよう)外と、内という差はあ
るけど、どちらも、地球なんだよ。こんな風に考えると、体の内側で、起きていることと、
体の外側で起きてる事は、同じじゃないかと、僕は、思えてくるんだ。そうかんがえると、
外側の、自分も、内側の自分も、汚したくはないよね。大切にしたいよね。

 この考えた方で生きていると、何を今、自分がするべきか、そのことが、どのように、
社会と、地球と、関わっていけるのかな・・・とか、いろんな事が思い浮かぶんだ。だか
ら、地球にも、人にも、優しくなれる気がするんだよね。
 気はね、大地、母なる地球と、僕らの体という地球をつなげる大切な大切な役割をはた
して居るんだよ。広辞苑で、調べるとね、天と地の全てを満たす根元となるもの・・・な
んて、書いてあるんだ。僕らは、気で、みんな、結ばれているんだ。

 だから、このことに、みんなが、気づき、どちらの地球も、本当の意味で、意識を覚醒
したときが、来ることを願うんだ。

 世界中の意識が、地球に住む一人の地球から、生まれた人間という存在として、環境の
社会の中に生きる事ができたのなら、悲しい事実は、起きないと、アラキは、信じている
んだ。

 宇宙人として、地球人として生きる。ネイティブアメリカンの言葉だよ。本当に、こん
な、思いで、生きて行けたのなら、平和な世の中になれるのにね。

 みんなも、自分自身の生活の範囲の中で、できる事が必ずあるから、何か、発見して、
わくわくして、いい感じで、社会を変えていく、一員という意識で、生きていこうよ。

 よろしく!!

 そうそう、それで、アラキは、どんなアクションを起こしているか気になるだろう。ア
ラキはね、教育という分野と、福祉といわれている分野と、個人と個人の関係のあり方や、
グループとグループのあり方・・・つまり、地域と地域や、國と國という、考えられる範
囲で、できる限りのコミュニケーションの促進をはかれる、「気」の働きができる存在とし
て、あり続ける努力をしているんだ。具体的には、スクールソーシャルワークの分野や、
コミュニティー心理学なんて分野を深める準備と実戦、学びをしている最中だよ。

 日常的には、生きている事、全てがアートだと思うから、自分をできるだけ、いろんな
方法で、表現することが、今のアラキのスタンスなんだよ。だから、毎日が、わくわくド
キドキだよ。いい感じで、生きる事が許される環境を、真剣に受け止めながら、生きて居
るんだ。

 具体的には、地球環境の多きなキーワードの一つ、水の問題を解決する、取り組みの一
員としてアクションをしているし、個展を開く準備もしているし、各地方を訪れ、コミュ
ニケーションスキルを高める研修会を行ったり、学校にでむき、研究授業をしたり、講演
をしたり、企業人研修の講師をしたりと、アラキのできる範囲のこと、全てに、取り組ん
でいるよ:)

 どんなに小さな事でもいいんだ。お弁当のフタに米粒がついていた。その米粒を、その
まま放置するのか、箸で集めて食べるのか。そのとき、今日の内容に照らし合わせて考え
ると、こうなるんだよ。

 この米粒は、どんな過程を経て、ここにたどり着いたのだろう。最初は、種だったわけ
で。どんな人に育てられ、はぐくまれ、どんな会話を自然としながら、成長したのだろう。
でも、いろんな過程を経て、ここまで、来て、食べないで、捨てるのも、なんだか気の毒
だな・・・ここで、食用として、僕の手元に来たのも何かの縁だね。ちゃんと、僕の糧に
なってくれるかな。それじゃ、いただきます・・・。

 こうして、米は、無事に僕の糧となるのですよ。一つ一つに、こうして思いを巡らせる
事で、どれだけ、心が豊になれるかということだよ。それに、大地の恵みを無駄にしなく
てすむだろう。みんなが、こうして、食べ物に対する思いを巡らせる事ができたのなら、
それだけで、日本の残飯といわれるゴミが、いっきに減るだろう。つまり、この思いを巡
らせた瞬間に、社会変革は、起きているのさ:)

 これは、ほんの一例だよ。今から、自分にできる些細な思いを、実行に移して、小さな
自分革命を始めよう。やがて、その思いは、大きな社会変革へと流れて行くのだから。ぼ
くは、そう信じて生きてるよ。

 こんなアラキに興味のある人は、下記まで、直接、連絡をもらえると、うれしいな:)
よろしくだよ:)

E-mail arkiai5@mac.com

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