

次に気になったのは、別のランナーについていた文字です。普通、「MG ガンダムF91」のプラモデルであればランナーには「MG 1/100 ガンダムF91」と刻まれます。ほとんどのランナーはそう書かれていました。ところが、中に「MG フレーム1」「MG フレーム2」と刻まれたパーツを見つけました。
このパーツ、「フレーム1」のほうは主に脚部フレームを構成しており、キットには2枚入っていました。「フレーム2」は手のひら、腰、土台などのパーツが割り振られていました。こちらは1枚入っていました。どちらも他の機体と共有できるパーツですね。後発の小型MSと共用になるのでしょうか?クロスボーンが気になるところですね。
合わせ目消しが必要そうな部分は3箇所です。まず、腰の裏側です。ここは合わせ目を消さずに、段落ちモールドで対処してもよさそうです。
2箇所目です。これはふくらはぎの部分(3段フィンの上)です。左右2箇所ですね。ここは段落ちモールドだと不自然(かっこ悪い)ので、なんとか対策を練らねばなりません。
全体像です。
頭部です。



コクピット周りです。シーブック君が乗っています。
ところで、胸部グリルって二重のグリルになっていたんですね。これは塗装次第でグッと映えそうです。
腰周りです。不思議な構造をしているのがわかると思います。サイド、リアは棒に球体を差し込んで、球体が腰基部に接続されます。可動範囲は結構あります。リアも意外に動きます。フロントは直接球体のパーツを接続します。
右腕です。
放熱フィンです。
ナマ足です(笑)。
背中です。かなり細工が細かいです。素直に驚きました。


やっとこさ完成品です。
PET樹脂(ポリエチレンテレフタレート)でできたビームシールドです。触ってみると、、、確かに、ペットボトルと同じような素材感です。そして薄いです。薄さがお分かりいただけるでしょうか?ちなみに、ビームシールドにはランナーがなく、ビーム部分だけの状態で箱に入っています。
まずは、台座です。台座自体は非常に面白く出来ているのですが、台座のF91との接続部がいただけません。この部分、HGUCに見られるユニバーサルジョイント(でしたっけ?)のように接続部のアングルを変更できるのですが、一度部品を外さないと角度が変えられないようになっています。ダボ(といってよいのでしょうか?)のオス(凸のほう)が地図記号の果樹園みたいな形をしており、メス(凹のほう)はこれまた地図記号の工場から棒線を何本か取ったような形をしています(画像を見ていただいたほうがすぐわかりますね、左がオスです)。果樹園の縦棒の位置で角度が決まるようになっているのですが、これが、いちいち外さなきゃいけないんですね。で、外しにくい。Pitchでの軸はまだ外しやすいんですが、正面から見てRollする軸は外れません。壊しそうです。Yawの軸は単なる円柱なので外さなくても回ります。コストを抑えたかったのでしょうか?しかしHGUCのようなビス止めのほうがいいですね。
鉄仮面さんです。このサイズでも鉄仮面だとわかりますね。すごい。ところで、鉄仮面は映画で偉そうにしてましたが、結構礼儀正しく座ってます。まるで、就職活動の面接のようです(笑)。まぁ、こんなんが現れたら採用はしないでしょうが...。この鉄仮面さん、もちろんF91に乗せることが可能です。
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